POSレジ

飲食店にセルフレジは必要?メリット・デメリットは?【おすすめのレジも解説】

更新日 :

飲食店向けのおすすめセルフレジを知りたい!そもそも飲食店にセルフレジは必要?メリット・デメリットは?

本記事ではこんな悩みを解決します。

スーパーマーケットやコンビニで導入が進むセルフレジですが、飲食店でも導入している店舗が増えてきています。

アルバイトの人手不足や人件費高騰などが、セルフレジの導入が進む主な背景ですが、そもそも飲食店にセルフレジを導入するメリットはあるのかと考える人も少なくないでしょう。

そこで本記事では、飲食店にセルフレジの導入は必要か、どのようなメリット・デメリットがあるのかを解説した上で、飲食店におすすめのセルフレジ6選を紹介します。

【迷ったらコレ!】飲食店向けセルフレジおすすめ3選

Square
スマレジ
Airレジ
4.874.764.65
初期費用・固定費が無料
最短​当日から​ご利用可能
入金は​最短​翌営業日&振込手数料無料
POSレジや請求書機能も無料
アクティブ店舗数50,000突破
IT導入補助金で最大75%補助
無料でPOS機能を始められる
3部門でNo.1を獲得
売上集計・分析が多機能
利用率No.1のPOSレジアプリ

月額費用・振込手数料が無料
初期費用0円キャンペーン開催中

目次

飲食店にセルフレジは必要?食い逃げされる?

飲食店にセルフレジはあった方が、ホールスタッフの人件費削減や人手不足対策につながるでしょう。

飲食店の場合、前払い式と後払い式の2種類から設置するセルフレジを選びます。

前払い式は、入店したら先に会計を行うタイプのセルフレジです。店員に渡すための食券などが発行されるものや、牛丼店のようにセルフレジでの注文内容がキッチンプリンターなどに連携されるものがあります。

後払い式は、先に注文を行い、退店時に精算するためのセルフレジです。ファミリーレストランや回転寿司などで多く設置され、テーブルオーダーシステムと連携しているものもあります。

セルフレジを飲食店に設置した場合でも、基本的に食い逃げ(無銭飲食)の心配はありません。

前払い式の場合、サービス提供の前に会計を行うためです。

後払い式の場合はリスクはありますが、店舗の出入り口付近にセルフレジと防犯カメラを併せて設置するなどして対策可能です。

リスクよりもメリットの方が大きいため、飲食店にもセルフレジの設置をおすすめします。

飲食店向けセルフレジの価格相場

飲食店向けセルフレジの価格相場は次の通りです。

飲食店向けセルフレジの価格相場

初期費用0~5,000円
月額費用0~10,000円
レジ端末代0~100万円
決済端末代0~10万円
決済手数料決済金額の1~5%
入金手数料(振込手数料)0~500円

各費用は契約するセルフレジメーカーや買い切り・レンタルといった契約形態、加入する月額プランなどによって変動します。

あくまで価格の相場をつかむための参考としてご活用ください。

また、セルフレジの場合、自動釣銭機とセットで導入するかどうかでレジ端末代が大きく変動します。

CASHIERのセルフレジ

画像引用元:CASHIER

キャッシュレス専用店舗として現金決済を受け付けない運営方法にするか、現金決済の場合はスタッフが対応するなどの方法で自動釣銭機を導入しないことも可能です。

ただし、顧客の利便性が下がったり、スタッフの負担が増えたりしてしまうため、可能であれば自動釣銭機を導入する方がよいでしょう。

飲食店向けセルフレジおすすめ6選の比較表

ここからは飲食店向けのおすすめセルフレジ6選を紹介します。

まず本章では、おすすめセルフレジの各種費用や主な機能などを以下の一覧表形式で取り上げます。

飲食店向けセルフレジおすすめ6選の比較表

セルフレジ名画像総合評価セルフレジタイプ導入費用月額費用決済手数料主な機能主な決済ブランド導入店舗数
Square
キオスク
Squareキオスク4.87・フルセルフレジ無料0~13,000円(税込)2.50~3.25%・複数店舗管理機能
・在庫管理機能
・会計ソフト連携機能
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
世界で400万以上
スマレジスマレジ4.76・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
無料0~15,400円(税込)2.00~3.24%・複数店舗管理機能
・予算管理機能
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
アクティブ店舗数50,000店
Airレジ
(エアレジ)
Airレジ4.65・セミセルフレジ無料無料1.08~3.24%・商品の一括登録機能
・スタッフアカウントの権限設定
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
アカウント数51.5万
POS+
(ポスタス)
POS+(ポスタス)4.44・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
要問い合わせ14,000円〜(税別)連携する他社サービスによる・Web予約機能
・顧客分析・売上分析機能
連携する
他社サービスによる
月間1,000店舗以上が導入を決定
累計200団体以上の行政機関が導入
CASHIERCASHIER4.40・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
0~1,380,000円(税込)
※導入形態によって変動
0円~
(プラン・オプション機能
によって変動)
2.80〜3.75%・顧客管理機能
・テイクアウト機能
・テーブルオーダー機能
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
非公開
USEN
Ticket & Pay
USEN-Ticket-_-Pay4.43・フルセルフレジ要問い合わせ要問い合わせ3.00〜3.24%・昼夜メニュー切り替え機能
・広告表示機能
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
非公開

セルフレジによって費用や機能などに違いがあり、適している店舗が異なります。

次章では、おすすめセルフレジ6選を個別に解説するので、気になるものがあった人は併せてご覧ください。

飲食店向けセルフレジおすすめ6選

続けて飲食店向けのセルフレジおすすめ6選を個別に解説します。

各セルフレジの特徴や費用を詳細に知りたい人は参考にしてみてください。

飲食店向けセルフレジおすすめ6選

それぞれ順番に見ていきましょう。

飲食店向けセルフレジ①Squareキオスク

Square(スクエア)キオスク

画像引用元:Squareキオスク

セルフレジ名Squareキオスク
総合評価4.87
口コミ評価4.28 (381件)
セルフレジタイプフルセルフレジ
導入費用無料
月額費用・フリー:無料
・リテールPOSレジプラス:6,000円
・レストランPOSレジプラス:13,000円
・予約ビジネスプラス:3,000円
・リテールPOSレジプレミアム:カスタム対応
・レストランPOSレジプレミアム:カスタム対応
・予約ビジネスプレミアム:8,000円
※全て店舗ごとの価格
※有料オプション機能を追加した場合は別途費用発生
(全て税込)
機器代金29,980円
決済手数料・クレジットカード:2.50%(年間キャッシュレス決済額3,000万円以上の場合:3.25%)
・その他の決済手段:3.25%
※年間キャッシュレス決済決済額が3,000万円以上の場合、お得なカスタム決済手数料が適用される可能性有
入金手数料無料
入金サイクル最短翌営業日
主な機能・複数店舗管理機能
・在庫管理機能
・外部の会計ソフトとの連携機能
・キャッシュレス決済との連携機能
・オフライン対応
サービスシェア世界で400万以上
運営企業Block,Inc
公式サイトSquareキオスクの公式サイトを確認する

Squareキオスクは、iPadと専用アプリを組み合わせて運用するセルフオーダー端末で、導入コストを最小限に抑えながら接客の効率化を図れる仕組みです。

Squareキオスクの特徴

画像引用元:Squareキオスク

販売価格は税込29,980円、または月額2,499円の分割払いが可能で、小規模店舗でも導入しやすい価格設定となっています。

この端末はPOSレジとの連携機能を備え、SquareのPOSアプリと自動でペアリングできます。店舗では注文情報が即座に厨房へ反映され、人的ミスや伝達の手間を削減できます。混雑時の注文待ち時間も短縮され、顧客満足度の向上につながるでしょう。

Squareキオスクアプリ

画像引用元:Squareキオスク

設置はVESAマウント対応で、カウンターや壁面、スタンド設置など多様な環境に対応できます。スペースが限られた飲食店でも柔軟に導入できることは大きな利点です。

Squareキオスクの配置イメージ

画像引用元:Squareキオスク

また、決済はICカードやタッチ決済、QRコードに対応し、停電時でもiPadのバッテリーで動作を継続できる設計です。さらに、アプリからは売上やメニューの変更がリアルタイムで可能となっており、現場運用の即応性も高く評価されています。

初期設定の複雑さやシステム障害のリスクを感じやすい店舗にとっても、1年間の保証と日本語対応のサポート体制が用意されているため、安心して導入できる選択肢といえるでしょう。

体験談・口コミ
Square(スクエア)を導入した飲食店の口コミ・体験談
初期導入費用は不要であった。私はキャンペーン実施期間であったためリーダーも無償提供であった。決済手数料も高くなく、月額費用と振込み手数料は不要であるためコストパフォーマスに優れている。
入金についてはとてもタイムリーである。他社にありがちな定期的にまとめて扱われるようなことはなく高頻度・数日後に入金される印象がある。
口コミ投稿者:マツモトミツグさん / 52歳男性 / 愛知県
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareリーダー / 2017年3月に導入開始 / 総合評価:6/10
体験談・口コミ
Square(スクエア)を導入した飲食店の口コミ・体験談
私の評価では、コスパは業種やオペレーションで差が出ます。ただ、既存の周辺機器をそのまま使える点は大きなメリットでした。中古のiPadやプリンターを組み合わせて設置すれば初期費用を抑えられ、月額・手数料込みでも総合的な納得感があります。
私の記憶では、申請から承認まで1週間以内で完了しました。他社と同時申請の中でも対応は最もスムーズでした。
口コミ投稿者:森 明さん / 30歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入サービス:Squareスタンド / 2023年08月に導入開始 / 総合評価:7/10

>> Squareキオスクの公式サイトを確認する

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飲食店向けセルフレジ②スマレジ

スマレジ

画像引用元:スマレジ

セルフレジ名スマレジ
総合評価4.76
口コミ評価3.89 (208件)
セルフレジタイプフルセルフレジ
セミセルフレジ
(いずれもプレミアムプラスプラン以上の契約が必要)
導入費用無料
月額費用・スタンダードプラン:0円
・プレミアムプラン:5,500円
・プレミアムプラスプラン:8,800円
・フードビジネス:12,100円
・リテールビジネス:15,400円
(全て税込)
機器代金・iPad(セルフレジ利用の場合)
・PAYGATE:39,600円(別途端末の月額利用料3,300円が必要)
※端末の月額利用料無料プラン有(ただし決済手数料が変動し、Wi-Fi接続用端末のみの提供となります。)
※台数限定で端末代金が0円になるキャンペーンを実施中
(全て税込)
決済手数料・VISA・MasterCard:2.48%(条件を満たせば1.98%)
・JCB・American Express・Diners Club・Discover:3.24%(条件を満たせば2.48%)
・Union Pay(銀聯):2.90%
・交通系電子マネー・楽天Edy・nanaco・WAON・iD・QUICPay+・PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ:3.24%
・Alipay+・WeChat Pay・銀聯QR:2.00%
入金手数料無料
入金サイクル・クレジットカード・電子マネー:月2回
・QRコード決済:月1回
主な機能・キャッシュレス決済連携機能
・複数店舗管理機能(プレミアムプラン以上)
・予算管理機能
・軽減税率対応機能
・外部の会計ソフトとの連携機能(プレミアムプラン以上)
導入企業・株式会社シロ
・マドラス株式会社
・株式会社ファミリア など
サービスシェアアクティブ店舗数50,000店
運営企業株式会社スマレジ
公式サイトスマレジの公式サイトを確認する

スマレジは、飲食店向けにフードビジネスプランが用意されているセルフレジです。

スマレジ フードビジネスプラン

画像引用元:スマレジ

フードビジネスプランは1店舗につき月額12,100円(税込)で利用でき、セルフレジ機能以外にもハンディ端末の連携機能や各テーブルの稼働状況確認機能なども付帯します。

関連サービスのオーダーエントリーシステム「スマレジ・ウェイター」のフードビジネスプランで提供される機能が全て利用できるため、飲食店向け機能をフルパッケージで活用できます。

スマレジ・ウェイターの全プランを徹底比較

月額無料のスタンダードプランでも基本的なレジ機能は利用できますが、セルフレジ機能を利用するにはプレミアムプラスプラン以上の登録が必要です。

また、スマレジはiPadにアプリをインストールして、セルフレジとして顧客に操作してもらいます。

スマレジのセルフレジ

画像引用元:スマレジ

Android端末には対応していないため、セルフレジに利用できるiPadをお持ちでない場合は別途購入する必要がある点に注意しましょう。

体験談・口コミ
スマレジを導入した飲食店の口コミ・体験談
私がスマレジを導入して感じたのは、初期費用や月額費用が比較的抑えられており、必要な機能をしっかり備えている点でコストパフォーマンスが高いということです。店舗運営において無理なく継続できる価格設定だと感じています。機能面と費用のバランスを考えると、特に中小規模の店舗には導入しやすいシステムだと思います。
口コミ投稿者:中西さん / 42歳女性 / 山梨県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入POSレジ:スマレジ / 2021年8月に導入開始 / 総合評価:9/10
体験談・口コミ
スマレジを導入した飲食店の口コミ・体験談
私が実際にレジを操作してみて、直感的で使いやすいと感じました。ボタンの配置や画面表示が分かりやすく、迷うことなくスムーズに対応できました。操作性も良好だと思います。
初期費用や月額費用が適正で、決済手数料も比較的低めだと感じています。全体的にコストパフォーマンスが良く、長期的に見ても満足できる投資だと思います。
口コミ投稿者:Shunさん / 25歳男性 / 北海道
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:スマレジ / 2023年11月に導入開始 / 総合評価:7/10

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飲食店向けセルフレジ③Airレジ(エアレジ)

Airレジ

画像引用元:Airレジ

セルフレジ名Airレジ
総合評価4.65
口コミ評価4.22 (394件)
セルフレジタイプ・セミセルフレジ(自動釣銭機の導入が必要)
導入費用無料
月額費用無料
機器代金・自動釣銭機:要問い合わせ
・カードリーダー(決済端末):20,167円
※カードリーダーの無償貸与キャンペーン実施中
※利用には別途iPadまたはiPhoneが必要
(全て税込)
決済手数料・VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Club・DISCOVER:3.24%
(ディスカウントプログラムの適用で2.48%)
・電子マネー決済(交通系電子マネー・iD・QUICPay+・Apple Pay):3.24%
・QRコード決済
COIN+:1.08%
d払い・PayPay・au PAY・楽天ペイ・Jcoin・Smart Code・WeChat Pay・Union Pay(銀聯)・Alipay+:3.24%
入金手数料無料
入金サイクル・みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行:月6回
・その他の金融機関:月3回
主な機能・在庫管理機能
・商品の一括登録機能
・外部の会計ソフトとの連携機能
・キャッシュレス決済との連携機能
・スタッフアカウントの権限設定
導入企業・株式会社吉野家
・高田馬場動物病院
・メガネの加賀屋
サービスシェアアカウント数51.5万
運営企業株式会社リクルート
公式サイトAirレジの公式サイトを確認する

Airレジ(エアレジ)は、株式会社リクルートが提供しているセルフレジです。

大手企業が運営していることもあり、吉野家など大手チェーン店でも活用されています。

導入費用や月額利用料、入金手数料が無料で利用できるため、コストを抑えて利用したい人にも適しています。

Airレジは、自動釣銭機とセットで導入することで、セミセルフレジとして利用可能です。

AirレジのiPadと自動釣銭機

画像引用元:Airレジ

フルセルフレジとして活用することはできないため、注意しましょう。

関連サービスの飲食店向けオーダーシステム「Airレジオーダー」では、2026年3月31日までに新規申し込みを行った人向けにお得なキャンペーンを実施しています。

Airレジ 機器セット無償キャンペーン

画像引用元:Airレジ

このキャンペーンでは、iPadとiPhone SE、キャッシュドロア、プリンターの4点が無料で導入できます。

キャンペーンは予告なく終了することもあるようなので、お得に各機器を導入したい人は、Airレジオーダーもお早めにお申し込みください。

>> Airレジオーダー機器セット無償キャンペーンはこちら

体験談・口コミ
Airレジ(エアレジ)を導入した飲食店の口コミ・体験談
私のお店では全店舗機器を水まわりから離れた位置に設置しており水没等の心配はなく、カードリーダーなども今まで故障や読み取れないなどのトラブルはおきておりません。
導入費用が高い印象はなく、アルバイトの子達でも簡単に扱えミスも減ったためコストパフォーマンスは非常に良いのではないかと思います。
口コミ投稿者:se18macさん / 38歳男性 / 静岡県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入POSレジ:Airレジ / 2023年4月に導入開始 / 総合評価:9/10
体験談・口コミ
Airレジ(エアレジ)を導入した飲食店の口コミ・体験談
管理機能についてはiPhoneなどの自分の端末でも確認しやすく、バイトの子に店を任せている時も、リアルタイムで売上状況など確認することができていました。
導入費用は一切かからず、運用コストもかかることはありませんでした。最近の状況はわかりませんが、私の店舗を3年前に廃業するまではAirレジに対して費用がかかることはありませんでした。
口コミ投稿者:ノンチッチさん / 37歳男性 / 滋賀県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:Airレジ / 2019年1月に導入開始 / 総合評価:9/10

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飲食店向けセルフレジ④POS+(ポスタス)

POS+(ポスタス)

画像引用元:POS+(ポスタス)

セルフレジ名POS+(ポスタス)
総合評価4.44
口コミ評価3.75 (30件)
セルフレジタイプ・セミセルフレジ(POS+retail)
・セルフレジ(オプション(POS+retail、POS+foodのみ))
導入費用要問い合わせ
月額費用14,000円〜(税別)
機器代金要問い合わせ
決済手数料連携する他社サービスによる
入金手数料連携する他社サービスによる
入金サイクル連携する他社サービスによる
主な機能・在庫管理機能
・複数店舗管理機能
・Web予約機能
・顧客分析・売上分析機能
・DM機能
導入企業・熊本市役所
・株式会社アースホールディングス
・株式会社ウェルカム
サービスシェア・月間1,000店舗以上が導入を決定
・累計200団体以上の行政機関が導入(2025年8月時点)
運営企業ポスタス株式会社
公式サイトPOS+(ポスタス)の公式サイトを確認する

POS+(ポスタス)は、飲食店向けのPOS+ foodで券売機一体型のセルフレジが利用できるサービスです。

券売機一体型のセルフレジ「POS+ selfregi」では、英語や韓国語、中国語(簡体字・繁体字)の4ヶ国語による多言語表示ができるため、海外旅行者などへの対応も可能です。

POS+のフルセルフレジ

画像引用元:POS+

小売店向けにも「POS+ selfregi」は提供されていますが、飲食店向けと小売店向けでは仕様が異なり、それぞれ専用のセルフレジを導入できます。

飲食店向け専用セルフレジでは画面のカスタマイズを柔軟に行えるようになっており、顧客にとってわかりやすい画面設計や、おすすめのメニューを目立ちやすくすることも可能です。

セルフレジ以外にも客席に設置されたタブレット端末から顧客に注文を行ってもらうテーブルオーダーや、テーブル上のQRコードを顧客のスマートフォンで読み取って注文を行うモバイルオーダーなども導入できます。

POS+food

画像引用元:POS+(ポスタス)

基本的な会計機能や売上分析機能はもちろん、顧客管理や複数店舗管理、テイクアウト・デリバリーなどの機能も搭載されています。

利用できる機能が多く、機能や設置場所によって費用が変動するため、具体的な料金は問い合わせてからの確認となりますが、自店に最適な機能を提案してもらえるセルフレジをお探しの人は、POS+の導入を検討してみてください。

体験談・口コミ
POS+(ポスタス)でセルフレジを導入した飲食店の口コミ・体験談
新店を開くことになり、その際にセルフレジ、セルフオーダー制に則した営業システムが必要だったため、社内会議の際にポスタスを使う案が他者から出たため私も賛同して多数決で導入が決定しました。
セルフレジが圧倒的な大きさで、わかりやすさとしては100点なのではないでしょうか。客席からも見える壮大さなのでスタッフもお客様に説明しやすいですしデザインも白のシンプルな柄なので悪くないと思います。
口コミ投稿者:rinnegi1204さん / 31歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入POSレジ:POS+(ポスタス) / 2022年6月に導入開始 / 総合評価:8/10
体験談・口コミ
POS+(ポスタス)を導入した飲食店の口コミ・体験談
データの抽出はCSVはきだしができるので問題ありませんでした。CSVでダウンロードする際のデータの順番も変更できるのは便利でした。(他のレジシステムのデータとの比較のため、そのレジのデータ抽出順に合わせられたため)
私共の併用していたレジに比べ、初期の導入費用がぐっと抑えられたので良かったです。本体やドロアーだけでも、数十万円分は費用を抑えられました。
口コミ投稿者:誉田 しのさん / 37歳女性 / 大阪府
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入POSレジ:POS+(ポスタス) / 2019年7月に導入開始 / 総合評価:7/10

>> POS+(ポスタス)の公式サイトを確認する

飲食店向けセルフレジ⑤CASHIER

CASHIER

画像引用元:CASHIER

セルフレジ名CASHIER
総合評価4.40
口コミ評価-
セルフレジタイプ・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
導入費用0~1,380,000円(税込)
※導入形態によって変動(買い切り・リース/現金対応有・無など)
月額費用・スタータープラン:0円
・プロフェッショナルプラン:4,400円
・モバイルオーダープラン:3,000円
・プロフェッショナルprimeプラン:6,600円
(全て税込)
※自動釣銭機:2,000円/1台、セルフレジ機能:2,000円/1台、券売機機能:5,000円/1台が別途必要
機器代金0円
※初期費用に含まれる
決済手数料2.80〜3.75%
※導入する決済端末によって変動
入金手数料要問い合わせ
入金サイクル月1~2回
主な機能・在庫管理機能
・複数店舗管理機能
・顧客管理機能
・テイクアウト・テーブルオーダー機能
・EC機能
導入企業・Hotel Sanrriott 心斎橋
・都城市役所
・社会医療法人社団 堀ノ内病院
サービスシェア非公開
運営企業株式会社ユニエイム

CASHIERは、セミセルフレジやフルセルフレジ、タッチパネル型券売機と、店舗の状況に合わせたハードウェアを選択できるセルフレジです。

毎月のコストを抑えたい人は一括買い切り型で導入することが可能です。反対に、導入費用を抑えたい人は月額レンタル制で導入すれば、導入費用を0円にすることができます。

レジ端末についても、セミセルフレジとフルセルフレジ、飲食店向けのタッチパネル式券売機の3種類が用意されています。

フルセルフレジとタッチパネル式券売機は、多言語対応も可能なため、外国人旅行者などが多く訪れる店でも有用です。

また、この2機種についてはキャッシュレス決済専用にすることで、自動釣銭機が不要になるため、導入費用を大幅に抑えられます。

CASHIERのセルフレジ

画像引用元:CASHIER

例えば、フルセルフレジを自動釣銭機込みで導入すると、導入費用958,000円、月額費用8,400円であると公式サイトで導入事例の一つとして紹介されています。

こちらをキャッシュレス決済専用で導入すれば、導入費用158,000円、月額費用6,400円で利用することが可能です。

ハードウェアの種類や端末代金の支払い方、月額プラン、オプション機能などを柔軟に組み替えられるセルフレジをお探しの人は、CASHIERの導入を検討してみてください。

飲食店向けセルフレジ⑥USEN Ticket & Pay

USEN Ticket & Pay

画像引用元:USEN Ticket & Pay

セルフレジ名USEN Ticket & Pay
総合評価4.43
口コミ評価3.33 (131件)
セルフレジタイプ・フルセルフレジ
導入費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
機器代金要問い合わせ
決済手数料・クレジットカード決済:3.24%~
・電子マネー決済:3.24%
・QRコード決済:3.00%~
(消費税の課税対象となる決済には別途消費税が発生)
入金手数料要問い合わせ
入金サイクル要問い合わせ
主な機能・昼夜メニュー切り替え機能
・多言語対応
・個別会計機能
・メニューフリーレイアウト
・広告表示機能
導入企業・際コーポレーション株式会社
・ロバーツコーヒー麻布十番店
・幸楽苑つくばみらい店
サービスシェア非公開
運営企業株式会社USEN

USEN Ticket & Payは、店内BGMなどのサービスを提供するUSENの券売機一体型セルフレジです。

端末は店舗のニーズに合わせて選べるよう3タイプが提供されています。

USEN Ticket & Payのセルフレジの種類

画像引用元:USEN Ticket & Pay

それぞれの特徴とサイズは次の通りです。

種類特徴寸法(幅・高さ・奥行(mm))
スタンダード自動釣銭機が一体となった現金とキャッシュレス決済の両方に対応したい店舗向け395~437×1,420~1,644×488~778
スリムキャッシュレス決済専用店としてスマートな会計を導入したい店舗向け500×1,418~1,546×500
ミニ省スペース化も重視してセルフレジを導入したい店舗向け395×646~774×395

店舗のスペースと導入したい決済手段に合わせて最適な端末を選んでみてください。

また、メニューやモード切替も行えるため、昼と夜とでメニューを切り替えたり、精算方法を切り替えたりすることができます。

USEN Ticket & Payの機能切り替え

画像引用元:USEN Ticket & Pay

昼は券売機として事前精算、夜は精算機として退店時に事後精算といったようにオペレーションの切り替えが可能です。

これによって、回転率を上げて多くの顧客を入れたいランチタイムと、追加注文が多く事前精算に向いていないディナータイムのそれぞれに適した精算方法を適用できます。

店舗のオペレーションや設置環境に合わせて最適なセルフレジを導入したい人は、USEN Ticket & Payを検討してみてください。

なお、USEN Ticket & PayはUSENレジTAB FOODのオプション商品となるため、導入に際して、USENレジTAB FOODの契約は必須となります。

体験談・口コミ
USENレジを導入した飲食店の口コミ・体験談
USENレジはすでにUSENのお取引をしている方は勿論ですが、新しく導入されるのでしたらレジのデジタル化はこれから必修要素だと思います。少ない人数で作業効率化するためにIT導入は必要かと思います。
補助金の申請を活用しながら初期設定をおさえてスタートしました。私の様な飲食業が初めての人間であれば、経費削減を重視して時間を割くよりも、ある程度の作業効率化を重要視してデジタル導入するのは決して高くないと思います。
口コミ投稿者:くるみさん / 33歳女性 / 兵庫県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入POSレジ:USENレジ / 2017年2月に導入開始 / 総合評価:7/10
体験談・口コミ
USENレジを導入した飲食店の口コミ・体験談
使用している機種がコンパクトで簡易的。決済方法の種類を増やすために使用する場合は、QRコード決済も決済会社を変更する必要もないためおススメです。
導入費用や運用コストは少ないと感じており、お手軽さが特徴です。私や従業員は使いやすさから費用面でも高いと感じていません。
口コミ投稿者:aonorikoさん / 49歳女性 / 京都府
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:USENレジ / 2025年4月に導入開始 / 総合評価:8/10

USENレジの評判・口コミ(102件)【月額料金やメリットも解説】
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飲食店向けセルフレジの選び方・比較ポイント

ここからは、飲食店向けセルフレジの選び方や比較するべきポイントを5つの観点で解説します。

数あるセルフレジの中から自店に合ったものを選ぶためにどのような確認をすればよいか知りたい人は参考にしてみてください。

飲食店向けセルフレジの選び方・比較ポイント

  • 顧客にとっての使いやすさで選ぶ
  • キャッシュレス決済の種類が豊富か
  • 導入費用や固定費・手数料で選ぶ
  • 調理開始までのタイムラグを最小化できるか
  • オフライン稼働と自動同期に対応しているか

それぞれ順番に見ていきましょう。

顧客にとっての使いやすさで選ぶ

選び方の1つ目は、顧客が使いやすいことです。

セルフレジはスタッフよりも顧客が操作することの方が多いため、顧客にとって使いやすい仕様であることを確認しておきましょう。

タッチ操作の反応の良さや、注文の流れが画面を一目見ただけで直感的に理解しやすいかなどをチェックしておくと、顧客からのクレームや操作方法の質問にスタッフが対応する時間を減らせます。

タッチ操作の使いやすさや画面のわかりやすさは、実際の画面を見ないとわからない部分も多いため、必ず実機で確認するようにしましょう。

キャッシュレス決済の種類が豊富か

選び方の2つ目は、対応しているキャッシュレス決済の種類が豊富であることです。

セルフレジを導入する際、顧客がスムーズに支払いを進められるようキャッシュレス決済も併せて導入するのが一般的です。

このとき、各決済ブランドと個別契約をするよりも、幅広い決済ブランドにまとめて対応できるようになる決済代行サービスを利用する方が、管理や手続きの手間を省けます。

しかし、導入する決済代行サービスが対応している決済ブランドの数が少なければメリットが薄れてしまいます。

クレジットカードや電子マネー、QRコードといった決済手段に対応しており、多くの決済ブランドによる決済を受け付けられるサービスを選びましょう。
PAYGATEの対応決済ブランド

画像引用元:PAYGATE

来店した顧客の様々な決済ニーズに1台の決済端末で対応できれば、オペレーションがわかりやすくなるため、顧客・スタッフ双方にメリットがあります。

前段で紹介したおすすめセルフレジはいずれも幅広い決済ブランドに対応しているため、どれを導入すべきか迷ったら、おすすめ6選の中から選んでみてください。

導入費用や固定費・手数料で選ぶ

選び方の3つ目は、導入費用や固定費・手数料などの総費用が抑えられることです。

本体価格や月額利用料、決済手数料など大きな費用ばかり目立ってしまいますが、消耗品や保守料金、通信費用など長期的に利用する中で発生する総費用に目を向ける必要があります

単月の費用は高額ではありませんが、年単位で見ると無視できないコストになります。

通信費用や保守料金以外にも、ロール紙代や入金手数料なども気をつけておきましょう。

実際に支払うことになる費用の総額で導入後の収支をシミュレーションしておくと、想定外の赤字を防ぎやすくなります。

調理開始までのタイムラグを最小化できるか

選び方の4つ目は、顧客の注文を受けてから調理開始までのタイムラグを短くできることです。

セルフレジから受けた注文をキッチンにすばやく情報伝達できれば、顧客への提供時間を短縮したり、キッチンスタッフを効率的に稼働させたりすることができます。

セルフレジからキッチンプリンターやキッチンディスプレイシステムに注文情報を即時反映できるものを選びましょう。

実機の確認や導入前の問い合わせで情報伝達速度を確認しておくと、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

オフライン稼働と自動同期に対応しているか

選び方の5つ目は、オフライン対応と自動同期が可能であることです。

キャッシュレス決済で気をつけておきたいのが、通信障害などによる決済データの記録漏れです。

突発的な通信障害が発生してもオフライン状態で稼働し、決済データをキャッシュしておいてくれる機能と、通信が復旧した際に自動で決済データを本部システムへ同期する機能があると、記録漏れを防げるでしょう。

決済データが正しくやり取りできないと、売上の計上漏れなどの問題が発生する可能性があります。

オフライン稼働については、各セルフレジや決済端末の公式サイトに仕様が掲載されているため、そちらを確認してみてください。

飲食店がセルフレジを導入するメリット・デメリット

本章では、飲食店がセルフレジを導入するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

両者を踏まえた上で自店にセルフレジを導入するべきか検討してみてください。

飲食店がセルフレジを導入するメリット

飲食店がセルフレジを導入するメリットは次の通りです。

飲食店がセルフレジを導入するメリット

  • ホールスタッフの人件費削減につながる
  • アルバイトの人手不足対策になる
  • 多言語対応が可能になる

セルフレジの導入によって、ホールの業務量が減るため、スタッフの人件費削減につながります。

店舗運営に必要なスタッフの人数を減らせれば、アルバイトの人手不足対策にもなるでしょう。

セルフレジは導入費用が高額なものも多いですが、人件費や求人費用の削減や人手不足対策になることから、長期的に考えると導入メリットも大きいと言えます。

また、セルフレジの画面が多言語対応可能なものを導入すれば、外国語が話せるスタッフを雇わなくても外国人旅行者などにサービス提供が行えます。

外国人旅行者の人数は増え続けているため、多言語対応可能なセルフレジは重宝されるでしょう。

このように、飲食店がセルフレジを導入することには多くのメリットがあります。

飲食店がセルフレジを導入するデメリット

反対に、飲食店がセルフレジを導入するデメリットは次の通りです。

飲食店がセルフレジを導入するデメリット

  • 導入コストが高い
  • タッチ操作に不慣れな顧客の利便性が下がる
  • 通信エラーやレジ端末にトラブルがあると運営が困難になる

セルフレジはタブレットや自動釣銭機など、様々な機器を組み合わせて利用するため、初期コストが高くなりやすいです。

100万円以上するものもあるため、資金に余裕のある店舗でないと導入が難しいものもあります。

ただ、タブレット端末をお持ちであれば費用を抑えられるものや、月額制でレンタルできるものなどを利用すれば初期コストが安くなるので、これらの導入も検討してみてください。

また、セルフレジは端末の画面を顧客がタッチして操作するのが一般的です。タッチ操作に不慣れな人や注文・会計の流れがわかっていない顧客にとっては、利便性が下がってしまう可能性があります。

そして、端末にトラブルが起きたり、通信エラーが発生したりすると、セルフレジが使えなくなり、店舗運営に支障をきたします。

この点については、速やかにサポートを受けられるセルフレジメーカーを選定することや、通信エラー発生時でもオフライン対応が可能なレジ端末や決済端末を導入することで一定のカバーが可能です。

これらのデメリットもよく理解した上でセルフレジを導入するようにしましょう。

飲食店向けセルフレジを導入する際の注意点

飲食店向けのセルフレジを導入する際の注意点は次の通りです。

飲食店向けセルフレジを導入する際の注意点

  • 店内の動線を妨げないように設置できること
  • 外部システムと連携して効率的な運用や分析ができること
  • 故障時の機会損失を最小化できること

まずはセルフレジを設置しても、動線を妨げることがないかあらかじめシミュレーションしておきましょう。

カウンターや通路の幅を狭めることなく設置できるか、店内に行列ができてもスムーズな移動が可能かといった観点でチェックしましょう。

移動しにくくなると顧客の利便性を下げてしまうだけでなく、スタッフのスムーズな移動も妨げてしまうため、顧客へのサービスにも影響が出る可能性があります。

各セルフレジのホームページなどで機器の寸法や設置に必要なスペースについて記載があるので、事前に確認しておきましょう。

次に、外部ツールなどとも連携して詳細な分析が可能であることです。

レジシステムの管理画面から売上データを直感的に把握できるダッシュボードは備わっているか、時間単位や顧客単位での売上分析は可能であるかを確認しておきましょう。

レジシステムの管理画面

API連携によってCRMやBIツールと接続できれば、さらに高度なレポート作成や顧客分析などが可能になります。

そして、迅速に対応してもらえるサポート体制が整備されていることや、代替機との交換にかかるリードタイムが短いことも重要です。

セルフレジに不具合が生じた際、例えばヘルプセンターが24時間365日対応であればすぐに相談できます。

画像引用元:POS+(ポスタス)

他にも端末にトラブルが生じたときに、代替機と交換するまでの期間が短ければ、店舗運営が停滞する期間を最小化できます。

このようなサポート対応については、セルフレジを提供するメーカーの公式サイトに、SLA(サービス品質保証)として掲載されているものもあるため、そちらも確認してみてください。

スマレジの場合、応答率87%・平均待時間2分28秒といったサポート実績を誇っています。

スマレジのサポート体制

画像引用元:スマレジ

これらの注意点をセルフレジ導入前に確認しておくと、導入後のミスマッチを防ぎやすくなります。

飲食店向けセルフレジの導入手順

飲食店向けセルフレジの導入手順は次の通りです。

飲食店向けセルフレジの導入手順

  1. 導入するセルフレジを決める
  2. セルフレジメーカーに見積依頼をする
  3. 契約手続きを行う
  4. キャッシュレス決済の加盟店審査に申し込む
  5. レジ端末や決済端末などが届いたら初期設定を行う
  6. マニュアル作成やスタッフに使い方の研修を行う
  7. 利用開始

まずは導入するセルフレジを決めましょう。どれを選べばよいかわからない人は、本記事で紹介したおすすめセルフレジ6選の中から選んでみてください。

次に導入するセルフレジメーカーに問い合わせ、見積もりをしてもらいます。

設置環境やニーズに合わせた周辺機器まで詳細な見積もりをして契約後に想定外の追加費用が発生しないようにしましょう。

金額や納期の調整後、契約締結に進みます。

タブレット端末にPOSシステムをインストールして利用するセルフレジを導入する場合、この手順は不要です。

契約後、納品されるまでの間に決済代行サービスの加盟店審査を行っておくと導入がスムーズです。

レジ端末や決済端末、周辺機器が届いたら初期設定を行います。

セルフレジの初期決定や各機器との接続は、IT機器に不慣れな人には難しく感じられるかもしれないため、購入先にサポートの一環として対応してもらうのも一つの方法です。

CASHIERの導入サポート

画像引用元:CASHIER

セルフレジメーカーには、初期設定や周辺機器との接続サポートを無料で行ってくれるものもあります。

初期設定後、セルフレジの使い方をマニュアルにまとめ、お客様からの問い合わせに答えられるようスタッフ研修を行えば、利用を開始できます。

飲食店向けセルフレジに関するよくある質問

最後に飲食店向けセルフレジに関するよくある質問とその回答を3つ紹介します。

多くの人が感じているであろう内容を中心に取り上げるので、同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。

飲食店向けセルフレジの導入店舗数はどれくらい?

飲食店向けセルフレジの導入店舗数は概算で約31.5万店舗です。

これはSBペイメントサービスが2025年に実施した「セルフレジの利用/導入状況に関する調査」と統計局の「令和3年経済センサス-活動調査」の結果から算出しています。

SBペイメントサービスの調査では、飲食店の利用率は52.6%とされており、経済センサスでにおける「宿泊業、飲食サービス業」の事業所数は599,058事業所となっていることから試算しています。

業種ごとのセルフレジの導入状況

画像引用元:SB Payment Service

あくまで概算となりますが、多くの飲食店でセルフレジの導入が進んでいるという全体の動向をつかむ上での参考にしてみてください。

なお、導入率が高かったのはカラオケやコンビニエンスストア、スーパーマーケットなどで、いずれも90%を超えていました。「薬局・ドラッグストア」におけるセルフレジの導入店舗割合は71.4%と、飲食店より高い数値となっています。

本調査から、飲食店や美容院において、セルフレジの導入がまだ進んでいないことがわかります。

飲食店の顧客にとってセルフレジはめんどくさい?

飲食店を利用する顧客にとって、セルフレジの利用が面倒に感じられる人もいるようです。

前項で紹介したSBペイメントサービスの調査によると、セルフレジと有人レジの両方があった場合、どちらを優先的に利用するか尋ねたところ、41.7%が「セルフレジを優先して使う」、38.2%が「状況によって判断して使い分けている」という結果でした。

年代別のセルフレジの利用意向

画像引用元:SB Payment Service

一方で17.8%が「有人レジを優先して使う」と回答しており、有人レジにも一定のニーズがありました。

また、状況によって使い分けている人たちが有人レジを利用するのは、たくさん買い物をするときや子ども連れのときであると回答しています。

そして、リビング東京Webが行ったセルフレジの不便や不満に関するアンケート調査では、次のような不満が取り上げられていました。

セルフレジの不便や不満

  • お店によって操作方法が異なるため、毎回悩んでしまう
  • 有人レジの方が会計が早いことがある
  • エラーになると結局店員を呼ぶ必要があるため面倒
  • セルフレジの列ができるとプレッシャーを感じてしまう
  • 商品のバーコードを読み込ませるのが大変

操作方法など変えられない部分もありますが、セルフレジを導入する場合、使い方を画面横に掲示しておくなど、顧客の不満を解消できるようにしておくと、面倒に感じる人を減らせるかもしれません。

セルフレジ・自動精算機をレンタルする場合の価格相場は?

セルフレジや自動精算機をレンタルする場合の価格相場は、月額1~3万円程度です。

メーカーや機種によっても異なるため、具体的な金額は導入を検討しているセルフレジメーカーに確認してみてください。

今回紹介したおすすめ6選の中では、CASHIERがセルフレジのレンタルサービスを行っています。

セルフレジをレンタルで導入すれば初期費用を抑えられるため、開業資金に余裕がない人などにおすすめです。

一方で、利用期間が長期化すれば、費用総額が買い切り型よりも高くなる可能性があります。費用総額や利用期間、使うことができる開業資金などのバランスを加味して導入形態を検討するようにしてみてください。

まとめ:飲食店にセルフレジは必要?メリット・デメリットは?【おすすめのレジも解説】

今回は飲食店にセルフレジが必要であるか、導入するメリット・デメリットなどを解説した上で、飲食店向けのおすすめセルフレジ6選を紹介しました。

飲食店向けセルフレジおすすめ6選

飲食店にセルフレジを設置すると、人手不足対策になるだけでなく顧客の利便性も向上するなど様々なメリットがあります。

今後もスタッフの人手不足やキャッシュレス決済の普及は進むと見込まれるため、飲食店においても早めにセルフレジを導入しておく方がよいでしょう。

どのセルフレジを導入すればよいか迷ったら、本記事で紹介したおすすめのセルフレジを参考に選んでみてください。

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