本記事ではこんな悩みを解決します。
効率的でコストパフォーマンスの良いオールインワン決済端末を比較して導入したいと考えている方も多いはず。
しかし、せっかくオールインワン決済端末を比較検討しても、手数料が高い場合、利益が少なくなってしまうかもしれません。
そこで本記事では、オールインワン決済端末のおすすめ7選を比較し、各端末の手数料も紹介します。
【迷ったらコレ!】おすすめのオールインワン決済端末
目次
オールインワン決済端末とは
オールインワン決済端末とは、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、複数の決済手段に1台で対応できる端末のことです。
これまでは決済手段ごとに専用機器を用意する必要がありました。
全ての機器を揃えるには、資金面やレジ周りのスペース問題で負担が大きく、キャッシュレス対応が遅れる要因の一つとなっていたのです。
その反面、オールインワン決済端末なら、用意するのは基本的に1台だけですみます。
店舗規模や業種にかかわらず、レジ周りをコンパクトにできるでしょう。
オールインワン決済端末のメリット・デメリット
ここでは、オールインワン決済端末のメリットやデメリットを見ていきましょう。
オールインワン決済端末のメリット
オールインワン決済端末は、業務効率化につながる点がメリットです。
オールインワン決済端末は、さまざまな決済手段に対応しているため、1台でレジ業務のほとんどが完結します。
複数の専用機器の使い方を覚える必要がなく、1台の使い方のみ把握すれば良いので、従業員の教育時間も削減できるでしょう。
また、これまでは専用機器それぞれに費用がかかっていたのが、オールインワン決済端末の1台にしか費用がかからない点も魅力です。
オールインワン決済端末のデメリット
オールインワン決済端末は電子機器のため、デジタルに慣れていない人は操作できるまで時間がかかる可能性があります。
これまで単機能の端末を使っていた方は、慣れるまでは手間に感じることもあるでしょう。
また、売上の入金が翌日以降となり、オールインワン決済端末の種類によっては、入金が月に1〜2回という場合もあります。
オールインワン決済端末の選び方
オールインワン決済端末は、次の方法で選ぶことをおすすめします。
オールインワン決済端末の選び方
- 手数料・固定費で選ぶ
- キャッシュレス決済の種類で選ぶ
- 機能の豊富さで選ぶ
オールインワン決済端末の種類が多く、どれにするか悩んでいる方は参考にしてください。
それでは順番に解説していきます。
1. 手数料・固定費で選ぶ
オールインワン決済端末を導入する際は、手数料や固定費から選びましょう。
毎月かかる固定費と、決済や入金時などにかかる手数料は、店舗規模や業種によっては経営の負担になる可能性があります。
オールインワン決済端末は、導入時に無料で提供するサービスや、初期費用として数万円かかるサービスまでさまざまあります。
合計でいくらの費用が必要か、コスト効率を考えて選ぶのがおすすめです。
時期によりますが、手数料や固定費が無料になったり、端末代金が安くなったりするキャンペーンを実施していることがあります。
2. キャッシュレス決済の種類で選ぶ
近年は、クレジットカードやデビットカードだけでなく、電子マネーやQRコード決済も普及しています。
それぞれの決済方法には多様な種類があるため、幅広く対応している端末を選ぶと良いでしょう。
現金を持ち歩かないという人も増えていることから、キャッシュレス決済の対応種類が少ないと、顧客の購入機会が失われてしまいます。
3. 機能の豊富さで選ぶ
オールインワン決済端末は決済機能に加えて、さまざまな機能が搭載されている場合があります。
例えば、「商品登録や帳票出力ができる」「レシートプリンターが内蔵されている」「POSレジと連携できる」といった機能が挙げられます。
自社に需要のある機能が搭載された端末を選ぶことで、さらなる業務効率化を図れるでしょう。
ただし、機能が多すぎると使い勝手が悪くなる可能性があります。
オールインワン決済端末おすすめ7選の比較表
ここでは、おすすめしたいオールインワン決済端末を比較表にして紹介します。
サービス名 | イメージ | 初期費用 | 月額利用料金 | 決済手数料 | 入金手数料 | 端末代金 | 入金サイクル |
Squareリーダー | 0円 | 0円 | 3.25% | 0円 | 4,980円 | 最短翌営業日 | |
stera pack | 0円 | ・13ヶ月目まで0円 ・14ヶ月目以降から3,300円 | ・Visa,MasterCardの決済手数料 ┗13ヶ月目まで3.24% ┗14ヶ月目以降2.70% ・その他の決済手数料3.24% | ・三井住友銀行なら0円 ・その他の銀行は220円 | 0円 | 最短5日に1回 | |
PAYGATE | 0円 | 3,300円 | ・クレジットカード 2.90% ・電子マネー 3.24% ・QRコード 2.00% | 110〜330円 | 0円 | 月2回 | |
PayCASモバイル | 0円 | ・QRコード決済:0円 ・マルチ決済端末:2,178円(税込)~ | ・QRコード決済:1.98% ・マルチ決済端末:2.80% | 0円 | 78,800円 | 月2回 | |
Squareターミナル | 0円 | 0円 | 3.25% | 0円 | 39,980円 | 最短翌営業日 | |
Airペイ | 0円 | 0円 | 3.24% | 0円 | カードリーダー 20,167円 | 月6回または3回 | |
楽天ペイターミナル | 0円 | 0円 | 2.95%〜 | 0円 | 38,280円 | 最短翌日 |
何のオールインワン決済端末にするか決めかねている方は、おすすめのなかから選んでみると良いでしょう。
オールインワン決済端末おすすめ7選【手数料もご紹介】
ここでは、オールインワン決済端末のうち、おすすめしたい製品7つをひとつずつ解説していきます。
各端末の特性を知りたいときにお役立てください。
オールインワン決済端末おすすめ7選
- Squareリーダー
- stera pack
- PAYGATE
- PayCASモバイル
- Squareターミナル
- Airペイ
- 楽天ペイターミナル
それでは順番に解説していきます。
オールインワン決済端末おすすめ①Squareリーダー
サービス名 | Squareリーダー |
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 | 0円 |
決済手数料 | 3.25% |
入金手数料 | 0円 |
端末代金 | 4,980円 |
入金サイクル | 最短翌営業日 |
Square Readerは、世界各国を拠点にしている米国Block, Inc.(旧Square, Inc.)によって提供されているオールインワン決済端末です。
固定費5,000円以下、ランニングコストが決済手数料のみという低コストでの運用ができるでしょう。
三井住友銀行とみずほ銀行であれば翌営業日に入金されるため、入金サイクルも非常に早いです。
その他の金融機関は週に1回入金されます。
Squareリーダーの便利な仕様
- レシートプリンターに対応(別途購入が必要)
- コードレスで屋外使用可能
- Bluetooth接続に対応
- 付属のUSB Type-Cで充電可能
- iOS・Androidに対応
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オールインワン決済端末おすすめ②stera pack
サービス名 | stera pack |
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 | ・13ヶ月目まで0円 ・14ヶ月目以降から3,300円 |
決済手数料 | ・Visa,MasterCardの決済手数料 ┗13ヶ月目まで3.24% ┗14ヶ月目以降2.70% ・その他の決済手数料3.24% |
入金手数料 | ・三井住友銀行なら0円 ・その他の銀行は220円 |
端末代金 | 0円 |
入金サイクル | 最短5日に1回 |
stera packは初期費用0円で導入でき、30種類以上のキャッシュレス決済に対応したオールインワン決済端末です。
導入から13ヶ月目までは、お試しプランとみなされるため利用料無料で活用できます。
契約から3年以内に解約すると違約金が発生しますが、解約を申し出てから45日以内に端末を返却すれば違約金の発生はありません。
stera packの便利な仕様
- レシートプリンター内蔵
- POSレジ連携可能
- 電子サイン対応
- クーポン配布などができる会員証アプリ標準搭載
オールインワン決済端末おすすめ③PAYGATE
サービス名 | PAYGATE |
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 | 3,300円 |
決済手数料 | ・クレジットカード 2.90% ・電子マネー 3.24% ・QRコード 2.00% |
入金手数料 | 100〜300円 |
端末代金 | 0円 |
入金サイクル | 月2回 |
PAYGATEは、サポート体制が整っているオールインワン決済端末です。
ヘルプサイトや電話窓口を用意し、端末の不具合やエラー、使用方法などを24時間365日サポートしています。
万が一端末が故障しても、1年間の保証がついているため安心して利用できるでしょう。
決済手数料が他社と比較して低く、クレジットカードは2.90%、QRコードは2.00%です。
PAYGATEの便利な仕様
- レシートプリンター内蔵
- POSレジ連携可能
- Wi-Fi・4G対応
- Android搭載
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オールインワン決済端末おすすめ④PayCASモバイル
サービス名 | PayCASモバイル |
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 | ・QRコード決済:0円 ・マルチ決済端末:2,178円(税込)~ |
決済手数料 | ・QRコード決済:1.98% ・マルチ決済端末:2.80% |
入金手数料 | 0円 |
端末代金 | 78,800円 |
入金サイクル | 月2回 |
PayCASモバイルは、インターネット環境が整っていなくても利用できるオールインワン端末です。
ソフトバンクのSIMを搭載しているため、有線LANやWi-Fiがない場所でもキャッシュレス決済ができます。
端末代金が78,800円と決して安くはない価格ですが、代金以上の機能性があるといえるでしょう。
PayCASモバイルの便利な仕様
- レシートプリンター内蔵
- 大画面タッチパネルのためスマホ感覚で操作可能
- POSや勤怠管理などの業務アプリを搭載可能
さらに、PayCASモバイルは、クリニックに特化したPayCAS POS for クリニックも提供しています。
クリニックに設置済みのレセコンと連動できるオールインワン決済端末で、会計の二度打ちによる入力ミスを防ぐことが可能です。
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オールインワン決済端末おすすめ⑤Squareターミナル
サービス名 | Squareターミナル |
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 | 0円 |
決済手数料 | 3.25% |
入金手数料 | 0円 |
端末代金 | 39,980円 |
入金サイクル | 最短翌営業日 |
Square ターミナルは、サービスシェア数が圧倒的に多く、世界で400万以上の加盟店が導入しているオールインワン決済端末です。
たった数日でキャッシュレス決済の受付を開始できます。
アカウントの登録は数分で完了し、契約した日によっては数週間も待つことなく利用を始められます。
セキュリティ性が高く、ソフトウェアが自動的にアップデートされるため、自社と顧客の情報を安全に守ることができるでしょう。
Squareターミナルの便利な仕様
- レシートプリンター内蔵
- Square POSレジソフトウェア内蔵
- タッチ決済対応
- コードレス
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オールインワン決済端末おすすめ⑥Airペイ
サービス名 | Airペイ |
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 | 0円 |
決済手数料 | 3.24% |
入金手数料 | 0円 |
端末代金 | カードリーダー 20,167円 |
入金サイクル | 月6回または3回 |
Airペイ(エアペイ)は、74種類のキャッシュレス決済に対応したオールインワン決済端末です。
クレジットカードや電子マネーはもちろん、iDやQUICPayなどにも対応しています。
初期費用と入金手数料が不要で、カードリーダーを購入すれば決済手数料のみの費用で利用できるでしょう。
ただし、iPadもしくはiPhoneをお持ちでない方は、購入する必要があるため注意してください。
Airペイの便利な仕様
- Airレジアプリのダウンロード可能(無料)
- タッチ決済可能
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オールインワン決済端末おすすめ⑦楽天ペイターミナル
サービス名 | 楽天ペイターミナル |
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 | 0円 |
決済手数料 | 2.95%〜 |
入金手数料 | 0円 |
端末代金 | 38,280円 |
入金サイクル | 最短翌日 |
楽天ペイターミナルは、Androidベースに開発されたオールインワン決済端末です。
4G(モバイル通信)とWi-Fiのどちらも接続可能で、4Gでは屋外の決済もできるため、イベントや移動販売などでも利用できます。
アジア各国で利用されているスマホ決済も対応しているため、海外の観光客が多い店舗におすすめです。
入金サイクルは最短翌日のため、土日や祝日に左右されず、365日自動入金されるのも大きなメリットでしょう。
楽天ペイターミナルは今後、POSレジアプリ連携や他QRコード決済サービスの利用など、さまざまなサービスが追加される予定です。
楽天ペイターミナルの便利な仕様
- レシートプリンター内蔵
- インバウンド決済可能
- USB Type-Cで充電可能
オールインワン決済端末はこんな事業者におすすめ
オールインワン決済端末は、多様な決済手段を一台で処理できるため、多くの事業者に適しています。
特におすすめなのが、小売や飲食店などの会社を経営している事業者です。
小売や飲食店などは、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、顧客の決済手段が豊富にあります。
そのため、1台で完結できるオールインワン決済端末は顧客のニーズに応えやすくなるため、購入機会の損失を抑制できます。
しかし、なかにはオールインワン決済端末ではなく、各決済手段に対応した専用機器が欲しいと考えている方も少なくないはず。
単機能の端末について気になる方は、クレジットカード決済端末を徹底比較した記事があるので、参考にしてください。
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オールインワン決済端末の比較に関するよくある質問
ここでは「オールインワン決済端末の比較」に関するよくある質問を紹介します。
オールインワン決済端末の導入を検討している事業者で、以下のような疑問がある方は参考にしてください。
個人事業主におすすめのオールインワン決済端末は?
キャッシュレス決済の導入を検討している個人事業主におすすめできるオールインワン決済端末は、Square Readerが挙げられます。
初期費用・月額利用料金・入金手数料がすべて無料で、かかる費用は端末代金と決済手数料のみです。
端末代金は4,980円と非常にリーズナブルで、売上が最短翌営業日に入金されるため、余計な費用がかかりません。
コードレスで屋外の使用もでき、充電はUSB Type-Cでできるため、移動販売の事業者にもおすすめです。
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PAYGATEの決済手数料
- クレジットカード:2.90%〜
- 電子マネー:3.24%
- QRコード決済:2.00%〜
クレジットカードとQRコード決済の最低決済手数料が3%以下と、非常に低い水準です。
また、Wi-Fi・4Gのどちらの回線でも利用できるため、イベントなどで屋外での活躍も期待できます。
初期費用・月額費用が無料のオールインワン決済端末のおすすめは?
初期費用・月額費用が無料のオールインワン決済端末でおすすめできるのは、次のような端末です。
初期費用・月額費用が無料のオールインワン決済端末
また、上記のオールインワン決済端末は、端末代金はかかるものの、入金手数料もかかりません。
とにかく費用を抑えたいと考えている方は、参考にしてみてください。
決済手数料や入金手数料、端末代金など、総合的にかかるコストを把握したうえで契約しましょう。
まとめ:オールインワン決済端末おすすめ7選を比較!【手数料もご紹介】
本記事では、オールインワン決済端末を紹介しながら、選び方やメリット・デメリットについて解説しました。
オールインワン決済端末を選ぶには、各端末のサービス内容や費用を把握しておくことが大切です。
改めて、オールインワン決済端末おすすめ7選を確認しておきましょう。
オールインワン決済端末おすすめ7選
- Squareリーダー
- stera pack
- PAYGATE
- PayCASモバイル
- Squareターミナル
- Airペイ
- 楽天ペイターミナル
自社に必要な機能が備わっているかを見極めて、コスト効率が良いものを選びましょう。