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スマレジのデメリットまとめ【使いにくい?費用が高い?】

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スマレジには、どんなデメリットがあるの?使いにくい点や費用が高いと言われる点など、実際のところを知りたい!

本記事は、スマレジの導入や費用、支払、運用のデメリットに不安を感じている方の悩みにお答えします。

スマレジを導入したいものの、ネット上で「使いにくい」「費用が高い」といった口コミを見かけて、不安を抱えている方も少なくないはず。

せっかくスマレジを始めても、デメリットばかりでは運用までの時間や費用が無駄になってしまうかもしれません。

そこで本記事では、スマレジのデメリットをまとめて、「使いにくい」や「費用が高い」といわれる理由、どんな店舗・経営者におすすめなのかについてご紹介します。

スマレジのデメリット【導入】

スマレジの導入時には、時間や手間のかかる部分がデメリットとして考えられるでしょう。

スマレジ導入のデメリット

  • プランの種類が多い
  • アカウント開設から機器の納入まで約2週間かかる
  • 継続的役務では利用できない

デメリット1. プランの種類が多い

スマレジにはプランの種類が多いというデメリットがあります。

スマレジのプランの種類一覧表

スマレジの各種プラン月額料金(税込)主な内容
スタンダード0円基本的なPOSレジ機能
プレミアム1店舗5,500円複数店舗対応の売上一元管理機能
プレミアムプラス1店舗8,800円電話サポートが利用でポイント管理や10万件の顧客管理が可能
フードビジネス1店舗12,100円飲食店向けの機能「スマレジ・ウェイター」が利用可能
リテールビジネス1店舗15,400円小売店舗やアパレル店舗向けの在庫管理機能付き最上位プラン
CAT/CCT連動1台1,320円CAT端末を使ったクレジットカード決済サービス
※別途決済代行サービスの契約が必要
mPOS連携レジ端末1台1,320円クレジットカードや電子マネーなどに対応した決済端末及びスマレジとの連携
本部管理11,000円連携したスマレジ契約データを一括管理する本部管理
※別途本部用アカウント手数料が1アカウントごとに88,000円(税込)必要
オンサイト保守要見積もり機器トラブル時の代替機発送・スタッフ訪問による設置設定サービス
スマレジ・テーブルオーダー1台440~1,320円テーブルに設置する顧客による注文用の端末※別途初期費用や機器代が必要
セルフレジ端末1台1,320円セルフレジ端末による顧客自身がセルフレジを利用可能
セミセルフレジ端末1台1,320円カスタマーディスプレイで顧客が支払方法を選択可能
Smart ID Engine1台1,650円パスポートのスキャン機能
※iOS端末利用
受注管理11,000円ECサイトからの受注の自動取得、在庫や売上の一元管理
スマレジ・タイムカード0円~※人数規模とプランにより異なる勤怠管理やシフト管理、休暇管理、労務アラートなど
スマレジ・アプリマーケット各アプリにより料金が異なるUber Eats LINK、BASE楽々連携、LBB Cloudなど
レジ周辺機器サブスクプラン1セット3,960~(税込)レジ入門セット、mPOPセット、自動釣銭機セットなど
POSレジレンタルプラン各機器やレンタル期間により異なる10日間や20日間、30日間などの間隔でPOSレジ機器をレンタル・iPad、レシートプリンター、バーコードリーダー、キャッシュドロアなど

スマレジは、上記一覧にある基本となるプランを5つのプランから選び、そのうえで具体的なオプションプランも選べるため、選定に時間がかかるデメリットがあります。

ただし、スマレジのオプションプランは、飲食店向けのスマレジ・テーブルオーダーやセルフレジ端末など、店舗の運営状況にあわせて追加ができます。

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デメリット2. アカウント開設から機器の納入まで約2週間かかる

スマレジの導入では、アカウントの開設から機器の納入までの期間が約2週間ほどかかります。

もし、「すぐ使いたい」など、急いで導入しようと考えている方は、2週間待たなければなりません。

ただし、スマレジスタッフによる有料のトレーニングや商品データの登録、導入サポートサービスなどを利用すればアカウント開設から機器の納入までの期間が1週間に短縮されます。

デメリット3. 継続的役務では利用できない

スマレジでは、一定期間を超える期間に一定金額を超える対価でサービスを提供する継続的役務が利用できません。

また、継続的役務に該当するサービスは、エステサロンや学習塾など通うことを前提としたサービスが挙げられます。

そのため、スマレジは継続的役務のサービスを回数券方式にした、前払いの支払方法でも利用できません。

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スマレジのデメリット【費用】

スマレジは、利用状況次第では費用面で次のようなデメリットになる可能性があります。

スマレジ費用のデメリット

  • 4台目以降のレジ端末は追加費用がかかる
  • 6台目以降のハンディ端末は追加費用がかかる
  • 商品点数・会員数が多い場合は従量課金制になる

デメリット1. 4台目以降のレジ端末は追加費用がかかる

スマレジの契約内容では、4台目以降のレジ端末から追加で費用が発生するシステムになっています。

そのため、有料契約では、初期のレジ端末が3台までが無料になり、4台以上登録する場合は追加の契約を交わさなければなりません。

スマレジは、初期の店舗登録も1契約につき1店舗までとなっているため、複数店舗や3台以上のレジ端末が必要な場合は追加費用がかかる点に注意しましょう。

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デメリット2. 6台目以降のハンディ端末は追加費用がかかる

スマレジの契約では、ハンディ端末を6台以上登録する場合は追加費用の支払いが必要です。

また、有料の契約を交わした場合は、最初のハンディ端末で5台まで登録できますが、6台目は別途契約をしなければなりません。

そのため、ハンディ端末を使った決済を6台以上で考えている場合は、複数の契約が必要なことを把握しておきましょう。

デメリット3. 商品点数・会員数が多い場合は従量課金制になる

スマレジは、商品点数が10万点以上で会員数10万人以上の契約の場合は、従量課金制で費用が発生します。

商品点数や会員規模の上限単位を10万に設定してあるため、大きな規模で運営している店舗などは、従量課金制になることを把握しておきましょう。

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スマレジのデメリット【支払い】

スマレジのデメリットとなる点は、支払面で考えられる操作性やポイントが使えないことです。

スマレジ支払いのデメリット

  • 返品・返金の操作が使いにくい
  • ポイント非対応

デメリット1. 返品・返金の操作が使いにくい

スマレジの支払いでは、返品や返金のレジ操作が使いにくい面があり、どの操作で実行するか分かりづらいデメリットがあります。

例えば、スマレジの返品操作では「明細単位の操作」と「返品販売」の2つの方法があります。

「明細単位の返品」は、通常のカート画面から対象の商品を選択し、販売区分を変更して返品商品にします。

もうひとつの返品操作の「返品販売」では、価格が赤字で表示されて合計金額にマイナスが付き返金金額がお釣りとして扱われる方法です。

また、スマレジの返品操作は、別の方法となる「取引キャンセル」と間違えてしまう可能性もあります。

「取引キャンセル」は、取引履歴上からキャンセル処理をする機能になり、商品の単品でマイナス処理をする場合は、「返品販売」と使い分けが必要です。

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デメリット2. ポイント非対応

スマレジの支払いは、ポイント非対応な点が顧客満足度にも影響するデメリットになるでしょう。

現代の消費活動では、消費者が自分で貯めているポイントが使える店舗で購入を判断することが考えられます。

そのため、スマレジがポイント非対応というだけで、ポイントを集めている層の購買意欲を下げてしまうかもしれません。

スマレジのデメリット【端末】

スマレジは、決済に使う手持ちの端末によっては、対応していない点がデメリットになるでしょう。

スマレジ端末のデメリット

  • アンドロイド端末だと使用できない

デメリット1. アンドロイド端末だと使用できない

クラウドPOSシステムのスマレジは、アンドロイド端末だと使用できない仕組みになっています。

要するに、スマレジで利用する機器は、iOSのみ対応のキャッシュレス決済システムです。

アンドロイドの端末で利用しようと考えている方には、向かないサービスといえるでしょう。

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スマレジのデメリット【運用】

スマレジの運用面においてデメリットとなる部分は、利用者の使い勝手やサポート面に物足りなさがあることです。

スマレジ運用のデメリット

  • 適格請求書対応や税率変更の設定が使いにくい
  • 無料プランだと機能・サポートが少ない
  • マニュアルがわかりにくい

デメリット1. 適格請求書対応や税率変更の設定が使いにくい

スマレジは、会計処理に使う適格請求書対応や税率変更の設定が使いにくいかもしれません。

その理由となるスマレジによる適格請求書対応や税率変更などの設定は、次のとおりです。

設定項目設定手順
適格請求書発行事業者の登録番号の登録管理画面の左メニューから「店舗」を選択→店舗一覧を選ぶ→店舗一覧画面から変更する店舗名を選択→「登録事業者番号」を入力→「更新」をクリック→スマレジ・アプリで同期を行う
レシートに登録事業者番号を申請した事業者名の記載設定「レシート印字店舗名」に店舗名や会社名を入力する
販売レシートの税率内訳印字の設定「設定」を開く→「プリンター設定」を選択→「印字コンテンツ」税率の内訳印字(販売レシート)をオンにする
領収証の税率内訳印字の設定「設定」を開く→「プリンター設定」を選択→「印字コンテンツ」税率の内訳印字(領収証)をオンにする
領収証の標準税率のみの明細印字の設定「設定」を開く→「プリンター設定」を選択→「印字コンテンツ」標準税率のみの明細印字(領収証)をオンにする
スマレジ・アプリでは、適格請求書対応や税率変更をそれぞれの帳票ごとに設定する必要があります。

また、スマレジ・アプリでは、バージョン4.28,0以降からインボイスに対応したレシート表示機能を提供しました。

一方のスマレジ・アプリに対応した端末(iPhoneやiPad)は、iOS15以降が必要です。

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デメリット2. 無料プランだと機能・サポートが少ない

スマレジの運用では、無料プランだと機能やサポートが少なくなるため、デメリットになると考えられます。

スマレジのスタンダードプランは、無料プランとして基本的なレジ機能が利用可能です。

ただし、利用できる店舗は1店舗のみに限られており、タッチ決済のみが決済方法になります。

また、月額利用手数料が0円で使えるため、コストがかかりませんが、レシートや領収書を求められた場合にプリンターやスキャナーなどが必要になるでしょう。

スマレジのスタンダードプランのサポートは、メールサポートのみの対応となっています。

当日の18時までに質問をしなければ、翌日の返信となります。

デメリット3. マニュアルがわかりにくい

スマレジの運用面でのデメリットは、マニュアルがわかりにくい点も考えられるでしょう。

スマレジは、オプション機器や機能の豊富さがマニュアルの量を多くしている可能性があります。

そのため、スマレジの公式サイトでは段階ごとにマニュアルを分けてあるため、理解度に合わせて進めていくことが大切です。

ただし、スマレジの操作は、基本操作マニュアルの基本画面や販売業務など、順番に覚えていくことで理解しやすくなるかもしれません。

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スマレジのメリットもご紹介

スマレジのメリットは、手持ちのiOS端末があれば無料でタッチ決済が始められる点です。

無料で利用できる機能は、基本的なレジ機能と売上分析などで、端末にアプリを導入することでコストをかけずに始められます。

また、スマレジは外部サービスの会計システムなどと連携でき、ビジネスの可能性が広がるでしょう。

さらに、スマレジの無料プランは、スマレジアプリマーケットの利用ができるため、必要な機能の拡張にも役立ちます。

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スマレジのデメリットに関するよくある質問

それでは、スマレジのデメリットに関するよくある質問とその回答について、いくつか紹介します。

紹介するスマレジのデメリットに関する質問と回答は、2024年に公開された情報を参考にしています。

スマレジは使いにくい?

スマレジを実際に使った人の口コミの中には「スマレジは使いにくい」といった声があるのも事実です。

例えば、スマレジを複数の店舗で使った場合(大型ショッピングモール)は、複数店舗でネットワークを共有するため、違う店舗のレシートが印刷されるケースもあるとのことです。

また、公開されている情報では、スマレジと他のシステムとの連携を求めている口コミがありました。

具体的には、クレジットカードやコード決済はスマレジ以外のシステムのほうが精算処理をスムーズに行えるという内容です。

スマレジが使いにくいかどうかは店舗によって異なるため、まずは無料のオンライン相談・ショールーム体験を利用してみるといいでしょう。

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スマレジの評判・口コミは良い?悪い?

スマレジは基本的には良い評判・口コミが多く、口コミサイトのITreviewでは4.5/5.0という高評価を得ています。

一方でスマレジの仕様が分かりにくく、利用者の誤解や勘違いを招いてしまったことによる悪い評判・口コミも一定見られます。

具体的には、お試し期間中に有料プランの機能も利用してその機能が無料のまま使えると勘違いしたといった口コミなどが挙げられます。

スマレジを利用する際は注意点や規約をしっかり読んでおくことをおすすめします。

スマレジのセルフレジの費用は高い?

スマレジのセルフレジの費用は、端末料金だけではなくプラン料金も加わるため、見方によっては高くなるでしょう。

具体的には、端末の月額利用料金は1台につき1,320円(税込)、プランの月額料金は5,500円〜(税込)が必要です。

問い合わせから相談した場合は、自身の店舗規模や業種などにあわせた提案を得られるため、初期導入費用や追加機器などでも費用の高さは異なるでしょう。

スマレジの類似サービスのおすすめは?

スマレジの類似サービスのおすすめは、同じPOSレジシステムのスクエアです。

スクエアは最短翌日で利用開始できる、というメリットがあります。

また、スクエアは、手持ちのiOS端末だけではなく、互換性のあるAndroid端末でもタッチ決済が利用できる点もおすすめポイントです。

編集部からのアドバイス
私がスクエアを使っていたときは、入金頻度の多さ(みずほ銀行や三井住友銀行の場合翌営業日)が魅力的と感じました。

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スマレジはどんな店舗・経営者におすすめ?

スマレジをおすすめできる店舗は、売上管理や在庫管理などが必要な小売店や飲食店などです。

その理由としてスマレジには、レジ機能だけではなく飲食店に特化したハンディ端末の注文機能や小売店に便利な在庫管理や商品登録、商品の予約登録などの機能があります。

そのうえ、スマレジは基本的な機能を使いこなしながら、小さな店舗から多店舗展開も目指せる上位プランも利用可能です。

また、スマレジはIT補助金(補助金適用範囲が最大でコストの75%)の利用を考えている経営者におすすめできます。

IT補助金は、期間限定の国から受け取れる補助金のため、その期間に便乗した導入を検討することが求められるでしょう。

まとめ:スマレジのデメリットまとめ【使いにくい?費用が高い?】

スマレジのデメリットにあたる部分は、多機能な反面、操作がわかりにくくなっている点です。

逆に言うと、スマレジはPOSレジシステムの中でも多機能な部類に入るので、機能を使いこなしたいと考えている方は選ぶべきといえるでしょう。

また、スマレジの利用開始時期はキャンペーン期間と照らし合わせてお得に使い始めるのもおすすめです。

 

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  • この記事の著者/監修者
StorePro編集部

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