POSレジ

セルフレジの価格・導入費用まとめ【補助金で安くなる?レンタル価格は?】

更新日 :

セルフレジの価格や導入費用を知りたい!補助金で安くなる?レンタル価格は?

本記事ではこんな悩みを解決します。

人手不足や人件費の高騰、キャッシュレス決済の普及や非接触ニーズを受けて、顧客が自ら会計を行うセルフレジ・自動レジが急速に普及しましたが、その導入費用や値段について詳しく知りたい人も多いでしょう。

セルフレジや自動レジの導入費用・価格は決済端末や自動釣銭機などの周辺機器の有無やレジの種類によって大きく変動します。

そこで本記事では、セルフレジ・自動レジの導入費用や価格を種類ごとに詳しく解説した上で、おすすめのセルフレジ6選を紹介します。

【迷ったらコレ!】セルフレジおすすめ3選

Square
スマレジ
Airレジ
4.874.764.65
初期費用・固定費が無料
最短​当日から​ご利用可能
入金は​最短​翌営業日&振込手数料無料
POSレジや請求書機能も無料
アクティブ店舗数50,000突破
IT導入補助金で最大75%補助
無料でPOS機能を始められる
3部門でNo.1を獲得
売上集計・分析が多機能
利用率No.1のPOSレジアプリ

月額費用・振込手数料が無料
初期費用0円キャンペーン開催中

目次

根拠と評価基準(タップで開く)
編集・検証・監修:StorePro編集部(最終更新:2025年12月14日) 編集ポリシー 口コミ掲載ポリシー プライバシーポリシー

POSレジサービスの掲載口コミ・体験談について

  • 収集対象:日本全国の実店舗運営経験者(飲食・美容・サロン・小売 等)
  • 収集方法:インターネット調査/StorePro編集部が独自収集
  • 収集期間:2025年02月〜2025年12月の回答を基に掲載(継続収集中)
  • 編集方針:中立性・公平性を担保し、デメリットを含む内容も掲載
  • 除外基準:重複・自社関係者・不明確な回答は不採用
  • 評点:「口コミ評価」は全口コミの総合評価の平均値(5.0点満点)

収集方法・掲載基準・回答者属性の詳細は 口コミ掲載ポリシー・回答者属性 を参照。


POSレジサービスの総合評価について

  • 評価軸:費用(初期・月額・決済・入金の最低価格)、決済ブランド数、IT補助金対応、対応業種数、機能種類数、アプリストア評点、当サイト口コミ評点 等の計15項目
  • 採点:各項目を1.0〜5.0(0.5刻み)でスコア化し重み付け
  • 集計:幾何平均により総合スコアを算出し、相対評価を小数第2位まで表示
  • 注記:本評価は目安であり、サービス品質を保証するものではない
  • 最終更新日:2025/09/01

編集・監修体制

StorePro編集部は、実店舗運営経験者や決済・POS事業での実務経験者を含むチームで構成。一次情報(アンケート・事業者ヒアリング・各種一次資料)を基に、編集ポリシーと掲載ポリシーに沿って検証・更新を行います。

セルフレジの種類ごとの価格・導入費用の相場

まずはセルフレジの種類ごとに価格・導入費用の相場を解説します。

どのような種類があり、それぞれどの程度の費用がかかるのか把握したい人は参考にしてみてください。

セルフレジの種類ごとの価格・導入費用の相場

  • フルセルフレジ:200〜300万円
  • セミセルフレジ:100〜400万円
  • 券売機型セルフレジ:50〜200万円

それぞれ順番に見ていきましょう。

フルセルフレジ:200〜300万円

フルセルフレジの導入費用の相場は、200〜300万円程度です。

フルセルフレジでは、顧客が商品登録から精算までの会計手続きの全てを自身で行います。

そのため、タッチ式のディスプレイやバーコードリーダー、レシートプリンター、決済端末および自動釣銭機などが一体になっています。

CASHIERのセルフレジ

画像引用元:CASHIER

顧客が操作できるターミナル型のPOSレジを導入するような形になるため、費用も高額になりやすいです。

しかし、導入後はレジ打ち業務の負担軽減が可能なため、長期的に見るとコストを回収することができます。

セミセルフレジ:100〜400万円

セミセルフレジの導入費用の一般的な相場は、100〜400万円程度です。

セミセルフレジは、スーパーマーケットなどで導入されている、商品登録をスタッフが行い、精算は顧客がセルフで行うタイプのセルフレジです。

POS+retailの自動釣銭機能

画像引用元:POS+

商品登録機と精算機が分かれているため、フルセルフレジより高額になる場合があります。

セミセルフレジでは、商品登録を行うレジ1台に対し、複数の精算機を紐づけるといった工夫をすれば、顧客が滞留しないようにすることが可能です。

また、フルセルフレジでは商品登録も顧客が行うため、使い方がわからなかったり、商品登録に時間がかかったりしてしまうと、スタッフのフォローが必要になります。

その点セミセルフレジでは、精算のみ顧客がセルフで行うため、会計をスムーズに進めやすいです。

なお、小規模店舗などではタブレット端末にPOSレジシステムをインストールして、セミセルフレジを導入することも可能です。

スマレジのセミセルフレジ

画像引用元:スマレジ

このとき、キャッシュレス専用レジにすれば、自動釣銭機が不要になるため、費用を大きく抑えられます。

券売機型セルフレジ:50〜200万円

券売機型セルフレジの導入費用の相場は、50〜200万円程度です。

飲食店などで多く導入されています。

券売機型の場合、現金を入れてボタンを押すシンプルなタイプの場合、価格が安くなる傾向にあります。

USEN Ticket & Payのセルフレジの種類

画像引用元:USEN Ticket & Pay

反対に、タッチパネル式のキオスク型でキャッシュレス決済端末がセットになったものなどは、高額になりやすいです。

ただし、タッチパネル式端末の方が、商品の画像を用いたり、顧客へ訴求したい商品の画像を大きくしたりして、購買を促しやすくなります。

券売機型セルフレジでは、顧客自身が注文から会計まで行い、注文内容を印字した券をスタッフに手渡すため、ホールスタッフの業務負担を大きく軽減できます。

セルフレジで価格・導入費用以外に必要な費用

次に、セルフレジを導入する際、本体価格や導入費用以外に必要になる費用を紹介します。

セルフレジで価格・導入費用以外に必要な費用

  • 月額費用:0~3万円程度
  • 決済手数料:決済額の2~5%程度
  • 保守・メンテナンス費用:月額2~10万円程度
  • サポート費用(ヘルプデスク・オンサイト):無料~数万円程度
  • 消耗品費(ロール紙、清掃カード、ラベル/EASタグなど):数千円程度
  • 電気代:数千円~1万円程度(地域・稼働時間により変動)
  • ネットワーク・通信費:月額5,000円程度

セルフレジは導入費用だけでなく、月額利用料が発生する場合があります。導入するセルフレジや利用する機能によって月額利用料は変動するため、導入前によく検討しましょう。

また、キャッシュレス決済を利用する場合、決済金額や決済手段・ブランドに応じて決済手数料が発生します。

こちらも導入する決済代行サービスによって決済手数料率が異なるため、自店の顧客がよく利用する決済手段・ブランドなどがあれば、そのブランドの手数料率を抑えられるものを選ぶとよいでしょう。

そして、保守・メンテナンスや各種サポートを受けるのにも費用が必要です。サポートについては、電話やメールでのみ相談を受け付けているサービスなら、無料で利用できる場合があります。

画像引用元:POS+(ポスタス)

他にも、レシートを印刷するためのロール紙やカード挿入口の清掃用具、万引き防止のためのタグなどもあるとよいでしょう。

クーポン対象のレシートロール紙

画像引用元:スマレジ

なお、本章で示している価格は参考価格ですので、実際に導入される場合の価格と異なることがあります。

特に電気代などは、地域や稼働時間によって変わってきますので、あくまで参考となる点にご留意ください。

セルフレジの価格・導入費用をサービスごとに徹底比較

ここからはおすすめのセルフレジ6選を紹介します。

まずは、各セルフレジの導入費用や月額費用などを一覧表で比較してみましょう。

セルフレジの価格・導入費用をサービスごとに徹底比較

セルフレジ名レジの画像総合評価セルフレジタイプ導入費用月額費用決済手数料主な機能主な決済ブランド導入店舗数
Square
キオスク
Squareキオスク4.87・フルセルフレジ無料0~13,000円(税込)2.50~3.25%・複数店舗管理機能
・在庫管理機能
・会計ソフト連携機能
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
世界で400万以上
スマレジスマレジ4.76・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
無料0~15,400円(税込)2.00~3.24%・複数店舗管理機能
・予算管理機能
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
アクティブ店舗数50,000店
Airレジ
(エアレジ)
Airレジ4.65・セミセルフレジ無料無料1.08~3.24%・商品の一括登録機能
・スタッフアカウントの権限設定
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
アカウント数51.5万
POS+
(ポスタス)
POS+(ポスタス)4.44・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
要問い合わせ14,000円〜(税別)連携する他社サービスによる・Web予約機能
・顧客分析・売上分析機能
連携する
他社サービスによる
月間1,000店舗以上が導入を決定
累計200団体以上の行政機関が導入
CASHIERCASHIER4.40・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
0~1,380,000円(税込)
※導入形態によって変動
0円~
(プラン・オプション機能
によって変動)
2.80〜3.75%・顧客管理機能
・テイクアウト機能
・テーブルオーダー機能
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
非公開
USEN
Ticket & Pay
USEN-Ticket-_-Pay4.43・フルセルフレジ要問い合わせ要問い合わせ3.00〜3.24%・昼夜メニュー切り替え機能
・広告表示機能
VISA・MasterCard・
JCB・American Express・
Diners Club・Discover・
交通系電子マネー・
PayPayなど
非公開

一覧で見てみると、費用や機能の面でセルフレジごとに異なる特徴があることがわかります。

次章では、一覧表で紹介したおすすめセルフレジ6選を個別に解説します。もっと詳しく知りたいセルフレジがあった人は、併せてご覧ください。

セルフレジおすすめ6選【導入費用を抑えたい店舗必見】

続いて前章で紹介したおすすめセルフレジ6選を個別に解説します。

具体的な費用やサポート体制などを知りたい人は本章も参考にしてみてください。

セルフレジおすすめ6選【導入費用を抑えたい店舗必見】

それぞれ順番に見ていきましょう。

おすすめのセルフレジ①Squareキオスク

Square(スクエア)キオスク

画像引用元:Squareキオスク

セルフレジ名Squareキオスク
総合評価4.87
口コミ評価
4.28 (620件)
初期費用無料
月額費用・フリー:無料
・リテールPOSレジプラス:6,000円
・レストランPOSレジプラス:13,000円
・予約ビジネスプラス:3,000円
・リテールPOSレジプレミアム:カスタム対応
・レストランPOSレジプレミアム:カスタム対応
・予約ビジネスプレミアム:8,000円
(全て税込)
※全て店舗ごとの価格
※別途Squareキオスクアプリ利用料5,000円が必要
※有料オプション機能を追加した場合は別途費用発生
決済手数料■クレジットカード:2.50%
(年間キャッシュレス決済額3,000万円以上の場合:3.25%)
■その他の決済手段:3.25%
※年間キャッシュレス決済決済額が3,000万円以上の場合、お得なカスタム決済手数料が適用される可能性有
機器代金29,980円(税込)
※iPadは別途費用
入金手数料無料
入金サイクル最短翌営業日
解約手数料・違約金なし
主な機能・複数店舗管理機能
・在庫管理機能
・外部の会計ソフトとの連携機能
・キャッシュレス決済との連携機能
・サイドメニューやオプションの提案機能
レジ形態・フルセルフレジ
サポート体制・電話
・メール
公式サイトSquareキオスクの公式サイトを確認する

Squareキオスクは、お持ちのiPadを取り付けて利用できるセルフレジ端末です。

顧客はiPadをタッチして操作できるため、直感的に操作してもらえます。

タッチ決済やQRコード決済、ICチップ搭載のクレジットカード決済など、1台で幅広い決済手段に対応可能です。

Squareキオスクの特徴

画像引用元:Squareキオスク

設置方法については、スタンドを用いてカウンターに置いたり、壁に掛けたり、別売りのフロアスタンド(税込44,490円)を用いて壁際やカウンター以外の場所に設置したりすることができます。

Squareキオスクの配置イメージ

画像引用元:Squareキオスク

利用の際は、iPadに専用のSquareキオスクアプリをインストールしてフルセルフレジとして利用します。Squareキオスクアプリは月額利用料として5,000円が必要です。

なお、SquareキオスクはiOSにのみ対応しているため、Android端末は使用できません。

また、決済を受け付けるにあたっては、決済代行サービスSquareの加盟店審査へ申し込む必要がありますが、他の決済代行サービスと比較して審査期間が短く、個人事業主でも審査に通りやすいとされています。

Squareの加盟店審査は最短当日に完了するため、開店まであまり日数がない店舗にも導入しやすいでしょう。

体験談・口コミ
Square(スクエア)の導入費用・価格に関する口コミ・体験談
導入だけなら非常に低コストでかつ迅速に可能なので、試したいと感じていたらすぐに導入することをお勧めします。スマホとのペアリングと端末の充電管理に注意していれば特に他に問題は感じませんでしたので、気軽に導入してみてはいかがでしょうか。
口コミ投稿者:長岡さん / 24歳男性 / 栃木県
業種:サービス業 / 職種:医療・看護 / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:1人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:100万〜300万円 / 年間キャッシュレス決済額:0〜100万円
導入POSレジ:Square POSレジ / 2025年2月に導入開始 / 総合評価:4.5/5.0
体験談・口コミ
Square(スクエア)の導入費用・価格に関する口コミ・体験談
導入費用は始めは自分の持っていた使っていない携帯のシムを変えて利用し、リーダーは費用は確か数千円くらいだったかサービス期間中で無料だったかと思うのでほとんどなく、コストは決済手数料のみなのでとてもコスパがいいと思います。決済手数料以外の月額費用や振り込み手数料もありません。
口コミ投稿者:tamayukiさん / 60歳女性 / 福岡県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:1人 / 平均客単価:10,000円以上 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:1,000万〜2,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:1,000万〜2,000万円
導入POSレジ:Square POSレジ / 2018年2月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0

>> Squareキオスクの公式サイトを確認する

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おすすめのセルフレジ②スマレジ

セルフレジ名スマレジ
総合評価4.76
口コミ評価
3.87 (251件)
初期費用無料
月額費用・スタンダードプラン:0円
・プレミアムプラン:5,500円
・プレミアムプラスプラン:8,800円
・フードビジネス:12,100円
・リテールビジネス:15,400円
(全て税込)
※セルフレジの利用にはプレミアムプラスプラン以上の契約が必要
決済手数料・VISA・MasterCard:2.48%(条件を満たせば1.98%)
・JCB・American Express・Diners Club・Discover:3.24%(条件を満たせば2.48%)
・Union Pay(銀聯):2.90%
・交通系電子マネー・楽天Edy・nanaco・WAON・iD・QUICPay+・PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ:3.24%
・Alipay+・WeChat Pay・銀聯QR:2.00%
機器代金■iPad(セルフレジ利用の場合)
■PAYGATE:39,600円(別途端末の月額利用料3,300円が必要)
※端末の月額利用料無料プラン有(ただし決済手数料が変動し、Wi-Fi接続用端末のみの提供となります。)
※台数限定で端末代金が0円になるキャンペーンを実施中
■券売機(テーブルトップ・フロアスタンド・現金対応型):要問い合わせ
(全て税込)
入金手数料無料
入金サイクル・クレジットカード・電子マネー:月2回
・QRコード決済:月1回
解約手数料・違約金なし
主な機能・キャッシュレス決済連携機能
・複数店舗管理機能(プレミアムプラン以上)
・予算管理機能
・軽減税率対応機能
・外部の会計ソフトとの連携機能(プレミアムプラン以上)
レジ形態・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
・券売機型セルフレジ
サポート体制・電話
・メール
・チャット
※電話とチャットはプレミアムプラスプラン以上のみ
公式サイトスマレジの公式サイトを確認する

スマレジは、フルセルフレジやセミセルフレジ、券売機といった店舗のニーズに合わせてセルフレジを導入できるPOSレジサービスです。

スマレジのセルフレジ

画像引用元:スマレジ

iPadを利用したフルセルフレジ、セミセルフレジや専用端末を用いた券売機など、様々な形で導入可能です。

券売機にはテーブルトップ型とフロアスタンド型、キャッシュレス・現金併用型があり、設置方法や決済手段にも柔軟に対応できます。

スマレジもiPadにしか対応していないため、Android端末しか持っていない人は別途購入する必要があります。

また、セルフレジ機能を利用する際は、プレミアムプラスプラン以上の契約が必要となる点にも注意しましょう。

体験談・口コミ
スマレジの導入費用・価格に関する口コミ・体験談
導入後のコストパフォーマンスについては、私の感想として非常に満足しています。初期費用は数万円程度で、比較的高額だったのはタブレット代ですが、自分はすでにタブレットを持っていたため、それを利用することで問題なく対応できました。月額費用も約8,000円ほどで、このシステムの使い勝手の良さを考えると、全体的にコストパフォーマンスは良いと感じています。
口コミ投稿者:2KADOさん / 38歳男性 / 富山県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:経営者・役員
店舗数:1店舗 / 従業員数:10〜19人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:2,000万〜3,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:〜100万円
導入POSレジ:スマレジ / 2016年12月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0
体験談・口コミ
スマレジの導入費用・価格に関する口コミ・体験談
元々私が所持していたタブレットを利用できたため、初期費用はかなり抑えることができました。また、決済手数料も中小向けプランを利用することができており、特に大きな負担となることはなく利用できております。
口コミ投稿者:よよよさん / 29歳女性 / 北海道
業種:サービス業 / 職種:エンタメ・レジャー・スポーツ / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:2〜4人 / 平均客単価:1,000〜2,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:100万〜300万円 / 年間キャッシュレス決済額:0〜100万円
導入POSレジ:スマレジ / 2025年8月に導入開始 / 総合評価:4.0/5.0

>> スマレジの公式サイトを確認する

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おすすめのセルフレジ③Airレジ(エアレジ)

セルフレジ名Airレジ
総合評価4.65
口コミ評価
4.29 (494件)
初期費用無料
月額費用無料
決済手数料■クレジットカード決済
VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Club・DISCOVER:3.24%
(ディスカウントプログラムの適用で2.48%)
■電子マネー決済(交通系電子マネー・iD・QUICPay+・Apple Pay):3.24%
■QRコード決済
・COIN+:1.08%
・d払い・PayPay・au PAY・楽天ペイ・Jcoin・Smart Code・WeChat Pay・Union Pay(銀聯)・Alipay+:3.24%
機器代金■カードリーダー(決済端末):20,167円
※カードリーダーの無償貸与キャンペーン実施中
■自動釣銭機:要問い合わせ
※利用には別途iPadまたはiPhoneが必要
(全て税込)
入金手数料無料
入金サイクル・みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行:月6回
・その他の金融機関:月3回
解約手数料・違約金なし
主な機能・在庫管理機能
・商品の一括登録機能
・外部の会計ソフトとの連携機能
・キャッシュレス決済との連携機能
・スタッフアカウントの権限設定
レジ形態・セミセルフレジ
サポート体制・メール
・チャット
公式サイトAirレジの公式サイトを確認する

Airレジ(エアレジ)は、初期費用・月額費用・入金手数料が無料で利用できるPOSレジです。

Airレジの初期費用・月額費用・サポート料・機能利用料はすべて無料

画像引用元:Airレジ

固定費が発生せず、契約期間にかかわらず解約金も必要ないため、初めてセルフレジを導入する人にも利用しやすいでしょう。

セルフレジとして利用する際は、自動釣銭機などとセットで導入してセミセルフレジとして運用します。

AirレジのiPadと自動釣銭機

画像引用元:Airレジ

デモ機を確認したい人は、ビックカメラ東京有楽町店や大阪なんば店に設置されているので、お近くの場合は足を運んでみてください。

また、Airレジの関連サービスであるキャッシュレス決済「Airペイ」では、カードリーダー型決済端末の無料導入キャンペーンが実施されています。

AirPAY0円スタートキャンペーン

画像引用元:Airペイ(エアペイ)

税込20,167円の決済端末が無料で手に入るチャンスなので、決済端末をお得に手に入れたい人はお早めにお申し込みください。

なお、AirレジもiPad専用となるため、Android端末では利用できません

体験談・口コミ
Airレジの導入費用・価格に関する口コミ・体験談
私はキャンペーン時に買ったので、アプリは元々無料、キャッシュ機器の費用も0円、月額費用もなし。カードや電子マネーの手数料は2.4%ほど。当初は、レジアプリの中では1番安い手数料でした。
口コミ投稿者:アサモさん / 37歳女性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:1人 / 平均客単価:3,000〜4,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:5〜9件 / 年間売上:500万〜1,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:100万〜300万円
導入POSレジ:Airレジ / 2017年8月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0
体験談・口コミ
Airレジの導入費用・価格に関する口コミ・体験談
エアレジの場合、初期費用がかからない点は、私にとってとても大きなメリットだと感じました。月額費用も比較的抑えられており、決済手数料や振込手数料を含めても、全体的なコストパフォーマンスは高いと思います。自分のようにこれから事業を拡大していく立場でも、無理なく導入・運用できる安心感があり、非常に魅力的なサービスだと感じました。
口コミ投稿者:yutoさん / 25歳男性 / 北海道
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:1人 / 平均客単価:1,000〜2,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:10〜19件 / 年間売上:300万〜500万円 / 年間キャッシュレス決済額:100万〜300万円
導入POSレジ:Airレジ&Airペイ / 2025年8月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0

>> Airレジの公式サイトを確認する

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おすすめのセルフレジ④POS+(ポスタス)

POS+(ポスタス)

画像引用元:POS+(ポスタス)

セルフレジ名POS+(ポスタス)
総合評価4.44
口コミ評価3.75 (30件)
初期費用要問い合わせ
月額費用14,000円〜(税別)
決済手数料1.98%~
(POS+Pay導入から半年間適用、それ以降の手数料は要問い合わせ)
(POS+Payの月額利用料は無料)
機器代金導入する決済端末による
入金手数料無料
(キャンペーン適用の場合)
入金サイクル月2回
解約手数料・違約金要問い合わせ
主な機能・在庫管理機能
・オフライン稼働機能
・多言語対応機能
・顧客分析・売上分析機能
・複数店舗管理機能
レジ形態・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
・券売機型セルフレジ
サポート体制・電話
・出張サポート
公式サイトPOS+(ポスタス)の公式サイトを確認する

POS+(ポスタス)は、小売店や飲食店、美容・サロン、クリニック・整体院に特化した機能をトータルで提供するPOSレジサービスです。

小売店向けのPOS+ retailや飲食店向けのPOS+ foodでセルフレジが利用できます。

POS+ selfregiでは、外国人向けに4ヶ国語(日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字・繁体字))への多言語対応が可能なタッチ式パネルを搭載しています。

POS+のフルセルフレジ

画像引用元:POS+

飲食・小売それぞれに特化した専用セルフレジが用意されており、飲食店向け端末では画面のカスタマイズ機能を利用可能です。おすすめメニューを大きく映し出すことで、顧客に強く訴求することができます。

小売店向けには、バーコードスキャンによる商品登録から決済まで一貫して行える機能が搭載されています。セルフレジ機能だけでなく、券売機としても利用できるため、食券方式の飲食店などでも利用可能です。

また、小売店向けのPOS+retailでは、レジに顧客が滞留しにくくなるセミセルフレジを採用することもできます。

POS+retailの自動釣銭機能

画像引用元:POS+

スタッフが商品のスキャンを行い、顧客が自動釣銭機に現金を投入するなどして精算を行うことで会計スピードをアップさせられます。

セルフレジで商品のバーコードをスキャンするなどの操作が苦手な顧客が多い店舗では、セミセルフレジの方が効率良く会計を進められるでしょう。

セルフレジ以外にも複数店舗の売上や在庫管理、モバイルオーダーなど店舗の運営効率化に役立つ機能をたくさん提供しているので、各業態に最適な機能を提案してもらいたい人は導入を検討してみてください。

体験談・口コミ
POS+(ポスタス)の導入費用・価格に関する口コミ・体験談
PL表をみた限りですが、コストパフォーマンスとしては良好でした。大規模のお店といえど落ち着いている日もありましたが原価率も30%を維持しながらも赤字になることはなく運用するには問題なかったです。特に、お客様に提供する品質を下げずに運用できる点はとても良かったです。
口コミ投稿者:rinnegi1204さん / 31歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入POSレジ:POS+(ポスタス) / 44713に導入開始 / 総合評価:4.0/5.0
体験談・口コミ
POS+(ポスタス)の導入費用・価格に関する口コミ・体験談
私共の併用していたレジに比べ、初期の導入費用がぐっと抑えられたので良かったです。本体やドロアーだけでも、数十万円分は費用を抑えられました。
口コミ投稿者:誉田 しのさん / 37歳女性 / 大阪府
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入POSレジ:POS+(ポスタス) / 2019年7月に導入開始 / 総合評価:3.5/5.0

>> POS+(ポスタス)の公式サイトを確認する

おすすめのセルフレジ⑤CASHIER

CASHIER

画像引用元:CASHIER

セルフレジ名CASHIER
総合評価4.40
口コミ評価-
初期費用0~1,198,000円(税込)
※導入形態によって変動(買い切り・リース/現金対応有・無など)
月額費用・スタータープラン:0円
・プロフェッショナルプラン:4,400円
・モバイルオーダープラン:3,000円
・プロフェッショナルprimeプラン:6,600円
(全て税込)
※自動釣銭機:2,000円/1台、セルフレジ機能:2,000円/1台、券売機機能:5,000円/1台が利用形態に応じて別途必要
決済手数料2.80〜3.25%
※導入する決済端末によって変動
機器代金0円
※初期費用に含まれる
入金手数料要問い合わせ
入金サイクル月1~2回
解約手数料・違約金なし
主な機能・在庫管理機能
・複数店舗管理機能
・顧客管理機能
・テイクアウト・テーブルオーダー機能
・EC機能
レジ形態・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
・券売機型セルフレジ
サポート体制・電話
・メール
・オンサイト保守

CASHIERは、レジ端末や導入形態を希望に合わせて柔軟に選べるPOSレジメーカーです。

セルフレジ端末はフルセルフレジ、セミセルフレジ、タッチパネル型券売機から選択可能です。

フルセルフレジでは、バーコードリーダーとレシートプリンターが内蔵されており、自動釣銭機やキャッシュレス決済端末とも連携できます。

CASHIERのセルフレジ

画像引用元:CASHIER

ディスプレイは日本語・中国語・英語・韓国語の4ヶ国語に対応しているため、外国人が訪れる店舗でも安心して利用可能です。

セミセルフレジ端末については、一体型・モバイル型・セルフPOS端末の3種類から選択可能です。

CASHIERのセミセルフレジ端末

画像引用元:CASHIER

セルフPOS端末では、セミセルフレジとセルフレジを切り替えられるため、スタッフの人数配置に合わせて使い分けられます。

タッチパネル型券売機も多言語対応が可能で、設置方法をカウンタートップとフロアスタンドから選ぶことができます。

CASHIERの券売機の例

画像引用元:CASHIER

縦型21インチの大型ディスプレイで、視認性が高くタッチ操作を行いやすいのが特徴です。

また、フルセルフレジと券売機については、買い切りとリースのいずれかから選択でき、初期費用を抑えたい人はリースを選択して月額費用と合わせて支払うこともできます。

費用面においても、キャッシュレス決済専用端末として自動釣銭機なしを選択すれば、本体価格を大きく抑えられます。自店に合った機器・導入形態でセルフレジを利用したい人は、CASHIERを選んでみてください。

おすすめのセルフレジ⑥USEN Ticket & Pay

USEN Ticket & Pay

画像引用元:USEN Ticket & Pay

セルフレジ名USEN Ticket & Pay
総合評価4.43
口コミ評価
3.25 (172件)
初期費用・サービス加入料:30.000円
・設置設定費:30,000円
・マスタ登録費:30,000円
(全て税抜)
※別途USENレジTAB FOODの利用料が必要
月額費用5,000円(税抜)
※別途USENレジTAB FOODの利用料が必要
決済手数料・クレジットカード決済:3.24%~
・電子マネー決済:3.24%
・QRコード決済:3.00%~
(消費税の課税対象となる決済には別途消費税が発生)
機器代金要問い合わせ
入金手数料要問い合わせ
入金サイクル要問い合わせ
解約手数料・違約金契約期間更新期間以外の日に契約解除を行った場合、契約期間の残月数分の月額利用料金に相当する額を請求
主な機能・昼夜メニュー切り替え機能
・多言語対応
・個別会計機能
・メニューフリーレイアウト
・広告表示機能
レジ形態券売機型セルフレジ
サポート体制・電話サポート
・遠隔サポート
・駆けつけサポート

USEN Ticket & Payは、USENが提供する券売機一体型のセルフレジです。

利用にあたっては、USENのPOSレジサービス「USEN TAB FOOD」を導入していることが必要で、USEN Ticket & Payはオプションサービスとして利用します。

券売機とセルフ精算機のモード切替が可能なため、例えば追加注文の多いディナータイムには退店時に支払いを行うセルフ精算機として活用し、回転率を上げたいランチタイムには入店時に精算する券売機として用いることができます。

USEN Ticket & Payの機能切り替え

画像引用元:USEN Ticket & Pay

他にも画面レイアウトを自由にカスタマイズできるため、プッシュしたいメニューを真ん中に大きく映したり、メニューをカテゴリごとにわかりやすく配置したりすることが可能です。

さらに、昼と夜のメニュー切り替えや多言語対応など、飲食店に嬉しい機能が豊富にそろえられています。

機種はキャッシュレス決済と現金決済の両方に対応したスタンダードと、キャッシュレス決済専用端末のスリム、ミニ(カウンタートップタイプ)の3種類が用意されています。

USEN Ticket & Payのセルフレジの種類

画像引用元:USEN Ticket & Pay

リースによる導入も可能なので、初期費用を抑えたい人はUSENへ問い合わせを行ってみてください。

体験談・口コミ
USENレジの導入費用・価格に関する口コミ・体験談
USENはPOSだけでなく、音楽配信サービス、Wifi環境の提供ができるメーカーさんで、全てバラバラの会社で加入するよりもコストが下げられるかと思います。POSの管理機能も必要最低限の物が実装されており、操作も直感的なので導入して後悔する事は少ないのかなと思っております。
口コミ投稿者:TMさん / 41歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:経営者・役員
店舗数:1店舗 / 従業員数:10〜19人 / 平均客単価:1,000〜2,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:50〜99件 / 年間売上:5,000万〜1億円 / 年間キャッシュレス決済額:2,000万〜3,000万円
導入POSレジ:USENレジ / 2022年10月に導入開始 / 総合評価:4.0/5.0
体験談・口コミ
USENレジの導入費用・価格に関する口コミ・体験談
私は30万ほどで導入しました。iPad2台やレジやレシートプリンターなども新品で購入しましたので妥当な金額だと思います。運用コストに関してはアプリ使用料がめちゃくちゃ高くなっていて1店舗だけのお店には非常に高い金額です。またキャッシュレス決済の決済手数料も他のPOSレジに比べると高いのと入金までが長いため、運用コスパはとても悪いです
口コミ投稿者:にくるどさん / 37歳男性 / 福岡県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:1人 / 平均客単価:3,000〜4,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:10〜19件 / 年間売上:500万〜1,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:300万〜500万円
導入POSレジ:USENレジ / 20年6月に導入開始 / 総合評価:1.5/5.0

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セルフレジの選び方

ここからはセルフレジの選び方を5つの観点から解説します。

前章までで見てきた、おすすめセルフレジの中から自店に合ったセルフレジを見つける際のヒントとして、参考にしてみてください。

セルフレジの選び方

  • 価格・導入費用が適正か
  • 顧客にとっての使いやすさで選ぶ
  • キャッシュレス決済の種類が豊富か
  • オフライン稼働と自動同期に対応しているか
  • 運営のサポート体制で選ぶ

それぞれ順番に見ていきましょう。

価格・導入費用が適正か

選び方の1つ目は、セルフレジの価格や導入費用が適正範囲であることです。

価格が前段で解説した相場価格と比較して、極端に高いまたは安いものは選択肢から外しておく方が無難です。

セルフレジの種類ごとの価格・導入費用の相場

  • フルセルフレジ:200〜300万円
  • セミセルフレジ:100〜400万円
  • 券売機型セルフレジ:50〜200万円

高すぎるものは経営を圧迫するので避けた方がいいのはもちろんですが、安すぎるものも必要な機能が搭載されていない可能性があります。

機能をオプションで追加したら、相場価格より高くなってしまったということも珍しくありません。

また、セルフレジ端末の耐久性が低く、何度もオンサイト保守を依頼していたら、高くついてしまったということも起こる可能性があります。

相場価格を目安として考え、極端に乖離しているセルフレジの導入を検討する場合は、必要な機能が揃っているか、コストに見合ったメリットが得られるかを確認しましょう。

顧客にとっての使いやすさで選ぶ

選び方の2つ目は、実際にセルフレジを操作する顧客にとって使いやすいかどうかです。

一般的なPOSレジとは異なり、セルフレジの場合、顧客が会計手続きを行います。

IT機器の操作に慣れていない高齢者の人や、日本語が読めない外国人の人でも使いやすいセルフレジを選ぶ必要があります。

画面が大きくタッチ式で直感的な操作が可能であることや、多言語対応などの機能があるとよいでしょう。

実際にセルフレジが設置されている店舗へ足を運んで、使いやすいと感じる端末を探してみるのも一つの方法です。

キャッシュレス決済の種類が豊富か

選び方の3つ目は、支払いを受け付けられるキャッシュレス決済の種類が豊富であることです。

セルフレジとキャッシュレス決済端末を併せて導入することで、会計業務をさらに効率化できます。

PAYGATEの対応決済ブランド

画像引用元:PAYGATE

しかし、導入する決済端末で受け付けられる決済手段・ブランドが少ないと、導入効果が薄れてしまいます。

利用者数の多い決済ブランドであるVISAやMasterCard、PayPayなどを中心に幅広い決済方法に対応しているものを選ぶようにしましょう。

また、海外旅行者の来訪が多い店舗においては、銀聯やAlipay+などのインバウンド決済にも対応しているか確認しておくと安心です。

オフライン稼働と自動同期に対応しているか

選び方の4つ目は、オフライン稼働および売上データの自動同期に対応していることです。

セルフレジで決済を行っている途中に通信が途切れたり、電波障害が発生したりした場合でも、売上データを一時的に端末内に保存し、再接続後に自動でサーバーと通信を行い同期できる機能があるものを選ぶ方がよいでしょう。

オフライン稼働できないセルフレジで、決済中に通信が途切れてしまうと、売上データを正しく保存できず、売上金額に反映されない可能性があります。

売上の計上漏れが生じると、商品の在庫などと売上データが合わなくなってしまいます。

セルフレジの仕様の中でオフライン稼働の可否については記載されていることが多いため、導入前に確認しておきましょう。

運営のサポート体制で選ぶ

選び方の5つ目は、運営のサポート体制で選ぶことです。

初めてセルフレジを導入する人にとっては、初期設定や周辺機器との接続、トラブル時の対応など、さまざまな場面で疑問が生じるでしょう。

そのとき、運営のサポートを利用して速やかにトラブルを解決できれば、顧客に不便をかける可能性を抑えられます。

運営のサポート体制には主に電話やメール、チャット、オンサイト保守などがあります。

画像引用元:POS+(ポスタス)

サポートの種類に自店の望む対応方法が含まれているか、対応可能な日時は自店の営業時間と重なっているかといった点で比較しましょう。

土日祝日や夜間に稼働している店舗においては、これらの時間帯にもサポートが受けられる企業のセルフレジを導入すれば、営業時間中にセルフレジにトラブルがあっても、店舗運営に与える影響を最小限に抑えられます。

また、セルフレジメーカーによっては、追加費用を支払うことでサポート体制をより手厚くできるものもあります。上位プランの利用によって、対応時間が長くなったり、オンサイト保守を何度でも依頼できるようになったりするため、必要に応じて検討してみてください。

セルフレジの価格・導入費用を安く抑える方法

本章ではセルフレジの価格・導入費用を安く抑える方法を4つ解説します。

セルフレジをお得に導入したい人は参考にしてみてください。

セルフレジの価格・導入費用を安く抑える方法

  • 必要最低限の機能から始めて段階的に拡張する
  • 補助金・助成金を活用する
  • レンタル・リースで導入する
  • 中古品を導入する

それぞれ順番に見ていきましょう。

必要最低限の機能から始めて段階的に拡張する

セルフレジを導入する際、いきなりフルスペックで導入するのではなく、必要最低限の機器・機能から始めて、徐々に追加していくとコストを抑えやすいです。

最初から高額なプランを契約したり、周辺機器を全て揃えたりすると、使わなかった機器や機能があった場合に無駄な費用が出てしまいます。

最小限の設備で導入し、不十分な点があった場合にピンポイントで機能拡充や機器の追加購入を行うと、無駄が生じにくいです。

POSレジの無料プランや無料体験期間があるものは、これらから利用を始め、段階的に機能を拡充していくとよいでしょう。

補助金・助成金を活用する

セルフレジの導入時に利用できる補助金や助成金を有効活用すれば、自店の持ち出し費用を抑えられます。

セルフレジの導入に利用できる可能性がある主な補助金は次の通りです。

セルフレジの導入に利用できる主な補助金

  • IT導入補助金
  • ものづくり補助金
  • 業務改善助成金
  • 働き方改革推進支援助成金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 中小企業省力化投資補助金
  • 事業再構築補助金 など

これらの補助金を利用すれば、実質的なコストを抑えてセルフレジを導入できます。

例えば、IT導入補助金の通常枠では、生産性の上がったプロセス数に応じて補助金が支給され、最大450万円を受け取れます。

IT導入補助金の概要

画像引用元:スマレジ

ただし、補助金を利用する際は煩雑な申請手続きが必要になる上に、交付決定以降にしか契約・納品できない点、補助金は多くの場合、後払いになる点に注意しましょう。

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レンタル・リースで導入する

初期費用を抑えたい人は、セルフレジ端末をレンタルやリースで導入するのも一つの方法です。

短期的に利用するなら1日単位でも利用可能なレンタル、年単位での利用を見込んでいるのであればリースを利用しましょう。

イベントなどへ期間限定で出店する場合に、セルフレジを購入するのは費用がもったいないため、レンタルの利用がおすすめです。

スマレジ レンタルプラン

画像引用元:スマレジ

また、リースで利用すれば修理費などを抑えられる上に、自店で利用したい機器をリース会社が購入するため、希望する機器を調達できます。

ただし、長期的に見ると購入する方が安くなる場合もあるため、注意が必要です。

中古品を導入する

中古品を購入すれば、新品よりも費用を抑えられます。

セルフレジ端末やiPadの中古品がフリマサイトやリサイクルショップなどで販売されているでしょう。

ヤフオクのグローリー300

画像引用元:ヤフオク

状態の良いものを見つけられれば、お得に導入可能です。ただし、中古品を購入する際は状態や機種をよく確認する必要があります。

安く購入できてもすぐ故障したり、POSレジシステムに対応していない機種だったりすると、かえって費用がかかってしまいます

セルフレジを導入するメリット・デメリット

セルフレジを導入するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

両者を踏まえた上で、セルフレジの導入を検討してみてください。

セルフレジを導入するメリット

セルフレジを導入するメリットは次の通りです。

セルフレジを導入するメリット

  • レジ打ちなどの人件費を削減できる
  • 顧客の回転率を上げられる
  • 釣銭の渡し間違いを防げる

セルフレジの導入によって、顧客自身に会計を行ってもらえるため、レジ打ちのスタッフなどの人件費を削減できるようになります。

また、スタッフがいなくても会計が行えるため、台数を増やせば回転率を上げられます。セミセルフレジであっても、精算用機器を複数台設置すれば、どんどん会計を行えるため、回転率の向上が可能です。

そして、現金対応のセルフレジでは自動釣銭機が設置されているため、支払金額や釣り銭の数え間違いを防ぐことができます。

セルフレジを導入すれば、店舗の経営効率化や顧客の利便性向上、ミスの防止などといったメリットがあります。

セルフレジを導入するデメリット

反対に、セルフレジを導入するデメリットは次の通りです。

セルフレジを導入するデメリット

  • 設置スペースを確保する必要がある
  • 導入コストが高い
  • 顧客が操作に戸惑う可能性がある

セルフレジを導入するには、一定のスペースが必要です。

カウンターの上や壁掛け式、フロアスタンドを用いるなどの方法でセルフレジを設置します。

特にフロアスタンドを用いる際は、床にスタンドを取り付けるため、スタッフや顧客の動線を邪魔しない位置に配置しましょう。

Squareキオスクの配置イメージ

画像引用元:Squareキオスク

また、セルフレジはクラウド型のPOSレジなどよりも導入費用が高くなる可能性があります。

これは、セルフレジはターミナル型POSレジに近いレベルで周辺機器の導入が必要になるためです。

iPadと決済端末があればPOSレジの最小限の設備はそろいますが、セルフレジの場合、レシートプリンターやバーコードリーダー、自動釣銭機なども必要になります。

そのため、セルフレジは導入費用が高くなりやすいです。

ただ、導入後は人件費が安くなるため、長期的に見るとコストを抑えられる可能性があります。

そして、セルフレジを導入した場合、顧客が端末を操作することになるため、操作方法がわからない顧客がいた場合にフォローする必要があります。

他にも、悪質な顧客がiPadを持ち去ろうとしたり、故意に間違った操作を行ったりする可能性があるため、防犯カメラや巡回スタッフを配置しておく方が顧客のフォローやトラブルを防ぎやすいでしょう。

セルフレジは店舗のオペレーションを効率化してくれますが、コストやスペース、無人になることへの対策が必要になるなどのデメリットがあることを知っておきましょう。

セルフレジの価格・導入費用に関するよくある質問

最後にセルフレジの価格と導入費用に関するよくある質問とその回答を4つ紹介します。

同様の疑問をお持ちの人は、本章の内容を参考にしてみてください。

セルフレジのレンタル価格の相場は?

セルフレジをレンタルした場合の価格相場は次の通りです。

セルフレジの種類価格相場(月額)
フルセルフレジ15,000円~20,000円程度
セミセルフレジ15,000円~20,000円程度
券売機型セルフレジ30,000円程度

セルフレジ製品の本体価格を一括で支払うのが難しい人は、レンタルサービスを使うことも検討してみてください。

セルフレジの費用対効果は見合う?逆効果?

セルフレジの費用対効果は長期的に考えれば、十分見合うものになるでしょう。

導入費用は高いですが、人手不足や人件費の高騰が現在起こっていることから考えると、少ない人数のスタッフでも店舗運営が行えるようになるセルフレジの導入メリットは大きいと言えます。

特に賃上げの動きが社会全体である中で人件費が現在以下の金額に下がっていくことは考えにくいでしょう。

そのため、セルフレジの導入によって得られる人件費削減効果は徐々に大きくなっていくと見込まれます。

また、外国人の顧客に対して多言語表示が可能なセルフレジがあれば、外国語を話せるスタッフを雇う必要もありません

このようなことから長期的に見れば、コストの回収は十分可能と考えられます。

セルフレジの導入店舗の導入費用に対する口コミは?

セルフレジを実際に導入した店舗の「導入費用に関する口コミ」は、安い物ではないがメリットは十分あるといったものが導入事例の中で語られています。

自動釣銭機など高額な機器を導入しなければならないため、どうしても費用は一定必要になります。

しかし、「1人分くらいしっかり働いてくれる」など、高い導入効果を実感している口コミが多いです。

費用対効果は十分にあると言えるでしょう。

セルフレジと自動釣銭機の違いは?

セルフレジは全体を指しますが、自動釣銭機はセルフレジに組み込まれる周辺機器の一部です。

自動釣銭機は現金対応のセルフレジに周辺機器として接続し、顧客が投入した現金と会計金額との差額を自動計算して釣銭を排出します。

POS+retailの自動釣銭機能

画像引用元:POS+

セルフレジは、タッチパネル式ディスプレイや決済端末、バーコードリーダー、レシートプリンターなどをまとめた1つの店舗機器としての呼称です。

CASHIERのセルフレジ

画像引用元:CASHIER

セルフレジの見積もり依頼や資料請求をする際に、両者の区別をしっかりとしておきましょう。

まとめ:セルフレジの価格・導入費用まとめ【補助金で安くなる?レンタル価格は?】

今回はセルフレジの価格や導入費用をまとめて解説した上で、おすすめセルフレジ6選を紹介しました。

セルフレジおすすめ6選【導入費用を抑えたい店舗必見】

セルフレジは人手不足や人件費の高騰、外国人顧客への対応など様々な場面で役に立ちます

一方で周辺機器などを含めて導入する必要があるため、費用が高くなりやすいため、リースやレンタルといった形式でも導入可能です。

本記事で紹介したおすすめセルフレジの中に気になるものがあれば、資料請求や見積もり依頼を行ってみてください。

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■POSレジサービスの掲載口コミ・体験談について
StoreProに掲載されているPOSレジサービスの掲載口コミ・体験談は、インターネットでのアンケート調査にて、日本全国の飲食店・美容室・サロン・小売店などの実店舗経営の経験者を対象にStorePro編集部が独自に収集したものです。調査実施期間は2024年10月〜2025年8月です。中立性・公平性を担保するため、デメリットを含む内容の口コミも掲載しております。口コミ内に掲載されている業種・職種・役職・都道府県はサービス利用中の情報です。口コミ投稿者名はニックネームや仮名を含みます。記事内で「口コミ評価」として掲載している評点は全口コミの総合評価の平均スコア(5.0点満点)です。口コミ・体験談の収集方法や掲載基準、回答者属性については口コミ掲載ポリシー・回答者属性をご覧ください。
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