
本記事ではこんな悩みを解決します。
POSレジの導入を検討しているものの、種類が多く自店に合った機能を持っていて価格も抑えられるPOSレジを選ぶのは簡単ではないでしょう。
また、価格や費用以外にもPOSレジを選ぶ際のポイントや、利用できる補助金の有無など知っておかないと後悔することがたくさんあります。
そこで本記事ではおすすめのPOSレジ9選の価格を一覧で紹介するとともに、POSレジの選び方や申請できる補助金など価格を安く抑える方法を解説します。
【迷ったらコレ!】おすすめのPOSレジ3選
目次
POSレジとは
POS(Point of Sale)レジとは、「販売時点情報管理」機能を有するレジのことです。
どの商品がどの店舗でどれくらい売れたのか、誰にいくらで売れたのかといった売上データをリアルタイムで管理します。
会計をするだけではなく、売上データを蓄積できるため、1日のレジ締めを行う際に現金がどれだけキャッシュドロアに入っているかを計算したり、売り上げ拡大のための分析を行ったりするのに役立ちます。

人間が手動で管理していた販売データをシステム化できるため、経営の効率化に役立つツールです。
POSレジの種類ごとの価格・導入費用の相場
次にPOSレジの種類とそれぞれの価格・導入費用の相場を解説します。
POSレジは大きく4種類に分けられ、それぞれ特徴や相場価格が異なるため、どのタイプが自店に合うか参考にしてみてください。
POSレジの種類ごとの価格・導入費用の相場
- パソコン型POSレジ:20~50万円程度
- タブレット型POSレジ:10~30万円程度
- ターミナル型POSレジ:10~100万円程度
- モバイル型POSレジ:0~10万程度
それぞれ順番に見ていきましょう。
パソコン型POSレジの価格・導入費用
パソコン型POSレジは、ノートパソコンやデスクトップパソコンを利用してPOSレジアプリを導入するタイプのレジです。
価格の相場はPOSレジシステムの種類などによって変動しますが、20~50万円程度の費用が発生します。

ただし、レシートプリンターやキャッシュドロアなどの周辺機器が必要な場合は、別途購入する必要があります。
パソコン型POSレジでは、POSレジアプリをダウンロードしてオンプレミス環境で使用するものと、インターネットに接続してクラウド環境で使用するものがあり、導入するPOSレジによって異なります。
オンプレミスで使用するものはオフライン環境でも安定して動作し、買い切りになることが多いため、保守やアップデート以外の費用は基本的に発生しないことから長期的な利用におすすめです。
クラウド上で利用するものは、Wi-Fi環境やSIMカードなど通信回線が必要になりますが、月額利用制のため、初期コストを抑えられるメリットがあります。
タブレット型POSレジの価格・導入費用
タブレット型POSレジは、タブレット端末でPOSレジシステムを利用するレジです。
価格の相場は、10~30万円程度ですが、こちらもお持ちのタブレット端末を使用する場合はコストを抑えられます。

ただし、周辺機器について必要に応じて別途購入する必要がある点は、パソコン型POSレジと同様です。
また、タブレット型POSレジでは、クラウド上で提供されるPOSレジシステムを利用することが多いです。
月額制のため、導入しやすい一方、長期的に利用する場合はトータルで支払うコストにも注意しましょう。
-
クラウドPOSレジとは?無料導入できる?【おすすめのクラウドPOSシステムも解説】
続きを見る
ターミナル型POSレジの価格・導入費用
ターミナル型POSレジは、周辺機器などが一部内蔵された据置型のPOSレジです。
価格の相場は設置規模などによって異なりますが、初期費用として10~100万円程度の費用が発生します。
「据置型POSレジ」や「レガシーPOSレジ」とも呼ばれ、今回紹介する4種類の中では大型のPOSレジです。

ターミナル型POSレジでは、端末にPOSレジシステムがインストールされたオンプレミス環境で利用されることが多く、オフライン環境でも安定して利用できます。
一方で、据え置きで使用するため、ある程度の会計スペースが必要となる上に、設置場所の移動がしにくい難点があります。
モバイル型POSレジの価格・導入費用
モバイル型POSレジは、持ち運び可能なハンディ端末にPOSレジシステムを導入して使用します。
価格の相場は、0~10万程度と今回紹介する4種類の中で最も安価に導入可能です。

小規模店舗や移動式販売、イベントでの出店などを行う事業者と相性が良いです。
必要に応じて周辺機器の購入をしないといけませんが、機種によってはレシートプリンターが内蔵されている端末もあるため、購入費用を抑えられます。
-
無料のスマホレジアプリおすすめ6選【Android・iPhone両対応の簡易レジアプリも】
続きを見る
POSレジの周辺機器の価格・導入費用の相場
続いてPOSレジの周辺機器の価格と導入費用の相場を解説します。
POSレジの使用にあたって必要な機器を中心に紹介するので、こちらも参考にしてみてください。
POSレジの周辺機器の価格・導入費用の相場
- レシートプリンター:40,000~50,000円程度
- バーコードリーダー:5,000~50,000円程度
- キャッシュドロア:15,000~50,000円程度
- 決済端末:20,000~40,000円程度
- QRスキャナー:20,000〜80,000円程度
- 自動釣銭機:300,000~1,000,000円程度
- ロール紙:2,000~5,000円程度
それぞれ順番に見ていきましょう。
レシートプリンターの価格・導入費用
レシートプリンターは、会計終了後にレシートなどを印刷するプリンターです。
価格は機器によって振れ幅はありますが、相場として40,000~50,000円程度です。
顧客からレシートや領収書を求められることが多い店舗では、毎回手書きで領収書を作成していると、仕事が回らなくなってしまいますよね。

レシートプリンターを選ぶ際は、金額はもちろん、機器のサイズや対応しているロール紙なども併せて確認しておきましょう。
バーコードリーダーの価格・導入費用
バーコードリーダーは、商品に貼り付けられたバーコードを読み取る機器です。
価格相場は5,000~50,000円程度で、有線式の機器は比較的安価で手に入ります。
小売店など商品の種類が多い場合にバーコードを利用することで、POSレジの画面から購入する商品を選択する必要がなくなります。

反対に飲食店や美容サロンなど、物品の販売を行わない業態の場合、基本的には不要です。
キャッシュドロアの価格・導入費用
キャッシュドロアは、会計スペースで現金を保管するための機器です。
価格相場は15,000~50,000円程度となっており、手動開閉式のものが安い傾向にあります。
顧客から預かった現金を入れたり、お釣りを渡す際に現金を取り出したりするのに使用します。

決済端末の価格・導入費用
決済端末は、主にキャッシュレス決済を受け付けるための機器です。
搭載されている機能や端末の種類によって異なりますが、価格の相場は20,000~40,000円程度となっています。

また、サブスクリプション型で決済端末と決済サービスをセット提供しているものもあり、初期費用を抑えたい人におすすめです。
導入する際は、決済端末によってタッチ決済やICカード決済、QRコード決済や電子マネー決済といった各決済手段への対応可否が異なるので注意しましょう。
また、各決済手段における決済ブランドの利用可否も端末や決済サービスによって異なるため、導入前に併せて確認が必要です。
-
キャッシュレス決済端末おすすめランキングTOP10を徹底比較【無料あり】
続きを見る
QRスキャナーの価格・導入費用
QRスキャナーは、顧客が決済のためなどに提示するQRコードを読み取る機器です。
価格相場は20,000〜80,000円程度となっています。
PayPayなどで決済を行うときに、顧客が提示するQRコードを読み取るストアスキャン方式を採用する場合に必要です。
反対に加盟店に配布されるQRコードが表示されたポップを顧客が読み取って決済を行うユーザースキャン方式のみを採用する場合、導入しなくても大丈夫でしょう。

バーコードリーダーを導入する際、通常の1次元バーコードだけでなく2次元バーコード(QRコード)も読み取れるものを選んでおくと、それぞれ購入する必要がなくなります。
自動釣銭機の価格・導入費用
自動釣銭機は、会計後顧客に渡す釣銭を自動で排出してくれる機器です。
価格の相場は300,000~1,000,000円程度です。

小売店など短時間に多くの顧客と会計を行う必要がある店舗やセルフレジを導入する店舗などで役立つでしょう。
ロール紙の価格・導入費用
ロール紙は、レシートプリンターにセットして使用する用紙です。
周辺機器ではありませんが、レシートプリンターを使用する上で発生する費用で、価格は2,000~5,000円程度です。

ロール紙をレシートプリンターのメーカーや販売会社から購入しない場合、使用している機器に対応しているサイズであるか購入前に確認するようにしましょう。
POSレジの価格・導入費用を徹底比較【月額無料あり】
本章ではPOSレジの価格や導入費用などを比較しやすいように一覧で紹介します。
各費用を比較して自店に合ったPOSレジを探してみてください。
POSレジの価格・導入費用を徹底比較【月額無料あり】
POSレジ名 | 端末機の画像 | 総合評価 | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | 導入サポート費用 | レシートプリンター代 | バーコードリーダー代 | キャッシュドロア代 | 決済端末代 | QRスキャナー代 | 自動釣銭機代 | ロール紙代 |
Square POSレジ | ![]() | (4.87) | 無料 | 無料 | 2.50~3.25% | 無料 | 49,900~59,800円(税込) | 19,800~36,500円(税込) | 11,800~59,800円(税込) | ・Squareリーダー:4,980円 ・Squareスタンド:29,980円 ・Squareターミナル:39,980円 ・Squareレジスター:84,980円 ※iPhone・iPad・Android端末も利用可能 | - | - | 2,900~12,900円(税込) |
スマレジ | ![]() | (4.76) | 無料 | ・スタンダードプラン:0円 ・プレミアムプラン:5,500円 ・プレミアムプラスプラン:8,800円 ・フードビジネス:12,100円 ・リテールビジネス:15,400円 (全て税込) | 1.98~3.24% | 無料 | 36,667~53,900円(税込) ※要問い合わせの機器も有 | 55,000~60,214円(税込) ※要問い合わせの機器も有 | 16,500円(税込) | ・PAYGATE:39,600円 ※数量限定で端末代金0円キャンペーン実施中 | バーコードリーダーで QRコードスキャンも可能 | 要問い合わせ ※自動釣銭機との連携は プレミアムプラスプラン以上 | 825円(税込)~ |
Airレジ | ![]() | (4.65) | 無料 | 無料 | 1.08~3.24% | 無料 | 24,800~59,800円(税込) | 56,800円(税込) | 9,020~9,600円(税込) | ・カードリーダー:20,167円 ※カードリーダー無償貸与キャンペーン実施中 ※別途iPadまたはiPhoneが必要 | バーコードリーダーで QRコードスキャンも可能 | 要問い合わせ | 980~22,770円(税込) |
CASHIER![]() | ![]() | (4.47) | 0~138,000円(税込) ※導入するレジによる | ・スタータープラン:0円 ・プロフェッショナルプラン:4,400円 ・モバイルオーダープラン:3,000円 ・プロフェッショナルprimeプラン:6,600円 (全て税込) | 2.80〜3.75% | 無料 | 決済端末に内蔵 | POSレジ端末のセットに含まれる ※A920はオプション | POSレジ端末のセットに含まれる ※A920はオプション | 0円 ※マルチ決済端末、カード型決済端末、 POSレジ一体型モバイル決済端末から選択可能 | 付属のバーコードリーダーで QRコードスキャンも可能 | 月額2,000円(税込)でオプション対応可能 | 要問い合わせ ※決済端末のみ利用する場合は 無料になる端末有 |
stera pack POS | ![]() | (4.42) | 無料 | 9,900円(税込) | 2.70〜3.24% | 無料 | 要問い合わせ | 7,000円(税込)~ | 要問い合わせ | 無料 ※月額料金に含まれています。 | QRコードスキャンが可能な バーコードリーダーもご用意有 | - | 無料 |
POS+ (ポスタス) ![]() | ![]() | (4.44) | 要問い合わせ | 14,000円〜(税別) | 連携する他社サービスによる | 無料 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
NEC モバイル POS ![]() | ![]() | (4.03) | 要問合せ | 要問合せ (月額数千円~) | 連携する他社サービスによる | 無料 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
STORESレジ![]() | ![]() | (4.63) | 無料 | ・フリープラン:0円 ・ベーシックプラン:4,950円 (税込・店舗ごと) ※初回契約時30日無料 | 1.98〜3.24% | 無料 | 22,500~51,800円(税込) | 53,800円(税込) | 16,200円(税込) | ・STORES 決済端末:19,800円(税込) ※別途iPadが必要です。 | バーコードリーダーで QRコードスキャンも可能 | - | ロール紙のみの取り扱いなし ※別途購入が必要 |
ユビレジ | ![]() | (4.30) | 無料 | ・プレミアムプラン:6,900円〜 ・飲食業向けハンディ:8,400円〜 ・飲食業向けQRオーダー&決済:15,000円〜 ・小売業向け在庫管理:11,400円〜 ・ユビレジエンタープライズ:要問い合わせ (全て税込) | 連携する他社サービスによる | 無料 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | バーコードリーダーで QRコードスキャンも可能 | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
次章からは、ここで紹介したPOSレジサービスを個別に解説します。
POSレジおすすめ9選【費用・価格も解説】
ここからは前章で紹介したPOSレジサービスを、個別に見ていきます。
POSレジおすすめ9選【費用・価格も解説】
それぞれ順番に解説します。
おすすめのPOSレジ①Square POSレジ

画像引用元:Square POSレジ
POSレジ名 | SquarePOSレジ |
総合評価 | 4.87 |
口コミ評価 | 4.33 (235件) |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
決済端末の価格 | ・Squareリーダー:4,980円 ・Squareスタンド:29,980円 ・Squareターミナル:39,980円 ・Squareレジスター:84,980円 ※iPhoneやiPad、Android端末を利用することも可能 (全て税込) |
レシートプリンターの価格 | 49,900~59,800円(税込) |
バーコードリーダーの価格 | 19,800~36,500円(税込) |
キャッシュドロアの価格 | 11,800~59,800円(税込) |
QRスキャナーの価格 | - |
自動釣銭機の価格 | - |
ロール紙の価格 | 2,900~12,900円(税込) |
決済手数料 | ・クレジットカード:2.50%(年間キャッシュレス決済額3,000万円以上の場合:3.25%) ・その他の決済手段:3.25% |
入金手数料 | 無料 |
公式サイト | Square POSレジの公式サイトを確認する |
SquarePOSレジは、初期費用や月額利用料、入金手数料が無料で利用できるPOSレジシステムです。
発生する費用は決済手数料と決済端末代のみなので、料金形態がシンプルで使う際のコスト計算をしやすいのがメリットです。


画像引用元:Square
決済端末も4,980円(税込)から導入できるため、コストを抑えてPOSレジの導入を行いたい人はSquareの導入を検討してみてください。

初期導入費用は不要であった。私はキャンペーン実施期間であったためリーダーも無償提供であった。決済手数料も高くなく、月額費用と振込み手数料は不要であるためコストパフォーマスに優れている。
口コミ投稿者:マツモトミツグさん / 52歳男性 / 愛知県
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:Square POSレジ / 2017年3月に導入開始 / 総合評価:6.0/10.0

私の場合は初期費用や月額費用はかからず、決済手数料だけでしたがそれでもカード決済があるだけで高単価のお客様も取り囲みやすく、高額商品も売れやすくなる点から必要経費だと思っています。決済手数料はかかりましたがそれ以上にメリットがたくさんあります。
口コミ投稿者:さやちゃむさん / 36歳女性 / 長野県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:Square POSレジ / 2018年10月に導入開始 / 総合評価:10/10
-
Square(スクエア)決済の評判・口コミ(235件)【実際に導入した人の体験談】
続きを見る
-
Square(スクエア)の決済手数料一覧まとめ【高い?計算方法は?消費税は含む?】
続きを見る
-
Squareの割引キャンペーン情報まとめ【決済端末無料キャンペーンは?新型端末が無料?】
続きを見る
キャンペーン期間中の決済手数料が実質無料に! (詳細
おすすめのPOSレジ②スマレジ

画像引用元:スマレジ
POSレジ名 | スマレジ |
総合評価 | 0円 |
口コミ評価 | 4.76 |
初期費用 | 3.80 (128件) |
月額費用 | ・スタンダードプラン:0円 ・プレミアムプラン:5,500円 ・プレミアムプラスプラン:8,800円 ・フードビジネス:12,100円 ・リテールビジネス:15,400円 (全て税込) |
決済端末の価格 | PAYGATE:39,600円 ※2025年6月30日までの期間限定で端末代金が0円になるキャンペーンを実施中 |
レシートプリンターの価格 | 36,667~53,900円(税込) ※要問い合わせの機器も有 |
バーコードリーダーの価格 | 55,000~60,214円(税込) ※要問い合わせの機器も有 |
キャッシュドロアの価格 | 16,500円(税込) |
QRスキャナーの価格 | バーコードリーダーでQRコードスキャンも可能 |
自動釣銭機の価格 | 要問い合わせ ※自動釣銭機との連携はプレミアムプラスプラン以上で利用可能 |
ロール紙の価格 | 825円(税込)~ |
決済手数料 | 1.98~3.24% (詳細な決済手数料は要問い合わせ) |
入金手数料 | 要問い合わせ |
公式サイト | スマレジの公式サイトを確認する |
スマレジは、用途や業種に合わせたプランが豊富なPOSレジシステムです。
スタンダードプランは月額無料で利用でき、基本的な会計や販売データ集計機能が搭載されています。

画像引用元:スマレジ
複数店舗に跨ったデータ分析や1,000件以上の商品登録を行う場合は、有料プランの導入が必要です。
また、レシートプリンターを搭載したモバイル決済端末PAYGATEと相性が良く、両者を連携すれば会計業務のさらなる効率化につなげられるでしょう。


私がスマレジを導入して感じたのは、初期費用や月額費用が比較的抑えられており、必要な機能をしっかり備えている点でコストパフォーマンスが高いということです。店舗運営において無理なく継続できる価格設定だと感じています。機能面と費用のバランスを考えると、特に中小規模の店舗には導入しやすいシステムだと思います。
口コミ投稿者:中西さん / 42歳女性 / 山梨県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入POSレジ:スマレジ / 2021年8月に導入開始 / 総合評価:9/10

初期費用も安いのにレジ機能だけでなく顧客管理、売り上げ分析、マーケティング戦略、他諸々業務効率が上がる機能がたくさんついてて月額料金も安くコスパがかなりいいと思います。
口コミ投稿者:nicoさん / 34歳女性 / 大阪府
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:経営者・役員
導入POSレジ:スマレジ / 2021年9月に導入開始 / 総合評価:8/10
-
スマレジの評判・口コミ(128件)【メリットや導入費用もご紹介】
続きを見る
-
スマレジの導入費用まとめ【月額料金・初期費用は?無料でできることは?】
続きを見る
-
スマレジのデメリットまとめ【使いにくい?費用が高い?】
続きを見る
おすすめのPOSレジ③Airレジ

画像引用元:Airレジ
POSレジ名 | Airレジ |
総合評価 | 4.65 |
口コミ評価 | 4.10 (197件) |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
決済端末の価格 | ・カードリーダー:20,167円 ※カードリーダーの無償貸与キャンペーン実施中 ※別途iPadまたはiPhoneが必要 (全て税込) |
レシートプリンターの価格 | 24,800~59,800円(税込) |
バーコードリーダーの価格 | 56,800円(税込) |
キャッシュドロアの価格 | 9,020~9,600円(税込) |
QRスキャナーの価格 | バーコードリーダーでQRコードスキャンも可能 |
自動釣銭機の価格 | 要問い合わせ |
ロール紙の価格 | 980~22,770円(税込) |
決済手数料 | ・クレジットカード:2.48~3.24% (ディスカウントプログラムの対象で2.48%) ・電子マネー決済:3.24% ・QRコード決済:1.08~3.24% |
入金手数料 | 無料 |
公式サイト | Airレジの公式サイトを確認する |
Airレジは、株式会社リクルートが運営するPOSレジシステムです。
初期費用・月額利用料・入金手数料が無料のため、コストを抑えたシンプルな料金形態で利用できます。


画像引用元:Airペイ(エアペイ)
対応している決済ブランドの種類も多いため、海外旅行者などによる決済を受け付ける機会が多い店舗とも相性が良いでしょう。

初期費用がかからず、月額費用もリーズナブルで、決済手数料や振込手数料を含めてもコストパフォーマンスは非常に良いと感じています。私的にはiPadの買い替えがなければ、さらにコストを抑えられ、長期的にも負担が少ない点がありがたいです。
口コミ投稿者:ぶんちゃんさん / 41歳女性 / 神奈川県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:Airレジ / 2018年12月に導入開始 / 総合評価:6/10

Airレジの使用で必要となるAirIDの取得は無料です。ドロアやロール紙などのスターターパックについては購入となり15万円程度でした。レジ自体の月額利用料は無料あり、AirPAYについても基本無料で売上金額に対する決済手数料のみです。ドロワーが不要であればレシートプリンタの購入のみでよく、売上が立たなければ支払いは発生しないためこの点は安心して利用できると思います。
口コミ投稿者:梅屋啓さん / 42歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入POSレジ:Airレジ / 2022年8月に導入開始 / 総合評価:8/10
-
Airレジ(エアレジ)の評判・口コミ(197件)【無料の理由やメリットを解説】
続きを見る
-
Airレジ(エアレジ)のキャンペーン情報まとめ【iPad無料キャンペーンあり】
続きを見る
-
Airレジ(エアレジ)の手数料一覧まとめ【決済手数料も解説】
続きを見る
おすすめのPOSレジ④CASHIER

画像引用元:CASHIER
POSレジ名 | CASHIER |
総合評価 | 4.47 |
口コミ評価 | - |
初期費用 | 0~138,000円(税込) ※導入するPOSレジによって変動 |
月額費用 | ・スタータープラン:0円 ・プロフェッショナルプラン:4,400円 ・モバイルオーダープラン:3,000円 ・プロフェッショナルprimeプラン:6,600円 (全て税込) ※A920を使用する場合、端末利用料2,200円が上乗せ |
決済端末の価格 | 0円 ※マルチ決済端末、カード型決済端末、POSレジ一体型モバイル決済端末から選択が可能 |
レシートプリンターの価格 | 決済端末に内蔵 |
バーコードリーダーの価格 | POSレジ端末のセットに含まれる ※A920はオプション |
キャッシュドロアの価格 | POSレジ端末のセットに含まれる ※A920はオプション |
QRスキャナーの価格 | 付属のバーコードリーダーでQRコードスキャンも可能 |
自動釣銭機の価格 | 月額2,000円(税込)でオプション対応可能 |
ロール紙の価格 | 要問い合わせ ※決済端末のみ利用する場合は無料になる端末有 |
決済手数料 | 2.80〜3.75% ※導入する決済端末によって変動 |
入金手数料 | 要問い合わせ |
公式サイト | CASHIERの公式サイトを確認する![]() |
CASHIERは、店舗に合わせてレジ端末やPOSレジシステムのプランを組み替えられるサービスです。
POSレジはタブレット型やモバイル型、レシートプリンター内蔵型などから選択することができるため、自店に合ったPOSレジを導入することができます。

小規模店舗には、POSレジと決済端末を兼ねたモバイル型端末のA920もおすすめです。

画像引用元:CASHIER
オンラインのデモンストレーションにも対応しているので、使い道を事前に把握してから導入できるのも安心でしょう。
おすすめのPOSレジ⑤stera pack POS

画像引用元:stera pack POS
POSレジ名 | stera pack POS |
総合評価 | 4.42 |
口コミ評価 | 4.38 (60件) |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 9,900円(税込) |
決済端末の価格 | 無料 |
レシートプリンターの価格 | 要問い合わせ |
バーコードリーダーの価格 | 7,000円(税込)~ |
キャッシュドロアの価格 | 要問い合わせ |
QRスキャナーの価格 | QRコードスキャンが可能なバーコードリーダーもご用意有 |
自動釣銭機の価格 | - |
ロール紙の価格 | 無料 |
決済手数料 | 2.70〜3.24% |
入金手数料 | ・三井住友銀行:無料 ・それ以外の金融機関:1回あたり220円(税込) |
公式サイト | stera pack POSの公式サイトを確認する |
stera pack POSは、1台で多様な決済手段に対応できるオールインワン型の決済端末に、POSレジ機能を搭載した初期費用を抑えて利用できる、サブスクリプション型のサービスです。
コンパクトな端末にPOSレジ機能と決済端末機能が集約されているため、会計スペースのオペレーションもシンプルに整理できます。

画像引用元:stera pack

オプションでキャッシュドロアやバーコードリーダーを購入することもできるため、必要に応じて導入を検討してみてください。

私が決済端末を導入するにあたって、コストパフォーマンスを一番に重視しておりました。はじめの年は決済端末の本体レンタル代が無料になりましたので、お得に利用が出来ました。
口コミ投稿者:りーさん / 31歳女性 / 大阪府
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:stera pack / 2022年11月に導入開始 / 総合評価:10/10

Steraのお試しプランで、1年間月額利用料0円(その分決済手数料は少し高い)のプランを使っていました。導入費用は、端末代金も含め0円だったため、非常に気楽に導入することができ、その後も固定費がないのはたすかりました。
口コミ投稿者:なぎさんさん / 26歳女性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入POSレジ:stera pack / 2024年5月に導入開始 / 総合評価:7/10
-
stera pack(ステラパック)の評判・口コミ(60件)【デメリットは?審査は厳しい?端末に不具合?】
続きを見る
-
stera pack(ステラパック)の手数料まとめ【高い?導入費用は?消費税の扱いは?】
続きを見る
おすすめのPOSレジ⑥POS+(ポスタス)

画像引用元:POS+(ポスタス)
POSレジ名 | POS+(ポスタス) |
総合評価 | 4.44 |
口コミ評価 | 4.00 (15件) |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額費用 | 14,000円〜(税別) |
決済端末の価格 | 要問い合わせ |
レシートプリンターの価格 | 要問い合わせ |
バーコードリーダーの価格 | 要問い合わせ |
キャッシュドロアの価格 | 要問い合わせ |
QRスキャナーの価格 | 要問い合わせ |
自動釣銭機の価格 | 要問い合わせ |
ロール紙の価格 | 要問い合わせ |
決済手数料 | 連携する他社サービスによる |
入金手数料 | 連携する他社サービスによる |
公式サイト | POS+(ポスタス)の公式サイトを確認する![]() |
POS+(ポスタス)は、POSレジだけでなく、業種に合わせたサービスをトータルで提案してもらえるサービスです。
小売店や飲食店など業種ごとに必要な機能を組み合わせたプランの提案を受けられます。
また、IT導入補助金の利用を考えている場合、補助金申請サポートを実施しているため、面倒な申請手続きの負担を軽減することができます。

補助金採択率97.9%の実績がある業者に申請手続きを任せたい人は導入を検討してみてください。

PL表をみた限りですが、コストパフォーマンスとしては良好でした。大規模のお店といえど落ち着いている日もありましたが原価率も30%を維持しながらも赤字になることはなく運用するには問題なかったです。特に、お客様に提供する品質を下げずに運用できる点はとても良かったです。
口コミ投稿者:rinnegi1204さん / 31歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入クラウドPOSレジ:POS+(ポスタス) / 2022年6月に導入開始 / 総合評価:8/10
おすすめのPOSレジ⑦NECモバイルPOS

画像引用元:NECモバイルPOS
POSレジ名 | NECモバイルPOS |
総合評価 | 4.03 |
口コミ評価 | - |
初期費用 | 要問合せ |
月額費用 | 要問合せ (月額数千円~) |
決済端末の価格 | 要問合せ |
レシートプリンターの価格 | 要問合せ |
バーコードリーダーの価格 | 要問合せ |
キャッシュドロアの価格 | 要問合せ |
QRスキャナーの価格 | 要問合せ |
自動釣銭機の価格 | 要問合せ |
ロール紙の価格 | 要問合せ |
決済手数料 | 連携する他社サービスによる |
入金手数料 | 連携する他社サービスによる |
公式サイト | NECモバイルPOSの公式サイトを確認する![]() |
NECモバイルPOSは、サブスクリプションで利用できる、飲食店向けのタブレット型POSレジです。
単一店舗だけでなく、複数店舗にも対応しており、店舗全体の売上分析機能やモバイルオーダー、テーブルオーダーなどとのアプリとも連携できます。
また、サポート体制も充実していて、全国400ヶ所に拠点を構えています。
対応は24時間365日行っており、導入時の設置サポートも可能です。

おすすめのPOSレジ⑧STORESレジ

画像引用元:STORESレジ
POSレジ名 | STORESレジ |
総合評価 | 4.63 |
口コミ評価 | 4.25 (56件) |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | ・フリープラン:0円 ・ベーシックプラン:4,950円(税込・店舗ごと) ※初回契約時30日無料 |
決済端末の価格 | ・STORES 決済端末:19,800円(税込) ※別途iPadが必要です。 |
レシートプリンターの価格 | 22,500~51,800円(税込) |
バーコードリーダーの価格 | 53,800円(税込) |
キャッシュドロアの価格 | 16,200円(税込) |
QRスキャナーの価格 | バーコードリーダーでQRコードスキャンも可能 |
自動釣銭機の価格 | - |
ロール紙の価格 | ロール紙のみの取り扱いなし ※別途購入が必要 |
決済手数料 | 1.98〜3.24% |
入金手数料 | ・入金額が10万円以上の場合:無料 ・入金額が10万円未満の場合:1回あたり200円(税込) |
公式サイト | STORESレジの公式サイトを確認する![]() |
STORESレジは、iPadを使用するPOSレジシステムです。
キャッシュレス決済を受け付ける際は専用のカードリーダーと、STORES決済の申し込みが別途必要です。


画像引用元:STORESレジ
決済手数料もスタンダードプランなら、1.98%からと低く設定されているため、クレジットカード決済を受け付けることが多い店舗の場合、導入を検討してみてください。

私の使っている端末は月額費用はかからないので満足しています。
決済手数料も1.98%なので負担にならず、売り上げが10万円になると振り込み手数料がかからずに振り込まれるのでコストパフォーマンスはとても良いと感じています。
口コミ投稿者:asamiyさん / 38歳女性 / 山形県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:STORESレジ / 2020年3月に導入開始 / 総合評価:10/10

導入費用は無料でした。決済手数料は一般的な数字だと思います。振込手数料も10万円以上だと無料なので、良心的だと思います。
口コミ投稿者:Makiさん / 43歳女性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入POSレジ:STORESレジ / 2017年12月に導入開始 / 総合評価:8/10
おすすめのPOSレジ⑨ユビレジ

画像引用元:ユビレジ
POSレジ名 | ユビレジ |
総合評価 | 4.30 |
口コミ評価 | 4.00 (15件) |
初期費用 | 無料 |
月額費用 | ・プレミアムプラン:6,900円〜 ・飲食業向けハンディ:8,400円〜 ・飲食業向けQRオーダー&決済:15,000円〜 ・小売業向け在庫管理:11,400円〜 ・ユビレジエンタープライズ:要問い合わせ (全て税込) |
決済端末の価格 | 要問い合わせ |
レシートプリンターの価格 | 要問い合わせ |
バーコードリーダーの価格 | 要問い合わせ |
キャッシュドロアの価格 | 要問い合わせ |
QRスキャナーの価格 | バーコードリーダーでQRコードスキャンも可能 |
自動釣銭機の価格 | 要問い合わせ |
ロール紙の価格 | 要問い合わせ |
決済手数料 | 連携する他社サービスによる |
入金手数料 | 連携する他社サービスによる |
公式サイト | ユビレジの公式サイトを確認する |
ユビレジは、ハンディやテーブルオーダー・決済、在庫管理など、オプション機能が充実しているPOSレジシステムです。
レジ機能も豊富でありながら直感的に操作できることを重視しているため、IT機器に詳しくない人でも操作しやすいでしょう。
一部機能の制限はありますが、無料お試しプランも用意されているため、気になる人は導入を検討してみてください。

他社さんのPOSなども見て、安いところは安いと思いましたが、ユビレジさんより安いところを使用したことがないのでなんとも言えませんが、かなり全体のコスパはいいと思います。起業時使いたいなと思っているくらい使いやすいです。
口コミ投稿者:ボーンマローさん / 25歳男性 / 神奈川県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入クラウドPOSレジ:ユビレジ / 2020年10月に導入開始 / 総合評価:8/10
価格・費用面以外のPOSレジの選び方
ここまで価格や費用の視点でPOSレジについて解説しましたが、これ以外のPOSレジの選び方を解説します。
価格・費用面以外のPOSレジの選び方
- 便利機能が豊富か
- 運営のサポート体制で選ぶ
- キャッシュレス決済の種類が豊富か
- 補助金に対応しているか
それぞれ順番に見ていきましょう。
選び方1. 便利機能が豊富か
価格以外の選び方1つ目は、便利な機能が豊富かどうかです。
例えば、複数店舗の販売データを一括管理できる機能や、販売促進のためのポイント付与、クーポン発行機能、スタッフの勤怠管理機能などが挙げられます。
これらの機能から自店に合ったものをカスタマイズすることで、売上拡大や店舗運営の効率化につなげられるでしょう。

選び方2. 運営のサポート体制で選ぶ
価格以外の選び方2つ目は、運営のサポート体制が充実しているかどうかです。
特に初めてPOSレジを導入する場合、どの機器を選べばよいか、おすすめのプランはどれか、周辺機器はどの程度必要かなど迷うことも多いでしょう。
申し込み後も、決済ブランドごとに行われる審査や初期設定など、手続きに悩む場面があるかもしれません。

サポートの手段はチャットやメール、電話などがあり、それぞれ対応の速さや受付時間が異なるため、利用しやすい手段に対応していて、レスポンスがなるべく速いものを選択することをおすすめします。
選び方3. キャッシュレス決済の種類が豊富か
価格以外の選び方3つ目は、対応しているキャッシュレス決済の種類が豊富かどうかです。
対応しているキャッシュレス決済の種類が少ないと、顧客の望む方法で決済を受け付けられず、利便性を下げてしまうかもしれません。

また、海外旅行客などの数が多い店舗では、AlipayやWeChatPayなどにも対応していると、顧客から喜ばれる可能性があります。
選び方4. 補助金に対応しているか
価格以外の選び方4つ目は、補助金に対応しているかどうかです。
POSレジの導入において、活用できる主な補助金として次のものがあります。
POSレジ導入で利用できる可能性がある補助金・助成金
- IT導入補助金
- 業務改善助成金
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金
申請手続きの手間はかかりますが、これらの補助金を利用することで、POSレジの導入費用を抑えることが可能です。

補助率は2分の1または3分の2で、業務改善されたプロセス数に応じて最大450万円の補助金が受け取れます。
2025年度事業の申請締め切りは、申請する枠によって異なりますが、5月12日または6月16日となっています。
追加募集のある申請枠は7月18日まで受け付けていますので、補助金で導入コストを抑えたい人は申請を検討してみてください。
POSレジの価格・導入費用を安く抑える方法
価格が安いPOSレジを選ぶこと以外に導入費用を抑える方法を5つ紹介します。
賢くPOSレジを導入したい人は参考にしてみてください。
POSレジの価格・導入費用を安く抑える方法
- 必要最低限の機能から始めて段階的に拡張する
- 補助金・助成金を活用する
- レンタル・リースで導入する
- 中古品や手持ちの端末を活用する
- サブスクリプション型よりも買い切り型を検討する
それぞれ順番に見ていきましょう。
1. 必要最低限の機能から始めて段階的に拡張する
いきなり周辺機器を全てそろえたり、有料プランを契約したりせず、まずは必要最低限の機能だけを導入することで費用を抑えられます。
最低限の機能から始めて、不便を感じる部分があれば周辺機器を買い足したり、有料プランへの移行を検討したりすれば、最適なコストに落ち着きやすくなるでしょう。

必要以上の費用をかけないようにするためにも、始めのうちは最低限の機能や周辺機器だけを導入することをおすすめします。
-
無料のPOSレジおすすめ8選【無料のiPadレジアプリやタブレットレジも】
続きを見る
2. 補助金・助成金を活用する
前述した補助金や助成金を活用すれば、費用負担の軽減が可能です。
POSレジの導入が生産性向上や賃金引き上げのための設備投資などに該当する場合に、各種補助金・助成金への申請を行い、交付決定が下りれば、これらを受け取れます。

POSレジの導入でも助成金を受け取れる可能性があり、賃金の引き上げ額や引き上げ対象となる従業員数に応じて助成上限額が変動し、最大で600万円の助成を受けることが可能です。
パソコンやタブレット端末の購入費用は助成対象とならない可能性がありますが、このような補助金や助成金を有効活用して、導入費用を抑えるのは一つの方法と言えるでしょう。
3. レンタル・リースで導入する
購入するのではなく、レンタルやリースといった形態で使用するのも導入費用を抑えるための方法です。
POSレジを購入すると導入費用がどうしても高くなってしまうため、期間ごとに一定額を支払うレンタルやリースが適している場合もあるでしょう。

レンタルとリースの違いは、一般的に期間や途中解約の可否、審査の有無などです。
レンタルでは1日や1週間単位でも利用ができ、途中解約も可能であることが多いです。
反対にリースにおいては、1ヶ月や1年単位の利用を前提として、利用前に審査が行われ、契約後の途中解約はできないこともあります。
イベントでの期間限定出店や、お試しでPOSレジを利用してみたい場合にはレンタル、購入せずに利用したい人はリース契約を結ぶとよいでしょう。
4. 中古品や手持ちの端末を活用する
新品購入にこだわりがなければ、中古品を購入するのも方法の一つです。
また、スマートフォンやタブレット端末、パソコンを必要とするPOSレジであれば、手持ちの機器を利用することで、新たに購入する必要がなくなります。
中古品はECサイトやフリマサイト、リサイクルショップなどで購入が可能です。

5. サブスクリプション型よりも買い切り型を検討する
月額制のサブスクリプション型で導入するよりも、買い切り型を利用する方が長期的に見てコストを抑えられる場合があります。
長期間の店舗運営を予定している場合、サブスクリプション型は導入費用を下げられるメリットがありますが、利用を続ける限り費用が発生します。
買い切り型であれば、導入時にのみ費用がかかるため、長期的に見るとトータルの支払金額を抑えることが可能です。

POSレジの導入したほうが良いおすすめのオプション機能【業種別】
業者別にPOSレジに導入した方が良いおすすめのオプション機能を紹介します。
本章で紹介する機能を参考にして、オプションの導入も検討してみてください。
POSレジの導入したほうが良いおすすめのオプション機能【業種別】
- 飲食店
- 美容室・サロン
- 小売店
- クリニック・整体院
それぞれ順番に見ていきましょう。
飲食店でおすすめのオプション機能
飲食店におすすめのオプションは次の通りです。
POSレジの飲食店におすすめのオプション機能
- 複数店舗の売上分析機能
- メニュー管理機能
- キッチンプリンターとの連携機能
- ハンディ端末との連携機能
- モバイルオーダー
- テーブルオーダー
複数店舗を運営する場合は、店舗全体の売上分析が行えると、人気メニューの特徴や客単価アップに有効なサイドメニューの考案などに役立てられるでしょう。

他にも顧客が客席からオーダーできるテーブルオーダーや、テイクアウトを行っている店舗ではモバイルオーダー機能などもおすすめです。
-
個人・小規模の飲食店におすすめのレジ8選【補助金はある?無料で使える?】
続きを見る
美容室・サロンでおすすめのオプション機能
美容室・サロンにおすすめのオプションは次の通りです。
POSレジの美容室・サロンにおすすめのオプション機能
- ネット予約と連動した予約管理機能
- 顧客管理機能
- スタッフの勤怠管理機能
- 販促メールの配信機能
美容院やサロンにおいてはネット予約を受け付けている店舗も多いため、予約管理機能とPOSレジを紐づけておくことで、様々な画面を確認しなくても、その日の予約状況が把握できます。

また、スタッフのシフトを管理するための勤怠管理機能や、来店期間の空いた顧客への販促メールの送信機能などもおすすめです。
-
美容室向けPOSレジおすすめ8選を比較【無料導入や補助金情報も】
続きを見る
小売店でおすすめのオプション機能
小売店におすすめのオプションは次の通りです。
POSレジの小売店におすすめのオプション機能
- 在庫管理機能
- 顧客管理機能
- セルフレジ機能
- 免税対応機能
- ECサイトとの連携機能
小売店では取り扱い商品数が多いため、各商品の在庫管理機能があれば、販売数を自動で差し引き、データ上での在庫管理が簡単になります。

無人店舗などではセルフレジ機能のある端末を設置するのもおすすめです。
クリニック・整体院でおすすめのオプション機能
クリニック・整体院におすすめのオプションは次の通りです。
POSレジのクリニック・整体院におすすめのオプション機能
- ネット予約と連動した予約管理機能
- 販促メールの配信機能
- 顧客情報・カルテの管理機能
- レセプトシステムとの連携機能
美容室などと同じくネット予約と連携した予約管理機能や、来店期間の空いた顧客への販促メール配信機能が役立つでしょう。
また、顧客情報とカルテを紐付けて管理することで、来店頻度や施術メニュー、体の悩みなどを踏まえた提案が可能になります。

POSレジを導入するメリット・デメリット
POSレジを導入するメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
POSレジの導入によって、自店にどのような影響があるか、検討する際の参考にしてみてください。
POSレジを導入するメリット
POSレジを導入するメリットは次の通りです。
POSレジを導入するメリット
- レジ締めなどの作業が効率化できる
- 販売データの集約・分析が容易になる
- 在庫管理が行いやすくなる
POSレジの導入によって、売上を自動集計してくれるため、毎日のレジ締め作業が効率化されます。

販売データを基に在庫数の調整も行えるので、月末にまとめて行っていた在庫管理の負担も軽減されるでしょう。
POSレジを導入するデメリット
反対にPOSレジを導入するデメリットは次の通りです。
POSレジを導入するデメリット
- スタッフへの教育が必要
- 端末の初期設定や不具合時の修理対応が必要
- コストが発生する
POSレジを導入する際、新たな機器を店舗に入れるため、使用方法などをスタッフに研修する必要があります。
また、レジや決済端末に不具合が生じたときに、会計業務が止まってしまったり、修理依頼などの対応が必要になったりします。

-
安いPOSレジおすすめ9選【格安POSレジの価格や導入費用を比較!】
続きを見る
POSレジの価格・導入費用に関するよくある質問
最後にPOSレジの価格・導入費用に関するよくある質問と回答を3つ紹介します。
多くの人が感じているであろう疑問を中心に紹介するので、参考にしてみてください。
価格・導入費用が安いPOSレジのおすすめは?
価格・導入費用が安いPOSレジのおすすめはスマレジです。
スマレジは、初期費用が無料でPOSレジの月額利用料が無料のスタンダードプランも用意されています。(※スマレジの無料でできること一覧はこちら)

このタイミングでPOSレジとキャッシュレス決済の導入を考えている人は、スマレジを選んでみてください。
-
安いPOSレジおすすめ9選【格安POSレジの価格や導入費用を比較!】
続きを見る
スーパーの業務用のPOSレジの価格相場は?
スーパーの業務用POSレジの価格相場は、50〜100万円です。
スーパーではターミナル型のPOSレジが採用されており、店舗によっては自動釣銭機やセルフレジなども導入されています。
このような機器と比較して、個人の小規模店舗ではモバイル型やタブレット型など、安価に導入できる小型のPOSレジが増えてきています。
東芝テックのPOSレジの価格は?
東芝テックのPOSレジの価格は、月額3,500円です。
初期費用0円で、iPadとレシートプリンター 、キャッシュドロアがあれば利用できます。
お申し込み月から翌月末までは無料で使えるので、気になる人は試してみるとよいでしょう。

まとめ:POSレジの価格・導入費用を徹底比較【月額費用が無料のサービスもご紹介】
今回は価格を抑えてPOSレジを導入したい人向けに、おすすめPOSレジ9選とその価格を詳細に解説しました。
POSレジおすすめ9選【費用・価格も解説】
POSレジは業務改善や売上拡大のためのデータ収集に役立つツールですが、各社が販売しているため、適切なものを選べないと高いコストに悩まされてしまうかもしれません。
本記事で紹介したおすすめPOSレジで気になるものがあれば、各公式サイトから資料請求や申し込みを行ってみてください。