
本記事ではこんな悩みを解決します。
Square(スクエア)決済を既に導入している店舗であっても、導入後にPayPay(ペイペイ)の審査に通らなければ決済は受け付けられません。
PayPay(ペイペイ)は利用者数が6,900万人を超える決済サービスのため、Square(スクエア)決済を導入したなら、受け付けられるようにしておく方が顧客の利便性も高まるでしょう。
そこで本記事では、Square(スクエア)でPayPay(ペイペイ)決済を受け付けられるように設定する方法やメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
条件に該当する事業者は3.25%→2.50%に!(詳細
目次
Square(スクエア)でPayPay決済を導入するメリット・デメリット
まずはSquareでPayPayによる決済に対応するメリットとデメリットを解説します。
Squareを既に利用している人がPayPayを導入する際に、どのような影響があるか解説するので参考にしてみてください。
Square(スクエア)でPayPay決済を導入するメリット
SquareでPayPay決済を導入するメリットは次の通りです。
SquareでPayPay決済を導入するメリット
- 対応できる決済手段が増える
- 各キャッシュレス決済をSquareに集約できる
- 料金形態が統一される
PayPay決済を導入することで、受け付けられるキャッシュレス決済の種類が増えます。

また、SquareでPayPay決済を導入すれば、キャッシュレス決済をSquareに集約できます。
決済端末が会計スペースにいくつもあると、スタッフの会計業務に支障が出て、かえって業務が停滞する可能性があります。
そして、キャッシュレス決済を決済代行サービスに集約することで料金形態や手数料の支払いを統一することが可能です。
コスト計算や支払い計画がシンプルなため、経営の見通しが立てやすくなるでしょう。
Square(スクエア)でPayPay決済を導入するデメリット
反対に、SquareでPayPay決済を導入するデメリットは次の通りです。
SquareでPayPay決済を導入するデメリット
- 個別にPayPay決済を導入するよりも決済手数料が高くなる
- 個別にPayPay決済を導入するよりも審査期間を要する
SquareでPayPay決済を導入すると、個別に導入するよりも決済手数料が高くなります。
個別にPayPay決済を導入すると、決済手数料は1.60〜1.98%(税別)です。
一方、SquareでPayPay決済を導入した場合の決済手数料は、3.25%(税込)です。
消費税を加味しても、1%近く差があります。
決済手数料は、決済額に応じて発生するため、年間の取引額が高いほど、この差は大きくなります。

また、個別にPayPayの加盟店契約を行うと、審査期間は1〜2週間程度です。
しかし、SquareでPayPay決済を申し込む場合、審査期間は最長30日、混み合っている場合は3ヶ月ほどかかる場合もあるようです。
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Square(スクエア)のPayPay決済の手数料は高い?他サービスと比較
続いて、SquareのPayPay決済を受け付けた際の決済手数料は高いのか、他の決済代行サービスと一覧表で比較してみましょう。
Square(スクエア)のPayPay決済の手数料は高い?他サービスと比較
決済代行サービス名 | PayPayの決済手数料 |
Square | 3.25% |
stera pack | 3.24% |
PAYGATE | 3.24% |
楽天ペイターミナル | 3.24% |
STORES決済![]() | 3.24% |
JMSおまかせサービス | 3.24% |
Airペイ![]() | 3.24% |
PayCAS Mobile | 1.98%〜2.80% |

どのサービスも3.25%前後で大きな差はありません。
一方で、対応しているQRコード決済の種類は決済代行サービスによって異なるため、対応したいQRコード決済に対応している決済代行サービスを選ぶようにしましょう。
PayPayだけでなくd払いや楽天ペイなど、他のQRコード決済の手数料についても、他サービスと一覧表で比較してみると下記の通り。
QRコード決済の手数料を決済代行サービスごとに一覧で比較
PayPay | d払い | au PAY | 楽天ペイ | Alipay+ | WeChat Pay | UnionPay(銀聯)QRコード | J-Coin Pay | Smart Code™ | COIN+ | |
Square | 3.25% | 3.25% | 3.25% | 3.25% | 3.25% | 3.25% | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
stera pack | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
PAYGATE | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 2.00% | 2.00% | 2.00% | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
楽天ペイ ターミナル | 3.24% | 3.24% | 2.95% | 2.00%〜2.95% | 2.95% | 2.95% | 2.95% | 非対応 | 2.95% | 非対応 |
STORES決済![]() | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 非対応 | 3.24% | 非対応 | 非対応 | 3.24% | 非対応 |
JMS おまかせ サービス | 3.24% | 3.24% | 非対応 | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 非対応 | 非対応 | 3.24% | 非対応 |
Airペイ![]() | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 1.08% |
PayCAS Mobile | 1.98%〜2.80% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 3.24% | 非対応 | 非対応 |
Squareを選ぶ最大の利点は、シンプルな料金体系と、事前審査後すぐに導入できるスピード感です。
特に海外のサービスにおいて対応・非対応の違いがあるため、どの層をメインターゲットとしているかで、決済サービスを選んでみるのもよいでしょう。
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Square(スクエア)のPayPay決済の使い方
本章では、SquareでPayPayをはじめとするQRコード決済を受け付ける際のやり方を解説します。
段階を踏んで解説するので、設定方法から知りたい人は参考にしてみてください。
Square(スクエア)のPayPay決済の設定方法
まずはSquareでPayPay決済を受け付けられるように審査申し込みを行います。
PayPay決済の審査申し込みを行うには、Squareアカウントの作成とSquareの審査に通っておく必要があります。

Squareアカウントの作成と審査が完了したら、Squareデータにログインをして「設定」から「アカウントと設定」、「マイビジネス」の「店舗」へ進みましょう。
PayPay決済を有効化する店舗名を選択し、店舗の詳細画面からPayPayが「未申込」になっていることを確認します。
QRコードセクションの「未申込」を選択後、「申し込む」をクリックするとPayPay決済を含む全てのQRコード決済の審査を一括して開始できます。
必要事項を入力し、「送信」をクリック後、入力内容に問題がなければ「完了」をクリックすれば申し込み手続きは終了です。
PayPay決済の審査手続きは、最長で30日を要するので、審査期間が経過するのを待ちましょう。
Square(スクエア)のPayPay決済のやり方
次にSquareでPayPay決済を受け付ける際のやり方を解説します。
QRコード決済を受け付ける際は、Square POSレジに会計金額を入力し、「お会計」を選択します。
次の画面で支払方法の中から「QRコード」を選択しましょう。

このとき、QRコード中心部にはQRコード決済事業者のロゴが順番に表示されますが、表示されているロゴに関係なく、Squareが対応しているQRコード決済であれば読み取りが可能です。
顧客のスマートフォンで決済手続きを進めてもらい、支払いが確定したら画面や支払い完了音で確認しましょう。
顧客側での支払い完了後、Square POSレジアプリに「承認されました」と画面に表示されるのを待ちます。
画面に表示される前に他の画面に移動してしまうと、支払いが完了しません。
「承認されました」の文字が出て、レシート送信画面に移れば、支払いは完了です。
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Square(スクエア)のPayPay決済に関する口コミ・体験談
続いてはSquare(スクエア)のPayPay決済に関する口コミ・体験談をいくつかご紹介します。
実際に導入した店舗・事業者のリアルな声を知りたい方は必見です。

私はとても使いやすいと思っています。今はクレジットカードだけではなく、PayPayのお客様も増えており、PayPayも対応するようになっているので、すごく重宝しています。
口コミ投稿者:ゆこさん / 38歳女性 / 愛知県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Square POSレジ / 2020年8月に導入開始 / 総合評価:10/10

square自体は1週間もかからず導入できたので他の決済端末よりはとても早いと思います。ですがその後に、クレジット各種、電子マネー、QRコードそれぞれ申請しないと決済出来ないため、数日くらいから4週間ほどかかりました。
口コミ投稿者:なりさん / 27歳男性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:医療・看護 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareターミナル / 2022年2月に導入開始 / 総合評価:8.0/10.0

対応している決済方法の満足度は、かなり高いです。
以前が使い勝手が良くなかったのでそう感じるだけかもしれません。Paypayも利用できるので、利便性は高いと感じています。
口コミ投稿者:細川真美さん / 50歳女性 / 神奈川県
業種:サービス業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareリーダー / 2018年2月に導入開始 / 総合評価:8.0/10.0

私が使っているのはリーダーのため、QRコード決済の対応はできませんがPayPayなどは別で契約している為そこまで気になりません。
クレジットカード決済については有名銘柄は対応できるので困ったことはありません。
口コミ投稿者:神谷健志さん / 32歳男性 / 愛知県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:経営者・役員
導入サービス:Squareリーダー / 2021年9月に導入開始 / 総合評価:9.0/10.0

決済方法はクレジットとタッチ決済の2種類と少ないです。PayPayに直接登録して紐づけることは可能なようです。しかし直接PayPayに登録した方が手数料が少ないため考えものでした。
口コミ投稿者:サンズさん / 26歳女性 / 広島県
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Square Tap to Pay / 2024年7月に導入開始 / 総合評価:4/10

クレジットカードはもちろんですが、電子マネーやQRコードも幅広く使われているので、ほとんどの方の会計に対応できるので満足です!
口コミ投稿者:なりさん / 27歳男性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:医療・看護 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareターミナル / 2022年2月に導入開始 / 総合評価:8.0/10.0

決済方法が幅広く、お客様のお役にたてている端末になります。クレジットカード、手打ちのカード決済、請求書でのカード決済、QRコード決済ができます。
口コミ投稿者:さとうさん / 38歳女性 / 北海道
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareターミナル / 2021年8月に導入開始 / 総合評価:10/10

カードやQRなど、ほぼ全ての決済方法を網羅しているので、お客さんに色んな選択肢を提供できて私は満足しています。
口コミ投稿者:GLOWさん / 35歳男性 / 福岡県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Square POSレジ / 2023年12月に導入開始 / 総合評価:9/10

対応しているQRコード決済がPayPayのみなのがすこし不便と感じています。私の顧客はID、AUPayなど携帯会社の決済を使用されている方が多く、PayPayだけでは対応しきれないお客さまもいらっしゃいました。
口コミ投稿者:あさぽーとさん / 52歳女性 / 福岡県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:経営者・役員
導入サービス:Square Tap to Pay / 2023年9月ごろに導入開始 / 総合評価:8/10

決済手数料に関してですが少し高いかなと私は思います。特にクレジットもですがQRコードや電子マネーも3.25%なので取り扱う金額が増えてくると結構痛いです。
口コミ投稿者:なりさん / 27歳男性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:医療・看護 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareターミナル / 2022年2月に導入開始 / 総合評価:8.0/10.0

クレジットカード、交通系IC、クイックペイ、ID、ペイペイなど、ほぼ全てが網羅されているので困ることはないです。LINE Payや楽天ペイが使用できればなお良いなと思います。
口コミ投稿者:中山理紗さん / 38歳女性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareリーダー / 2023年9月に導入開始 / 総合評価:9.0/10.0

アメックスなどのカードと、ペイペイや交通系ICの審査は少し時間がかかり、やや不便に感じました。そのほかはスムーズだったかと思います。
口コミ投稿者:中山理紗さん / 38歳女性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareリーダー / 2023年9月に導入開始 / 総合評価:9.0/10.0

端末申し込みをしてから1週間ほどでクレジット決済できるようになりました!
ただそのほかの電子マネーやQRコードは3.4週間から1ヶ月以上はかかる感じでした。
QRコードが使えるようになるまで結構時間がかかったので改善希望です
口コミ投稿者:なりさん / 27歳男性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:医療・看護 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareターミナル / 2022年2月に導入開始 / 総合評価:8.0/10.0

QR決済ができることで、クレジットカードを使用しない若い層のお客さまにアプローチでき、売上アップに貢献していると思います
口コミ投稿者:あさぽーとさん / 52歳女性 / 福岡県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:経営者・役員
導入サービス:Square Tap to Pay / 2023年9月ごろに導入開始 / 総合評価:8/10
SquareはPayPayに対応しており、導入者からは「顧客満足度が上がった」との声が多数寄せられています。
実店舗での決済手段が多様化する中、PayPay対応は顧客満足の重要な要素となっています。

一方で「他のQR決済が使えない」「手数料の差に注意が必要」といった意見もありました。
業種や客層に応じた最適な決済環境の設計が重要になるため、決済サービス全体を比較しながら導入判断することが求められます。
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Square(スクエア)でPayPay決済を導入する際の注意点
ここからは、SquareでPayPay決済を導入する際の注意点を6つ解説します。
PayPay決済をSquareで受け付けるか、個別契約をするか迷っている人は、本章の内容を参考にしてみてください。
Square(スクエア)でPayPay決済を導入する際の注意点
- 直接契約よりも決済手数料が高い
- 審査に約2~4週間かかる
- 会計時に動的にQRコードを生成するためQRコード台を置けない
- 「ユーザースキャン方式」のみ対応
- 店舗ごとにQRコード決済アプリの有効化が必須
- Squareオンライン決済には非対応
それぞれ順番に見ていきましょう。
直接契約よりも決済手数料が高い
注意点の1つ目は、PayPayの加盟店契約を個別に行うよりも、Squareを介して導入する方が決済手数料が高くなる点です。
前段でも触れたようにPayPayの加盟店契約を直接行った場合、決済手数料率は1.6~1.98%(税別)です。
加入するプランによって、決済手数料率が異なります。


画像引用元:Square
消費税の差はあるものの、手数料率に1%近い差があります。
決済手数料の違いは決済額が高くなるにつれて大きくなっていきますので、事業の成長性なども見越して選択するようにしましょう。
審査に約2~4週間かかる
注意点の2つ目は、導入審査に約2~4週間程度の期間を要する点です。

直接契約するよりも多くの日数を要するため、すぐにPayPayを導入したい人には不向きです。
特に開店日までにPayPay決済を導入したい人などは直接契約も検討してみましょう。
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会計時に動的にQRコードを生成するためQRコード台を置けない
注意点の3つ目は、会計時に動的にQRコードを生成するため、QRコード台を会計スペースに設置できない点です。
PayPay決済といえば、会計スペースにQRコードを記載した台を設置している光景を思い浮かべる人が多いでしょう。

顧客が一目見てPayPayが使えるお店であると認識できなかったり、会計の都度タブレット端末を顧客側に向けてQRコードを読み取ってもらう手間が発生します。

画像引用元:Square
極力スムーズに会計を済ませたい人にとっては手間に感じられるでしょう。
反対に会計スペースにあまり物を置かずにすっきりさせたい人にとっては、相性が良いかもしれません。
「ユーザースキャン方式」のみ対応
注意点の4つ目は、SquareでPayPayを導入した場合、「ユーザースキャン方式」にしか対応できない点です。
QRコード決済を行う方法は、「ストアスキャン方式」と「ユーザースキャン方式」の2種類に大別されます。
「ストアスキャン方式」とは、顧客のスマートフォンに表示されたQRコードやバーコードを店舗側の端末で読み取り、決済を行う方法です。
「ユーザースキャン方式」とは、顧客のスマートフォンで店舗側が用意したQRコードを読み取り、決済を行ってもらう方法です。
どちらの方法でも会計時に発生する手数料などに影響はありませんが、両方に対応している方が、顧客に合わせた柔軟な対応が取れます。

PayPayに限らず、SquareでQRコード決済を行う際は、「ユーザースキャン方式」のみ利用可能となりますので、注意が必要です。
店舗ごとにQRコード決済アプリの有効化が必須
注意点の5つ目は、店舗ごとにSquareデータのダッシュボード画面から、QRコード決済アプリの有効化手続きが必要な点です。
店舗ごとに有効化しないとPOSレジの会計画面にPayPayのボタンが表示されず、決済手段として選択することができません。

各店舗で審査に通る必要があるため、申し込み手続きが手間に感じられる人もいるでしょう。
PayPayと個別に加盟店契約を行う場合、同じ屋号・同じ販売形態の店舗であれば、複数店舗まとめて申し込むことができます。
店舗の追加はPayPayの導入前後どちらでも可能です。
複数の店舗で同時にPayPay決済の導入をしたい人は、個別契約の方が簡単に申し込めます。
Squareオンライン決済には非対応
注意点の6つ目は、SquareでPayPay決済を導入してもSquareオンライン決済には非対応である点です。
Squareは店舗での対面決済だけでなく、非対面のオンライン決済代行サービスも提供しています。
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Squareアカウントの審査が完了すれば、オンライン決済代行サービスも併せて利用可能です。

そのため、SquareでPayPay決済を導入しても、利用できるのは店舗での対面決済のみです。
PayPayと個別に加盟店契約を行う場合、実店舗決済への申し込みとは別にオンライン決済への申し込みを行えば、オンラインでもPayPay決済を受け付けられるようになります。
オンラインでの商品販売などを検討している場合、お客様の利便性を考慮してPayPayと個別契約するのも一つの方法です。
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Square(スクエア)のPayPay決済・QRコード決済の申し込み方法
SquareでPayPay決済やQRコード決済を受け付けるための方法を、Squareアカウントの作成から順番に解説します。
これからSquareアカウントの作成を始めようと考えている人は、本章の手順を参考にしてみてください。
Square(スクエア)のPayPay決済・QRコード決済の申し込み方法
- 公式サイトから無料アカウントを作成
- 審査を通じてアカウントを有効化
- PayPayなどのQRコード決済を申し込む
- Squareの決済端末を購入する
それぞれ順番に見ていきましょう。
1. 公式サイトから無料アカウントを作成
まずはSquare公式サイトから「今すぐ申し込む(無料)」のボタンをクリックして、アカウント作成画面へ進みます。

画像引用元:Square
メールアドレスとアカウントのパスワード、言語設定を行ったら、「続行」をクリックしましょう。

画像引用元:Square決済
メールアドレスは、ドコモやauなどのキャリアメールのアドレスを入力することは推奨されていません。
Gmailなどのフリーメールでも問題ないので、ビジネス用のメールアドレスを作成しておくのがおすすめです。
2. 審査を通じてアカウントを有効化
画面が切り替わったら、事業に関する情報を登録します。
個人事業主・法人といった事業形態や、業種、店舗名、店舗電話番号などを順番に入力しましょう。

画像引用元:Square決済
続けて代表者の個人情報を登録します。
氏名や生年月日、住所、電話番号などの情報を順番に入力後、「続行」をクリックしましょう。

画像引用元:Square決済
その後、レシートに印字する店舗情報や売上金の入金先となる口座情報、本人確認ができる身分証の提出などを行えば、審査申し込みが完了します。

画像引用元:Square決済

入金先銀行口座の認証については、Squareから売上金の入金が正しく行えるか、1円のテスト入金があります。
こちらは振込手数料の負担や返金の必要はありません。
また、加盟店審査は最短当日に完了するので、審査完了時にSquareから送られてくるメールを見逃さないようにしましょう。
審査に通ればSquareアカウントが有効化され、VISA・MasterCardによる決済が受け付けられるようになります。
3. PayPayなどのQRコード決済を申し込む
Squareアカウントが有効化されたら、QRコード決済の審査申し込みを行いましょう。
アカウントにログインして、Squareデータの「設定」から「店舗情報」ページに移動します。
「店舗情報」ページで、QRコード部分の「未申込」から、「申し込む」をクリックしましょう。
必要情報を入力したら「送信」を選択後、確認ページで入力内容に誤りがなければ「完了」を押します。
これでQRコード決済の審査申し込み手順は完了なので、後は審査を待ちましょう。

QRコード決済の審査期間は基本的には30日以内に完了します。
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4. Squareの決済端末を購入する
最後にSquareの決済端末を購入しましょう。
決済端末の購入は必須ではありませんが、ICチップ搭載のクレジットカード決済などを受け付ける際に必要なため、併せて購入しておくと便利です。
Squareで購入できる決済端末は主に次の4種類です。
端末名 | Squareリーダー | Squareターミナル | Squareレジスター | Squareスタンド |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
人気度 | ||||
端末の種類 | モバイル決済端末 | オールインワン決済端末 | 据置型レジスター | お持ちのiPadを POSレジに変えるスタンド |
本体価格 | 4,980円(税込) | 39,980円(税込) | 84,980円(税込) | 29,980円(税込) |
決済手段 | 全42種類 | 全42種類 | 全42種類 | 全42種類 |
持ち運び | 可 | 可 | 不可 | 不可 |
公式サイト |
Squareの決済端末は4,980円(税込)から購入できるので、最低限の決済端末があればよい人は、Squareリーダーをおすすめします。
決済端末の配送料は離島や遠隔地を除いて基本無料で、注文から2~3営業日で配送されます。
Squareアカウントの作成が完了したら、併せて購入しておくとよいでしょう。
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Square(スクエア)のPayPay決済の導入に関するよくある質問
本章ではSquareでPayPay決済を導入する際に多くの人が感じるであろう質問とその回答を5つ取り上げます。
入金サイクルや入金手数料、審査の難易度などを紹介するので、導入を検討する際の参考にしてみてください。
Square(スクエア)のPayPayの入金サイクル・振込手数料は?
Squareで受け付けたPayPay決済の入金サイクルは最短翌営業日に入金されます。
入金先を三井住友銀行またはみずほ銀行の口座に設定した場合、当日23時59分までに発生した売上は翌営業日に入金されます。

画像引用元:Square
三井住友銀行・みずほ銀行以外の銀行口座に入金先を設定した場合は、毎週水曜日に締め、同じ週の金曜日が入金日です。

画像引用元:Square
PayPayで受け付けた決済以外も全てこの入金サイクルです。
また、振込手数料はどの銀行口座を入金先に設定してもかかりません。
入金サイクルが早く、入金手数料が完全無料なのはスクエアの大きなメリットと言えるでしょう。
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Square(スクエア)のPayPayの加盟店審査は難しい?審査期間は早い?
SquareのPayPay加盟店審査は特別厳しいわけではありません。
Squareアカウントを作成するための審査はSquareが行いますが、こちらは比較的通りやすいと言われています。
個人事業主や、まだ開業届を提出していない個人利用の人でも審査に通ることがあるようです。

ただし、Squareを介して行われるPayPayの加盟店審査はPayPayが行うため、審査が特別厳しくなることも緩くなることもありません。
また、審査期間に関しては申し込みが集中しなければ、30日以内に審査が完了します。
個別にPayPayの加盟店申し込みを行う方が審査期間は短いですが、個別に契約してもSquareでPayPayの決済を受け付けられるようになるわけではないので、注意しましょう。
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Square(スクエア)の支払画面でPayPayが表示されない理由は?
Squareの支払画面でPayPayが支払方法として表示されない理由は、PayPayの審査が完了していないまたは、店舗ごとにQRコード決済の有効化ができていないといった原因が挙げられます。
Squareアカウントの審査が完了しても、QRコード決済の審査に別途申し込みを行って、通らなければPayPayの決済は受け付けられません。

詳しい手順は前段で解説していますので、そちらを参考にしてみてください。
また、QRコード決済の審査申し込みは店舗ごとに行う必要があります。
1店舗目で審査に通っても、複数店舗運営している場合は、店舗ごとに審査申し込みを行わないといけないので、注意しましょう。
Square(スクエア)のPayPayが申込不可となるのはなぜ?対処法は?
SquareでPayPayの審査申し込みを行おうとしても、「申込不可」と表示される場合があります。
これはまだSquareアカウントの審査が完了していない状態でQRコード決済の審査申し込みを行おうとしているか、PayPayの審査に通らなかった可能性が挙げられます。
審査基準は公開されていないため、具体的な理由はわかりませんが、どうしてもPayPayの決済を導入したい場合は、個別にPayPayの加盟店契約を申し込むのも一つの方法です。
実店舗なしでもSquare(スクエア)でPayPay決済を導入できる?
実店舗を持たない場合でも、SquareでPayPay決済を導入することは可能です。
フリーマーケットや移動式販売などに参加するために、Squareを導入し、PayPay決済を有効にするのであれば、導入できます。
ただし、Squareのオンライン決済では、クレジットカード決済しか受け付けられないため、PayPay決済を導入することはできません。
条件に該当する事業者は3.25%→2.50%に!(詳細
まとめ:Square(スクエア)でPayPay決済を設定する方法【申し込み方法や使い方も解説】
今回はSquareでPayPayによる決済を受け付けられるようにする手続きの流れや、メリット・デメリット、手数料比較などを紹介しました。
PayPayは利用者数の多いQRコード決済であるため、キャッシュレス決済を導入するなら、有効化したい決済手段の一つでしょう。
審査期間や決済手数料の違いはありますが、PayPayを導入するなら他の決済手段とまとめて加盟店契約ができるSquareなどの決済代行サービスがおすすめです。

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