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Square(スクエア)のサブスク決済・自動継続課金の導入方法【費用や注意点も解説】

更新日 :

Square(スクエア)でサブスク決済・自動継続課金を受け付ける方法が知りたい!Squareでサブスク決済を受け付けるときの費用や注意点は?

本記事ではこんな悩みを解決します。

Square(スクエア)のオンライン決済を利用すればサブスクリプションサービスの提供を効率的に行うことができますが、詳しい費用などを知ってから導入したいですよね。

特にSquare(スクエア)は手軽にサブスク決済を導入できる分、注意点などをよく理解しておかないと後悔する可能性があります。

そこで本記事では、Square(スクエア)のオンライン決済でサブスク・自動継続課金を導入する方法や、メリット・デメリット、注意点などを詳しく解説します。

目次

Square(スクエア)のサブスク決済は3つの機能から導入可能

Square(スクエア)では3つの機能でサブスク決済をそれぞれ受け付けることが可能です。

まずは各機能の違いを一覧で見てみましょう。

Square請求書サイトSquareサブスクリプションSquareリンク決済
決済手数料3.75%3.60%3.60%
月額利用料・フリープラン:0円
・プラスプラン:3,000円(無料トライアルあり)
0円0円
定期請求の頻度・日ごと
・週ごと
・月ごと
・年ごと から設定可能
・毎週
・隔週
・月ごと
・四半期
・半年ごと
・毎年 から設定可能
・毎週
・隔週
・月ごと
・四半期
・半年ごと
・毎年 から設定可能
決済の送信方法・メール
・SMS
・リンクの共有
・メール・リンクの共有
複数プランの作成
サブスクリプションのキャンセル
お客様側からのサブスクリプションのキャンセル×
支払い日のリマインダー設定〇(自動)〇(手動)×
請求日の設定×
請求終了日の設定△(請求回数の設定は可能)×
ディスカウントの設定×
未払い請求の一覧表示××
ファイルの添付(契約書など)××
支払期日後のリマインダー××
請求時に必要な顧客情報・名前
・メールアドレスまたは電話番号
・名前
・メールアドレスまたは電話番号
・住所(商品を発送する場合)
なし
お客様側が行うカード情報の変更
お客様側からのサブスクリプション一時停止××
こんな人におすすめ顧客ごとに異なる契約内容や料金設定が必要で、個別に見積もりや契約書を交わす業務を行っている事業者。
請求書の発行や支払い状況の管理を一元化したい方。
同一のサービス内容を多数の顧客に提供し、定期的な支払いを自動化したい事業者。
対面での申し込みが多く、シンプルな設定で運用したい方。
オンライン上で簡単に定期支払いを受け付けたい事業者。
ウェブサイトやSNSを活用して、リンクを共有するだけで決済を完了させたい方。
利用が向いている業態法律事務所、会計事務所、個別指導の教育サービス、レンタルオフィスなど、BtoB取引やカスタマイズが多い業種。フィットネスクラブ、料理教室、定期配送サービス(食品や日用品)など、定額制で同一サービスを提供する業種。コンテンツ配信サービス、オンライン講座、サブスクリプション型の商品販売など、デジタルコンテンツやECサイト運営者。
公式サイト
機能ごとにできることや決済手数料が異なるため、相性の良い事業がそれぞれあります。

どのような事業におすすめかは後段で詳しく解説するので、併せてご覧ください。

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Square(スクエア)のサブスク・自動継続課金の費用・手数料

Square(スクエア)のサブスク・自動継続課金を受け付ける際の費用と手数料をそれぞれ解説します。

各機能の費用・手数料を一覧でまとめました。

Square(スクエア)のサブスク・自動継続課金の費用・手数料

Square請求書サイトSquareサブスクリプションSquareリンク決済
決済手数料3.75%3.60%3.60%
月額利用料・フリープラン:0円
・プラスプラン:3,000円(無料トライアルあり)
0円0円

それぞれ有料プランの有無や決済手数料が異なります。

SquareサブスクリプションとSquareリンク決済は月額利用料無料で利用可能です。

Square請求書は一部機能の制限はありますが、フリープランであれば月額利用料が発生せず、より高度な機能を使いたい場合は月額3,000円のプラスプランに入る必要があります。

相性のいい業種だけでなく、コスト面も加味するようにしましょう。

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Square(スクエア)のサブスク・自動継続課金のメリット・デメリット

ここからは、Squareのサブスク・自動継続課金を受け付ける際のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

導入前にメリット・デメリットをよく知った上で検討するようにしてみてください。

Square(スクエア)のサブスク決済のメリット

Squareでサブスク決済を受け付けるメリットは次の通りです。

Squareでサブスク決済を受け付けるメリット

  • 顧客情報の登録が少なく済む
  • 導入が簡単である
  • 月額利用料が無料で使える

Squareのサブスク決済では、顧客情報の登録が不要または登録する情報が少なくて済みます。

通常のオンライン決済では、氏名や住所、メールアドレス、電話番号など多くの情報を登録しないといけません。

登録情報が少なくて済むと、顧客の手間が減り、決済途中における顧客の離脱などを防ぎやすくなります。

また、導入も簡単でSquare請求書なら、アカウントを作成後、ログインすればすぐに利用できます。

>> Squareのアカウント作成はこちら

Squareアカウントは審査が必要ですが、最短当日に審査が完了するため、早期に利用可能です。

また、審査も他のサービスと比較して通りやすいと言われることもあり、個人事業主ではない個人利用の人も通過する可能性があります。

さらに、月額利用料が基本無料で利用できるため、決済手数料以外の費用を支払わずに決済サービスが使えます。

コストを抑えたい人にとって、固定費なしで利用できるのは大きなメリットですよね。

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Square(スクエア)のサブスク決済のデメリット

Squareでサブスク決済を受け付けるデメリットは次の通りです。

Squareでサブスク決済を受け付けるデメリット

  • 返金処理に制限がある
  • 各機能に長所と短所がある
Squareでは顧客から返金の申し出を受けた際、返金処理に制限があります。

返金を行うSquareアカウントの残高に返金できるだけの十分な資金があることや、一度返金を行うと取り消しができないこと、などが挙げられます。

顧客と金銭のやり取りをするにあたって、返金は一定発生するものであるため、自店でこの制限が問題ないものか確認しておくとよいでしょう。

また、Squareのサブスク決済機能は3種類あり、それぞれに長所と短所があります。

一つの機能で全ての事業に対応しているわけではないため、事業に応じて適した機能を選択する必要があります。

選択するにあたって、それぞれの機能の特徴を知らないといけないため、負担になる可能性があります。

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Square(スクエア)のサブスク・自動継続課金の注意点

ここからは、Squareのサブスク・自動継続課金の注意点を4つ解説します。

本章で紹介する注意点について、導入前の参考にしてみてください。

Square(スクエア)のサブスク・自動継続課金の注意点

  • 決済方法はクレジットカードのみ
  • Squareリンク決済は特定商取引法に​基づく​表記が​必要
  • 審査・本人確認を済ませる必要がある
  • 継続的役務の提供業種は審査に通りにくい

それぞれ順番に見ていきましょう。

注意点1. 決済方法はクレジットカードのみ

Squareでサブスク決済を行う際、顧客が利用できる決済方法はクレジットカードのみです。

Square決済の対応クレジットカード

画像引用元:Square

電子マネーやQRコードによる決済は受け付けられません。

しかし、JCBの調査によると、クレジットカード保有率は87%と多くの人がクレジットカードを持っています。

そのため、決済可能な手段がクレジットカードのみであったとしても、利便性が大きく下がることはないでしょう。

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注意点2. 特定商取引法に​基づく​表記が​必要

Squareでサブスク決済を行う際、特定商取引法に規定する「通信販売」に該当する加盟店は、同法が定める表記を作成する必要があります。

以下に定める取引は特定商取引法第1条に定める「特定商取引」に該当し、同法に基づく対応を取らなければなりません。

特定商取引法の対象となる取引

  • 訪問販売
  • 通信販売
  • 電話勧誘販売
  • 連鎖販売取引
  • 特定継続的役務提供
  • 業務提供誘引販売取引
  • 訪問購入

同法が定める、「通信販売」に該当する場合は一定の表記を行うことが必要です。

具体的には次の2点です。

Squareで「通信販売」に該当する事業を行う場合に必要な対応

  • 特定商取引法第11条で定められた販売業者名、責任者名、連絡先などの項目を表記する
    (定期購入やサブスクリプションの場合、定期的な支払いであること、金額、契約期間、その他の販売条件と解約ポリシーも必ず記載する)
  • 会計の最終確認画面で顧客が注文確定前に契約事項に係る項目
    (販売価格・対価、支払方法、支払時期、引渡し・提供時期、申し込みの撤回・解除に関すること、申し込み期間(期間のある場合))

このうち、特定商取引法第11条で定める明記すべき項目は、条件を満たせば省略可能なものもあります。

詳しくは特定商取引法ガイドをご覧ください。

また、他のオンライン決済サービスにおいても特定商取引法の規定は適用されますので、Squareだけのデメリットではない点にも留意しましょう。

注意点3. 審査・本人確認を済ませる必要がある

Squareでサブスク決済を受け付けるためには、Squareアカウントを作成するための審査や本人確認を行う必要があります。

審査を終えてからでないと、サブスク決済を受け付けられないため、導入後すぐに利用できるわけではありません。

Squareアカウントは公式サイトから申し込みを行えば、簡単に手続きが可能です。

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注意点4. 継続的役務の提供業種は審査に通りにくい

Squareでは、継続的役務提供を行う場合、一定の条件を満たさないと審査に通りません。

継続的役務提供とは、コース・回数券等を数ヶ月にわたって継続的にサービスを提供することを言います。

提供するサービスが継続的役務提供に該当する場合、業種ごとに定められた条件を満たしている必要があります。

例えば、エステティック・美容医療の場合の条件は次の通りです。

Squareの継続的役務提供(エステティック・美容医療)の場合の条件

画像引用元:Square

継続的役務提供(エステティック・美容医療)の場合の条件

  • サービスの価格が50,000円(税込)以下かつサービスの有効期限が1年以内
  • サービスの価格が50,001円(税込)以上かつサービスの有効期限が1ヶ月以内

このどちらかを満たしていないと、Squareの決済は利用できません。

他にも次のような業種が継続的役務提供を行う業種として挙げられています。

継続的役務提供が想定される業種

  • 語学教室
  • 家庭教師
  • 学習塾
  • パソコン教室
  • 結婚相手紹介サービス
  • 整体
  • 治療院
  • スポーツジム 等

継続的役務提供に該当するサービス提供を行う場合は、条件を満たしているか確認しておきましょう。

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Square(スクエア)のサブスク・自動継続課金はこんな事業者におすすめ

Squareのサブスク・自動継続課金がどのような事業者におすすめかをそれぞれ解説します。

結局どの機能を利用するのが適しているのか迷っている人は参考にしてみてください。

Square請求書のサブスク決済はこんな事業者におすすめ

Square請求書​(クラウド請求書)

画像引用元:Square

Square請求書のサブスク決済は、月額制のパーソナルトレーニングやヨガインストラクターの人などにおすすめです。

毎月決まった金額を顧客に請求するサービスを行う上で役に立ちます。

請求書の送付は定期請求書機能を使えば、自動的に送付できるため、忘れることもありません。

月謝の支払いに関しては、顧客のカード情報も保存できるため、2回目以降の請求処理をスムーズに進められます。

トレーニングやヨガ以外にも、毎月レッスンなどを行うサービスや契約書の添付が必要な税理士の顧問料などの決済にも適しています。

ただし、前章で紹介した「通信販売」に該当する場合は特定商取引法の表記を設けるなどの対応を行うようにしましょう。

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Squareサブスクリプションのサブスク決済はこんな事業者におすすめ

Squareサブスクリプションのサブスク決済

画像引用元:Square

Squareサブスクリプションのサブスク決済は、店舗など対面でサブスクリプションプランを提供する事業者におすすめです。

例えば、ネイルサロンで月に3回まで定額で利用できるプランを提供したり、スポーツジムの通い放題プランを実施したりする際に有効です。

無料トライアル期間を付けることや、請求間隔を自由に設定することもできるため、店舗に合わせたサブスクプランが作成できます。

また、オンラインで決済を完了させられるため、店舗での会計業務を簡略化でき、顧客の利便性向上にもつながります。

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Squareリンク決済のサブスク決済はこんな事業者におすすめ

Squareリンク決済

画像引用元:Squareリンク決済

Squareリンク決済非対面でサービスを提供する事業者におすすめです。

例えば、日用品や宅配弁当の定期配達サービスや、オンラインレッスンなどです。

顧客はホームページなどに設置されたリンクから決済を行うだけで、サービスを受けられるため利便性が高く、事業者にとっても決済手数料をSquare請求書より安く抑えられます。

ホームページなどから簡単に申し込めるサービスを提供する場合は、Squareリンク決済を活用してみてください。

>> Squareリンク決済の公式サイトはこちら

Square(スクエア)のサブスク決済の導入手順・設定方法

Squareでサブスク決済が利用できる3つの機能について、それぞれの導入手順と設定方法を解説します。

利用してみたい機能が合った人は、導入方法についても参考にしてみてください。

Square請求書の導入手順・設定方法

Square請求書の導入手順・設定方法は以下の通りです。

Squareのアカウントを作成したら、アカウントにログインし、管理画面の左側にあるメニューバーから「支払い」、「請求書」をクリックします。

「請求書を送信」をクリックし、新規請求書を作成する画面へ進みます。

Square請求書​(クラウド請求書)の使い方

画像引用元:Square

請求先のお客様情報として、名前とメールアドレスまたは電話番号を入力しましょう。

Square請求書の導入手順・設定方法

画像引用元:Square

お客様情報の入力が完了したら、請求書の詳細入力です。

件名やメッセージ、サービス提供日、支払期限や品目などを入力したら、「頻度」で「日ごと・週ごと・ヶ月ごと・年ごと」のいずれかを設定し、開始日や送信頻度と、送信回数を設定しましょう。

Square請求書​(クラウド請求書)の使い方

画像引用元:Square

「定期送信の終了」は顧客がサービスの解約を行わない限り、請求を継続するのであれば「不要」を選択します。

顧客の利便性向上のため、「カード情報を保存した状態で自動引き落としをオンにする」にはチェックを入れておきましょう。
Square請求書の導入手順・設定方法2

画像引用元:Square

送信方法やオプション項目を設定したら、顧客へ送信し、支払いを待つだけです。

>> Square請求書の公式サイトはこちら

Squareサブスクリプションの導入手順・設定方法

Squareサブスクリプションの導入手順・設定方法は以下の通りです。

Squareアカウントの登録が完了したら、Squareデータにログインし、「注文と支払い」または「支払い」から「サブスクリプション」の順に進みます。

Squareサブスクリプションの導入手順・設定方法1

画像引用元:Square

「プラン」から「プランの作成」をクリックし、提供するサブスクリプションサービスのプラン名を入力しましょう。

Squareサブスクリプションの導入手順・設定方法2

画像引用元:Square

「商品を割り当てる」をクリックし、サブスクリプションプランに割り当てる商品を商品マスタから選択し、「保存」をクリックします。

Squareサブスクリプションの導入手順・設定方法3

画像引用元:Square

「頻度オプションを追加」から、サブスクリプション開始日などを設定します。

次にプランの終了日や請求サイクル、請求回数を設定し、ディスカウント率がある場合は金額またはディスカウント率を入力しましょう。

Squareサブスクリプションの導入手順・設定方法4

画像引用元:Square

顧客側でサブスク決済を停止できるようにする場合は、「サブスクリプションを一時停止」をオンにして、一時停止の期限を設定します。

ここまで入力すれば完了です。

>> Squareサブスクリプションの公式サイトはこちら

Squareリンク決済の導入手順・設定方法

Squareリンク決済の導入手順・設定方法は以下の通りです。

Squareのアカウント作成後、Squareの管理画面にアクセスします。

メニューバーから「支払い」の「リンク決済」をクリックします。

Squareリンク決済の使い方

画像引用元:Square

次に画面右上の「リンクを作成する」をクリックしましょう。

Squareリンク決済の導入手順・設定方法

画像引用元:Square

このとき、自分のサイトを持っている人が、ページ内にボタンとしてリンクを埋め込みたい場合は、「ウェブサイトにボタンを追加」から設定を行うと、HTMLやCSSタグの調整がされたボタンを生成可能です。

リンク設定にあたって、目的を選択する画面が表示されるので、サブスク決済を行う場合「支払いを受け付ける」を選択しましょう。

Squareリンク決済の使い方

画像引用元:Square

サービス名や価格、開始日や頻度などを入力し、完了したら、「リンクを作成」をクリックします。

Squareリンク決済の使い方

画像引用元:Square

作成されたリンクをメールやホームページに貼り付ければ完了です。

Squareリンク決済の使い方

画像引用元:Square

Squareリンク決済は、これまで「Squareオンラインチェックアウト」と呼ばれていましたが、名称変更されました。

機能などは変わりませんので、これまで利用していた人や従来の呼び名であれば聴いたことがあるという人は、Squareリンク決済を利用してみてください。

>> Squareリンク決済の公式サイトはこちら

Square(スクエア)のサブスク・自動継続課金に関するよくある質問

最後にSquareのサブスク・自動継続課金に関するよくある質問とその回答を5つ紹介します。

当サイトにも多く寄せられる質問のため、同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。

Square(スクエア)のサブスク決済のキャンセル・解約方法は?

Squareのサブスク決済で月額利用料などを支払っているユーザーが支払いのキャンセル・解約をする方法は、使用している機能によって異なります。

Squareリンク決済またはSquareサブスクリプションを使用している場合、顧客側からもサブスクリプションをキャンセル可能です。

支払に関するメールの下部に「このサブスクリプションの管理が必要ですか?」という文言が記載されているので、こちらをクリックしてキャンセル手続きを進めます。

このメニューからカード情報の変更も可能です。

Square請求書でサブスク決済を行っている場合、顧客側からのキャンセルはできません。

そのため、顧客から事業者へキャンセルの旨を連絡し、事業者側でキャンセルの手続きを行う必要があります。

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Square(スクエア)のサブスク決済の返金方法は?

Squareでサブスク決済を行った金額を返金することは可能です。

ただ、取引日から1年を経過した決済はSquareから返金を行うことができないため、現金で返すなどSquare以外の方法で対応する必要があります。

返金に関しては、全額・一部・商品ごとなど、柔軟な対応が可能で、返金に関する手数料は無料です。

しかし、決済時点で支払った決済手数料は返金されませんので注意しましょう。

返金手順は以下の通りです。

Squareデータにログインし、「取引」に移動します。

表示された取引履歴の中から、返金を行いたい決済を選択し、「払い戻し」をクリックします。

Square(スクエア)のサブスク決済の返金方法

画像引用元:Square

決済金額の全額を返金する場合は「商品」ボックスにチェックを入れ、売上金額の一部のみ返金する場合は「払い戻し額」をクリックし、返金理由を選択しましょう。

Square(スクエア)のサブスク決済の返金方法2

画像引用元:Square

最後に「払い戻し」をクリックすれば手続きは完了です。

返金手続き完了後、翌営業日までにSquareからカード発行会社へ払い戻し依頼が行われ、2~7営業日程度で返金されます。

返金までのスピードはカード会社によって異なるため、さらに時間がかかることもあるでしょう。

なお、一度実行した払い戻しは取り消しができないため、処理を実行する前によく確認する必要があります。

Square(スクエア)のサブスク決済の引き落とし日はいつ?

Squareのサブスク決済の引き落とし日は、利用する機能によって異なります。

Squareサブスクリプションで決済を受け付ける場合、請求時に設定した開始日が引き落とし日となります。

月ごとに請求を行う場合、毎月指定した引き落とし日に決済が行われます。

Square請求書の場合、顧客が送られてきた請求書から決済を行った日が引き落とし日です。

ただし、定期請求書に対して顧客が自動支払いを設定している場合は、請求日に自動的に引き落としが行われます。

Squareリンク決済の場合は、定期支払いの設定を行っている場合、週・月などの単位で定期的な支払いを受け付けることができます。

この場合、顧客が決済を行った日が引き落とし日です。

Squareのネットショップでサブスク機能を導入するにはプランのアップグレードが必要?

Squareオンラインビジネスで作成したネットショップからサブスク決済を受け付けるためには、有料の「プラス」プランへのアップグレードが必要です。

Squareのプラン比較

画像引用元:Square

Squareオンラインビジネスのプランをアップグレードすることで、サブスク決済の導入だけでなく、サイトのカスタマイズの自由度が高まったり、QRコードによる注文を受け付けることもできるようになります。

「プラス」プランは、月額3,375円で一年分の40,500円を一括払いする必要があります。

決済手数料は3.6%のままですが多くの機能が利用できるようになります。

決済金額が大きい人は、最上位の「プレミアム」プランもおすすめです。

こちらは月額9,180円で一年分の110,160円を一括支払いする必要がありますが、決済手数料は3.3%と割安になります。

決済金額に応じて検討してみてください。

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Square(スクエア)のサブスク決済は日割り計算に対応している?

現在Squareのサブスク決済では日割り計算に対応していません。

購入された日による金額の割引は自動では行えないため、事業者側で返金対応を個別に行うなどの手続きを経る必要があります。

または、日割り計算ができないことと、購入タイミングを顧客に事前周知しておくのも良い方法でしょう。

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まとめ:Square(スクエア)のサブスク決済・自動継続課金の導入方法【費用や注意点も解説】

今回はSquareでサブスク決済を受け付けられる3つの機能について、導入方法や費用などを解説しました。

Square(スクエア)では店舗における対面決済だけでなく、オンラインで定期的な支払いを受け付けることも可能です。

各機能には長所と短所がそれぞれあるため、事業形態に合わせて必要な機能を選択しましょう。

本記事を読んでSquareでサブスク決済を受け付けようと考えた人は、公式サイトからSquareアカウントを作成してみてください。

>> Squareのアカウント作成はこちら

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  • この記事の著者/監修者
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