本記事ではこんな悩みを解決します。
決済システムとしてSquareの導入を考えているものの、審査に長い日数を要したり、落ちてしまったりしたら手間が増えてしまいますよね。
特に店舗を拡大するタイミングなど、早期に決済システムを実装したい場合、審査が速く終わるのであればSquareを導入しようと考える人もいるでしょう。
そこで本記事では、Squareの審査の流れや難易度、審査にどれくらいの期間を要するのかなどを詳しく解説します。
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)目次
Square(スクエア)の審査は難しい？ブラックリストは関係ある？
Square(スクエア)の審査は他の決済サービスと比較すると通りやすいです。
その理由として、他の決済サービスでは審査に通らない「特定継続的役務提供」についても審査に通る場合があることが挙げられます。
特定継続的役務提供とは、エステサロンや語学教室などの長期・継続的な役務提供を行うサービスです。
特定継続的役務提供においては、クーリングオフはもちろん、クーリングオフ期間終了後も消費者は一定の損害賠償額を支払えば中途解約が可能です。
また、損害賠償額を超えて支払った金額については、事業者に返還義務があります。
そのため、一般的な決済サービスを提供する事業者は返金対応や、エステサロンなどが返金によって倒産するリスクを抱えるため、審査が厳しくなっています。
また、審査基準は明らかにされていませんが、Squareは事業者に対する審査を行うため、個人利用分としてブラックリストに登録されていても、基本的に影響を及ぼしません。
そのため、個人としてブラックリストに登録されている人であっても、事業とは切り分けて考え、Squareを申し込んでみると良いでしょう。
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)Square(スクエア)の審査の流れ
次に、Squareの審査がどのような流れで進められるのか、4つのステップで解説します。
Square(スクエア)の審査の流れ
- 公式サイトにアクセスしアカウント作成
- アカウント作成後に審査開始
- 最短当日承認 or メールで追加情報の提出を求められることも
- JCBやDiners ClubやPayPayは別途審査が必要
それぞれ順番に見ていきましょう。
1. 公式サイトにアクセスしアカウント作成
まずはSquareの公式サイトへアクセスし、アカウント作成を行いましょう。
トップページから申し込みボタンをクリックし、メールアドレスとパスワードを設定します。
この時点でSquareアカウントの作成が完了します。
メールアドレスの確認や仮登録などの段階を経ないため、アドレスの誤りやパスワードを忘れないよう注意が必要です。
2. アカウント作成後に審査開始
次に審査に向けて必要な情報を入力し、審査申し込みへ進みます。
業種は選択肢の中から最も近いものを選び、店舗の住所、電話番号などを入力します。
次に代表者に関する個人情報の入力です。
最後に事業用銀行口座の情報を入力します。
口座名義は代表者と一致しなくても審査に通る事例はあるようです。
金融機関名まで入力すれば、審査申し込みは完了です。
3. 最短当日承認 or メールで追加情報の提出を求められることも
審査申し込み後、基本的には1～2営業日後、VISAやMastercard、American Expressの場合最短で当日に承認されます。
開業届がない場合は、広告や各種証明書、メニュー表、過去の注文書など、提供しているサービス内容が確認できるものが必要です。
各種証明書としては、事業の実態を確認するものであるため、飲食店の場合、営業許可証などの提出が求められます。
逆に言えば、開業届をまだ出していない人であっても、必要書類を提出すれば審査に通る可能性があるということです。
法人や団体の場合は、登記簿謄本（発行日から6ヶ月以内のもの）の提出が必要です。
追加情報の提出を求められたにもかかわらず対応しない場合は、審査落ちになってしまうこともあるので、申請後は、追加情報の提出依頼が来ていないか確認するようにしましょう。
審査の対応速度は早かったと思います。実店舗があってホームページとGoogleマップ等に掲載がしてあれば、問題なく審査は通ると思います。
口コミ投稿者：神谷健志さん / 32歳男性 / 愛知県
業種：サービス業 / 職種：美容・理容 / 役職：経営者・役員
使用サービス：Squareリーダー / 2021年9月から使用 / 総合評価：9.0/10.0
審査のプロセスについては外資特有の分かりにくさはあったものの目立つトラブルもなく順調に進んだ。結果は1-2日間で出た記憶がある。
口コミ投稿者：マツモトミツグさん / 52歳歳男性 / 愛知県
業種：サービス業 / 職種：飲食・フード / 役職：自営業・個人事業主
使用サービス：Squareリーダー / 2017年3月から使用 / 総合評価：6.0/10.0
4. JCBやDiners ClubやPayPayは別途審査が必要
JCBやDiners Club、PayPay（ペイペイ）などの決済もSquareでは受付可能です。
ただし、別途審査への申し込みが必要です。
Squareアカウントにログインし、「アカウント設定」から「加盟店さまの事業」へ進み、「店舗」を選択して、店舗ごとに有効化を行いましょう。
店舗が承認されると、JCBやDiners Club、PayPayなどの決済をすぐに受けられるようになります。
square自体は1週間もかからず導入できたので他の決済端末よりはとても早いと思います。ですがその後に、クレジット各種、電子マネー、QRコードそれぞれ申請しないと決済出来ないため、数日くらいから4週間ほどかかりました。
口コミ投稿者：なりさん / 27歳男性 / 東京都
業種：サービス業 / 職種：医療・看護 / 役職：自営業・個人事業主
使用サービス：Squareターミナル / 2022年2月から使用 / 総合評価：8.0/10.0
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)Square(スクエア)の審査の必要書類
Squareの審査申し込みには書類は不要です。
書類なしで申し込めて、最短当日に承認が降りるため、急いで決済端末やPOSレジを導入したい人に適しています。
また、追加書類が求められる基準については、公開されていませんがSquareから連絡が来た場合に対応すればよいので、まずは申し込みをしてみましょう。
対応が求められる追加書類は次の通りです。
| 個人事業主の場合 | 開業届 |
| 法人または団体の場合 | 登記簿謄本（発行日から6ヶ月以内のもの） |
追加書類の提出依頼が来た場合、速やかに対応しないと審査落ちになってしまう可能性があるので、連絡はこまめに確認するようにしましょう。
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)Square(スクエア)の審査期間・時間
次にSquareの審査期間や時間について解説します。
アカウント作成にかかる期間や、別途審査が必要なクレジットカードブランドの期間をそれぞれ解説するので参考にしてみてください。
アカウント作成の審査期間・時間
アカウントを作成するまでの時間は数分で完了します。
前段で解説したように、メールアドレスやパスワードを入力すれば、アカウントは作成可能です。
審査申し込みも、業種や代表者の情報を登録すれば申込手続きは完了します。
審査にかかる期間は、Visa、Mastercard、American Expressによる審査は最短当日で行われます。
審査が完了すればすぐに利用可能です。
別途審査が必要なクレジットカードブランドの審査期間・時間
JCBやDiners Club、PayPayなどのクレジットカードブランドは、別途審査が必要です。
Squareアカウントにログインして「ステータス」の確認をすれば、最新情報の確認が可能です。
また、審査に関しては個別に行われるため、以前別の会社のサービスを利用した際にJCBの審査を通過していたとしても、不合格になる可能性があります。
Visa、Mastercard、American Expressを利用する場合と比較して、長い審査期間を要しますので、これらのカードブランドを利用する際は、余裕を持って申請するようにしましょう。
審査のプロセスは決済方法ごとに時間が違ったが、お店の準備期間に申し込んでおけばスムーズにスタートできて問題ない。対応速度も良い。提出資料も少なかったと思うので、その点は店側としてありがたい。
口コミ投稿者：サトライトさん / 39歳男性 / 熊本県
業種：サービス業 / 職種：美容・理容 / 役職：自営業・個人事業主
使用サービス：Squareリーダー / 2022年3月から使用 / 総合評価：9.0/10.0
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)Square(スクエア)の審査状況の確認方法
Squareの審査状況は管理画面で確認できます。
ログインしてSquareデータ（アカウント管理画面）を見れば、審査状況を見ることができ、追加書類の提出依頼や確認事項などの連絡も掲載されています。
万が一、追加書類などの連絡メールを見逃していても、Squareデータで確認すれば対応できるので、管理画面は頻繁にチェックするようにしましょう。
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)Square(スクエア)の審査の注意点
ここからはSquareで審査を受ける際の注意点を解説します。
これからSquareの申込を検討されている人は、本章で紹介する注意事項をよく読んでから申し込みを行うようにしてください。
Square(スクエア)の審査の注意点
- JCB・QUICPayの審査で落ちたら再審査できない
- 継続的役務の提供業種は審査に通りにくい
- 提出書類が2枚以上の場合は1つのファイルにまとめる必要がある
それぞれ順番に見ていきましょう。
1. JCB・QUICPayの審査で落ちたら再審査できない
JCBとQUICPayの審査で落ちてしまうと、同じ店舗では再審査ができません。
Square加盟店コミュニティ内での回答によると、審査結果が覆ることがないため、再審査ができないようです。
各店舗の審査状況は、管理画面の「店舗情報」から「支払いブランド」の項目を選択すれば確認できます。
JCBやQUICPayの利用を考えている人は注意しましょう。
2. 継続的役務の提供業種は審査に通りにくい
特定商取引法で定める「特定継続的役務提供」に該当するサービスを提供する場合、審査に通りにくくなります。
「特定継続的役務提供」には2024年現在、次の7つの役務が該当します。
継続的役務の提供業種は審査に通りにくい
- エステティック
- 美容医療
- 語学教室
- 家庭教師
- 学習塾
- 結婚相手紹介サービス（結婚相談所など）
- パソコン教室
特定継続役務提供では、クーリングオフ期間が経過した後でも、消費者が一定額の損害賠償金を支払えば、中途解約が可能であることなどから、審査に通りにくくなっています。
特定継続役務提供を行う店舗を開業予定の方は、この点を踏まえて審査申し込みを行うようにしましょう。
ただし、他の決済サービスでは通らないことも多い中で、Squareでは審査に通る場合もあるため、他サービスよりも審査申し込みをしてみる価値はあると言えます。
3. 提出書類が2枚以上の場合は1つのファイルにまとめる必要がある
追加書類の提出を求められた際、書類が2枚以上あっても1つのファイルにまとめる必要があります。
Squareのフォームがファイルを1つしか添付できないことによるものです。
不足する書類がある場合には追加でSquareから連絡があるので、その際は改めて書類を提出する必要があります。
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)Square(スクエア)の審査に関するよくある質問
Squareの審査に関するよくある質問とその回答を3つ紹介します。
多くの人が気になっている内容をまとめているので、同様の疑問を持っている人は参考にしてみてください。
Square(スクエア)の審査に落ちた原因は？もう一度審査できる？
Squareの審査に落ちた理由の開示は行われていません。
前年度の実績がない店舗や、決済額の見込みが少ない事業であっても、そのことを理由に審査を不合格にしないとされています。
また、事業規模や実績による手数料の違いもSquareにはありません。
ただし、ギフトカードやクーポン券、現金や収入印紙などの商品を扱う事業の場合は、利用を受け付けないとされています。
審査に落ちてしまった場合は、利用規約に抵触している可能性はないか確認してみるのもよいでしょう。
なお、審査に落ちてしまった場合、審査のやり直しをすることは基本的にできません。
審査でアカウントが承認されなかった場合、やり直しやアカウントの無効化はできないため、他のサービスに申し込むなどの方法が有効です。
当サイトでもおすすめしているPAYGATEや、stera packなどのサービスに申し込んでみるのもよいでしょう。
stera packは端末を含め、初期コスト無料で導入が可能です。
Square(スクエア)の審査は開業届なしの個人事業主でも大丈夫？
Squareの審査は、開業届をまだ出していない個人事業主でも申し込み可能です。
開業届をまだ出していない場合は、広告やメニュー表、名刺などに加え、次のような追加書類が業種に応じて求められることがあるため、あらかじめ準備しておくと良いでしょう。
| 飲食店 | 各種営業許可証 |
| カウンセリング | 各種資格、各機関卒業証書 |
| リサイクルショップ | 古物商許可証 |
| アートメイク | 医師免許 |
| まつげパーマ | 美容所届 |
また、イベント出店など実店舗を持たない業態であっても申し込みは可能なため、自宅兼事務所などの住所を登録して、審査申し込みを行ってみてください。
Square(スクエア)の審査は個人事業主じゃない個人利用が目的でも問題ない？
Squareは、まだ開業届を作成していない個人が利用する場合でも申し込み可能です。
この場合、アカウント作成の際、事業形態の入力を求められますが、個人事業主ではない人であっても「個人事業主」を選択してアカウント作成を進めてください。
コストを抑えてキャッシュレス決済を導入したい人にSquareは適しているため、個人で小さくビジネスを始める場合、ぜひ検討してみてください。
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)決済端末を導入するならお得で便利なSquare(スクエア)がおすすめ
これから決済端末の導入を検討されている場合、初期費用や月額固定費を0円に抑えることも可能なSquareの利用をおすすめします。
Squareでは、ここまで解説してきたように他の決済サービスと比較して、審査に通りやすく、決済手段によっては最短当日から利用を始めることが可能です。
キャッシュレス決済や電子マネーなど様々な決済手段にも幅広く対応しているので、商品や業態を問わず利用しやすいのもメリットの一つです。
それだけでなく、登録口座が三井住友銀行かみずほ銀行の場合、売り上げの入金は最短翌営業日に行われます。
振込の早さは、資金繰りに悩まされることの多い小規模店舗において、優位に働くことも多いでしょう。
新規出店や店舗拡大に合わせて決済端末の導入を考えている人は、Squareの利用を検討してみてください。
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)まとめ：Squareの審査は難しい？落ちた原因は？ブラックリストがある？【期間や流れも解説】
今回はSquareの審査は難しいかどうかや、審査期間、手続きの流れなどについて詳しく解説しました。
Squareは、初期費用や固定費を抑えて利用でき、審査も比較的通りやすいため、小規模店舗やこれから事業を始めようとしている人にも導入しやすい決済サービスです。
決済端末の導入を検討している人は、本記事を参考にSquareの利用をぜひ検討してみてください。
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