
本記事ではこんな悩みを解決します。
Square(スクエア)ギフトカードは、店舗独自のキャッシュレス決済サービスとして導入できる便利なプリペイド式ギフトカードです。
再来店のきっかけになりやすいギフトカードを導入したいと感じつつ、コストやデメリットなど運用に不安を感じているオーナーも多いですよね。
そこで本記事では、Square(スクエア)ギフトカードの基本情報と共に、販売方法や使い方、導入がおすすめの店舗について詳しく解説します。
目次
Square(スクエア)ギフトカードとは

画像引用元:Square
Square(スクエア)ギフトカードとは、自店舗のみで使えるオリジナルのプリペイド式ギフトカードです。
ギフトカードを購入したお客様は、チャージされた金額を使って自店舗での買い物やサービスを利用できます。
Square(スクエア)ギフトカードには、デジタル製のeギフトカードとプラスチック製の実物カードの2種類が存在します。

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Square(スクエア)ギフトカードは、作成アプリを使えばデザインを自由にカスタマイズできるので、ブランドイメージに合わせてオリジナルカードが作成できます。
キャッシュレス決済ツールの一つとして導入できるSquare(スクエア)ギフトカードは、リピーターを増やしたい店舗にとって非常に効果的な販促ツールといえるでしょう。
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Square(スクエア)ギフトカードの種類
Square(スクエア)ギフトカードには、2つのタイプがあります。
メールなどでギフトコードを配信するeギフトカードと物理カードであるプラスチック製のカードと、お客様や店舗のニーズに合わせて選べます。

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ここからはSquare(スクエア)ギフトカードの種類について詳しく確認していきましょう。
eギフトカード
eギフトカードは、メールで送信されるデジタルコード形式のギフトカードです。
お客様はオンラインでSquare(スクエア)ギフトカードを購入すると、登録したメールアドレスに16桁のギフトコードとQRコードが届きます。
利用してもらうには、メールに記載されたギフトコードを入力またはQRコードを店頭で提示するだけです。
eギフトカードは、店舗側としても在庫管理をする必要がなく、ギフトコードを発行するだけなのでプロモーション目的に発行しやすいのがメリット。
お客様と店舗の利便性が高まるため、スムーズな会計処理が実現するでしょう。
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プラスチック製ギフトカード
プラスチック製ギフトカードは、店頭販売やプレゼントにおすすめの物理カード型のギフトカードです。

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物理カードは特別感や高級感を演出したいときにおすすめで、店舗オリジナルのデザインにカスタマイズすれば、ブランド力も高まります。
eギフトカードとは異なり、デザイン制作や発行に時間とコストがかかりますが、お店のファンを増やす効果的な販促ツールになってくれます。

250枚という最低注文数が設けられているため、店舗のニーズやお客様の年齢層に合わせて、eギフトカードと使い分けるとよいでしょう。
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Square(スクエア)ギフトカードを導入するメリット・デメリット
ここからはSquare(スクエア)ギフトカードを導入するメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
Square(スクエア)ギフトカードを導入して自店舗にどのようなメリットがあるのか、デメリットにどのような影響があるのか確認していきましょう。
Square(スクエア)ギフトカードを導入するメリット
Square(スクエア)ギフトカードを導入するメリットは、主に5つあります。
Square(スクエア)ギフトカードを導入するメリット
- 低コスト導入
- 店舗オリジナルのギフトサービスとして販売できる
- 資金繰り改善に有用
- 販促効果とリピーターの獲得
- キャンペーン施策の効果測定
Square(スクエア)ギフトカードは、Squareのアカウントさえあれば初期費用・月額料金がかからず、決済手数料のみの低コスト運用が可能です。
プラスチック製ギフトカードを発行する場合は、枚数に応じて発行コストがかかりますが、eギフトカードであれは無料で発行できます。

また、ギフトカードは販売時に売上が計上されるため、資金繰りが安定するのもメリットです。
ギフトカードを購入・もらったお客様は残高を紹介するために再来店してもらえる可能性が高く、リピーターの獲得にもなります。
さらにSquare(スクエア)ギフトカードの購入ページをホームページやSNS、メールマガジン等に記載すれば、プロモーションの効果測定もしやすく、手軽に販促活動ができるのもメリットといえるでしょう。
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Square(スクエア)ギフトカードを導入するデメリット
さまざまなメリットがある一方、Square(スクエア)ギフトカードの導入にはデメリットも存在します。
Square(スクエア)ギフトカードを導入するデメリット
- 顧客がカードにチャージする際、決済手数料がかかる
- プラスチック製カードは印刷・配送に数日要する
- QR/バーコードスキャンはiOS端末のみ対応
- 1日あたり5万円までしかチャージできない
Square(スクエア)ギフトカードのデメリットは、ギフトカードにチャージする際決済手数料がかかってしまうことです。
チャージする際、2.5〜3.5%の決済手数料がかかり、月額料金等はないものの運用に一定のコストはかかります。
特別感のあるプラスチック製のギフトカードの発行には、印刷や配送に時間がかかるため、手元に届くまで数日かかる点にも注意が必要です。

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QRコード、バーコードスキャナーを使ってプラスチック製ギフトカードの残高を確認するには、iPhoneやiPadなどiOS端末のみなのもデメリットでしょう。
また、1日5万円までしかギフトカードにチャージできず、店舗全体で未使用残高が1,000万円未満になるよう維持しなければならないため、細かい運用設計が必要な点にも注意しましょう。
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Square(スクエア)ギフトカードの料金・決済手数料
ここでSquare(スクエア)ギフトカードの導入にかかる料金、決済手数料をカードの種類別に比較してみましょう。
Square(スクエア)ギフトカードの料金・決済手数料
eギフトカード | プラスチック製ギフトカード | |
発行コスト | 0円 | 120円〜300円 ※発行枚数により異なる |
ギフトカード 入金時の 決裁手数料 | オンライン入金時:3.25% 店頭入金時:3.25〜3.75% | 店頭入金時:3.25〜3.75% |
ギフトカード使用時のコスト | 0円 | 0円 |
Square(スクエア)ギフトカードを低コストに運用するなら、eギフトカードがおすすめです。
発行コストがかからず、入金時にかかる決済手数料のみで運用できるため、手軽に導入できます。
一方、プラスチック製ギフトカードは、オリジナルデザインで発行する場合、1枚120円、最小注文単位は500枚から注文できます。

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また、決済手数料はどちらのギフトカードも、VisaやMastercardなどのクレカ決済であれば3.25%、iD決済の場合は3.75%と少々差があります。
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Square(スクエア)ギフトカードの使い方・決済方法
ここからはSquare(スクエア)ギフトカードの具体的な使い方、決済方法を紹介します。
店舗とネットショップそれぞれの決済方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
店舗での使い方・決済方法
店舗でSquare(スクエア)ギフトカードを使う際は、Square POSレジアプリを使って決済処理を行います。
Square(スクエア)ギフトカードを店舗で使う方法は以下の通りです。
Square(スクエア)ギフトカードを店舗で使う方法
- Square POSレジに購入金額や商品を入力
- お会計画面で「お会計」→「ギフトカード」を選択
- 16桁のギフトコードまたはQRコード、またはバーコードを読み取る
- 決済完了
ギフトカードのチャージもお会計画面から可能なので、残高が足りていない場合はチャージするかお客様に確認してみましょう。
ネットショップでの使い方・決済方法
ネットショップでSquare(スクエア)ギフトカードを使うには、お客様ご自身で16桁のギフトコードを入力してもらう必要があります。
注文合計額の下にある「クーポンまたはギフトコードを入力」欄へ16桁のギフトコードを入力すれば、ギフトカードの残高から決済されます。

ギフトコードさえあればいつでも手軽に決済できるので、お客様のライフスタイルに合わせてショッピングを楽しんで貰えるでしょう。
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Square(スクエア)ギフトカードの販売方法【オンライン編】
ここでSquare(スクエア)ギフトカードをオンラインで販売する方法を紹介します。
eギフトカードの販売方法
オンラインでeギフトカードを販売するには、Squareデータの管理画面で販売ページを作成する必要があります。
Squareのネットショップからeギフトカードを販売する方法は以下の通りです。
eギフトカードをオンライン販売する手順
- Squareアカウントにログイン
- 左側の「販売チャネル」→「オンラインビジネス」を選択
- 「ウェブサイト」の下にある「サイトの編集」をクリック
- 「+」→「ページ」を選択し、その他配下にある「ギフトカード」→「追加」をクリック
- ギフトカード購入ページの作成完了
作成したeギフトカード購入ページは、SNS等でポストするだけで、手軽に販促プロモーションが可能です。
数クリックするだけで、Squareのネットショップ上にeギフトカードの販売ページが作成できるため、パソコン操作が苦手な方も簡単にオンライン販売ができます。
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プラスチック製ギフトカードの販売方法
オンラインでプラスチック製ギフトカードを販売する際は、ネットショップに商品として登録します。
Squareのネットショップからプラスチック製ギフトカードを販売する方法は以下の通りです。
プラスチック製ギフトカードをオンライン販売する手順
- Square アカウントにログイン
- 左側の「販売チャネル」→「オンラインビジネス」を選択
- 「ウェブサイト」の下にある「サイトの編集」をクリック
- 「+」→「商品」を選択し、ギフトカードを商品登録
- 販売場所のセクション表示が「表示」になっているか確認
- 商品を保存し、右上の「公開する」をクリック
オンラインでプラスチック製ギフトカードを販売する場合は、価格別にバリエーション登録が可能です。
ギフトカード購入専用ページでの販売方法
SNSやメールなどで、ギフトカードを購入したいとご要望があったときは、購入専用ページに案内することが可能です。
ギフトカード購入専用ページでは、eギフトカードのデザインや金額をお客様自身で選んでいただけます。
購入ページは、専門知識がなくても下記の手順で作成可能です。
ギフトカード購入専用ページの作成方法
- Square アカウントにログイン
- 左側の「支払い」→「ギフトカード」を選択
- 「eギフトカード」の下にある「設定」をクリック
- 「オンラインでeギフトカードを販売」をオンにする
ギフトカード購入専用ページは、リピーターにいつでもギフトカードが購入できる環境を提供できるため、リピート率向上につながります。
InstagramのストーリーズやWebサイトに掲載すれば、販促チャネルの拡大も実現するでしょう。

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Square(スクエア)ギフトカードの販売方法【店頭編】
ここからはSquare(スクエア)ギフトカードを店頭で販売する方法を紹介します。
eギフトカードの販売方法
店頭でeギフトカードを販売するには、Square POSレジアプリからギフトコードを発行します。
お客様からeギフトカードの購入を求められたら、下記の手順でギフトコードを発行しましょう。
eギフトカードを店頭販売する手順
- Square POSレジアプリの「ライブラリ」→「ギフトカード」→「eギフトカードを販売」を選択
- eギフトカードのデザインを選択
- 所定のチャージ額または、お客様の任意の金額を入力
- eギフトカードを受け取るメールアドレスを入力してもらい「送信」をタップ
- 「販売に戻る」をタップして支払い完了
eギフトカードは、お客様に受け取るメールアドレスを入力していただければ、すぐにギフトコードを発行できます。
販売する際は、eギフトコードの使い方やチャージ方法を伝えておくと、お客様も安心して利用してもらえるでしょう。
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プラスチック製ギフトカードの販売方法
店舗にギフトカードが届いていれば、売り場に陳列したり、レジ裏に展示したりすることでプラスチック製ギフトカードの販促が可能です。
店頭でプラスチック製ギフトカードを販売する方法はこちら。
プラスチック製ギフトカードを店頭販売する手順
- Square POSレジアプリの「ライブラリ」→「ギフトカード」→「プラスチック製ギフトカードを販売」を選択
- ギフトカードをスワイプ、またはQRコードの読み取り、または6桁のギフトコードを入力
- 所定のチャージ額または、お客様の任意の金額を入力
- 「販売に戻る」をタップして支払い完了
プラスチック製ギフトカードのQRコードやバーコードをスキャンして入金すると、自動でチャージ金額が適用されます。
また、プラスチック製ギフトカードは、レジ横に置いておくと会計時に目が留まったお客様に購入してもらえる可能性も。

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Square(スクエア)ギフトカードはこんな店舗・事業者におすすめ
Square(スクエア)ギフトカードは、リピーター確保や新規集客を狙っている店舗・事業者におすすめです。
たとえば、美容院や飲食店でSquare(スクエア)ギフトカードを導入すれば、残高を消化するために再来店してもらえるきっかけになります。
また、5000円以上のチャージで500円割引など、割引キャンペーンを実施すれば、1顧客あたりの単価アップも実現します。
Square(スクエア)ギフトカードはネットショップでも使えるため、SNSやメルマガ等でシェアすれば店舗から遠い地域のお客様にもお店を利用してもらえるかもしれません。

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Square(スクエア)ギフトカードに関するよくある質問
最後にSquare(スクエア)ギフトカードを導入する店舗・オーナーからよく寄せられる質問に3つ回答します。
「Square(スクエア)ギフトカードのチャージ方法は?」「QRコードスキャナは簡単にできる?」など、気になる質問を集めました。
導入する前にぜひ確認してみましょう。
Square(スクエア)ギフトカードのチャージ方法は?
Square(スクエア)ギフトカードは、店舗のレジまたはオンラインサイトでチャージできます。
お客さまご自身でチャージしてもらうには、下記の手順をご案内しましょう。
Square(スクエア)ギフトカードのチャージ方法
- ギフトカード注文サイトにアクセスし「カードにチャージ」をクリック
- ギフトカード番号を入力(PINの記載がある場合は入力)
- ギフトカードに追加する金額を入力し、続行をクリック
- 支払い内容を確認し「今すぐ支払う」をクリック
店舗でクーポンコードを発行している場合は、ギフトカードに追加する金額選択時に入力します。
再来店してもらうためにも、割引コードや特典付きクーポンの発行キャンペーンなど、不定期にキャンペーンを実施してもよいでしょう。
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Square(スクエア)ギフトカードの残高の確認方法は?
Square(スクエア)ギフトカードの残高は、SquareデータもしくはPOSレジアプリのどちらかで確認できます。
POSレジアプリからSquare(スクエア)ギフトカードの残高を確認するには、次の方法で操作します。
Square(スクエア)ギフトカードの残高を確認する方法
- お会計画面から「商品ライブラリ」→「ギフトカード」をタップ
- 「残高を確認またはカードを再チャージ」をタップ
- ギフトカードをスワイプ、または16桁のギフトカード番号を入力
- ギフトコード番号の下4桁横の残高を確認
また、プラスチック製ギフトカードの裏面に印字されたQRコードからSquareデータサイトにアクセスすれば、お客様ご自身でも残高を確認できます。
お客様ご自身で残高を確認するようにするには、店舗側でアクセス権限を管理する必要があるので、必要に応じて設定しておきましょう。
Square(スクエア)ギフトカードはQRコードスキャンにも対応している?
Square(スクエア)ギフトカードは、QRコードスキャンに対応しています。
eギフトカードを利用中のお客様は、メールで届いた16桁のギフトコードもしくはQRコードを提示してお買い物やサービスの利用が可能です。
プラスチック製ギフトカードのQRコードをスキャンするにはiOS端末での利用が可能ですが、eギフトカードであればAndroid端末のSquarePOSレジでもQRコード決済に対応しています。
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まとめ:Square(スクエア)ギフトカードの使い方【決済手数料や販売方法も解説】
本記事ではSquare(スクエア)ギフトカードの基本情報、販売方法や使い方、導入がおすすめの店舗について詳しく解説しました。
Square(スクエア)ギフトカードは、リピーター獲得や資金繰りの安定など、売上アップに直結する優れた販促ツールです。
ディスカウントキャンペーンや特典付きコードの発行などと合わせてプロモーションを行えば、今までとは違う客層にもアプローチしやすくなります。
ここで改めて、ギフトカードの種類、それぞれの運用コストについて確認してみましょう。
eギフトカード | プラスチック製ギフトカード | |
発行コスト | 0円 | 120円〜 ※発行枚数により異なる |
ギフトカード 入金時の手数料 | 決済手数料(オンライン入金時):3.25% 決済手数料(店頭入金時):3.25〜3.75% | 決済手数料(店頭入金時):3.25〜3.75% |
ギフトカード使用時のコスト | 0円 | 0円 |

お店のブランド力を高めるならプラスチック製ギフトカードも非常に魅力的な販促ツールなので、コスパに見合うか検討してから導入してみるのもおすすめ。
アカウントがあればすぐに導入できるので、すでにSquarePOSレジを利用している店舗や、これから導入するオーナーは、効果的な販促ツールとしてSquare(スクエア)ギフトカードを活用してみてはいかがでしょうか。
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