キャッシュレス決済

QUICPay(クイックペイ)の手数料は高い?【加盟店負担?消費税がかかる?】

更新日 :

QUICPay(クイックペイ)の手数料は他の決済サービスと比較して高い?決済手数料には消費税がかかる?手数料は加盟店負担?

本記事ではこんな悩みを解決します。

QUICPay(クイックペイ)は2005年に株式会社ジェーシービーが開始した標準的な手数料で利用できる非接触型の決済サービスで、2025年6月には会員数が3,100万人を突破しました。

多くの人に普及しており、これからQUICPay(クイックペイ)の導入を検討しているものの、他社の電子マネー決済サービスと比較して手数料が高いのかなど、コスト面に不安がある人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、QUICPay(クイックペイ)の導入費用や決済手数料などについて解説した上で、他の決済ブランドと一括して導入できるおすすめの決済代行サービス7選を紹介します。

【迷ったらコレ!】QUICPayの手数料が安い決済サービス3選

Square決済
stera pack
PAYGATE
初期費用・固定費が無料
最短​当日から​利用可能
入金は​最短​翌日&振込手数料無料
POSレジや請求書機能も無料
入金サイクルは最大週5回
30種類以上の決済方法に対応

1年間固定費0円で開始可能
レシート紙&修理/交換が無料
初期費用無料&端末代金無料
1台で約30種類の決済に対応
Android&Wi-Fi&4Gにも対応
プリンターやカメラ内蔵
決済手数料率:2.50〜3.25%月額0円&端末代金0円~最短翌日入金&振込手数料0円決済手数料率:1.98〜3.24%月額3300円&端末代金0円最大週5回入金&振込手数料0円~決済手数料率:1.98〜3.24%月額3300円&端末代金0円月2回入金&振込手数料0円

目次

QUICPay(クイックペイ)を導入する際に必要な費用・手数料

まずはQUICPayを導入する際に必要な費用や手数料を解説します。

QUICPayと直接契約する場合と、決済代行サービスを通じて導入する場合についてそれぞれ紹介するので、コストを比較したい人などは参考にしてみてください。

直契約の場合

直接契約の場合、発生する費用や手数料としては、初期費用や決済端末代金、決済手数料、入金手数料などが挙げられます。

QUICPayと直接契約を行った場合の決済手数料は原則3.25%です。

他にも読み取り機のJET-S端末代金や、初期費用などが発生する場合があります。

各費用について詳細を知りたい人は、QUICPayを提供しているJCBのアシストデスクへ問い合わせてみてください。

決済代行サービスを利用した場合

決済代行サービスを利用してQUICPayを導入する場合の費用についても同様に、初期費用や決済端末代金、決済手数料、入金手数料などが発生します。

各費用の金額については、契約する決済代行サービスによって異なります。

決済代行サービスを利用した場合のQUICPayにおける決済手数料率は、3.24〜3.25%です。

直接契約を行った場合とほとんど変わらないため、特にこだわりがない限り、他の決済ブランドと一括して導入できる決済代行サービスを利用するほうがよいでしょう。

決済代行会社・サービスおすすめ22選を一覧で比較【大手決済代行業者や手数料も解説】
決済代行会社・サービスおすすめ22選を一覧で比較【大手決済代行業者や手数料も解説】

続きを見る

QUICPay(クイックペイ)の決済手数料は高い?他の決済ブランドと比較

続いてQUICPayの決済手数料は他の決済ブランドと比較して高いのかを直接契約の場合と決済代行サービスを利用した場合で、それぞれ紹介します。

QUICPayに限らず他の決済ブランドとの直接契約を検討している人は参考にしてみてください。

直契約の場合

直接契約を行った場合の決済手数料率の一覧は次の通りです。

直接契約を行った場合の決済手数料率の一覧

決済ブランド決済手数料
QUICPay3.25%
VISA3~10%前後
Mastercard3~10%前後
American Express3~10%前後
JCB2.48~3.25%
Diners Club3~10%前後
DISCOVER3~10%前後
交通系電子マネー3~4%程度
iD3~4%程度
PayPay1.60~3.24%
d払い2.60%
au PAY2.60%
楽天ペイ2.00~3.24%
J-Coin Pay1.85~3.00%
Smart Code™2.48~3.25%
(QRコード決済ごとの手数料が別途発生)

QUICPayの決済手数料は他の決済ブランドと比較しても同程度の手数料率です。

また、ブランドによっては直接契約を行っておらず、指定の代理店(アクワイアラ)を通じて加盟店契約を行う必要があります。

決済手数料率は店舗の規模や決済額、契約する代理店などによっても変動するため、一律ではありません。

この点も加味すると、QUICPayを提供する株式会社ジェーシービーが一律の決済手数料率を設定しているQUICPayはコストを抑えられる可能性があります。

決済代行サービスを利用した場合

次に、決済代行サービスを利用した場合の決済手数料率の一覧は次の通りです。

決済代行サービスを利用した場合の決済手数料率の一覧

決済ブランド決済手数料
QUICPay3.24%
VISA1.98〜3.24%
Mastercard1.98〜3.24%
American Express2.48〜3.24%
JCB2.48〜3.24%
Diners Club2.48〜3.24%
DISCOVER2.48〜3.24%
交通系電子マネー2.95〜3.24%
iD3.24%
PayPay3.24%
d払い3.24%
au PAY3.24%
楽天ペイ3.24%
J-Coin Pay3.24%
Smart Code™3.24%

決済代行サービスを通じて契約した場合の各ブランドの決済手数料においても、QUICPayは特別高いわけではありません

ただし、特別なプログラムなど割引が適用されるとVISAやMasterCardにおいては1%台まで引き下げられるため、ある程度の差が生じます

QUICPayだけで見れば、直接契約と決済代行サービスで比較しても決済手数料にほとんど差はなく、決済代行サービス間で見てもほぼ一律です。

そのため、他の決済ブランドの手数料率が安い決済代行サービスや、決済端末の種類・機能などの観点で選ぶとよいでしょう。

QUICPay(クイックペイ)の決済手数料が安い決済代行サービスおすすめ7選

前段でも解説しましたが、QUICPayを導入するなら直接契約よりも決済代行サービスを通して導入するのがおすすめです。

決済手数料率は直接契約と決済代行サービスでほとんど差はなく、決済代行サービスの方が他のブランドや決済手段を一括して導入できます。

各決済ブランドと個別に直接契約を行うと、契約を管理する手間が発生したり、ブランドごとに決済端末が必要になる場合があったりするなどのデメリットが生じます。

そこで本章では、QUICPay(クイックペイ)の決済手数料が安い決済代行サービスのおすすめ7選を紹介します。

決済代行サービスを通じてQUICPayを導入する場合、どこがおすすめなのか費用面などを含めて知りたい人は参考にしてみてください。

QUICPayの決済手数料が安い決済代行サービスおすすめ7選

他にもQUICPayに対応している決済代行サービスにはUSEN PAYなどがあるため、関連サービスを既に利用している人は導入を検討してみてください。

それぞれ順番に見ていきましょう。

QUICPayの決済手数料が安いサービス①Square(スクエア)

Square決済

画像引用元:Square決済

サービス名Square(スクエア)
総合評価4.86
口コミ評価4.29 (335件)
初期費用無料
月額費用無料
※有料プラン(プラス・プレミアム)を利用すると月額利用料発生
※有料オプション機能を追加した場合は月額費用発生
決済手数料・クレジットカード:2.50%(年間キャッシュレス決済額3,000万円以上の場合:3.25%)
・その他の決済手段:3.25%
※年間キャッシュレス決済決済額が3,000万円以上の場合、お得なカスタム決済手数料が適用される可能性有
機器代金Squareリーダー:4,980円
・Squareハンディ:44,980円
Squareスタンド:29,980円
Squareターミナル:39,980円
・Squareレジスター:84,980円
・Squareキオスク:29,980円
※iPhoneやiPad、Android端末を利用することも可能
(全て税込)
入金手数料無料
入金サイクル最短翌営業日
公式サイトSquareの公式サイトを確認する

Squareは、フリープランなら月額利用料・入金手数料が無料で利用できる決済代行サービスです。

QUICPayの決済手数料は3.25%で、決済端末は4,980円(税込)から導入できます。

Squareの決済端末一覧

画像引用元:Square

売上金は最短翌営業日に入金されるため、現金化のスピードが早く、運転資金の少ない小規模事業者などと相性が良いでしょう。

VISAやMasterCard、PayPayなどの幅広い決済ブランドにも対応しているため、初めて決済代行サービスを利用する人におすすめです。

利用申し込みの審査も比較的通りやすいとされているので、決済サービスで迷っている人は、Squareの利用を検討してみてください。

体験談・口コミ
Square(スクエア)でQUICPayを導入した店舗の手数料に関する口コミ
クレジットカード、交通系IC、QUICPay、ID、ペイペイなど、ほぼ全てが網羅されているので困ることはないです。
私は決済手数料を引かれることを前提に価格設定を行っているので、特に不満はありません。現金よりキャッシュレス決済の人が圧倒的に多いので、管理も楽で助かっています。
口コミ投稿者:中山理紗さん / 38歳女性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareリーダー / 2023年9月に導入開始 / 総合評価:9/10
体験談・口コミ
Square(スクエア)を導入した店舗の手数料に関する口コミ
私の評価では、手数料は妥当〜やや割安と感じます。クレジットや各種QRなど多様な決済手段を一括でカバーできる価値が高く、運用面の手間削減も含め総コストの納得感があります。現状、この点に関しては申し分ありません。
口コミ投稿者:森 明さん / 30歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入サービス:Squareスタンド / 2023年08月に導入開始 / 総合評価:7/10

>> Squareの公式サイトを確認する

Square(スクエア)決済の評判・口コミ(335件)【実際に導入した人の体験談】
Square(スクエア)決済の評判・口コミ(335件)【実際に導入した人の体験談】

続きを見る

Square(スクエア)の決済手数料一覧まとめ【高い?計算方法は?消費税は含む?】
Square(スクエア)の決済手数料一覧まとめ【高い?計算方法は?消費税は含む?】

続きを見る

Squareの割引キャンペーン情報まとめ【決済端末無料キャンペーンは?新型端末が無料?】
Squareの割引キャンペーン情報まとめ【決済端末無料キャンペーンは?新型端末が無料?】

続きを見る

QUICPayの決済手数料が安いサービス②stera pack(ステラパック)

stera pack

画像引用元:stera pack

サービス名stera pack
総合評価4.77
口コミ評価4.38 (60件)
初期費用0円
月額費用3,300円
※スモールビジネスプラン・スタンダードプラン共に1年間は0円で利用可能
決済手数料■スモールビジネスプラン
クレジットカード決済:1.98%~2.48%
電子マネー決済:3.24%
QRコード決済:3.24%
■スタンダードプラン
クレジットカード決済:2.70%~3.24%
電子マネー決済:3.24%
QRコード決済:3.24%
機器代金0円
(月額利用料に含まれる)
入金手数料三井住友銀行口座:0円
※その他の銀行口座:220円(税込)
入金サイクル最短2営業日後入金
公式サイトstera packの公式サイトを確認する

stera pack(ステラパック)は、1台で30種類以上の決済手段に対応できるオールインワン型の決済端末に、集客・販促アプリを標準搭載し、導入しやすい決済手数料で提供しているサブスクリプション型のサービスです。

stera pack本体

画像引用元:stera pack

決済端末のstera terminalの利用料金などが月額利用料に含まれているため、導入費用0円で始められます。

QUICPayの決済手数料は3.24%です。

ただし、スモールビジネスプランを利用すれば、VISA・MasterCardの決済手数料は1.98%まで引き下げられます。
stera pack新プラン一覧

画像引用元:stera pack

スモールビジネスプランについては、クレジットカードを初めて導入する小規模事業者向けのプランとなっているため、詳細な条件を公式サイトにて事前にご確認ください。

また、直近1年間のVISA・MasterCardの売上高が2,500万円を超えた場合は、スタンダードプランに移行することになるため、注意が必要です。

体験談・口コミ
stera pack(ステラパック)を導入した店舗の手数料に関する口コミ
私が決済端末を導入するにあたって、コストパフォーマンスを一番に重視しておりました。はじめの年は決済端末の本体レンタル代が無料になりましたので、お得に利用が出来ました。
決済手数料のコストは厳しく感じることもありましたが、私にとって許容範囲内でした。毎回入金のタイミングで明細書を確認しましたが、細かく記載されておりました。
口コミ投稿者:りーさん / 31歳女性 / 大阪府
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:stera pack / 2022年11月に導入開始 / 総合評価:10/10
体験談・口コミ
stera pack(ステラパック)を導入した店舗の手数料に関する口コミ
Steraのお試しプランで、1年間月額利用料0円(その分決済手数料は少し高い)のプランを使っていました。導入費用は、端末代金も含め0円だったため、非常に気楽に導入することができ、その後も固定費がないのはたすかりました。
クレジット決済で手数料3%ちょっと取られていて、相場としては他の決済端末とほぼ変わらない水準でしたが、売上から3%ちょっと引かれるというのは、店舗全体としてみると少し痛いかなと思いました。
口コミ投稿者:なぎさんさん / 26歳女性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入サービス:stera pack / 2024年5月に導入開始 / 総合評価:7/10

>> stera packの公式サイトを確認する

stera pack(ステラパック)の評判・口コミ(60件)【デメリットは?審査は厳しい?端末に不具合?】
stera pack(ステラパック)の評判・口コミ(60件)【デメリットは?審査は厳しい?端末に不具合?】

続きを見る

stera pack(ステラパック)の手数料まとめ【高い?導入費用は?消費税の扱いは?】
stera pack(ステラパック)の手数料まとめ【高い?導入費用は?消費税の扱いは?】

続きを見る

※スモールビジネスプランは新規小規模事業者向け料率。他条件あり。 ※企業IDのキャッシュレス年間取扱高が3,000万円以上なら翌月から月額無料。対象:スタンダード/スモール。新規は実績1年後判定、既存は2026年4月適用。 ※stera packの契約期間は3年間で、途中解約を希望する場合には、解約手続き後45日以内にstera terminalを正常な状態で返却する必要あり。返却がされない場合、違約金が発生する可能性があり。 ※stera packのスモールビジネスプランは、中小企業庁の定義に沿った中小企業を対象に、初めてクレジットカード決済を導入する企業向けに提供されています(ただし、一部の業種は対象外)。 ※stera packのスモールビジネスプランの契約者で、過去1年間のVisa/Mastercardの売上が2,500万円を超えた場合には、スタンダードプランへの移行が求められ、その後は売上に関わらずスタンダードプランの手数料が適用。 ※Visa/Mastercardの売上判定は、毎年1,4,7,10月。プラン変更がある場合には事前に登録メールに通知され、判定から3か月後に変更が適用。 ※対象外業種:エステ,防犯,防火,書道,そろばん,ペット,ネイル,リフォーム,スポーツ,自動車関連,リラク,住まい,華道茶道,整体,塾,武道,美容医療,保育,マリン,医療他,占い,資格,料理,治療院,浴場,専修校,メイク,介護,修理,幼児教室,カルチャー,運輸,託児,音楽,ヨガ,代行,学校,文化教室,語学,不動産,趣味講座

QUICPayの決済手数料が安いサービス③PAYGATE

PAYGATE

画像引用元:PAYGATE

サービス名PAYGATE
総合評価4.47
口コミ評価4.08 (75件)
初期費用0円
月額費用3,300円(税込)
※月額利用料無料プラン有(決済手数料が変動し、Wi-Fi接続用端末のみの提供となります。)
決済手数料・VISA・MasterCard:2.48%(条件を満たせば1.98%)
・JCB・American Express・Diners Club・Discover:3.24%(条件を満たせば2.48%)
・Union Pay(銀聯):2.90%
・交通系電子マネー・楽天Edy・nanaco・WAON・iD・QUICPay+・PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ:3.24%
・Alipay+・WeChat Pay・銀聯QR:2.00%
機器代金39,600円(税込)
※台数限定で端末代金が0円になるキャンペーンを実施中
入金手数料0円
入金サイクル・クレジットカード・電子マネー:月2回
・QRコード決済:月1回
公式サイトPAYGATEの公式サイトを確認する

PAYGATEは、高機能なポータブル型決済端末が利用できる決済代行サービスです。

QUICPayの決済手数料は3.24%となっており、VISA・MasterCardについては1.98%で利用することも可能です。

PAYGATEの対応決済ブランド

画像引用元:PAYGATE

決済端末を持ち運んで利用できるため、キッチンカーなどの移動式販売や、店内のWi-Fiが届きにくいテラス席などでの決済にも適しています。

PAYGATEの特徴

画像引用元:PAYGATE

SIMカードが内蔵されているタイプもあるため、Wi-Fiがない環境でも4G回線で通信可能です。

また、台数限定で39,600円(税込)の決済端末が無料で手に入るキャンペーンが実施されています。

スマレジ×PAYGATEの決済端末無料キャンペーン

画像引用元:スマレジ

先着順&台数限定となっているため、気になる人はお早めにお申し込みください。

体験談・口コミ
PAYGATEでQUICPayを導入した店舗の手数料に関する口コミ
スマレジ・PAYGATEを導入して一番感じたのは、対応している決済手段の多さです。クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEXなど)はもちろん、交通系ICカードやiD、QUICPay、Apple Pay・Google Payなど、キャッシュレス派のお客様のニーズに幅広く対応できます。
特に最近では「PayPayで払えますか?」「Suica使えますか?」と聞かれることも多いので、柔軟に対応できるのはとても安心です。
手数料率も業界標準かそれ以下で、透明性があり納得できる設定です。固定費がかからないプランもあるので、コストを抑えたい個人サロンにはありがたいと感じました。
口コミ投稿者:北出さん / 33歳女性 / 北海道
業種:サービス業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:スマレジ・PAYGATE / 2024年8月に導入開始 / 総合評価:10/10
体験談・口コミ
PAYGATEを導入した店舗の手数料に関する口コミ
対応している決済方法は非常に幅広く、また対応したい決済方法のみ選択も可能なので、自分の店舗も一部の決済方法のみの対応としていて非常に満足している。ただ決済手数料については、高いと感じており不満である。
口コミ投稿者:橋本宗典さん / 52歳男性 / 兵庫県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入サービス:スマレジ・PAYGATE / 2023年11月に導入開始 / 総合評価:9/10

>> PAYGATEの公式サイトを確認する

PAYGATE(ペイゲート)とは?安全?【手数料や使い方、口コミを解説】
PAYGATE(ペイゲート)とは?安全?【手数料や使い方、口コミを解説】

続きを見る

スマレジのPAYGATE(ペイゲート)の手数料はいくら?【振込手数料や消費税・月額費用も解説】
スマレジのPAYGATE(ペイゲート)の手数料はいくら?【振込手数料や消費税・月額費用も解説】

続きを見る

QUICPayの決済手数料が安いサービス④楽天ペイターミナル

楽天ペイ

画像引用元:楽天ペイ

サービス名楽天ペイターミナル
総合評価4.61
口コミ評価3.69 (125件)
初期費用0円
月額費用スタンダードプラン:2,200円(税込)
※キャンペーン適用で0円(2025年12月分まで)
ライトプラン・標準:0円
決済手数料・クレジットカード:2.20~3.24%(非課税)
・電子マネー:2.95(税抜)~3.24%(非課税)
・QRコード決済:2.00(税抜)~3.24%(税抜)
機器代金34,800円(税抜)
※無料導入キャンペーン実施中
入金手数料楽天銀行を入金先に指定した場合:0円
楽天銀行以外を入金先に指定した場合:1回あたり300円(税抜)
入金サイクル(楽天銀行を入金先に設定している場合)
最短翌日自動入金
(楽天銀行以外を入金先に設定している場合)
手動入金(入金依頼処理を行った3日後振込)または3日後自動入金(月1~2回自動入金も選択可能)
公式サイト楽天ペイターミナルの公式サイトを確認する

楽天ペイターミナルは、高機能なポータブル型決済端末が利用でき、楽天会員にとって魅力的な店舗づくりに役立つ決済代行サービスです。

楽天ペイターミナルの種類

画像引用元:楽天ペイ

QUICPayの決済手数料は3.24%で、楽天ペイによる決済手数料はスタンダードプランなら2.00%まで引き下げられます。

楽天ペイの対応決済ブランド

画像引用元:楽天ペイ

また、楽天会員が楽天ポイントを店舗で使ったり、貯めたりすることができるため、楽天会員にとって利用しやすくなるでしょう。

他にも振込先口座を楽天銀行の口座に指定すれば、最短翌日に売上金が入金されるようになり、入金手数料も発生しません。

現在34,800円(税込)の楽天ペイターミナルが無料で導入できるキャンペーンが実施されているので、通信機能やレシートプリンター機能が内蔵された高機能端末をお得に手に入れたい人はお早めにお申し込みください。

楽天ペイターミナル_導入0円キャンペーン

画像引用元:楽天ペイ

中小事業者向けのスタンダードプランでは、2025年12月分までの月額利用料が0円で利用できるキャンペーンも行われているため、該当する場合はこちらも併せて利用しましょう。

体験談・口コミ
楽天ペイターミナルを導入した店舗の手数料に関する口コミ
楽天ブランドの安心感を与えられる印象です。複雑な決済作業もなくシンプルなので使い勝手はいい。楽天ユーザーにもお得でありアプローチしやすい
エアペイと特にコストは変わらないがキャッシュレスが世の中に浸透した分、手数料負担が大きくなったのでもう少し手数料を下げて店舗に還元してほしいと私は思う
口コミ投稿者:ぱんさん / 45歳男性 / 福岡県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入サービス:楽天ペイカードリーダー / 2014年3月に導入開始 / 総合評価:7/10
体験談・口コミ
楽天ペイターミナルを導入した店舗の手数料に関する口コミ
クレジットカードについては納得していましたが、QR決済とくにPayPayの決済手数料が割高に設定されていたので私は不満でした。
導入についてはキャンペーン適応でしたので端末は無料でした。カードリーダータイプは持ち運びもしやすく使いやすいので、初めてクレジット決済を導入する方には向いていると思います。レシートを印字する場合はプリンターも必要なのでその場合は合わせて揃えると良いと思います。
口コミ投稿者:xtakao418さん / 59歳男性 / 新潟県
業種:サービス業 / 職種:警備・清掃・点検 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:楽天ペイカードリーダー / 2019年12月に導入開始 / 総合評価:8/10

>> 楽天ペイターミナルの公式サイトを確認する

楽天ペイ(実店舗決済)の評判・口コミ(125件)【導入方法やデメリットも解説】
楽天ペイ(実店舗決済)の評判・口コミ(125件)【導入方法やデメリットも解説】

続きを見る

楽天ペイの手数料は高い?誰が払う?【導入費用や端末料金も解説】
楽天ペイの手数料は高い?誰が払う?【導入費用や端末料金も解説】

続きを見る

QUICPayの決済手数料が安いサービス⑤STORES決済

STORES決済

画像引用元:STORES決済

サービス名STORES決済
総合評価4.43
口コミ評価4.33 (88件)
初期費用無料
月額費用・フリープラン:0円
・スタンダードプラン:3,300円(税込・店舗ごと)
(年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満の中小事業者の場合、スタンダードプランにSTORESレジベーシックプラン(月額4,950円(税込))の機能も含まれる)
決済手数料1.98〜3.24%
(スタンダードプラン適用の場合)
・クレジットカード決済(VISA・MasterCard):1.98%
・クレジットカード決済(JCB・American Express・Diners Club・DISCOVER):2.38%
・電子マネー決済(QUICPay・iD)・QRコード決済:3.24%
・電子マネー決済(交通系電子マネー):1.98%
(フリープラン適用の場合)
・クレジットカード決済:2.48%
・電子マネー決済(QUICPay・iD)・QRコード決済:3.24%
・電子マネー決済(交通系電子マネー):1.98%
(通常料金)
・電子マネー決済(交通系電子マネー):1.98%
・その他の決済手段:3.24%
機器代金・STORES 決済端末:19,800円(税込)
※スタンダードプランの利用で無料
※別途iPadが必要です。
入金手数料・入金額が10万円以上の場合:無料
・入金額が10万円未満の場合:1回あたり200円(税込)
入金サイクル・自動入金:月1回
・手動入金:入金依頼から2営業日以内
公式サイトSTORES決済の公式サイトを確認する

STORES決済は、iPadをお持ちの場合、初期費用0円で決済代行サービスとPOSレジシステムが導入可能です。

ベーシックプランは月額3,300円(税込)で、19,800円(税込)のカードリーダーが無料で手に入り、月額4,950円(税込)のSTORESレジが無料で利用できます。

STORESレジの料金プラン

画像引用元:STORESレジ

QUICPayの決済手数料は3.24%で他の決済代行サービスと同水準です。

入金手数料も売上金が10万円以上なら無料になるため、既に一定以上の売上が発生している店舗と相性が良いでしょう。

体験談・口コミ
STORES決済でQUICPayを導入した店舗の手数料に関する口コミ
クレジットとクレジットタッチ決済、交通系、ID、クイックペイ、QRコードに対応していますが、楽天エディには対応していないです。ただ、そこまでエディの利用者は過去の経験値からしても多くないため、特に不満はありません。
「中小企業応援プラン」に申し込みしたため、手数料が若干安くなりました。その点で、STORES決済にして満足度が上がりました。ただ、全般的に売り上げの3%前後が取られてしまうのは、やはり痛いと思っています。
口コミ投稿者:なぎさんさん / 26歳女性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入サービス:STORES決済 / 2025年1月に導入開始 / 総合評価:8/10
体験談・口コミ
STORES決済を導入した店舗の手数料に関する口コミ
私は会社の経理も行なっておりますが、決済手数料は相場かと思いますので、特に高いと感じているなどはありません。もちろん安ければ安い方が嬉しいです。決済手数料が下がるのであれば助かります。
売上データや利用状況の確認は、複雑すぎずちょうど良いと思いました。複雑すぎても使用しませんので、シンプルが一番です。美容業界はPCが苦手な人が多いので、誰でも使える機能であることが助かります。
口コミ投稿者:aokoeomoioさん / 47歳女性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:美容・理容 / 役職:会社員
導入サービス:STORES決済 / 2022年5月に導入開始 / 総合評価:10/10

>> STORES決済の公式サイトを確認する

STORES決済の評判・口コミ(88件)【特徴や決済方法ごとの手数料も解説】
STORES決済の評判・口コミ(88件)【特徴や決済方法ごとの手数料も解説】

続きを見る

STORES(ストアーズ)決済の手数料・費用は高い?計算方法は?【他サービスと比較】
STORES(ストアーズ)決済の手数料・費用は高い?計算方法は?【他サービスと比較】

続きを見る

QUICPayの決済手数料が安いサービス⑥Airペイ(エアペイ)

Airペイ(エアペイ)

画像引用元:Airペイ(エアペイ)

サービス名Airペイ
総合評価4.54
口コミ評価4.20 (297件)
初期費用無料
月額費用無料
決済手数料・クレジットカード:2.48~3.24%
(ディスカウントプログラムの対象で2.48%)
・電子マネー決済:3.24%
・QRコード決済:1.08~3.24%
機器代金・カードリーダー:20,167円(税込)
※カードリーダーの無償貸与キャンペーン実施中
※別途iPadまたはiPhoneが必要
入金手数料無料
入金サイクル・みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行:月6回
・その他の金融機関:月3回
公式サイトAirペイの公式サイトを確認する

Airペイ(エアペイ)は、77種類の決済ブランドに対応した初期費用・月額利用料・入金手数料を無料で利用できる決済代行サービスです。

AirPAY(エアペイ)の対応決済の一覧画像

画像引用元:Airペイ(エアペイ)

Smart Code™やAlipay+傘下のブランドを含めると77種類の決済ブランドに対応しており、外国人旅行者を含めた多くの顧客ニーズに対応できるでしょう。QUICPayの決済手数料は3.24%で、他の決済代行サービスと差はありません

また、20,167円(税込)のカードリーダーが無償貸与されるキャンペーンが実施されており、こちらを利用すれば、iPadをお持ちの場合、導入に係る費用が0円になります。

AirPAY0円スタートキャンペーン

画像引用元:Airペイ(エアペイ)

なお、連携できるのはiPhoneまたはiPadであり、Android端末は利用できない点に注意しましょう。

株式会社リクルートが運営する決済代行サービスのため、母体も安定しているサービスを利用したい人におすすめです。

体験談・口コミ
Airペイ(エアペイ)でQUICPayを導入した店舗の手数料に関する口コミ
クレジットカード、クイックペイ、QRコード(d払い、メルカリペイ、PayPay)が使用できるのでお客様にも大変満足されております。ですので、私も満足しております。
決済手数料は少しかかりますが、どの会社も同じくらいだったので特別不満はありません。使いやすさも申し分ないですが、ただ一つ挙げるとするならば、端末のボタンが硬いことでしょうか。ボタンをしっかり押さないと反応しない時があるので、時々お客様が暗証番号を3桁しか押せていなかったということがあります。
口コミ投稿者:mayumiさん / 35歳女性 / 北海道
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Airペイ(エアペイ) / 2024年5月に導入開始 / 総合評価:8/10
体験談・口コミ
Airペイ(エアペイ)を導入した店舗の手数料に関する口コミ
最初は現金がほぼだったお客様方が、徐々にカード払いもしくは QR決済などに移行し、現金の方が少ない現状をみてきて、簡単に決済できるカード決済やQR決済は利便性は高いと感じています。ですがカード払いが多くなると手数料が重く感じます。私個人の意見では、手数料はもっと安くしてほしいのと、手数料の金額をすべて同じ金額に統一していただけると助かります。
口コミ投稿者:そらまるさん / 56歳女性 / 青森県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Airペイ&Airレジ / 2020年1月に導入開始 / 総合評価:10/10

>> Airペイの公式サイトを確認する

Airペイ(エアペイ)の評判・口コミ(297件)【メリットや手数料も解説】
Airペイ(エアペイ)の評判・口コミ(297件)【メリットや手数料も解説】

続きを見る

AirPAY(エアペイ)のデメリットまとめ【手数料が高い?壊れやすい?】
AirPAY(エアペイ)のデメリットまとめ【手数料が高い?壊れやすい?】

続きを見る

AirPAY(エアペイ)のキャンペーンまとめ【iPad無料キャンペーンは開催中?】
AirPAY(エアペイ)のキャンペーンまとめ【iPad無料キャンペーンは開催中?】

続きを見る

QUICPayの決済手数料が安いサービス⑦JMSおまかせサービス

JMS

画像引用元:JMS

サービス名JMSおまかせサービス
総合評価4.40
口コミ評価4.00 (29件)
初期費用0円
(VEGA3000 Countertopの場合オプションでQRコードリーダー 13,750円(税込))
月額費用0円
(VEGA3000 Mobile2 の場合693円(SIMカード利用料))
決済手数料・クレジットカード決済:3.24%(中小企業応援プログラム適用で2.48%)
・電子マネー・QRコード決済:3.24%
機器代金0円(中小企業応援プログラム適用の場合)
入金手数料0円
(月6回払いの場合早期払い手数料198円(税込)が入金ごとに発生)
入金サイクル月2回または月6回
公式サイトJMSおまかせサービスの公式サイトを確認する

JMSおまかせサービスは、株式会社ジェーシービーが提供する決済代行サービスで、JCBが直接取り扱っていない決済ブランドも受け付けられます。

QRコード決済や電子マネー決済にも幅広く対応しており、傘下のブランドまで含めると71種類の決済ブランドに対応しています。

JMSの決済取り扱いブランド

画像引用元:JMS

また、QUICPayの決済手数料は3.24%です。

店舗に合わせて決済端末を選べたり、他のサービスでは対応していることが少ない分割払い・ボーナス払いを受け付けたりすることもできるため、柔軟に機能をカスタマイズしたい人におすすめです。

入金サイクルは基本は月2回ですが、手数料を都度支払えば月6回にまで増やすことができます。

体験談・口コミ
JMSおまかせサービスを導入した店舗の手数料に関する口コミ
決済手数料は確かに大きな負担になりましたし、どうしても現金の顧客との実利益に差が生じてしまう部分は不満ではありましたが、お客様がせっかく抱いた購入意欲を取りこぼさない為の費用だと思って割り切っていました
口コミ投稿者:小津 邪馬人さん / 60歳男性 / 滋賀県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入決済端末:JMS / 2008年5月に導入開始 / 総合評価:10/10
体験談・口コミ
JMSおまかせサービスを導入した店舗の手数料に関する口コミ
導入時は手数料の高さに躊躇しましたが、今やキャッシュレス決済時代なので特段違和感は感じません。
初期導入は高価だった記憶がありますが(うろ覚えで申し訳ございません)、今やキャッシュレス決済時代なので導入せず顧客を逃すことに比べるとコスパは良いと感じます。
口コミ投稿者:matsuyasuさん / 33歳男性 / 熊本県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入決済端末:JMS / 2012年9月に導入開始 / 総合評価:6/10

>> JMSおまかせサービスの公式サイトを確認する

JMSおまかせサービスの手数料は高い?非課税?交渉できる?【中小企業の手数料率も】
JMSおまかせサービスの手数料は高い?非課税?交渉できる?【中小企業の手数料率も】

続きを見る

QUICPay(クイックペイ)の手数料に関する注意点

ここからはQUICPay決済手数料に関する注意点を3つ解説します。

QUICPayの導入を検討している人は、加盟店の申し込みを行う前にご覧ください。

QUICPay(クイックペイ)の手数料に関する注意点

  • 手数料は加盟店負担&顧客負担は禁止
  • QUICPayとQUICPay+で手数料は同じだが上限・条件が異なる
  • 小規模事業者が大幅な値下げ交渉をするのは難しい

それぞれ順番に見ていきましょう。

手数料は加盟店負担&顧客負担は禁止

注意点の1つ目は、決済手数料は加盟店負担になる点です。

決済手数料は、QUICPayなどでキャッシュレス決済を受け付ける度に決済額に応じて発生する手数料です。

売上金額から一定割合で発生し、利益が目減りしてしまうことからキャッシュレス決済の導入が敬遠される要因にもなっています。

さらに、決済手数料を顧客に負担させることは加盟店規約などで禁止されているため、店舗側で負担しなければなりません。

キャッシュレス決済の導入によって、客単価が上がるとも言われているため、手数料分を賄えるように販売戦略を練りましょう。

QUICPayとQUICPay+で手数料は同じだが上限・条件が異なる

注意点の2つ目は、QUICPayとQUICPay+で手数料は同じですが利用上限額や設定可能なカードの種類が異なる点です。

QUICPayには機能をより便利にしたQUICPay+という支払方法があります。

両者の決済手数料は同じですが、QUICPay+はデビットカードやプリペイドカードも設定可能で、1回あたりの利用上限額がありません

QUICPayとQUICPay+の違い

画像引用元:QUICPay

通常のQUICPayでは、クレジットカードしか設定できず、1回あたりの利用上限額は2万円(税込)となっています。

顧客が支払いを行う際、会計金額が2万円を超える場合はQUICPay+での支払いを促すと、支払いエラーを避けられるでしょう。

小規模事業者が大幅な値下げ交渉をするのは難しい

注意点の3つ目は、小規模事業者が大幅な値下げ交渉をするのは難しい点です。

QUICPay決済手数料について、JCB側と交渉して値下げをしてもらおうと考える人もいるでしょう。

実際に可能であるかどうかはさておき、決済手数料の値下げ交渉を行うには一定規模の取引実績が必要です。

そのため、事業を始めたばかりなどの小規模事業者が値下げ交渉を行っても、そもそも応じてもらえない可能性が高いでしょう。

また、そもそも加盟店審査に通過できない可能性もあるため、ある程度決済金額のボリュームが大きくなってから交渉を行うようにしましょう。

これはQUICPayに限らず、他の決済ブランドや決済代行サービスの加盟店になるときも同様です。

QUICPay(クイックペイ)を導入するメリット・デメリット

本章ではQUICPayを導入するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

両者をそれぞれ把握した上で導入するかどうか検討してみてください。

QUICPay(クイックペイ)を導入するメリット

QUICPayを導入するメリットは次の通りです。

QUICPay(クイックペイ)を導入するメリット

  • 利用者が多いため顧客ニーズに対応しやすくなる
  • 加盟店手数料に消費税がかからない
  • 非接触型で衛生的な決済が行える

QUICPayの会員数は2025年6月に3,100万人を突破しているため利用者数が多く、導入すれば、顧客のニーズに対応しやすくなるでしょう。

また、QUICPayはポストペイ式の電子マネー決済ブランドであるため、決済手数料率に消費税がかかりません。

プリペイド式の決済ブランドでは、決済手数料に消費税がかかるため、記載されている決済手数料率よりも実際に支払う手数料が高くなる可能性があります。

消費税がかかる決済ブランドを導入する際は、消費税が含まれた決済手数料率が記載されているかどうか確認するようにしましょう。

そして、QUICPayは非接触型決済を行うため、衛生面や感染防止の観点からもメリットがあります。

QUICPay(クイックペイ)を導入するデメリット

反対にQUICPayを導入するデメリットは次の通りです。

QUICPay(クイックペイ)を導入するデメリット

  • 導入にはタッチ決済に対応した決済端末が必要になる
  • 直接契約をしても決済手数料が安くならない可能性がある
  • JCBの加盟店審査に落ちると導入できない

QUICPayはタッチ決済を利用するため、これに対応した決済端末を導入する必要があります。スマートフォンやタブレット端末でも利用できるものはありますが、店舗によっては新たに購入が必要な場合もあります。

決済代行サービスによっては、タッチ決済にも対応した決済端末を無料で導入できるキャンペーンを実施していることがあるため、導入費用を抑えたい人は積極的に活用してみてください。

キャッシュレス決済端末・タブレットが無料のサービスおすすめ10選【徹底比較】

続きを見る

また、前章で解説したようにQUICPayは直接契約をしても、決済手数料が安くなるとは限りません。

直接契約をするメリットの一つがなくなってしまうため、QUICPayを導入することだけを考えれば、決済代行サービスを利用する方がメリットは大きいでしょう。

そして、QUICPayはクレジットカードのJCBと同じ会社が提供している決済ブランドであるため、JCBが行う加盟店審査に落ちてしまうと、QUICPayも利用できないことがあります。

JCBの審査が特別厳しいわけではありませんが、QUICPayの導入を目的に決済代行サービスを利用する際は注意しましょう。

QUICPay(クイックペイ)を導入するまでの手順

本章ではQUICPayを導入するまでの手順を、直接加盟店契約を行う場合と、決済代行サービスを利用する場合に分けて解説します。

どのような流れで導入するのか具体的に知りたい人は参考にしてみてください。

直契約の場合

直接契約を行う際の導入手順は次の通りです。

QUICPay(クイックペイ)を導入するまでの手順(直契約の場合)

  1. 公式サイトより新規加盟店の申し込みを行う
  2. JCBから審査結果の連絡が届く
  3. 必要に応じてJCB Linkアカウント登録を行う
  4. 加盟店登録の完了連絡が届く
  5. 電子マネー追加申込書とJET-S端末設置申込書をそれぞれ提出する

まずは公式サイトからJCBへの新規加盟店申し込みを行います。

加盟店申し込み後でも問題ありませんが、この段階でJCB Linkに申し込むことも可能です。

申し込みから約1週間後にメールで審査結果とJCB Linkアカウント登録依頼が届きます

JCBからのメールを受け取れるようにしておきましょう。

JCB Linkアカウントの登録手続きを行ったら、再びJCBからの連絡を待ちます。最長1ヶ月程度でJCBからJCB Linkプラン適用と加盟店登録の完了連絡があります。

その後、電子マネー追加申込書とJET-S端末設置申込書を提出してQUICPayの導入を進めます。

決済端末が届いたら、初期設定を行い、店舗に設置すれば導入完了です。

決済代行サービスを利用した場合

次に決済代行サービスを利用する場合の導入手順は次の通りです。

QUICPay(クイックペイ)を導入するまでの手順(決済代行サービスを利用する場合)

  1. 導入する決済代行サービスを決め、公式サイトから審査申し込みを行う
  2. 審査結果の連絡が届く
  3. 必要に応じて決済端末や周辺機器を購入する
  4. 初期設定を行い、利用を開始する

まずはどの決済代行サービスを導入するか決め、公式サイトから審査申し込みを行いましょう

店舗の情報や事業者の個人情報などを登録し、審査申し込み手続きを進めます。

Square個人情報の入力

追って審査結果の連絡が届くので、連絡を見逃さないようにしましょう。

決済代行サービスによっては最短当日に審査が完了します。

Square審査承認メール

審査に通過したら、必要に応じて決済端末や周辺機器を購入し、到着を待ちます。

Squareリーダーの購入手順1

周辺機器では、レシートの発行ができるレシートプリンターや現金を保管できるキャッシュドロアなどがおすすめです。

Squareで販売されているキャッシュドロア

画像引用元:Square

決済端末や周辺機器が届いたら、それぞれ初期設定やスタッフへの研修を行い、利用を開始しましょう。

QUICPay(クイックペイ)の手数料に関するよくある質問

最後にQUICPayの決済手数料に関するよくある質問とその回答を4つ紹介します。

多くの人が感じるであろう内容を中心に取り上げますので、同様の疑問を感じている人は参考にしてみてください。

QUICPay(クイックペイ)の手数料に消費税はかかる?

QUICPayの決済手数料に消費税はかかりません。

QUICPayやiD、クレジットカード決済のようなポストペイ型の決済手段における決済手数料に対しては、消費税は非課税となります。

反対にQRコード決済や交通系電子マネーなどプリペイド型の決済手段については、決済手数料に消費税がかかります。

各決済代行サービスが記載している決済手数料が消費税を含む料率であるか、契約前に確認しておきましょう。

QUICPay(クイックペイ)の手数料の明細が分からない時の対処法は?

QUICPayの手数料の明細がわからないときの対処法は、JCB LinkやWEB紹介サービスから確認をしてみましょう。

JCB Linkは振込や売上情報をオンライン上でいつでも確認でき、PDFやCSVによるデータ抽出も可能なWebサービスです。

JCB Link

画像引用元:JCB Link

加盟店申し込み時や、登録後であっても利用申し込みを行えるので、こちらの利用登録も行ってみてください。

また、振込金額が確認できればよい人は、ログインIDとパスワードがあれば利用できるWEB照会サービスも用意されています

QUICPay(クイックペイ)の支払額には毎月上限がある?変更方法は?

QUICPayには支払額上限が定められており、上限額は1回あたり2万円です。

また月間上限額はQUICPayに紐づけたクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードの上限額や残高となります。

QUICPay+であれば、Apple Payで設定している場合1回あたりの利用上限はありません。

QUICPayとQUICPay+の違い

画像引用元:QUICPay

QUICPay+は、Apple PayやGoogle PayにQUICPayを設定すれば利用できます。

月間利用上限額については、紐づけているクレジットカードの利用可能枠を引き上げれば変更可能です。

ちなみにApple PayでQUICPay+(クイックペイプラス)を利用した場合、iPhoneのウォレットアプリからは直接利用履歴が確認できません。

QUICPay+の履歴や明細はMyJCBのアプリやウェブサイトから参照する必要がありますが、決済直後は具体的な店舗名は表示されません。売上確定のデータが登場すると、利用したサービス名や加盟店名に更新されます。

QUICPay(クイックペイ)の支払い上限でエラーになったときの対処法は?

QUICPayの支払い上限でエラーになったときは、会計を分けて決済を行うか、別の決済手段を利用して対処しましょう。

QUICPayは1回あたりの利用上限額が2万円に設定されています。

2万円を超える決済を行おうとするとエラーになるため、2万円以下の金額に分割して決済を行うか、別の決済手段を使って対応する方法に切り替えましょう。

まとめ:QUICPay(クイックペイ)の手数料は高い?【加盟店負担?消費税がかかる?】

今回はQUICPayの決済手数料は高いのか、手数料には消費税がかかるのか、負担するのは加盟店になることを解説した上で、おすすめの決済代行サービス7選を紹介しました。

QUICPayの決済手数料が安い決済代行サービスおすすめ7選

QUICPayは利用者数を伸ばしている決済ブランドで、タッチ決済によるスピーディーな会計が行えることから人気を集めています。

しかし、QUICPayを導入したい店舗が個別にQUICPayと直接契約を行うのは、管理や他の決済ブランドへの対応といった観点から考えるとメリットが少ないでしょう。

他の決済ブランドにも一括して対応できる決済代行サービスを導入して、QUICPayだけでなくVISAやMasterCard、PayPayなどの決済ブランドにも対応することで、多くの顧客ニーズに応えられるようになります。

本記事で紹介したおすすめ決済代行サービスの中に気になるものがあれば、公式サイトから加盟店審査の申し込みを行ってみてください。

電子マネーの決済手数料を一覧で比較【店舗負担はいくら?高い?】
電子マネーの決済手数料を一覧で比較【店舗負担はいくら?高い?】

続きを見る

キャッシュレス決済の手数料を一覧で比較【導入費用はどのくらい?】
キャッシュレス決済の手数料を一覧で比較【導入費用はどのくらい?】

続きを見る

決済手数料が安い決済代行サービスおすすめ10選を比較【格安費用・月額無料あり】

続きを見る

クレジットカード決済の加盟店手数料を一覧で比較【店舗負担の相場・安いサービスも解説】
クレジットカード決済の加盟店手数料を一覧で比較【店舗負担の相場・安いサービスも解説】

続きを見る

QRコード決済の手数料を一覧で比較【導入費用やおすすめサービスも解説】
QRコード決済の手数料を一覧で比較【導入費用やおすすめサービスも解説】

続きを見る

【迷ったらコレ!】1台で主要な決済ブランドに対応【決済端末0円】

■キャッシュレス決済サービスの掲載口コミ・体験談について
StoreProに掲載されているキャッシュレス決済サービスの掲載口コミ・体験談は、インターネットでのアンケート調査にて、日本全国の飲食店・美容室・サロン・小売店などの実店舗経営の経験者を対象にStorePro編集部が独自に収集したものです。調査実施期間は2024年10月〜2025年8月です。中立性・公平性を担保するため、デメリットを含む内容の口コミも掲載しております。口コミ内に掲載されている業種・職種・役職・都道府県はサービス利用中の情報です。口コミ投稿者名はニックネームや仮名を含みます。口コミ・体験談の収集方法や掲載基準、回答者属性については口コミ掲載ポリシー・回答者属性をご覧ください。
■キャッシュレス決済サービスの総合評価について
各キャッシュレス決済サービスの総合評価は費用(初期費用・月額費用・決済手数料・入金手数料・端末代金)の最低価格、入金サイクルの最短日数、申し込みから導入までの最短期間、対応決済ブランド数、当サイトに寄せられた口コミの評点などの15個の評価項目・判断軸をそれぞれ1.0~5.0点(0.5点間隔)で採点し、それらの幾何平均のスコアを相対評価で100分の1の位まで算出しております。※最終更新日:2025/03/14 本サイトの評価は目安のひとつであり、サービスの品質を保証するものではありません。
■コンテンツ制作・運営ポリシーについて
StoreProは、実店舗オーナーや運営責任者、またはこれから事業展開を考えている個人・法人を対象に、キャッシュレス決済端末やPOSレジの導入・比較検討に役立つ情報を発信しています。当メディアは、読者の実務やビジネス成長に寄与する知見を、正確性・中立性・有用性を重視したコンテンツとして提供します。詳しくはコンテンツ制作・運営ポリシーをご覧ください。
■法令準拠・情報透明性のため商標を開示: 「iD」ロゴは㈱NTTドコモの登録商標/「楽天Edy」は楽天Edy㈱のプリペイド型電子マネー/「nanaco」は㈱セブン・カードサービスの登録商標/「WAON」はイオン㈱の登録商標/「QUICPay+™」は㈱ジェーシービーの登録商標/「Kitaca」は北海道旅客鉄道㈱の登録商標/「Suica」は東日本旅客鉄道㈱の登録商標/「PASMO」は㈱パスモの登録商標/「TOICA」は東海旅客鉄道㈱の登録商標/ 「manaca」は㈱名古屋交通開発機構・㈱エムアイシーの登録商標/「ICOCA」は西日本旅客鉄道㈱の登録商標/「SUGOCA」は九州旅客鉄道㈱の登録商標/「nimoca」は西日本鉄道㈱の登録商標/「はやかけん」は福岡市交通局の登録商標/「UnionPay」は CHINA UNIONPAY Co.,Ltd. の登録商標/「楽天ペイ」ロゴは楽天グループ㈱の登録商標/「d払い」は㈱NTTドコモの登録商標/「メルペイ」は㈱メルカリの登録商標/「au PAY」は KDDI㈱の登録商標/「ゆうちょPay」は日本郵政㈱の登録商標/「Alipay」は Alibaba Group Holding Ltd. の登録商標/「WeChat Pay」は Tencent Holdings Ltd. の登録商標/「Android」は Google LLC の商標
企画から投稿・コメント返信まで全部お任せ!お店のInstagram運営をまるごとサポート「StorePro Assist」 九州の飲食店・カフェ専門 動画PRで集客力アップ!Instagram投稿も動画制作もプロにお任せ「CLAIRE Biz」
  • この記事の著者/監修者
StorePro編集部

StorePro編集部

StoreProは実店舗経営の決済業務に役立つ情報メディアです。編集部には実店舗経営の経験者や、シェア率の高いキャッシュレス決済端末・POSレジを提供する企業で活躍していたメンバーも在籍しており、多角的な視点をもつチームで構成されています。キャッシュレス決済端末やPOSレジ、周辺機器の導入を検討されている店舗オーナーや個人事業主の方に向けて、最新の市場動向から具体的な導入・運用ノウハウまで幅広く情報を発信。実店舗ならではのリアルな体験談や現場で培った知見をもとに、疑問や不安の解消につながる実践的なアドバイスを提供しています。店舗経営の効率化や顧客満足度向上を目指す方は、ぜひStoreProの情報を活用し、よりスマートな実店舗運営にお役立てください。

-キャッシュレス決済

Copyright © StorePro All Rights Reserved.