
本記事ではこんな悩みを解決します。
店舗にキャッシュレス決済を導入する際、利用者数の多いPayPayを検討する中で、店舗負担となる手数料はどのくらいなのか、利用者と事業者で折半することはできるのか、考える人は少なくないでしょう。
PayPayの決済手数料の全てが店舗負担となれば、どのくらいの金額になるのか、他の決済ブランドに切り替える方がいいのかなど、事業者として気になることも多いはずです。
そこで本記事では、PayPayの加盟店が負担する決済手数料はいくらなのか、全てが店舗負担となるのか、事業者と利用者で負担割合を調整できるのかを解説した上で、おすすめの決済代行サービスも紹介します。
【迷ったらコレ!】PayPayの決済手数料が安い決済代行サービス3選
目次
PayPayの加盟店の決済手数料とは【わかりやすく解説】
PayPayの加盟店の決済手数料とは、店舗でPayPayによるキャッシュレス決済を受け付けた際に売上金から差し引かれる手数料です。
キャッシュレス決済を行うと、売上金は現金決済のようにすぐに手元には入りません。
決済手段を提供している決済代行サービスやPayPayのような決済事業者を経由して、売上金の入金先に指定した口座へ振り込まれます。
このとき、あらかじめ定められた決済手数料率に則って、売上金の一部を差し引いた上で入金されます。

決済手数料は全て店舗側で負担しなければならず、顧客に転嫁することはPayPayの加盟店規約で禁止されています。
PayPayの加盟店の決済手数料はいくら?
次にPayPayで決済を行った際に発生する決済手数料がいくらなのかを解説します。
直接PayPayと加盟店契約を結ぶ場合と、決済代行サービスを通じて契約する場合のそれぞれを解説するので、手数料率の違いも見てみてください。
直契約の場合
PayPayと個別に加盟店契約を締結した際の決済手数料率は1.60~1.98%(税別)です。
PayPayとの直接契約には、初期費用・月額利用料が無料で利用できるマイストア制限プランと、集客機能などが利用できるマイストアライトプランの2種類があります。

画像引用元:PayPay
マイストア制限プランは固定費を抑えられますが、決済手数料率は1.98%(税別)となっているため、初めてキャッシュレス決済を導入する人などにおすすめです。
ライトプランでは初期費用1,980円(税別)と月額利用料1,980円(税別)が必要ですが、決済手数料率は1.60%(税別)と制限プランより低く設定されています。
また、初期費用と月額利用料はトライアルキャンペーンの適用を受ければ、それぞれ無料(月額利用料は最大2ヶ月分まで)になります。
決済代行サービスの場合
次に決済代行サービスを通じてPayPayによる決済を受け付けたときの手数料率は1.98~3.25%です。
手数料率は利用する決済代行サービスや契約するプランなどによって変動します。
例えば、PayCAS Mobileの中小事業者応援プログラム適用時の決済手数料率は1.98%です。反対に、Square(スクエア)
の決済手数料率は3.25%のため、導入前にPayPayの決済手数料率を確認しておきましょう。

QRコード決済以外にもクレジットカードや電子マネーによる決済もまとめて受け付けられるようになるため、個別に契約する手間を省けます。
ただ、間に一社入る分、決済手数料率は個別に契約するよりも高くなる場合があります。
とにかく決済手数料を抑えたい人には個別契約も一つの方法になりますが、決済手段・ブランドが多様化している状況においては、一括導入できる決済代行サービスの方がおすすめです。
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PayPayの加盟店の決済手数料は高い?他の決済ブランドと比較
続いてPayPayの決済手数料率を他の決済ブランドと一覧で比較してみましょう。
PayPayの決済手数料率は他の決済ブランドと比較して高いのか、詳しく確認したい人は参考にしてみてください。
直契約の場合
各決済ブランドと直接契約をした場合の決済手数料率の一覧は次の通りです。
PayPayの加盟店の決済手数料【直契約の場合】
決済ブランド | 決済手数料 |
PayPay | 1.60~1.98% |
VISA | 3~10%前後 |
Mastercard | 3~10%前後 |
American Express | 3~10%前後 |
JCB | 2.48~3.25% |
Diners Club | 3~10%前後 |
DISCOVER | 3~10%前後 |
交通系電子マネー(Suica,PASMOなど) | 3~4%程度 |
iD | 3~4%程度 |
QUICPay | 3.25% |
d払い | 2.60% |
au PAY | 2.60% |
楽天ペイ | 2.00~3.24% |
J-Coin Pay | 1.85~3.00% |
Smart Code™ | 2.48~3.25% (QRコード決済ごとの手数料が別途発生) |
各決済ブランドの決済手数料と比較すると、PayPayの手数料率は割安であることがわかります。
平均して2~3%台が多い中、PayPayは1%台で決済サービスが提供されています。
なお、VISA・MasterCard・American Express・Diners Club、DISCOVERについては、直接契約の具体的な手数料率が公開されていません。
そのため、一般的な手数料率を記載していますが、年間の決済額が大きくなるほど手数料率を下げられる可能性があります。

決済代行サービスの場合
次に決済代行サービスを利用した場合の決済手数料率の一覧は以下の通りです。
PayPayの加盟店の決済手数料【決済代行サービスの場合】
決済ブランド | 決済手数料 |
PayPay | 1.98~3.25% |
VISA | 1.98〜3.24% |
Mastercard | 1.98〜3.24% |
American Express | 2.48〜3.24% |
JCB | 2.48〜3.24% |
Diners Club | 2.48〜3.24% |
DISCOVER | 2.48〜3.24% |
交通系電子マネー(Suica,PASMOなど) | 2.95〜3.24% |
iD | 3.24% |
QUICPay | 3.24% |
d払い | 3.24% |
au PAY | 3.24% |
楽天ペイ | 2.00~3.24% |
J-Coin Pay | 3.24% |
Smart Code™ | 3.24% |
各ブランドの決済手数料率は、利用する決済代行サービスによって異なります。
また、決済代行サービスによって決済手数料率を抑えられる決済ブランドも異なるため、導入するサービスを決める際は、どの決済ブランドに強いのかも確認しておきましょう。
中小事業者の場合、各決済代行サービスが用意している特別なプログラムの適用を受けることによって決済手数料を抑えることも可能です。
例えば、PAYGATEの場合、要件を満たす中小事業者が新規申し込みを行うと、VISA・MasterCardの決済手数料を2.90%から1.98%に下げられます。(PAYGATEの手数料まとめ)

画像引用元:PAYGATE
このようにお得なプランやプログラムの適用を受けられるかどうかも導入前に確認しておくと、コストを抑えられます。
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PayPayの加盟店の決済手数料は店舗負担?利用者負担?
PayPayの加盟店の決済手数料は全額店舗負担です。
利用者に負担させることは、PayPayの利用規約で禁止されています。
PayPayの加盟店規約第4条第3項では、PayPayを利用するユーザーに対して商品やサービス以外の金銭の支払いを要求することや、ユーザーに事前に通知することなく代金の変更を行うことを禁じています。
また、PayPay残高加盟店規約第18条第1項第1号では、PayPayを利用する場合とその他の顧客とで異なる代金を提示したり、差別的な取り扱いを行ったりすることも認められていません。

決済手数料は全て加盟店側で負担する必要があることを覚えておきましょう。
ただし、PayPayに限らず他の決済ブランドにおいても決済手数料は原則店舗側の負担になるため、顧客に負担させるのではなく、決済手数料を抑える方法を探す方が賢明です。
PayPayの決済手数料が安い決済代行サービスおすすめ5選
ここからは、PayPayの決済手数料が安い決済代行サービスのおすすめ5選を紹介します。
PayPayと個別に加盟店契約を行っても、クレジットカードや電子マネーによる決済を受け付けることはできません。

本章で紹介する決済代行サービスの中に気になるものがあれば、導入を検討してみてください。
PayPayの決済手数料が安い決済代行サービスおすすめ5選
それぞれ順番に見ていきましょう。
PayPayの決済手数料が安いサービス①Square(スクエア)

画像引用元:Square決済
決済代行サービス名 | Square(スクエア) |
総合評価 | 4.86 |
口コミ評価 | 4.28 (381件) |
決済端末の種類 | ポータブル型 (Squareレジスター・Squareスタンドは据え置き型) |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 ※有料プラン(プラス・プレミアム)を利用すると月額利用料発生 ※有料オプション機能を追加した場合は月額費用発生 |
決済端末費用 | ・Squareリーダー:4,980円 ・Squareハンディ:44,980円 ・Squareスタンド:29,980円 ・Squareターミナル:39,980円 ・Squareレジスター:84,980円 ・Squareキオスク:29,980円 ※iPhoneやiPad、Android端末を利用することも可能 (全て税込) |
決済手数料 | ・クレジットカード:2.50%(年間キャッシュレス決済額3,000万円以上の場合:3.25%) ・PayPayなどその他の決済手段:3.25% ※年間キャッシュレス決済決済額が3,000万円以上の場合、お得なカスタム決済手数料が適用される可能性有 |
入金手数料 | 0円 |
入金サイクル | 最短翌営業日 |
解約手数料・違約金 | なし |
導入期間 | 通常2~3営業日 |
屋外での利用 | 可能 |
サービスシェア | 世界400万店舗以上に導入 |
運営企業 | Block, Inc. |
公式サイト | Squareの公式サイトを確認する |
Squareは、決済端末の種類が豊富で月額利用料や入金手数料が無料で利用できる決済代行サービスです。
SquareでPayPayによる決済を受け付けた場合の決済手数料は原則3.25%です。

画像引用元:Square
年間のキャッシュレス決済額が3,000万円以上の場合、カスタム決済手数料の適用によってさらにお得に利用できる場合があります。
加盟店審査が最短当日に完了し、個人事業主や開業届をまだ税務署に提出していない個人でも審査に通る可能性があるのがSquareの特徴です。

また、Squareでは現在他社の決済代行サービスから乗り換えた人に対して、決済端末のプレゼントや決済手数料のキャッシュバックを行うキャンペーンが実施されています。

画像引用元:Square
2025年10月10日までとなっているため、既に他社サービスを利用している人はこの機会に乗り換えを検討してみてください。

私はとても使いやすいと思っています。今はクレジットカードだけではなく、PayPayのお客様も増えており、PayPayも対応するようになっているので、すごく重宝しています。
管理機能はとてもいいと思います!充実していますし、とても見やすい!一ヶ月ごとに振り返って教えてくれますので、管理がしやすいです。自分で確定申告していますので、この機能はこのまま使わせていただきたいです。
口コミ投稿者:ゆこさん / 38歳女性 / 愛知県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Square POSレジ / 2020年8月に導入開始 / 総合評価:10/10

クレジットカード、交通系IC、クイックペイ、ID、ペイペイなど、ほぼ全てが網羅されているので困ることはないです。LINE Payや楽天ペイが使用できればなお良いなと思います。
コストパフォーマンスはかなり良いと私は思います。週に3日の営業のため、月額使用料がかからず、利用した分だけ支払えるスタイルは助かります。初期費用もリーダー購入の4000円のみでした。
口コミ投稿者:中山理紗さん / 38歳女性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareリーダー / 2023年9月に導入開始 / 総合評価:9/10
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特典②条件達成でiPadとプリンターを無料提供
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PayPayの決済手数料が安いサービス②stera pack(ステラパック)

画像引用元:stera pack
決済代行サービス名 | stera pack |
総合評価 | 4.77 |
口コミ評価 | 4.42 (77件) |
決済端末の種類 | 据え置き型 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 3,300円(税込) (1年間0円、2年目以降は3,300円発生。ただし、直近1年間のキャッシュレス売り上げが3,000万円以上の場合、サービス利用料は永年無料で利用可能) (stera tapなら月額料金無料) |
決済端末費用 | 0円 (月額利用料に含まれる) |
決済手数料 | スモールビジネスプラン ・VISA・MasterCard:1.98% ・JCB・American Express・Diners Club・DISCOVER:2.48% ・PayPayなどその他の決済手段:3.24% スタンダードプラン ・VISA・MasterCard:2.70% ・PayPayなどその他の決済手段:3.24% |
入金手数料 | 三井住友銀行口座:0円 ※その他の銀行口座:220円(税込) |
入金サイクル | 以下から選択可能 ・毎日締め2営業日後入金 ・月6回締め2営業日後入金 ・月2回締め2営業日後入金 ・月2回締め15日後入金 |
解約手数料・違約金 | 3年未満で解約すると利用期間に応じて44,000円~88,000円(税込)が発生 (ただし、解約申し出日から45日以内にstera terminalを正常な状態で返却すれば免除) |
導入期間 | 申し込み確定から約1ヶ月半 |
屋外での利用 | 光回線(固定回線)接続が推奨されているため設置環境による |
サービスシェア | 2020年7月から3年10ヶ月で30万台を突破 |
運営企業 | SMBC GMO PAYMENT株式会社 |
公式サイト | stera packの公式サイトを確認する |
stera pack(ステラパック)は、1台でPayPayなどの多様な決済手段に対応できるオールインワン型の決済端末に、集客・販促アプリを標準搭載し、導入しやすい決済手数料で提供しているワンパッケージのサブスクリプションサービスです。

画像引用元:stera pack
月額制のため、決済端末などの初期費用が無料で導入できます。
stera packでPayPayによる決済を受け付けた場合の決済手数料は、3.24%です。

画像引用元:stera pack
30種類以上の決済手段に対応しており、よく使われている決済手段に対応したいと考える店舗のニーズを十分満たしてくれるでしょう。
また、小規模事業者向けのスモールビジネスプランが適用されれば、VISA・MasterCardによるクレジットカード決済の手数料率が1.98%まで抑えられます。

画像引用元:stera pack
ただし、スモールビジネスプランはクレジットカード決済を初めて導入する小規模事業者向けのプランであるため、詳細な条件は公式サイトをご確認ください。
加えて、直近1年間のVISA・MasterCardによる売上高が2,500万円を超えた場合、スタンダードプランに変更となり、その後は売上高にかかわらずスタンダードプランの決済手数料率が継続適用される点に注意が必要です。

基本的には、すべての決済方法に対応していて、クレジットカード、交通系、電子マネー、QRコード決済で使えないものはなかったため、この点に関しては満足度は高かったです。
システムエラーは、私が利用していた半年間は特に起きませんでした。また、決済処理速度については、端末への金額入力から決済準備の時間が短く、非常にスムーズにできていたと思います。
口コミ投稿者:なぎさんさん / 26歳女性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入サービス:stera pack / 2024年5月に導入開始 / 総合評価:7/10

ほほすべての物に対応していると認識しており特にその当時主要だったQRコード決済やクレジットカードが全て使えたのでなにも問題なく大満足です。当時私の美容室では中国人のお客様も多く来店していたため、アリペイなどにも対応しているのは凄くありがたかったです。
画面の大きさがなんといってもいいのでお客様とのやりとりも分かりやすくシンプル。ボタンの押しやすさもあり申し分ないと思います。使いやすく考えられたデザインなのかなと感じました。
口コミ投稿者:Ypiさん / 38歳男性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:経営者・役員
導入サービス:stera pack / 2021年9月に導入開始 / 総合評価:9/10
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決済手数料1.98%の新プランが登場(詳細
PayPayの決済手数料が安いサービス③PAYGATE

画像引用元:PAYGATE
決済代行サービス名 | PAYGATE |
総合評価 | 4.47 |
口コミ評価 | 4.08 (75件) |
決済端末の種類 | ポータブル型 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 3,300円(税込) ※月額利用料無料プラン有(決済手数料が変動し、Wi-Fi接続用端末のみの提供となります。) |
決済端末費用 | 39,600円(税込) ※台数限定で端末代金が0円になるキャンペーンを実施中 ※iPadを使用する場合は0円 |
決済手数料 | ・VISA・MasterCard:2.48%(条件を満たせば1.98%) ・JCB・American Express・Diners Club・Discover:3.24%(条件を満たせば2.48%) ・Union Pay(銀聯):2.90% ・PayPay・交通系電子マネー・楽天Edy・nanaco・WAON・iD・QUICPay+・d払い・楽天ペイ・au PAY・メルペイ:3.24% ・Alipay+・WeChat Pay・銀聯QR:2.00% |
入金手数料 | 0円 |
入金サイクル | ・クレジットカード・電子マネー:月2回 ・QRコード決済:月1回 |
解約手数料・違約金 | PAYGATE出荷日を含む月の翌月から起算して1年以内に解約すると発生 金額は36,000(税込)から3,000円×経過月数を控除して計算 |
導入期間 | 最短15日程度 |
屋外での利用 | 4G回線で利用可能 |
サービスシェア | スマレジ登録店舗数11万5,000店以上(2022年7月時点) |
運営企業 | 株式会社スマレジ |
公式サイト | PAYGATEの公式サイトを確認する |
PAYGATEは、高機能でポータブル型の決済端末が利用できる決済代行サービスです。
PAYGATEでPayPayによる支払いを受け付けた場合の決済手数料は、3.24%です。
ポータブル型の決済端末で、4G回線が利用できるため、キッチンカーやイベントへの出店など屋外でも利用できます。

画像引用元:PAYGATE
端末にはカードリーダーやレシートプリンター、タッチパネルも搭載されているため、1台で会計業務を完結させられます。

ただし、スマレジの利用にはiOSに対応した端末が必要となります。Android端末では利用できないため、注意しましょう。
現在PAYGATEでは台数限定で、39,600円(税込)の決済端末が無料で導入できるキャンペーンが実施されています。

画像引用元:スマレジ
オールインワン型のポータブル決済端末をお得に手に入れたい人は、お早めにお申し込みください。

スマレジ・PAYGATEを導入して一番感じたのは、対応している決済手段の多さです。クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB・AMEXなど)はもちろん、交通系ICカードやiD、QUICPay、Apple Pay・Google Payなど、キャッシュレス派のお客様のニーズに幅広く対応できます。
特に最近では「PayPayで払えますか?」「Suica使えますか?」と聞かれることも多いので、柔軟に対応できるのはとても安心です。
現金を持ち歩かない方も増えている今の時代に、決済方法の選択肢が豊富なのは、サロンのサービス品質を高めるうえでも大きなポイントだと感じています。これまで「現金しか使えないなら…」と迷われていたお客様にも、より気軽にご来店いただけるようになりました。
口コミ投稿者:北出さん / 33歳女性 / 北海道
業種:サービス業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:スマレジ・PAYGATE / 2024年8月に導入開始 / 総合評価:10/10

よく使われる決済方法に対応しているので、満足しています。懸念点をあえて挙げるとすると、PayPayの審査に時間がかかった印象です。
サービスを利用開始できるまでの期間は、早いと感じています。対応も丁寧で、分かりやすかったです。改善希望はありません。
口コミ投稿者:Yuuさん / 40歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:経営者・役員
導入サービス:スマレジ・PAYGATE / 2022年11月に導入開始 / 総合評価:7/10
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PayPayの決済手数料が安いサービス④楽天ペイターミナル

画像引用元:楽天ペイ
決済代行サービス名 | 楽天ペイターミナル |
総合評価 | 4.61 |
口コミ評価 | 3.69 (125件) |
決済端末の種類 | ポータブル型 |
初期費用 | 0円 |
月額費用 | スタンダードプラン:2,200円(税込) ※キャンペーン適用で0円(2025年12月分まで) ライトプラン・標準:0円 |
決済端末費用 | 34,800円(税抜) ※無料導入キャンペーン実施中 |
決済手数料 | ・クレジットカード:2.20~3.24%(非課税) ・電子マネー:2.95(税抜)~3.24%(非課税) ・QRコード決済:2.00(税抜)~3.24%(税抜) (PayPayの決済手数料は3.24%(税抜)) |
入金手数料 | 楽天銀行を入金先に指定した場合:0円 楽天銀行以外を入金先に指定した場合:1回あたり300円(税抜) |
入金サイクル | (楽天銀行を入金先に設定している場合) 最短翌日自動入金 (楽天銀行以外を入金先に設定している場合) 手動入金(入金依頼処理を行った3日後振込)または3日後自動入金(月1~2回自動入金も選択可能) |
解約手数料・違約金 | スタンダードプランの場合、審査通過日から2年以内に解約した場合違約金:38,280円(税込)が発生 |
導入期間 | 最短2週間程度 |
屋外での利用 | 屋外でモバイル通信・Wi-Fiどちらも接続可能 |
サービスシェア | 非公開 |
運営企業 | 楽天ペイメント株式会社 |
公式サイト | 楽天ペイターミナルの公式サイトを確認する |
楽天ペイターミナルは、ポータブル型の決済端末が利用できて、楽天ユーザーの顧客と事業者にメリットがある決済代行サービスです。
楽天ペイターミナルでPayPayによる決済を受け付けた場合の決済手数料は、3.24%(税抜)です。

画像引用元:楽天ペイ
PAYGATEと同様、決済端末にタッチパネルやカードリーダー、レシートプリンターが内蔵されていて、4G回線も利用できます。4G回線やWi-Fiが利用できる環境下で利用すれば、店外販売での仕様も可能です。
また、楽天ペイターミナルは楽天ユーザーの顧客と事業者双方が恩恵を受けられます。
顧客は楽天ペイターミナルの導入店舗で楽天ポイントを貯めたり、使ったりすることができます。お得に買い物ができるため、客単価アップやリピート率の向上に寄与するでしょう。
事業者においては、楽天銀行を入金先口座に指定すれば、入金手数料が無料になる上に、最短で翌日に売上金が入金されます。
現金決済に近い感覚で入金されるため、運転資金の少ない小規模事業者にとっては大きなメリットになるでしょう。
現在、楽天ペイターミナルの0円導入キャンペーンも実施されているため、お得に導入したい人は、お早めにお申し込みください。

私の契約はクレジットカード全般(中華系は除く)とQR決済全般でした。ただ、PayPayとD払いについては導入が最近(1年以内)だったので他社のQR決済を使用していました。
QR決済では9割方がPayPayとD払いになりますので、QR決済についてのみ不満がありました。
口コミ投稿者:xtakao418さん / 59歳男性 / 新潟県
業種:サービス業 / 職種:警備・清掃・点検 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:楽天ペイカードリーダー / 2019年12月に導入開始 / 総合評価:8/10

クレジットカード、QRカード決済、楽天ペイなどに対応していて、今のところお客様から支払いたい手段の要望にお応えできなかったことは特になく、私は満足度は高いです。
決済手数料は私は高いと感じていますが、どこの決済サービスを利用しても必ずかかるものだと思うので仕方ないと思っています。キャッシュレスで様々な支払い方法でお客様からも要望があるので、対応できる利便性は高いと思います。課題は特にありません。
口コミ投稿者:yumiさん / 39歳女性 / 秋田県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:楽天ペイカードリーダー / 2021年9月に導入開始 / 総合評価:7/10
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PayPayの決済手数料が安いサービス⑤PayCAS Mobile

画像引用元:PayCAS Mobile
決済代行サービス名 | PayCAS Mobile |
総合評価 | 4.17 |
口コミ評価 | 3.50 (11件) |
決済端末の種類 | ポータブル型 |
初期費用 | 1,980円 ※中小事業者応援プログラム適用で0円 |
月額費用 | 1,980円~ ※電子マネー決済を導入するには別途1,020円が必要 (全て税別) |
決済端末費用 | 78,800円(税別) ※無料になる中小事業者応援プログラム有 |
決済手数料 | ・クレジットカード決済 VISA・MasterCard:2.80%(非課税) ※中小事業者応援プログラム適用で2.20% JCB・American Express・Diners Club・DISCOVER:3.24%(税別) 銀聯:3.24%(非課税) ※銀聯以外は中小事業者応援プログラム適用で2.48% ・電子マネー:2.95~3.24% ・QRコード決済 PayPay:2.80%(税別) ※中小事業者応援プログラム適用で1.98% auPAY・d払い・メルペイ・楽天ペイ・J-Coin Pay・:2.95%(税別) Alipay+・WeChat Pay・銀聯QR・JKOPAY:3.24%(非課税) |
入金手数料 | 0円 |
入金サイクル | 月2回(15日締め月末日払い、月末締め翌月15日払い) |
解約手数料・違約金 | 4年未満で解約すると違約金が発生(最大66,000円) |
導入期間 | 申し込み後1~2ヶ月 |
屋外での利用 | 4GやWi-Fiに対応しているため可能 |
サービスシェア | 非公開 |
運営企業 | SB C&S株式会社 |
公式サイト | PayCAS Mobileの公式サイトを確認する |
PayCAS Mobileは、PayPayと同じソフトバンク系列の企業が運営している決済代行サービスです。
PayPayを運営するPayPay株式会社は、ソフトバンクとLINEヤフーが共同出資して設立されています。
そのため、PayCAS MobileでPayPayによる決済を受け付けた場合の決済手数料は、他のQRコード決済ブランドより低く設定されています。
通常は2.80%で、中小事業者応援プログラムが適用されれば、1.98%にまで抑えることが可能です。

画像引用元:PayCAS Mobile
PayPayと直接契約をした場合の決済手数料と近い水準で利用できるため、PayPayの決済手数料を抑えつつ、他の決済ブランドも受け付けたい人におすすめです。
また、決済端末はポータブル型でレシートプリンターやタッチパネル、カードリーダーなどが搭載されており、ソフトバンクのSIMカードによる4G回線も利用できます。

画像引用元:PayCAS Mobile
中小事業者応援プログラムの適用によって、78,800円(税別)の決済端末を無料導入することもできるため、要件に該当する人は申し込みを検討してみてください。

決済方法の幅は広いと思います。聞いたことある決済は全て対応できるかと。随時審査がおこなわれオープンしていきます。
デザインはシンプルなので店頭に置いても問題ないとかと。少し場所を取るので工夫が必要かと思います。ただしっかりしているのでお客様から安心できる印象はあると思います。
口コミ投稿者:神谷健志さん / 32歳男性 / 愛知県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:経営者・役員
導入サービス:PayCAS Mobile / 2024年10月に導入開始 / 総合評価:7/10
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PayPayを導入するメリット・デメリット
PayPayを導入するメリットとデメリットを、加盟店側・顧客側それぞれの視点で解説します。
店舗のオペレーションや顧客の利便性にPayPayがどのような影響を与えるのか総合的に知った上で導入を検討してみてください。
加盟店側のメリット・デメリット
PayPayを導入する加盟店側のメリットは次の通りです。
PayPayを導入する加盟店側のメリット
- 顧客の決済ニーズに対応できる
- 会計がスムーズに進められる
PayPayを導入することで、PayPayで支払いたい顧客のニーズに対応できるようになります。特に、PayPayの登録ユーザー数は2025年7月に7,000万人を超えており、多くの人が利用しているため、導入によって利便性を感じる顧客は少なくないでしょう。
また、PayPayはQRコードを読み取れば決済が完了するため、紙幣や小銭を数える手間がかかりません。
毎日のレジ締め業務においても、決済額を集計すれば終わるため、会計業務をスムーズに進められるようになります。
反対に、加盟店側のデメリットは次の通りです。
PayPayを導入する加盟店側のデメリット
- 加盟店手数料などのコストが発生する
- 会計のオペレーション変更を行わないといけない
これまで解説してきたように、PayPayで決済を行うと、加盟店手数料を支払う必要があります。決済手数料は、顧客に転嫁できないため、店舗側の負担増となります。
ただ、キャッシュレス決済によって客単価アップにつながる可能性もあります。単純なコスト増にならないよう、販売戦略を練りましょう。
そして、PayPayの導入によってこれまでの現金決済から会計のオペレーションを変更する必要があります。スタッフ研修やマニュアル作成などの業務が一時的に発生するため、事業主の人は注意しましょう。
しかし、マニュアルは一度作成すれば、新たなスタッフに対しても使用できるため、導入時のみ発生する負担として割り切るのも一つの考え方です。

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顧客側のメリット・デメリット
PayPayによって決済を行う顧客のメリットは次の通りです。
PayPayを利用する顧客側のメリット
- 現金を持ち歩く必要がなくなる
- PayPayポイントを貯められる
PayPayで決済が行えれば、顧客は現金を持ち歩く必要がなくなります。身軽に店舗を利用できるようになるため、利便性向上につながるでしょう。
また、PayPayで支払いを行うと支払額に応じてPayPayポイントを貯められます。

画像引用元:PayPayポイント
キャンペーンなどを利用すれば、さらに多くのポイントを貯めることもできる上に、貯めたポイントは支払いに利用可能です。
PayPayによって、顧客は身軽に決済を行えるだけでなく、お得に買い物ができるようになります。
反対に、PayPayによって決済を行う顧客のデメリットは次の通りです。
PayPayを利用する顧客側のデメリット
- 通信環境が悪いと利用できない場合がある
- PayPayに対応していない店舗では使用できない
PayPayで決済を行う際、決済データのやり取りを行うため、通信環境が必要です。
通信障害や決済端末にエラーが生じると、決済が正しく完了しない場合があります。利用する店舗で通信障害が発生していると、他の決済方法で会計する必要があるため、万が一に備えて現金などを持ち歩いておく方が無難です。
このように、万が一の場合に利用できなくなる点が顧客にとってデメリットになります。
そして、PayPayを利用している顧客は、PayPayに対応していない店舗ではPayPayによる支払いを行えません。
決済代行サービスと加盟店契約を結んでいる店舗であれば、基本的にPayPayに対応していますが、個別契約している店舗の場合、PayPayを導入していなければ顧客はキャッシュレス決済ができません。

PayPayを決済代行サービスで導入する場合の手数料に関する注意点
PayPayを決済代行サービスを通じて導入する場合の手数料に関する注意点は次の通りです。
PayPayを決済代行サービスで導入する場合の手数料に関する注意点
- 入金サイクルと振込手数料を確認しておく
- 決済手数料の「税別/税込」をチェックして正確な手数料で試算する
- 返金やキャンセルが発生した際の手間とコストも調べておく
それでは順番に解説していきます。
入金サイクルと振込手数料を確認しておく
キャッシュレス決済を導入すると、売上金は決済事業者や決済代行サービスを通じて店舗の口座に入金されます。その際、決済手数料以外に振込手数料を差し引いて入金されることがあります。
振込手数料の金額は数百円程度が一般的ですが、入金の都度発生するため、長期的に見ると無視できないコストになるでしょう。
また、入金回数が多いほど大きなコストになるため、振込手数料が発生する場合、入金サイクルも併せて確認し、1ヶ月あたりのコストを計算しておく必要があります。

決済手数料の「税別/税込」をチェックする
次に、公式サイトに表記されている決済手数料が税別・税込のどちらであるかを把握しておくことです。
決済手数料には支払方法によって消費税がかかる場合があります。
決済手数料率が安く表記されていても、税別であれば実際の手数料は消費税も加えて請求されるため、他の決済代行サービスよりも高くなる可能性があります。
他の決済代行サービスと費用を比較する際は、税込に合わせて比較するなど、基準を統一するようにしましょう。
返金やキャンセルが発生した際の手間とコストも調べておく
返金やキャンセルが発生した際の手間やコストも確認しておく必要があります。
店舗ビジネスを行っていると、返金やキャンセルは一定数発生します。
取引を取り消したいと顧客から申し出があった際に、決済データの取り消しや返金にかかる事務作業の手間や返金手数料を確認しておくことで、クレーム発生時の負担を正確に見積もれるようになるでしょう。
返金・キャンセル時の事務作業の流れや手数料の有無は決済代行サービスによって異なるため、加盟店契約を結ぶ前に問い合わせておくことをおすすめします。
併せて不正利用などが原因で発生するチャージバック時に、必要な対応や保証内容も確認しておくとよいです。
PayPayを導入するまでの手順
本章ではPayPayによるキャッシュレス決済を導入するまでの手順を解説します。
直接契約の場合と、決済代行サービスを利用する場合の両方を紹介するので、検討している契約形態に合わせてご覧ください。
直契約の場合
直接契約によってPayPayを導入する場合の手順は次の通りです。
PayPayを導入するまでの手順(直契約の場合)
- PayPayの公式サイトから仮登録を行う
- 加盟店審査申し込みを行う
- 審査通過後、送られてくるQRコードキットを店舗に設置して利用開始
まずはPayPayの公式サイトから仮登録を行います。入力フォームに法人・個人の事業種別や連絡先、業種などを入力して送信しましょう。

画像引用元:PayPay
入力したメールアドレス宛に本登録を行うためのURLが記載されたメールが送られてくるので確認後、本登録フォームへ遷移します。
遷移先でフォームに審査に必要な情報を入力し、送信します。
このとき、審査に必要な書類のアップロードも併せて行いましょう。審査書類はカメラで撮影するなどして、jpgやgif、png形式で提出します。


画像引用元:PayPay
一部業種の場合、各種許可証やメニュー、証明書なども併せて添付が必要です。
全ての情報の入力と書類のアップロードが完了したら審査申し込みを行います。審査結果は当日以降に通知されるので、結果連絡を見逃さないようにしましょう。
審査完了後、1週間程度でQRコードキットが送られてくるので、ガイドの案内に沿って初期設定を行えば、利用を始められます。
決済代行サービスの場合
次に、決済代行サービスを利用してPayPayを導入する場合の手順は次の通りです。
PayPayを導入するまでの手順(決済代行サービスの場合)
- 導入する決済代行サービスを選定する
- 決済代行サービスの加盟店審査に申し込む
- 審査通過後、決済端末・周辺機器を購入する
- 各機器が届いたら初期設定を行って利用開始
まずは導入する決済代行サービスを決めましょう。
どのサービスを選べばよいか迷っている人は、前段で紹介したおすすめサービス5選を参考にしてみてください。他にもUSEN PAYやAirペイなどもおすすめです。
導入する決済代行サービスを決めたら、加盟店審査に申し込みます。

審査期間は決済代行サービスや混雑状況によって異なります。
例えば、Squareであれば最短当日に審査結果が出るため、すばやく決済代行サービスを導入したい人におすすめです。
審査に通過したら、決済端末と必要に応じて周辺機器を購入します。
機器が届いたら初期設定や周辺機器との接続を行います。
併せて、会計のオペレーションが変わるので、スタッフへの研修とマニュアル作成も実施しましょう。
研修を行い、マニュアルが完成したら、店舗での利用を開始できます。
PayPayの加盟店の決済手数料に関するよくある質問
最後にPayPayの加盟店の決済手数料に関するよくある質問とその回答を5つ紹介します。
多くの人が感じているであろう内容を中心に取り上げますので、同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。
PayPayの加盟店手数料を客負担にしたら規約違反?通報される?
PayPayの加盟店手数料を顧客に負担させることは、PayPayの規約違反に該当します。
前段で解説したように、PayPayの手数料は店舗が全額負担しなければなりません。これを顧客に負担させることは規約違反になるため、やめておきましょう。
また、PayPayでは利用者向けに不正やトラブルの問い合わせ窓口を用意しています。
規約違反行為を行った場合、通報される可能性もあるでしょう。
PayPayの加盟店手数料はいつから有料になった?
PayPayの加盟店手数料は、2021年10月1日から設定されています。
これ以前も年商10億円以上の一部加盟店に対しては加盟店手数料は設定されていましたが、加盟店全体に手数料が発生するようになったのは、2021年10月からです。
経済産業省の調査によると、2019年頃から急速にQRコード決済が普及しているため、利用者を一定数確保できたタイミングで有料化に踏み切った可能性があります。
PayPayの加盟店手数料以外の費用は?月額利用料は必要?
PayPayと個別に加盟店契約を行った場合、加盟店手数料以外に初期費用と月額利用料が発生します。
ただし、マイストア制限プランであれば、どちらも無料で利用できるため、負担するのは決済手数料のみです。

画像引用元:PayPay
マイストアライトプランでは、決済手数料を抑えられる代わりに、初期費用1,980円(税別)と月額利用料1,980円(税別)が必要です。
ただし、トライアルキャンペーンが適用されれば、初期費用0円、月額利用料は最大2ヶ月間0円で利用できます。
PayPayの加盟店手数料の確認方法は?
PayPayの加盟店手数料の確認方法は次の通りです。
PayPayの加盟店手数料の確認方法
- PayPay for Businessにログインする
- 「入金」ボタンを押す
- 確認したい入金履歴の「詳細を見る」を押す
- 「入金額の内訳」タブからサービス利用料を確認する
まずはPayPay for Businessにログインしてマイページに入ります。
次に「入金」ボタンを押して、入金履歴の一覧画面を開きます。
確認したい入金履歴の「詳細を見る」から入金詳細画面へ進みましょう。

PayPayのアカウントは事業用と個人用に分けて使える?
PayPayのアカウントは、事業用と個人用に分けて2つ持つことはできません。
アカウントの作成は1つの電話番号につき1つしか作成できません。
複数の電話番号を保有していれば、アカウントを複数発行することは可能ですが、利用規約で複数アカウントの保有が禁じられています。

本来事業用アカウントで受け取るべき決済を、個人用アカウントで受け取って所得隠しが行われるリスクなどを防ぐために、分割作成できないようになっているのでしょう。
まとめ:PayPayの加盟店の決済手数料はいくら?【手数料は店舗負担?利用者負担?】
今回は、PayPayの加盟店手数料はいくらなのか、手数料は店舗と個人のどちらが負担すべきかを解説した上で、おすすめの決済代行サービス5選を紹介しました。
PayPayの決済手数料が安い決済代行サービスおすすめ5選
PayPayは利用者数の多いQRコード決済ブランドで、様々なお店で導入されています。
そのため、導入を検討する人も少なくないですが、個別に契約すると、他の決済ブランドで支払いを行いたい顧客の要望に対応できなくなってしまいます。
本記事で紹介したおすすめサービスを参考に、多様な決済ブランドに一括対応できる決済代行サービスの導入を検討してみてください。
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