
本記事ではこんな悩みを解決します。
AirPAY(エアペイ)の導入を検討しているものの、決済で分割払いやボーナス払いができないか疑問に思う人もいるでしょう。
もし一括払いにしか対応していない場合は、顧客の購入機会の損失により、売上アップの実現が難しくなるかもしれません。
そこで本記事では、Airペイ(エアペイ)は分割払い・ボーナス払いに対応しているかを解説しつつ、導入する際の注意点も紹介します。
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目次
Airペイ(エアペイ)は分割払い・ボーナス払い・リボ払いに対応していない
結論からお伝えすると、Airペイは一括払いには対応していますが、分割払いやボーナス払い、リボ払いには対応していません。
その理由は、セキュリティ対策、加盟店リスクの軽減、運用負荷の最小化にあります。
以下は対応状況と主な理由をまとめた表です。
決済種別 | Airペイ対応 | 主な非対応理由 |
一括払い | 対応 | 決済リスクが低く運用コストも低い |
分割払い | 非対応 | 不正利用率が高く、本人確認も煩雑 |
ボーナス払い | 非対応 | 金融機関との個別連携が必要で導入障壁が高い |
リボ払い | 非対応 | チャージバックの発生率が高く店舗が損失を受けやすい |
分割払いやリボ払いは顧客にとっては便利な手段ですが、加盟店側にとっては不正検知、返金対応、審査工数など多くの負担を伴います。
特に不正取引の傾向として、1回あたりの決済金額が大きいほど不正検知が遅れやすく、チャージバック率も上昇しやすいです。
JCBやVISAの公開情報でも、高額分割払いはチャージバック対象になりやすいとされています。

Airペイ(エアペイ)は分割払いに対応していませんが、口コミや評判を見ると使い勝手の良さやコスパ観点で、高く評価されています。詳しくは以下ページをご確認ください。
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Airペイ(エアペイ)の評判・口コミ(226件)【メリットや手数料も解説】
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Airペイ(エアペイ)で実質的な分割払い・ボーナス払いをおこなう方法
Airペイ(エアペイ)は一括払いにしか対応していませんが、実質的な分割払い・ボーナス払いをおこなう方法が2つあります。
顧客がクレジットカード会社に分割払い・リボ払いの変更を申請すると、実質的に分割払いが可能になります。
顧客から分割払いの申し出があった場合は、後述する方法を案内してみてください。
Airペイ(エアペイ)で実質的な分割払い・ボーナス払いをおこなう方法
- 顧客が「あとから分割」を申請する
- 顧客が「あとからリボ」を申請する
それでは順番に解説していきます。
1. 顧客が「あとから分割」を申請する
クレジットカードによっては、決済完了後に支払方法を「あとから分割」に変更できる場合があります。
方法はクレジットカード会社によって異なりますが、顧客自身が公式サイトやアプリ、電話で申請するのが一般的です。
顧客の手間は増えてしまうものの、購買機会を損失せずに済むため、売上につながるメリットがあります。
ただし「あとから分割」に対応していないクレジットカードももちろんあるので注意が必要です。

2. 顧客が「あとからリボ」を申請する
「あとからリボ」も前項と同様に、一括払いで決済してから顧客自身でリボ払いに変更する方法です。
リボ払いは、毎月ほぼ一定の金額を支払う仕組みで安定しているため、無理のない返済ができます。
Airペイ(エアペイ)で一括払いを受け付けたあと、顧客に手続きしてもらうので、店舗側の余分な負担がありません。

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Airペイ(エアペイ)以外で分割払い・ボーナス払いを導入できるおすすめの決済サービス
職種や取り扱っている商材によっては、分割払い・ボーナス払いを希望する顧客が多いこともあるでしょう。
Airペイ(エアペイ)では一括払いのみのため、顧客にわずらわしさを与えてしまうかもしれません。
そんな悩みがある方は、Airペイ(エアペイ)以外で分割払い・ボーナス払いを導入できる決済サービスも視野に入れましょう。
ここでは以下の4つの決済サービスを紹介します。
Airペイ(エアペイ)以外で分割払い・ボーナス払いを導入できる決済サービス
順番にみていきましょう。
Airペイ以外で分割払いを導入できるサービス①PAYGATE

画像引用元:PAYGATE
PAYGATEは、2〜60回までの分割払いができるキャッシュレス決済端末です。
分割払い・ボーナス払いの併用もできるため、多様なお客様のニーズを満たせます。
対応しているクレジットカードは以下の7種類です。
PAYGATEが対応しているクレジットカード
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
- unionPay(銀聯)
端末代金は、通常39,600円(税込)かかりますが、現在は全台無料のキャンペーンを実施しているので、おトクに入手可能です。
操作もシンプルで扱いやすく、スタッフの教育コストも抑えられるため、費用面のメリットが大きいです。

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Airペイ以外で分割払いを導入できるサービス②stera pack

画像引用元:stera pack
stera pack(ステラパック)は、2〜24回の分割払いができるキャッシュレス決済端末です。
クレジットカードブランドによって対応している支払方法が異なるため、以下の表をご参考ください。
支払方法 | Visa・Mastercard・JCB | American Express | Diners Club | DISCOVER |
一括払い | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
分割払い | ◯ (2、3、5、6、10、12、15、18、20、24回) | ◯ ※2回払いは利用不可 | × | × |
ボーナス払い | ◯ | ◯ | ◯ | × |
リボ払い | ◯ | × | ◯ | × |
美容系や占い系など、業種・サービスによっては一括払いのみの場合もあるため、導入前に確認しておきましょう。
stera packは、お試しプランを申込むと端末1台あたりの利用料が13ヶ月間は無料になります。
以降は、月額料金が3,300円(税込)かかる有料プランに自動で切り替わるため、継続利用するかを最初の1年で判断できるのがメリットです。
しかし、契約期間の3年間のうちに解約する場合は、違約金がかかる可能性があります。

>> stera pack(ステラパック)の公式サイトを確認する
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決済手数料1.98%の新プランが登場(詳細
※stera packお試しプランは利用開始月から13か月間有効で、14か月目からはスタンダードプランに自動的に移行されます。
※stera packの契約期間は3年間で、途中解約を希望する場合には、解約手続き後45日以内にstera terminalを正常な状態で返却する必要があります。返却がされない場合、違約金が発生する可能性がある点に注意が必要です。
※stera packのスモールビジネスプランは、中小企業庁の定義に沿った中小企業を対象に、初めてクレジットカード決済を導入する企業向けに提供されています(ただし、一部の業種は対象外)。
※stera packのスモールビジネスプランの契約者で、過去1年間のVisa/Mastercardの売上が2,500万円を超えた場合には、スタンダードプランへの移行が求められ、その後は売上に関わらずスタンダードプランの手数料が適用されます。
※Visa/Mastercardの売上判定は、毎年1,4,7,10月に行われます。プラン変更がある場合には事前に登録メールに通知され、判定から3か月後に変更が適用されます。
Airペイ以外で分割払いを導入できるサービス③STORES決済

画像引用元:STORES決済
STORES決済は、VisaとMastercardが分割払い・2回払い・リボ払いに対応しています。
審査結果によっては、分割で支払うことができない可能性もあることを把握しておきましょう。
またタッチ決済と他のクレジットカードブランドは一括払いのみなので、注意してください。

上述をみると制限が多いと感じる方もいるかもしれませんが、STORES決済は初期費用と月額費用が無料です。
固定費がかからないため、決済手数料のみで運用できることから、費用を最低限に抑えたい店舗におすすめできます。
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Airペイ以外で分割払いを導入できるサービス④PayCAS Mobile

画像引用元:PayCAS Mobile
PayCAS Mobileは、2〜24回の分割払いができるキャッシュレス決済端末です。
リボ払いやボーナス払いも可能で、利用者が多いVisaやMastercardなどのクレジットカードに対応しているので、多様な顧客の決済をおこなえます。
またPayPay公式サイトから申込むと、端末代金や月額利用料、決済手数料がおトクになる特別セットプランが提供されています。
端末はWi-Fi環境が不要で、レシートプリンターが内蔵されているため、移動販売をしている方から好評です。

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Airペイ(エアペイ)などの決済端末で分割払いを導入する際の注意点
Airペイ(エアペイ)などの決済端末で分割払いを導入する際は、以下5つの注意点を把握しておきましょう。
決済端末で分割払いを導入する際の注意点
- 決済方法・決済ブランドによって分割払いできない
- 店舗または顧客が分割手数料を負担する必要がある
- 入金サイクルが長くなる場合がある
- 返金処理が通常の一括払いより複雑になる
- 分割払いは不正利用のターゲットになりやすい
一つずつ解説していきます。
1. 決済方法・決済ブランドによって分割払いできない
分割払いに対応しているかどうかは、決済端末だけでなく利用するクレジットカードブランドや決済方法によっても異なります。
理由は、決済端末の導入時におこなうクレジットカード会社の審査によって、利用可能な支払方法が変わるためです。
そのため、ある店舗では24回まで分割できるが、別の店舗では一括払いしか利用できないというケースが起こりえます。
またVisaは分割払いができるのに、Mastercardは一括とボーナス払いしか利用できないという場合もあります。
分割払いやボーナス払いに対応していると明記していても、審査結果によっては一括払いしか利用できない可能性があることを把握しておきましょう。
2. 店舗または顧客が分割手数料を負担する必要がある
分割払いを導入する際は、手数料の負担先が店舗か顧客かを知っておく必要があります。
手数料は、顧客が支払うケースがほとんどですが、サービスによっては店舗側が負担する場合もあるのです。
店舗が負担する際は利益率にも影響するため、無理に分割払いの対応をする必要はありません。
金額によっては高額な手数料を数ヶ月間も支払わなければならない可能性もあるため、事前に確認しておくのが重要です。

3. 入金サイクルが長くなる場合がある
分割払いを導入すると、売上の入金が通常よりも遅くなる場合があります。
たとえば、本来は月末締め翌月15日の入金サイクルだった場合、分割払いにすると翌月末や翌々月の入金になる可能性があります。
店舗の売上規模によっては、入金の遅延により、資金繰りに悪影響を及ぼす恐れがあるため注意してください。

本記事で紹介したSTORES決済やPayCAS Mobile
は、支払方法による入金サイクルの影響を受けません。
分割払いの入金サイクルが、店舗の負担にならないかどうかを事前に確認しましょう。
4. 返金処理が通常の一括払いより複雑になる
分割払いの返金処理は、通常の一括払いと比べて処理が難しい場合が多いです。
クレジットカードによって対応方法が異なるため、利用しているクレジットカード会社に問い合わせましょう。
返金処理が完了するまでも会社によりけりで、翌日に完了する場合もあれば1週間程度かかる場合もあります。
顧客の不安や不満につながる可能性があるため、返金対応の流れを各クレジットカードブランドで把握しておくことが大切です。

5. 分割払いは不正利用のターゲットになりやすい
分割払いの導入は、売上アップに貢献する一方で、不正利用のターゲットになりやすいというデメリットがあります。
具体的には取引金額が高額化する分割払いが不正ユーザーのターゲットになりやすく、チャージバック(代金取り消し)のリスクがあります。
対策としては、決済時に不審な点がないかを見定める、商品やサービスによっては本人確認を徹底するなどが良いでしょう。

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Airペイ(エアペイ)での分割払い・ボーナス払いに関するよくある質問
最後に、Airペイ(エアペイ)での分割払い・ボーナス払いに関するよくある質問をまとめました。
Airペイ(エアペイ)での分割払い・ボーナス払いに関するよくある質問
- スクエア・スマレジ・楽天ペイは分割払いに対応している?
- Airレジ(エアレジ)は分割払い・ボーナス払いに対応している?
- Airペイ(エアペイ)でクレジットカードが読み取れないときの対処法は?
Airペイ(エアペイ)の導入後に後悔しないよう、事前に確認しておきましょう。
スクエア・スマレジ・楽天ペイは分割払いに対応している?
スマレジ(PAYGATE)は、分割払いに対応しています。
支払方法は2〜60回です。
スクエアと楽天ペイは分割払いに対応していませんが、Airペイ(エアペイ)と同様に、実質的な分割払いなら可能です。

Airレジ(エアレジ)は分割払い・ボーナス払いに対応している?
Airレジ(エアレジ)は、Airペイ(エアペイ)と同様に分割払い・ボーナス払いに対応していません。
分割払いをおこなうには、一括払いで決済してから、顧客自身で「あとから分割」や「あとからリボ」の手続きをおこなう必要があります。
申請をおこなうことで、実質的な分割払いが可能になるため、顧客から希望された場合は上述を案内すると良いでしょう。
しかし、クレジットカードによっては「あとから分割」や「あとからリボ」ができない場合もあります。

Airペイ(エアペイ)でクレジットカードが読み取れないときの対処法は?
Airペイ(エアペイ)でクレジットカードが読み取れない場合は以下の対処法をおこなってみてください。
Airペイ(エアペイ)でクレジットカードが読み取れないときの対処法
確認項目 | 対処法 |
ディスプレイが消えてないか | カードリーダーがスリープ状態の可能性があります。 何かしらのボタンを押し、ディスプレイの明かりをつけて10秒待ってから、読み取ってみてください。 |
読み取り方法を間違えていないか | ICチップが付いたクレジットカードは、端末の下部分に挿入してください。 磁気タイプの場合は端末の上部分でスライドさせてみてください。 |
磁気タイプのクレジットカードを、正しい読み取り方法でおこなっても読み取れない場合は、磁気部分に汚れや傷がある可能性があります。
汚れを優しく拭き取り、再度読み取りしてみましょう。
上記を試してもうまくいかないときは、Airペイ(エアペイ)側の通信障害の可能性もあるため、問い合わせてみてください。
またAirペイ(エアペイ)の外部連携APIに問題がある場合は、ヘルプデスクに問い合わせてみましょう。
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まとめ:Airペイ(エアペイ)は分割払い・ボーナス払いに対応している?
本記事では、Airペイ(エアペイ)は分割払い・ボーナス払いに対応しているかを解説しつつ、導入する際の注意点についても紹介しました。
Airペイ(エアペイ)は、顧客自身がクレジットカード会社に「あとから分割」や「あとからリボ」の申請をすることで、分割払いに対応できます。

分割払い・ボーナス払いが多い業種の方は、他サービスの検討をするのも良いでしょう。
Airペイ(エアペイ)は端末費用が今なら無料で、決済手数料が低いメリットがあるため、検討している方は公式サイトから申し込んでみてください。
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