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楽天ペイの審査に落ちた理由は?審査は遅い?【審査状況の確認方法も解説】

更新日 :

楽天ペイの審査に落ちる理由は?審査は遅い?審査状況の確認方法も知りたい!

本記事ではこんな悩みを解決します。

キャッシュレス決済として楽天ペイを導入しようと考えているものの、審査にかかる期間が長かったり、審査に落ちてしまったりすると時間が無駄になってしまいますよね。

楽天ペイの審査に申し込む前に必要な書類や審査の流れ、審査に落ちる理由などを知っておきたいと思う人は少なくないでしょう。

そこで本記事では、楽天ペイの審査に落ちてしまう理由や、審査に必要な提出書類、審査の流れと審査状況の確認方法を詳しく解説します。

目次

楽天ペイの審査に落ちた店舗の主な理由

まずは楽天ペイの審査に落ちてしまった店舗の主な理由を解説します。

楽天ペイの審査基準は公開されていませんので、一般的に審査を通過できない理由として参考にしてみてください。

楽天ペイの審査に落ちた店舗の主な理由

  • 登録情報の不備や提出書類の不足
  • 規約で禁止されている業種・商品を扱っている
  • 実店舗や事務所の所在地が確認できない
  • ホームページやSNSが無く事業内容が確認できない
  • 過去の債務不履行や信用情報に問題がある
  • 追加の情報提供依頼への対応が遅れた
  • 不正利用やチャージバックリスクが高い事業をおこなっている

それぞれ順番に見ていきましょう。

1. 登録情報の不備や提出書類の不足

審査に落ちる理由の1つ目は、登録情報の不備や提出書類の不足です。

楽天ペイに申し込み時に入力した情報の不備や提出書類の不足がある場合、楽天ペイ側から連絡が来ます。

しかし、これらの連絡は基本的にメールで送られてくるため、見逃していたり、受信できるように設定していなかったりすると、審査が止まってしまいます。

楽天ペイでは、申込情報や必要書類の不備・不足が原因で一定期間審査が止まっていると、自動的にキャンセル扱いとなってしまうため、注意が必要です。

楽天ペイの審査において、書類不備の理由として多いのが、提出した書類がうまく読み込めていないこと、販売形態の誤りなどが挙げられます。

提出書類を画像としてアップロードする場合、写真がぼやけていたり、書類が一部見切れていたりすると、書類不備として扱われる可能性があります。

また、申し込み時に販売形態を「店舗販売」と「訪問販売」のどちらか選択する際、誤った区分を選択すると入力誤りとして扱われる場合があるので気をつけましょう。

販売形態については申込画面に具体例も記載されているため、そちらを参考に選択すると無難です。

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2. 規約で禁止されている業種・商品を扱っている

審査に落ちる理由の2つ目は、規約で禁止されている業種や商品を扱っていることです。

楽天ペイでは加盟店規約第28条で扱ってはいけない業種・商品が定められています。

具体的には次のとおりです。

楽天ペイの規約で禁止されている業種・商品

  • 公序良俗に反するもの
  • 銃刀法・麻薬取締法・ワシントン条約その他の関連法令、条例等又は国際条約の定めに違反するもの
  • 第三者の著作権・肖像権・知的所有権などを侵害するもの
  • 商品券・プリペイドカード・回数券その他の有価証券、換金性のあるポイント、電子マネーのチャージ
  • 商品等の引渡し若しくは役務提供を複数回に渡り又は継続的に行う取引(特定商取引に関する法律に定義する「特定継続的役務提供」を含むが、これに限られない。)
  • その他、当社が不適当と判断したもの

これらの商品を取り扱う場合、加盟店審査を通過することができませんので、該当する業種・商品を扱う人は注意しましょう。

3. 実店舗や事務所の所在地が確認できない

審査に落ちる理由の3つ目は、実店舗や事務所の所在地が確認できないことです。

店舗情報を入力する際に間違った住所を入力しているなど、事業を行っている場所の住所が確認できない場合に審査に落ちる可能性があります。

理由としては営業実態を十分に確認できない可能性があるためです。

新規出店で店舗の工事が完了していなかったり、新住所が確定する前に申し込みを行う場合も同様の問題が発生することがあります。

また、イベントでの期間限定販売や移動式店舗での決済を考えている場合も同様です。

このような場合は、店舗のホームページやSNSを充実させたり、営業許可証などの補足資料で対応すると、審査に通る可能性が高まるでしょう。

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4. ホームページやSNSが無く事業内容が確認できない

審査に落ちる理由の4つ目は、ホームページやSNSがなく、事業内容が確認できないことです。

こちらも3つ目の理由と同様に、営業実態を十分に確認できない場合、審査に落ちてしまう可能性があります。

ホームページやSNSがないだけなら大きな問題はありませんが、店舗住所が確認できなかったり、店舗の外観写真や営業許可証、メニューなどの補足情報が十分に揃わなかったりする場合は落とされることがあります。

ホームページやSNSは集客においても重要なツールになるため、可能であれば作成しておいて損はないでしょう。

5. 過去の債務不履行や信用情報に問題がある

審査に落ちる理由の5つ目は、過去の債務不履行や信用情報に問題があることです。

過去に自己破産などの金融事故を起こしている場合など、信用情報に傷があると、審査に影響を及ぼす可能性があります。

審査の過程で決済会社が信用情報機関のCICやJICCに照会を行い、過去の信用情報を調査するため、過去に問題を起こしている場合は、審査においてマイナス要因になるでしょう。

ローン返済やクレジットカードの支払い遅延などの情報も閲覧されるため、日頃から信用情報に問題を作らないよう注意して過ごすことが大切です。

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6. 追加の情報提供依頼への対応が遅れた

審査に落ちる理由の6つ目は、追加の情報提供依頼への対応をすぐに行わないことです。

1つ目の理由にも近いですが、書類や入力情報に不備がなくても営業実態の確認などを目的に追加資料を求められることがあります。

この連絡も基本的には楽天ペイからメールで行われるため、この連絡を見逃したり対応が遅くなると、審査に落ちてしまうでしょう。

楽天ペイからの連絡を見逃さないために、メールを受信できるように設定を変更し、毎日欠かさずメールチェックを行うことが重要です。

主な必要書類については、本記事の後段で解説しますので、事前に必要な書類を一式揃えてから審査申し込みを行うのも一つの方法です。

7. 不正利用やチャージバックリスクが高い事業をおこなっている

審査に落ちる理由の7つ目は、不正利用やチャージバックリスクが高い事業を行っていることです。

楽天ペイなどの決済代行サービスでは、不正利用やチャージバックなどのトラブルが相次いでいます。

チャージバックとは、クレジットカードなどの所有者が異議申し立てを行い、それに基づいてカード会社が決済を取り消し、加盟店に返金を求めることです。

チャージバックが起こる主な要因は、クレジットカードなどの不正利用や商品・サービスの返品、キャンセルです。

返金が発生すると、決済代行会社においても手続きや加盟店とのやり取りが発生するため、手間がかかります。

このようなリスクを避けるため、不正利用やチャージバックの頻度が高い事業を行っている場合、審査に通りにくくなる可能性があります。

具体的には、ブランド品の販売や家電製品、ゲーム機といった金額が高く、換金性のあるものを扱う場合に不正利用やチャージバックが多いです。

これらの商品を扱う事業を行う場合は、不正利用やそれに関連して審査に通りにくくなるリスクがあることも理解しておきましょう。

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楽天ペイの審査の流れと期間

次に楽天ペイの導入申し込みを行ってから審査が完了するまでの流れと、その期間について解説します。

どのようにして審査が進んでいくのか、知りたい人は参考にしてみてください。

楽天ペイの審査の流れ

  1. 公式サイトから申し込み
  2. 本人確認資料の提出
  3. クレジットカード決済の審査
  4. 電子マネー決済の審査
  5. JCB通過後にQRコード決済・インバウンド決済の審査

それぞれ順番に見ていきましょう。

1. 公式サイトから申し込み

まずは楽天ペイの公式サイトから加盟店の申し込みを行いましょう。

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申し込みフォームで希望する決済方法や、申し込みを行うキャンペーン、契約プランを選択します。

楽天ペイの導入方法

画像引用元:楽天ペイ

中小事業者向けのプランは、スタンダードプランとライトプランの2つです。

スタンダードプランは、月額利用料2,200円(税込)が必要で、2年以内に解約した場合に違約金38,280円(税込)が発生する場合があります。

一方でクレジットカードや、楽天ペイによる支払いを受け付けたときの決済手数料が安く設定されています。

ライトプランでは、月額利用料は発生しませんが、決済手数料がスタンダードプランと比較して若干高いです。

どちらのプランもメリットがありますので、自店に合ったプランを選択するようにしましょう。

また、楽天ペイでは現在オールインワン決済端末の楽天ペイターミナルと、POSレジとの連携が可能なカードリーダーの「導入0円キャンペーン」がそれぞれ実施されています。

楽天ペイターミナル_導入0円キャンペーン

画像引用元:楽天ペイ

こちらもそれぞれ特徴がありますので、POSレジと連携して利用予定の人はカードリーダーを、レシートプリンターまで内蔵された利便性の高い端末を使用したい人は楽天ペイターミナルを選択するようにしましょう。

以降の画面で個人情報や店舗に関する情報を入力し、申込みが完了すれば、「【楽天ペイ】お申込み受付完了のお知らせ【1】」という件名のメールが登録したメールアドレスに届きます。

ここまで進めばステップ1は完了です。

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2. 本人確認資料の提出

申し込み完了時に送られてくるメールの記載内容に従って、本人確認書類または法人確認書類を提出します。

ただし、個人による申し込みで楽天カード会員の人や、楽天銀行を振込先口座として利用する場合は提出不要です。

書類をアップロードする際は、誤った書類を提出したり、文字がぼやけたりしないよう気をつけましょう。

具体的な提出書類については後段で詳しく解説します。

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3. クレジットカード決済の審査

必要書類のアップロードが完了したら審査が始まります。

楽天ペイではVisa・Mastercardの審査から始まり、審査通過後にJCB・American Express・Diners Club・Discoverの審査を行います。

JCBの審査通過後、PayPay・d払い・インバウンド決済(Alipay・WeChatPayなど)の審査開始です。

そして、楽天Edy・交通系電子マネー・nanaco・WAON・QUICPay・iDといった電子マネーの審査とau PAYの審査という順序です。

最初に行われるVisa・Mastercardの審査は最短3日で完了します。

審査が完了すると、楽天ペイから「【楽天ペイ】審査通過のお知らせ 大切に保管ください 【3】」というメールが送られ、この時点からVisa・Mastercardの決済受付が可能です。

また、審査通過後からJCB・American Express・Diners Club・Discoverの審査が行われ、2週間程度を要します。

これらの審査結果の待ち期間においても、Visa・Mastercardによる決済を楽天ペイで受け付けることはできます。

このように段階的に楽天ペイの加盟店審査が進められていきます。

4. 電子マネー決済の審査

Visa・Mastercardの審査通過後、楽天Edy・交通系電子マネー・nanaco・WAON・QUICPay・iDといった電子マネーの審査も順次進められます。

それぞれの審査にかかる期間は以下の通りです。

楽天ペイで電子マネー決済の審査に要する期間

  • 楽天Edy、交通系電子マネー、nanaco、WAON:最短3日
  • QUICPay、iD:2週間程度

決済手段ごとに審査が行われ、審査に要する期間もそれぞれ異なる点に注意しましょう。

5. JCB通過後にQRコード決済・インバウンド決済の審査

JCBカードの審査通過後に、PayPay・d払い・インバウンド決済(Alipay+・WeChatPayなど)といったQRコード決済の審査が行われます。

au PAYについては、JCBの審査通過を待たずに審査が開始されます。

それぞれの審査にかかる期間は以下の通りです。

楽天ペイでQRコード決済の審査に要する期間

  • au PAY:2週間程度
  • Smart Code:4週間程度
  • PayPay:4週間程度
  • d払い:4週間程度
  • Alipay+:6週間程度
  • WeChat Pay:6週間程度
  • JKOPAY:6週間程度
  • UnionPay:6週間程度

審査結果はブランドごとにメールで連絡がありますが、楽天ペイの加盟店管理画面からも確認できます。

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楽天ペイの審査の必要書類

ここからは楽天ペイの審査における必要書類について解説します。

法人の場合と個人利用・個人事業主の場合、それぞれについて解説するので、該当する項目を参考にしてみてください。

法人の審査の必要書類

法人格を有する場合に必要な書類は次の通りです。

楽天ペイの審査における必要書類(法人の場合)

  • 3ヶ月以内に発行された履歴事項全部証明書(登記簿謄本)または法人番号
  • 売上金入金先の口座情報
  • 店舗名・店舗住所・電話番号などが確認できる書類

1つ目は、会社情報が分かる書類です。

発行日から3ヶ月以内の履歴事項全部証明書または法人番号を提出します。

履歴事項全部証明書に記載の代表者と、楽天ペイ申し込み時の代表者が異なる場合は代表者確認書類についても提出が必要です。

代表者確認書類を提出する場合は、代表者の運転免許証またはパスポートと住所確認書類なども併せて提出します。

2つ目は、法人口座と同一名義の売上金入金先の口座情報がわかるものです。

金融機関名や支店名、預金種別、口座番号などが必要なため、通帳のコピーなどを提出しましょう。

3つ目は、店舗の営業実態が確認できるものです。

店舗名・店舗住所・電話番号・取扱商品やサービス内容が確認できるものが求められます。

例えば、店舗ホームページやSNSのアドレス、メニュー表、名刺、チラシや求人広告などが挙げられます。

これらの資料をスマートフォンなどで撮影するか、スキャナーで読み込み、JPEGやPDFなどのファイル形式にして、1ファイルあたり5MB以下に圧縮の上、提出しましょう。

また、アップロード可能なファイルは一度に4つまでなので、うまくまとめて提出することも大切です。

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個人・個人事業主の審査の必要書類

個人または個人事業主の人が楽天ペイの申込みを行う際に必要な書類は次の通りです。

楽天ペイの審査における必要書類(個人の場合)

  • 代表者確認書類(運転免許証など)
  • 売上金入金先の口座情報
  • 店舗名・店舗住所・電話番号などが確認できる書類

代表者確認書類は次の中からいずれか1つを提出しましょう。

代表者確認書類(いずれか1つ提出)

  • 運転免許証(有効期限内のもの。内容変更がある場合は両面提出)
  • マイナンバーカード(有効期限内のもの。裏面は不要)
  • 運転経歴証明書(2012年4月1日以降に発行されたもの。内容変更がある場合は両面提出)
  • 住民票(発行日から3ヶ月以内のもの。本籍地やマイナンバーが記載されている場合はマスキングが必要)
  • 住民基本台帳カード(有効期限内で顔写真ありのもの)
  • 在留カード(有効期限内のもの。内容変更がある場合は両面提出)
  • 特別永住者証明書(有効期限内のもの。内容変更がある場合は両面提出)
  • パスポート(有効期限内で日本政府発行のもの)と住所確認書類(発行日から6ヶ月以内の公共料金領収書)

売上金の入金先口座情報や店舗情報に関する必要書類は、法人の場合と同様です。

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楽天ペイの審査は遅い?決済ブランドごとの審査期間を解説

楽天ペイの審査期間を決済ブランドごとにまとめると次の通りです。

楽天ペイでの決済ブランドごとの審査期間

決済サービス名審査期間
Visa、Mastercard最短3日
JCB、American Express、Diners Club、Discover2週間程度
楽天Edy、交通系電子マネー、nanaco、WAON最短3日
QUICPay、iD2週間程度
au PAY2週間程度
Smart Code4週間程度
PayPay4週間程度
d払い4週間程度
Alipay+6週間程度
WeChat Pay6週間程度
JKOPAY6週間程度
UnionPay6週間程度

審査期間としては一般的な水準です。

例えば、クレジットカードの審査期間でいえば最も速いのはSquareで、最短当日に完了します。

しかし、一般的には数日を要するので、楽天ペイは遅くありません。

また、各種QRコード決済についてもAirペイでは13〜30営業日を要するため、大きな差はありません。

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楽天ペイの審査状況の確認方法

楽天ペイの各決済ブランドにおける審査状況の確認方法を解説します。

決済ブランドごとに審査が進められるため、管理が大変になってしまいます。

現在どの決済方法が使えるのか確認する際の参考にしてみてください。

まずは楽天ペイの加盟店管理画面ログインページで、審査結果通知メールに記載されたショップコードと仮パスワードを入力します。

本パスワードの設定が求められるので、新たに入力し、マイページへと進みます。

加盟店管理画面にて各ブランドの審査状況と結果が確認可能です。

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楽天ペイの審査の注意点・デメリット

楽天ペイの審査・導入における注意点やデメリットを4つ紹介します。

楽天ペイを導入する前にデメリットも踏まえておくようにしましょう。

楽天ペイの審査の注意点・デメリット

  • インバウンド決済の審査は時間がかかる
  • 加盟店審査は一括でできない
  • Visa、MasterCardの審査に落ちたら他の審査はおこなわれない
  • 追加で資料提出を求められることがある

それぞれ順番に見ていきましょう。

1. インバウンド決済の審査は時間がかかる

デメリットの1つ目は、インバウンド向け決済サービスの審査には時間を要する点です。

WeChatPayやAlipay+など、外国で主に利用されている決済サービスによる支払いを受け付けられるようになるまでに日数がかかります。

前段でも紹介しましたが、長いもので審査開始から約6週間程度必要です。

現在は特にインバウンド決済の審査に時間が必要なようです。

楽天ペイでは先にVisa・Mastercardの審査が行われるため、申し込み日から起算すると2ヶ月近くかかるかもしれません。

ただ、他の決済サービスにおいても国内の決済手段と比較して多くの日数を要するため、楽天ペイに限った話ではないことは把握しておきましょう。

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2. 加盟店審査は一括でできない

デメリットの2つ目は、楽天ペイの加盟店審査は一括して処理が進められない点です。

まずはVisa・MasterCardの審査が行われ、審査完了後にその他の決済ブランドの審査が開始されます。

また、PayPay・d払い・インバウンド決済(Alipay・WeChatPayなど)については、JCBの審査通過後に行われます。

審査が完了したものから受付可能になるため、全ての審査完了を待つ必要はありませんが、段階的に審査が行われる点はデメリットと言えるでしょう。

3. Visa、MasterCardの審査に落ちたら他の審査はおこなわれない

デメリットの3つ目は、Visa・MasterCardの審査に落ちてしまうと、他の決済手段の審査が行われない点です。

楽天ペイの加盟店審査は、Visa・MasterCardの審査を最初に行い、審査通過後に他の決済ブランドへ進みます。

そのため、Visa・MasterCardの審査に通過しないと、他の決済手段の審査が行われません。

Visa・MasterCardの審査は最短3日で完了しますが、ここで審査に落ちてしまうとキャッシュレス決済を受け付けることができない状態になります。

審査に落ちてしまったら、他の決済代行サービスを利用することも視野に入れてみるのがよいです。

万が一、店舗情報を間違って入力していた場合は、楽天ペイ加盟店サービスセンターへ問い合わせてみましょう。

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4. 追加で資料提出を求められることがある

デメリットの4つ目は、審査中に追加で資料提出を求められることがある点です。

審査の過程で書類に不備や不足があった場合や、お店の営業実態をより詳しく確認したい場合などに楽天ペイ側から連絡があります。

楽天ペイからの連絡は、メールで届くため、受信できるように設定を変更しておきましょう。

メールを見逃してしまい、追加書類提出を行わないでいると、審査に落ちる可能性があるので注意が必要です。

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楽天ペイの審査に関するよくある質問

楽天ペイの審査に関するよくある質問とその回答を3つ紹介します。

ここまで楽天ペイの審査に落ちる理由などを見てきましたが、改めて気になる内容があれば参考にしてみてください。

楽天ペイのトータルの審査時間の平均はどのくらい?

楽天ペイの加盟店審査に係るトータルの期間は平均で2週間~1ヶ月程度です。

Visa・MasterCardの審査は最短3日で完了するため、最短2週間でクレジットカード決済の導入が可能です。

インバウンド決済については6週間程度を要するため、全ての決済サービスが利用できる状態までで考えると2ヶ月以上かかることもあるでしょう。

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楽天ペイターミナルはいつ届く?

楽天ペイターミナルは、Visa・MasterCardの審査通過後に順次発送されます。

具体的には審査通過後に楽天ペイから「【楽天ペイ】審査通過のお知らせ 大切に保管ください 【3】」という件名のメールが届いてから2~4営業日後に出荷されます。

そのため、Visa・MasterCardの審査に通らなければ楽天ペイターミナルは発送されません。

楽天ペイの審査は厳しい?受け直しはできる?

楽天ペイの審査が特別に厳しいという話はありません。

適切に審査申し込みを行えば、基本的には審査に通るでしょう。

また、審査に落ちてしまった場合でも再申し込みは可能です。

しかし、審査に落ちた理由は開示されないため、なぜ審査に落ちたのかがわからない状態で再申し込みを行っても、通らない可能性があります。

そのため、他のキャッシュレス決済サービスを利用する方が無難かもしれません。

なお、審査に必要な書類提出後、審査結果が出るまでの間に氏名や店舗情報などの誤入力に気づいた場合、再申し込みを行っても申し込みを取り消されるので注意が必要です。

書類提出後に誤りに気づいた場合、審査処理は既に始まっているので、楽天ペイ加盟店サービスセンターへ直接連絡するようにしましょう。

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楽天ペイの審査を利用した人の口コミ・体験談

続いては実際に楽天ペイの審査を利用した人の口コミ・体験談をいくつかご紹介します。

体験談・口コミ
楽天ペイの審査に関する口コミ・体験談
とてもスムーズで困ることなく導入及びサービス開始することができました。管理画面のQRコードも印刷して活用できるのも助かりました。
口コミ投稿者:かほさん / 36歳女性 / 石川県
業種:サービス業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:楽天ペイターミナル / 2019年2月に導入開始 / 総合評価:7/10
体験談・口コミ
楽天ペイの審査に関する口コミ・体験談
審査に関してはかなりスムーズで問題ないです。対応に関しては代理店を通じて実行したのですがあまりよくなかったです。
口コミ投稿者:kamameshiさん / 48歳男性 / 京都府
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入サービス:楽天ペイターミナル / 2022年1月に導入開始 / 総合評価:8/10
体験談・口コミ
楽天ペイの審査に関する口コミ・体験談
楽天ペイは審査に時間がかかると聞いてた分、妥当だったので良かったです。端末の在庫がないといわれることもなかったので手続きにストレスはありませんでした。
口コミ投稿者:サンクさん / 32歳女性 / 静岡県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:楽天ペイターミナル / 2022年1月に導入開始 / 総合評価:5/10
体験談・口コミ
楽天ペイの審査に関する口コミ・体験談
審査には各カード会社や決済の種類ごとにスピードが違いました。
すぐに全てが使えるわけではないので、使用開始前から余裕を持って申請することがいいと思います
口コミ投稿者:grumieさん / 33歳男性 / 神奈川県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:経営者・役員
導入サービス:楽天ペイターミナル / 2024年7月に導入開始 / 総合評価:8/10
体験談・口コミ
楽天ペイの審査に関する口コミ・体験談
店舗の開店後、割と早い段階で申請したが、私の体感かなり審査は通りやすく、スムーズなのではないかと感じた。
口コミ投稿者:Momoさん / 23歳女性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:ナイトワーク / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:楽天ペイターミナル / 2022年9月に導入開始 / 総合評価:9/10

楽天ペイの審査については、多くの利用者が「スムーズだった」と評価しており、導入時のストレスが少ない点が好意的に受け止められています。

端末在庫の安定供給やQRコードの即時利用など、事務面の効率性も高く、導入後の業務負担を抑えやすい印象です。

一部の決済ブランドについては審査期間に差があるものの、事前に余裕を持って手続きを進めていれば問題なく対応可能との声が目立ちます。

代理店対応にばらつきがあるとの指摘はありますが、本体の審査フローそのものには大きな混乱は見られませんでした。

実務上のスムーズさや、端末手配の確実性は、他社サービスとの差別化ポイントになるでしょう。

楽天ペイ(実店舗決済)の評判・口コミ(75件)【導入方法やデメリットも解説】

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楽天ペイの審査に落ちた人におすすめのキャッシュレス決済サービス

楽天ペイの審査に落ちてしまった人におすすめのキャッシュレス決済サービスは、SquarePAYGATEAirペイです。

いずれも顧客からの楽天ペイによる支払いを受け付けることができるため、楽天ユーザーはポイント還元を受けられます。

SquareAirペイに関しては入金手数料が無料で、Squareでは最短翌営業日に入金されます。

売上・受注から入金サイクルが早く、原則どの金融機関でも入金手数料が無料なのは大きなメリットですよね。

PAYGATEは、楽天ペイと同様に持ち運びが可能なレシートプリンター内蔵のオールインワン決済端末です。

楽天ペイターミナルの導入を検討していた人にとって、同様の使い心地となるでしょう。

また、Airペイでは条件を満たすと、カードリーダーが無料で導入できるキャンペーンも実施されています。

AirPAY0円スタートキャンペーン

画像引用元:Airペイ(エアペイ)

求めている機能やコストなどに合わせて他の決済サービスの導入を検討してみてください。

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まとめ:楽天ペイの審査に落ちた理由は?審査は遅い?【審査状況の確認方法も解説】

今回は楽天ペイの審査に落ちてしまう理由や審査にかかる期間、必要書類などを詳しく解説しました。

楽天ペイは審査が特別厳しいわけではありませんが、Visa・MasterCardの審査に落ちてしまうと、他の決済手段も利用できなくなってしまいます。

決済端末の導入0円キャンペーンは魅力的ですが、審査に通らなかった場合、他の決済サービスの利用も視野に入れる必要があるかもしれません。

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  • この記事の著者/監修者
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