
本記事ではこんな悩みを解決します。
Squareオンラインビジネスは、無料でオンラインショップを作成し、オンライン決済を受け付けることができます。
しかし、Squareでオンラインショップの作り方や送料、支払い方法の設定などを詳しく理解している人は少ないのではないでしょうか。
そこで本記事では、Squareオンラインビジネスを使ってオンラインショップを作るやり方や手数料、実際に利用した人の評判などを詳しく解説します。
目次
- Squareオンラインショップ(オンラインビジネス)とは
- Squareオンラインショップの特徴
- Squareオンラインショップの料金・手数料
- Squareオンラインショップを導入した店舗の評判・口コミ
- Squareオンラインショップを導入するメリット・デメリット
- Squareオンラインショップの作り方・使い方
- Squareオンラインショップを導入する際の注意点
- Squareオンラインショップはこんな店舗・事業者におすすめ
- Squareオンラインショップを導入するまでの手順
- Squareオンラインショップに関するよくある質問
- まとめ:Squareオンラインショップの評判・作り方・手数料【送料や支払い方法の設定も解説】
Squareオンラインショップ(オンラインビジネス)とは

画像引用元:Square
Squareオンラインビジネスとは、決済代行サービスのSquareが提供するオンラインショップ作成機能です。
パソコンとスマートフォン用のサイトをそれぞれ作成でき、色やフォント、画像の形などもカスタマイズ可能です。
クレジットカードなどによるオンライン決済を受け付けられるため、顧客がほしいと思った商品をスムーズに注文できます。
また、既に他社サービスでネットショップを作成している場合であっても、移行が可能なため、導入しやすい点も特徴です。
Squareオンラインショップの特徴

次にSquareで作成できるオンラインショップの特徴を3つ解説します。
Squareオンラインビジネスの優れた点を知りたい人は参考にしてみてください。
Squareオンラインショップの特徴
- 初期費用・月額0円から使え決済手数料だけでオンライン販売できる
- 実店舗のPOSレジと在庫・売上・顧客情報を一元管理できる
- テンプレートと簡単操作で専門知識なしでもサイトを作成できる
それぞれ順番に見ていきましょう。
初期費用・月額0円から使え決済手数料だけでオンライン販売できる
Squareのオンラインショップは初期費用・月額利用料0円で利用することができます。
フリープランなら月額無料のため、決済が行われたときに支払う決済手数料のみで利用可能です。

画像引用元:Square
月額固定費が発生しないので、とりあえずオンラインショップを作成してみたいという人にも適しています。ネットショップを作成するだけで費用が発生するものもあるため、Squareのオンラインショップは導入ハードルが低いと言えるでしょう。
また、使用する中で事業が拡大し、さらに多くの機能が必要になった場合には有料プランも用意されています。

画像引用元:Square
段階的に機能を拡充できる点もSquareオンラインビジネスの特徴です。
実店舗のPOSレジと在庫・売上・顧客情報を一元管理できる
Squareオンラインビジネスでは、関連サービスのPOSレジシステム「Square POSレジ」と連携することで実店舗と在庫や売上、顧客情報を一元管理することができます。
Squareでは、店舗などでの対面決済サービス「Square(スクエア)決済」も提供しています。
例えば、小売業などで店舗とECの両方で商品販売を行う場合、両者の在庫や顧客情報を共有できるため、一貫した顧客体験を提供することが可能です。
オムニチャネル化が図れるため、顧客の利便性などを向上させられます。

画像引用元:Square
また、売上情報もSquareデータでまとめて管理できるため、店舗・オンラインの垣根を越えた売上分析が可能です。
対面販売とオンライン販売を異なるツールで行っていると、このような体制構築は難しいため、Squareのオンラインショップが持つ特徴と言えるでしょう。
テンプレートと簡単操作で専門知識なしでもサイトを作成できる
Squareのオンラインショップは、簡単な操作でECサイトを作成できるため、Webデザインなどの専門知識がなくても問題ありません。
サイトビルダーを使って直感的にデザインを作れるため、HTMLやCSSなどの言語知識などがなくてもサイト制作が可能です。

Squareの公式サイト内で紹介されている導入事例の中にも、パソコンが全くできないという店主がSquareでオンラインショップを作成し、業務効率化に成功した事例が挙げられています。
簡単な操作で「売上につながるオンラインショップ」を立ち上げられるのが、Squareオンラインビジネスの特徴の一つです。
Squareオンラインショップの料金・手数料

Squareオンラインショップ(オンラインビジネス)の料金・手数料を以下の表にまとめました。
Squareオンラインショップの料金・手数料
| プラン | 月額料金 | 決済手数料 | 主な機能 |
| フリー | 0円 | 3.60% | ・基本的なサイトレイアウトやデザイン編集 ・SNSでの商品販売 ・商品掲載数無制限 ・SEO機能 ・クーポン・値引き機能 |
| プラス | 3,375円(税込) ※年一括払い | 3.60% | ・フリープランで利用できるすべての機能 ・サイトのテーマ選択機能 ・予約注文機能 ・ギフトオプション ・定期購入(サブスクリプション)機能 ・アナリティクス機能 |
| プレミアム | 9,180円(税込) ※年一括払い | 3.30% | ・プラスプランで利用できるすべての機能 ・決済手数料の引き下げ |
Squareのオンラインショップには、フリープランであっても十分な機能が取り揃えられています。
プラスプランからはサイトのテーマ変更やより高度なサイト編集、定期購入機能、サイトのアナリティクス機能などが利用可能です。

一方で月額利用料も高くなるため、年間決済額が大きい場合にコスト削減効果が見込めるでしょう。
具体的には月の決済金額が1,935,000円を超える場合は、プレミアムプランの方がお得になります。
そして、プラスプランとプレミアムプランでは、月額利用料を年一括払いする必要があります。
実際の支払い額は、プラスプランの場合は40,500円(税込)、プレミアムプランの場合110,160円(税込)となるため、年払いの費用で支払うことを忘れないようにしましょう。
Squareオンラインショップを導入した店舗の評判・口コミ

本章では、Squareオンラインショップを導入した店舗の評判・口コミを紹介します。
利用者のリアルな経験談を知りたい人は参考にしてみてください。
ここで紹介する口コミは全て当サイトが独自に調査した、完全オリジナルのものです。なお、内容の中立性を担保するために、ネガティブな内容を含む口コミも紹介します。

私はカフェ経営とともに、カフェと関連したオリジナルグッズの作成・販売もしているので、ECサイトも使用出来るsquareを選びました。
口コミ投稿者:れおちんさん / 40歳男性 / 沖縄県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Squareレジスター / 2025年7月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0

決済手数料と振込手数料は、オンラインショップの運営にかかる手数料とほとんど同じなので特にコストとは感じていません。データ管理の効率が上がったぶん、仕事全体で考えるとコストパフォーマンスは格段に良くなった感じがあります。
口コミ投稿者:tommyさん / 42歳女性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:自営業・個人事業主
導入サービス:Square POS / 2024年9月に導入開始 / 総合評価:4.5/5.0

オンライン決済機能やECサイト作成機能、予約機能については、私も一通りすべて利用してみました。機能がひと通り揃っていて、「これ一つで何でもSquareの中で完結できるな」というのが率直な感想です。必要なものがまとまっているので、難しいことを考えずに始められる点は便利で、全体的にシンプルに運用できました。
一方で、他サービスとの連携をしたい場合や、Squareの外で決済をしたいと思ったときに、難しさを感じたことがあります。Squareの中ですべて完結させる前提なら分かりやすくて使いやすい反面、自由度はそこまで高くなく、こだわったECサイトづくりや細かなカスタマイズをしたい場合には「思ったほど作り込めない」という印象でした。
口コミ投稿者:さおりさん / 38歳女性 / 福岡県
業種:サービス業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:2〜4人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:0〜100万円 / 年間キャッシュレス決済額:0〜100万円
導入サービス:Squareリーダー / 2022年8月に導入開始 / 総合評価:4.5/5.0

私どもの店舗ではHPにてEC機能として決済を合わせた機能を使用しておりましたが、商品の追加や設定は非常にわかりやすく簡単だと感じておりますが、商品表示のUIに関しては改善の余地ありと思います。私自身デザイナーのため細かいのかもしれませんが気になると箇所はあります。
口コミ投稿者:yukiさん / 33歳男性 / 神奈川県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:会社員
店舗数:2〜4店舗 / 従業員数:5〜9人 / 平均客単価:10,000円以上 / 1日のキャッシュレス決済件数:5〜9件 / 年間売上:3,000万〜5,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:500万〜1,000万円
導入サービス:Square POSレジ / 2020年1月に導入開始 / 総合評価:4.0/5.0

私自身は全然使いこなせていませんが、小規模店舗でも負担なく導入でき、予約や請求書の作成、サブスク、ネットショップなどさまざまなことができるので、何もかも一人でやらなければならない個人事業主や小規模事業者こそ使うと負担がかなり減るのではないかと思います。
売上を手入力しなくてもデータ化してくれるのも手間がなく、経営に役立ちます。
私のように出先でも使用できますし、タッチ決済できるクレジットカードであれば自分のiphoneで決済できる点も、個人事業主にお勧めできる点です。
口コミ投稿者:junさん / 49歳女性 / 愛知県
業種:サービス業 / 職種:フリーランス / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:1人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:100万〜300万円 / 年間キャッシュレス決済額:〜100万円
導入サービス:Squareリーダー / 2019年1月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0

一度、オリジナルシールを販売するためのページと、ワークショップを予約するページを作ったことがあるのですが、どちらもちょっと作り方がわかりづらくて四苦八苦しました。私はもともとIT系のキャリアがあり、店の公式サイトも自分で作っているのですが、それでも非常に苦労しながらつくったので、初心者の方は手を出しづらいかも?と感じています。
口コミ投稿者:にこさん / 42歳女性 / 宮城県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:5〜9人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:1,000万〜2,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:1,000万〜2,000万円
導入サービス:Squareリーダー / 2019年5月に導入開始 / 総合評価:4.5/5.0

決済サービスとしての利便性や信頼感はかなり高く、私個人も満足して6年半継続しています。クラウド会計にSquareの売上が全部自動で入るようになっており、この設定を変更するのも大変なので、まだまだ使い続ける予定です。競合が出てきたことで決済手数料も最安値に近い形を実現してくれています。ただ、ECなどで使用したい方は最初のページを作るのに少し苦労されるのでは?と感じてます。一方で、常にいろんな機能をアップデートしてくれているサービスでもあるので、今後の改善に期待したいところです。
口コミ投稿者:にこさん / 42歳女性 / 宮城県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:5〜9人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:1,000万〜2,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:1,000万〜2,000万円
導入サービス:Squareリーダー / 2019年5月に導入開始 / 総合評価:4.5/5.0

オンライン決済機能やecサイトの構築もできたはずです。私は使用していませんが、決済サイトは作ってあります。
口コミ投稿者:うちださん / 47歳男性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:医療・看護 / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:1人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:500万〜1,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:100万〜300万円
導入サービス:Squareリーダー / 2018年に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0
Squareオンラインショップの利用者の多くが、売上の自動データ化による事務負担の軽減や、外部の会計ソフトとの円滑な連携を高く評価していました。
手入力の手間がなくなるため、一人で運営を担う小規模事業者にとって費用対効果は格段に高いでしょう。
商品の追加は直感的で簡単に行えますが、本格的なページ構築には多少の慣れが必要だという実体験も報告されています。
しかし「ネットショップ」の枠を超えて「サブスク」や「予約機能」まで統合されており、事業の成長を幅広く支えてくれます。信頼性の高い決済システムを基盤に、店舗運営をよりスマートに進化させたいにおすすめのサービスといえるでしょう。
-

Square(スクエア)決済の評判・口コミ(620件)【実際に導入した人の体験談】
続きを見る
Squareオンラインショップを導入するメリット・デメリット

本章ではSquareオンラインショップを導入するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
両者を踏まえたうえで、Squareオンラインショップの導入を検討してみてください。
Squareオンラインショップを導入するメリット

Squareオンラインビジネスを利用して、オンラインショップを作成するメリットは次の通りです。
Squareオンラインショップを導入するメリット
- InstagramやFacebookと連携可能
- 不正な決済を防止できる
- 店舗と商品名や在庫数などを連携できる
- 売上金が最短翌営業日に入金される
- 登録できる商品数・データ容量に制限がない
それでは順番に解説していきます。
メリット1. InstagramやFacebookと連携可能
Squareのオンラインショップ機能では、InstagramやFacebookと連携することができます。
Instagramのショッピング機能などと連携されているため、投稿内に商品をタグ付けするだけで、投稿を見たユーザーがタグをタップすれば購入可能になります。
FacebookショップやMessenger機能とも連携可能で、SNSから直接購入に結びつけられるため、ユーザーの離脱を防ぎやすいのがメリットです。
メリット2. 不正な決済を防止できる
Squareリスクマネージャーによって、不正な決済を防ぐことが可能です。

画像引用元:Square
クレジットカードの不正利用などによってトラブルに巻き込まれるリスクを低減できるため、安心して利用できるでしょう。
メリット3. 店舗と商品名や在庫数などを連携できる
Squareオンラインショップでは、実店舗で販売している商品情報やバリエーション、在庫数などをSquareデータを通じて共有できるため、商品登録や在庫数更新作業を自動化できます。
店舗で商品が売れたらリアルタイムでオンラインショップにも在庫数が自動反映されるため、顧客が誤って購入する事態などを防げるでしょう。

画像引用元:Square
売上データも店舗とオンラインの両方を一括管理できるため、俯瞰的な視点で売上拡大に向けた施策を考えられます。
メリット4. 売上金が最短翌営業日に入金される
Squareでは対面決済・オンライン決済のどちらも売上金が最短翌営業日に入金され、入金手数料も無料のため、現金売上に近い感覚で資金を運用することができます。
メリット5. 登録できる商品数・データ容量に制限がない
Squareオンラインショップでは、登録できる商品数やデータ容量に上限がないため、多品種展開が可能です。
このようなメリットを活かしてオンラインショップ運営を行いたい人は、Squareオンラインビジネスの利用を検討してみてください。
Squareオンラインショップを導入するデメリット

反対に、Squareオンラインビジネスを利用して、オンラインショップを作成するデメリットは次の通りです。
Squareオンラインショップを導入するデメリット
- 無料プランで利用できる機能は限定的
- 電子マネーやQRコード決済には非対応
- デザインのカスタマイズには一定の制限がある
- 他のECプラットフォームへ移行する際は手間がかかる
- 高度な販促機能を利用するには制約がある
それでは順番に解説していきます。
デメリット1. 無料プランで利用できる機能は限定的
Squareオンラインビジネスのフリープランで利用できる機能は限られています。

画像引用元:Square
基本的な機能は一定利用できますが、予約注文やギフトオプション、定期購入などの機能は有料プランでないと利用できません。
お試しで利用する分には問題ありませんが、本格的にオンラインショップで収益化を図っていく際には、有料プランの方がおすすめです。
デメリット2. 電子マネーやQRコード決済には非対応
Squareのオンラインショップでは、電子マネーやQRコード決済は受け付けられません。
クレジットカード決済やApple Pay、Google Pay、ギフトカードといった決済手段にしか対応していないため注意しましょう。

デメリット3. デザインのカスタマイズには一定の制限がある
Squareのオンラインショップは比較的自由にサイトのフォントやレイアウトを編集できますが、自分でサイトを作った場合と比較すると制限があります。

あくまで手軽に一定レベルのECサイトが構築できるツールであると認識しておきましょう。
デメリット4. 他のECプラットフォームへ移行する際は手間がかかる
SquareからShopifyなどの他ECプラットフォームへ移行する際には、商品データのエクスポートや次のプラットフォーム側でのインポート、商品情報の編集・確認などの手間が発生します。
どのプラットフォームを利用していても、一定の手間は発生しますが、導入後に乗り換える手間も理解した上で導入するオンラインショップを選択するようにしましょう。
デメリット5. 高度な販促機能を利用するには制約がある
Squareのオンラインショップではクーポンや会員特典など、高度な販促機能も利用できます。
ただし、クーポンの発行には、クーポンコードの再利用不可や一度の会計で利用できるクーポンは1つまでなどの制限が設けられています。
会員特典についても、関連サービスのSquareロイヤルティの利用が必要で、月額2,000円からの料金が必要です。

画像引用元:Square
これらのデメリットも踏まえた上で、Squareオンラインビジネスの導入を検討してみてください。
Squareオンラインショップの作り方・使い方

本章ではSquareオンラインビジネスにおけるオンラインショップの作り方・使い方を8つのステップで解説します。
どのようにオンラインショップを作成するのか、具体的に知りたい人は参考にしてみてください。
Squareオンラインショップの作り方・使い方
- ショップのデザインを設定
- ヘッダー・メインバナーを編集
- 商品を追加・整理
- 支払い方法を確認
- 配送方法・送料を設定
- 店頭受取の有無を設定
- 消費税を設定
- サイトをプレビュー&公開
それぞれ順番に見ていきましょう。
Squareオンラインショップの作り方①ショップのデザインを設定
まずはオンラインショップのデザインを設定しましょう。
Squareデータで「オンラインビジネス」をクリックすると、Squareアカウントに登録した業種に合わせて、テンプレートの選択肢が提案されます。

例えば、飲食店ならオンライン注文に適した単一のオンライン注文ページ、小売店のように商品数の多い業種であれば、複数ページのECサイトなどが表示されるので、自店に合ったものを選択しましょう。
次にサイトの色を選択します。
「ウェブサイト」の「サイトの編集」で画面下にある「サイトデザイン」にて自店のイメージに合う色を選びましょう。

文字色となるメインカラーと、ボタンの背景色となるアクセントカラー、フォントを決められます。

フォントについては、既存のフォントまたは独自のフォントを取り込むことも可能です。

全てのページに同じフォントを適用することも、見出しごとやセクションごと、タイトルと説明文といった単位で変えることもできます。
ここまで完了したら次のステップへ進みます。
Squareオンラインショップの作り方②ヘッダー・メインバナーを編集
続いてヘッダーとメインバナーを編集しましょう。
Squareのオンラインショップでは、ショップのロゴやカート・検索アイコン、ページ名をヘッダーに表示させられます。
ヘッダーはページの中で最初にユーザーの目に入るため、第一印象を形作る上で大切な部分です。
ロゴを追加・編集する際は、編集画面の「ヘッダー」から「ロゴ」をクリックして、アップロードする画像ファイルを選択しましょう。

アップロードできる画像ファイルの条件は次の通りです。
Squareオンラインショップにアップロードできるロゴの条件
- 横幅が600ピクセル以上であること
- 容量が10メガバイト以下であること
- ファイル形式がJPGやPNG、GIFであること
ロゴとなる画像ファイルがない場合、ネットショップ名をテキスト入力することも可能です。
ページ名についても「ヘッダー」から「ナビゲーション」で編集できます。
また、買い物かごや検索アイコンの色変更や非表示設定も可能です。

ヘッダーを左寄せや右寄せ、中央揃えといったレイアウトへ変更することもできるので、必要に応じて設定しましょう。

そして、ヘッダーの直下に配置されるメインバナーに画像やテキスト、ボタンを設置することができます。

メインバナーは、オンラインショップの顔となる部分のため、ショップの世界観やブランディングと合ったものを選択しましょう。
Squareオンラインショップでは、メインバナーとなる画像をフルサイズで挿入したり、画面の半分だけ画像を入れたり、画像を入れずに背景色のみ指定したりすることが可能です。
画像直下に「期間限定商品」などの見出しとボタン形式のリンクを設置することもできます。

Squareオンラインショップの作り方③商品を追加・整理
おすすめ商品の追加や登録した商品の整理を行います。
編集画面の「おすすめ商品」から、トップページに表示したい定番商品や人気商品を選ぶことができます。
イチ押し商品を1点だけ表示することも、複数の新商品やセール商品を並べることも可能です。

また、登録した商品は「全ての商品」ページに自動的に表示されるようになります。

カテゴリ別のページを追加して商品を整理することも可能です。
カテゴリ名にはユーザーがGoogle等で検索しそうなキーワードを含めるようにすると、検索結果の上位に表示される確率を高められます。検索エンジンからの流入も見込めるようになるため、積極的に活用しましょう。
商品ページについても、「商品の詳細」、「商品の詳細を編集」から商品名や価格、説明文、画像などを編集可能です。

商品価格の設定メニューから、「セット購入価格」や「セール価格」も登録できるようになっており、セール価格で販売している商品には、商品画像の上部に「セール中」というバナーも表示されます。

他にも、同じ商品の中で色やサイズなどが異なるものを販売する場合「バリエーション」から登録をすることもできます。

バリエーション設定を行った商品ごとに商品画像を登録することも可能です。
Squareオンラインショップの作り方④支払い方法を確認
Squareのオンラインショップでは、VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Club・DISCOVERの6ブランドのクレジットカード決済やSquareギフトカード、Apple Pay・Google Payによる支払いを受け付けられます。

プラスプランからはPayPalでの支払いも受け付けられるようになります。
クレジットカード決済を受け付けられるようになるには、Squareの加盟店審査とJCBの審査に通過することが必要です。
なお、Squareのオンラインショップでは、電子マネーやQRコードによる決済は受け付けられないため、注意しましょう。
-

Squareの審査は難しい?落ちた原因は?ブラックリストがある?【期間や流れも解説】
続きを見る
Squareオンラインショップの作り方⑤配送方法・送料を設定
「設定」から発送場所を決定し、配送方法と送料を決めましょう。
まずは自店の住所と発送が可能な都道府県・国、発送先の都道府県・国ごとの送料を設定します。
発送場所となる自店の住所は、「一般」から「ストア情報」を選択すると、Squareアカウント作成時に登録した店舗の住所が表示されます。

顧客へ送られる請求書にもここで設定した情報が記載されるため、誤りなどがあれば修正しましょう。
次に「発送」の「宛先の地域と料金」から発送可能な地域と、送料を設定します。

送料については、一律送料や送料無料などのルールから選択し、金額を定められるようになっています。

送料を設定する際は、赤字にならないようにするのはもちろんですが、金額を高く設定しすぎることも避けましょう。
Squareオンラインショップの作り方⑥店頭受取の有無を設定
顧客が店舗に立ち寄る予定のある場合、発送以外に店頭で商品を受け取れるように設定することもできます。
店頭受取を可能にするには、「受取とデリバリー」から店舗での受取可能時間と店頭での受取手順を設定しておきましょう。
受取可能な時間の設定は、「注文のタイミング」から細かく設定可能です。

「スケジューリング」を有効にすると、顧客が希望の受け取り日時を購入時に入力できるようになります。
受取手順については、「受取設定」から顧客が商品受け取り時に提示する必要のあるものや、本人以外でも受け取り可能であるかなどを設定の上、表記することが可能です。
また、商品の準備が整ったら、顧客に自動的に通知が届くように設定することもできます。
「受取とデリバリー」から「注文のタイミングの設定」、「ワークフロー」をオンにすれば、「準備時間」で設定した時間経過後に顧客へ自動で通知を発出します。
Squareオンラインショップの作り方⑦消費税を設定
消費税の設定は「設定」の「税金」から行います。
なお、Squareデータで行った税金設定は、Squareのオンラインショップには同期されないため、必ず「税金」から設定しましょう。

この項目では、実店舗の所在地と税率設定を行います。
Squareアカウント登録時に入力した店舗住所が「ビジネス用店舗」として表示されているので、新しい住所を保存したい場合は「店舗の住所を追加」から登録します。
税率の設定を行う際は、単純に税率を入力するだけではなく、商品価格に消費税額を含めて表記するのか、送料も課税対象となるのかといった点について必要に応じて専門家とも相談しながら決めましょう。
Squareオンラインショップの作り方⑧サイトをプレビュー&公開
ここまで完了したら、サイトをプレビューによって確認し、問題がなければ公開しましょう。
編集画面右上の「プレビュー」ボタンから、現在のサイトをフルサイズで確認できます。

オンラインショップ公開前にフォントサイズや画面のレイアウトに違和感がないか、画像は正しく表示されているかなどを確認しておきましょう。
他にも、誤字脱字や価格誤り、オプションやカスタマイズは抜け漏れなく追加できているかといった点を確認するとよいです。
また、プレビュー中に画面左上の「共有」から「共有リンクをコピー」をクリックすれば、プレビュー画面を閲覧するためのリンクを生成できます。

このリンクを関係者や他の端末に送信して、他の端末でも問題なく閲覧できるか確認可能です。
最終確認を行って、特に問題がなければ画面右上の「公開」をクリックして、ネットショップを公開しましょう。
Squareオンラインショップを導入する際の注意点

本章ではSquareのオンラインショップを導入する際の注意点を5つ解説します。
導入を決める前に、本章で解説する注意点をよく理解しておきましょう。
Squareオンラインショップを導入する際の注意点
- 取扱商品や販売方法が利用規約や禁止商材に抵触しないか確認する
- 事前に配送方法・送料・店頭受取ルールを決めておく
- 既存サイトや他社ECと併用する場合はドメイン・ブランド表現を統一する
- キャンセル・返品・返金時のフローを確認しておく
- アカウントオーナーの権限とスタッフの編集権限を分ける
それぞれ順番に解説します。
取扱商品や販売方法が利用規約や禁止商材に抵触しないか確認する
自店の取り扱い商品やサービス、または販売方法がSquareの加盟店規約に抵触していないか確認が必要です。
規約で禁止されている商品を扱っている場合や、特定商取引法で規制される販売方法(通信販売を除く)を行っている場合は、Squareの審査に通過することはできないでしょう。
また、Squareオンラインビジネスのオンラインショップにて、特定継続的役務提供による販売を行う場合、特定商取引法に基づく表記が必要です。
表記の追加方法は、Squareデータから「Squareオンラインビジネス」へ移動し、「ウェブサイト」、「サイトの編集」画面で「セクション」または「+」から「ページ」の順にクリックしましょう。

「特定商取引法に基づく表記」で「特定商取引法に基づく表記のテンプレート」を選択すれば、補足情報の入力が可能です。

事前に配送方法・送料・店頭受取ルールを決めておく
Squareでオンラインショップを立ち上げる前に、配送方法や送料、店頭受け取りの場合のルールを決めておきましょう。
Squareのオンラインショップで設定できる配送方法は次の通りです。
Squareのオンラインショップで設定できる配送方法
- 一律送料
- 送料無料
- 商品の重量ごとに設定
- 注文金額によって設定
- 注文する商品数(品目数)によって設定
それぞれメリット・デメリットがありますので、自店の運営形態に合った配送方法・送料を選択しましょう。
また、Squareのオンラインショップで注文した商品を、近隣の顧客が店内または店外で受け取れるように設定することもできます。
こちらもSquareデータから設定を行えるので、顧客ニーズに応じて設定してみてください。
既存サイトや他社ECと併用する場合はドメイン・ブランド表現を統一する
既存のサイトや他社のECとSquareのオンラインショップを併用する場合は、ドメインやブランド表現を統一しましょう。
店舗名などを含む独自ドメインで各ショップを統一することで、SEO評価やユーザーからの認知を得やすくなります。
Squareオンラインショップでは、既存サイトのドメインに接続することも、Squareデータから新たなドメインを購入することも可能です。

ただし、既存サイトのドメインに手動で接続する場合、DNS変更の伝達を行うのに24〜48時間かかるため、すぐにオンラインショップを利用できない点に注意しましょう。
また、ブランド表現を統一することで、ユーザーが持つブランドイメージを一貫したものにできます。
サイトのイメージカラーやフォント、商品画像などをうまくカスタマイズして、サイト間で顧客体験のズレが生まれないようにしましょう。
キャンセル・返品・返金時のフローを確認しておく
注文のキャンセルや返品、返金時の業務フローをあらかじめ確認しておきましょう。
返金はSquareデータの「取引」画面で表示される取引履歴の中からキャンセル・返品を行う取引を選択します。
取引を選択する際、取引を行った日付などで検索可能です。

対象となる取引を見つけたら、クリックして「払い戻し」を選択します。

全額を払い戻す場合は「商品」にチェックを入れ、特定の商品のみ払い戻しを行う場合は該当する商品にチェックを入れます。
指定した金額について払い戻しを行う場合は、「金額を払い戻す」をクリックして指定の金額を入力しましょう。

払い戻しの理由を選択後、「払い戻し」をクリックすれば完了です。
また、Squareデータの「Squareオンラインビジネス」、「設定」、「お会計」、「ストアポリシー」の「ストアポリシーを編集」から「返品ポリシー」を入力すれば、返品ルールを設定することもできます。

各ポリシーを設定する際には、オプションでガイド質問も利用できるので、参考にしてみてください。
アカウントオーナーの権限とスタッフの編集権限を分ける
Squareオンラインビジネスのアクセス権限を設定して、商品マスターやオーダー管理、発送やマーケティングに関する設定をスタッフごとに編集可否を振り分けられます。
Squareデータの「スタッフ」から「アクセス権限」、「アクセス権限設定を作成/編集」をクリックし、「オンラインビジネス」の切り替えボタンを有効にすると、アクセス権限を付与できます。

ここで設定できるオンラインショップにおける操作の権限と、他の権限を組み合わせれば、スタッフごとにカスタマイズされた権限を付与することも可能です。
Squareオンラインショップはこんな店舗・事業者におすすめ

Squareのオンラインショップの利用をおすすめする店舗・事業者の特徴は次の通りです。
Squareオンラインショップはこんな店舗・事業者におすすめ
- 対面決済と一括導入したい店舗
- 費用を抑えてオンラインショップを導入したい人
- 最短翌営業日に手数料無料で入金されるオンラインショップを導入したい人
Squareではオンラインショップだけでなく、対面決済機能も提供しています。
在庫や売上を店舗とECで連携できるため、顧客への販売機会損失を防ぎやすくなったり、売上分析を行いやすかったりします。

画像引用元:Square
また、Squareのオンラインショップはフリープランなら月額利用料などが発生せず、決済手数料も3.6%で利用可能です。
ネットショップを作成できるBASEというサービスでは、月額無料プランの場合、6.6~7.6%の決済手数料+40円が決済の度に発生します。

そして、Squareでは最短翌営業日に入金手数料無料で売上金が入金されます。
現金に近い感覚で売上金が振り込まれるため、個人事業主の人などでも始めやすいでしょう。
BASEでは手数料を支払わない限り、売上金は10営業日後に入金されます。
これらの特徴に該当する人は、Squareのオンラインショップ導入を検討してみてください。
Squareオンラインショップを導入するまでの手順

Squareオンラインビジネスでオンラインショップを導入するまでの手順は次の通りです。
Squareオンラインショップを導入するまでの手順
- Squareアカウントを作成する
- 加盟店審査に通過する
- Squareデータからオンラインショップを作成する
- サイトを公開する
まずは無料で作れるSquareアカウントを作成しましょう。
Square公式サイトの「アカウント無料作成」から登録するメールアドレス・パスワードを登録の上、事業や店舗に関する情報を入力していきます。

最後に本人確認書類をアップロードすれば申し込み完了です。
開業届などの追加書類の提出を求められる場合があるため、Squareからの連絡を見逃さないようにしましょう。
Squareの審査は最短当日中に完了します。審査に通過したら、VISAやMasterCard、American Express、UnionPay(銀聯)による決済が受付可能になります。

必要に応じてJCBの審査も申し込み、JCB・Diners Club、DISCOVERによる決済も受け付けられるようにしましょう。

審査手続きが完了したら、Squareアカウントにログインして「オンラインビジネス」をクリックします。

ここから前段で解説した手順に沿ってオンラインショップの編集や商品登録を行います。
これらが完了したら、サイトを公開しましょう。
簡単にオンラインショップを開業できるため、ECサイトを立ち上げてみたい人は、まずはSquareアカウントの作成から始めてみてください。
Squareオンラインショップに関するよくある質問

最後にSquareのオンラインショップに関するよくある質問とその回答を5つ紹介します。
同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。
Squareオンラインショップのサイトの導入事例はどこで見られる?
Squareのオンラインショップを導入した事例は、Square公式サイトのこちらのページから閲覧できます。

画像引用元:Square
飲食店や小売業、美容サロンなどの事例が掲載されており、2025年など最新の事例も確認できるので、導入を検討する際の参考にしてみてください。
Squareのオンライン決済の手数料は均一?サービスによって異なる?
Squareオンライン決済の手数料は、オンラインショップや電子請求書などのサービスによって異なります。
各サービスの手数料率は、次の通りです。
Squareのオンライン決済の手数料率
- Squareオンラインビジネス(オンラインショップ):3.3~3.6%
- Squareリンク決済:3.6%
- Squareサブスクリプション:3.6%
- Square請求書決済:3.25%
- Squareブラウザ決済:3.25~3.75%
フィットネスや事前注文式のフードデリバリーサービスなどを行う場合、決済手数料率を抑えられるSquare請求書もおすすめです。
業種やサービス提供方法などに合わせて、導入するオンライン決済を検討してみてください。
-

Square(スクエア)のオンライン決済のやり方【ECでのネット決済におすすめ】
続きを見る
Squareオンラインショップにログイン機能は付けられる?
Squareのオンラインショップに顧客ログイン機能を付けることは可能です。
顧客アカウントを作成することで、顧客ごとに最適な購入体験を提供できるようになります。
顧客アカウントの設定を行うには、Squareデータから「Squareオンラインビジネス」、「設定」、「顧客アカウント」の順にクリックし、「顧客アカウントを有効化」をオンにすれば完了です。

顧客のリピート率を高めたい場合は導入してみてください。
他社で作成したネットショップをSquareに移行できる?
他社で作成したネットショップは、Squareのオンラインショップへ移行可能です。
既にネットショップを開業している人でも、スムーズにSquareのオンラインショップへ切り替えることができるので、本記事を読んでSquareのオンラインショップに魅力を感じた人は、導入を検討してみてください。
Squareオンラインショップの決済は安全?どこの会社が運営している?
SquareはアメリカのBlock,Inc.という会社が運営しています。
オンラインショップだけでなく、様々なキャッシュレス決済サービスを提供しています。
世界中で400万以上の加盟店で導入されており、実績も十分です。2022年の決済取引額は1,865億ドルに上り、決済データは暗号化されたうえでやり取りが行われています。
データを取り扱う上での安全性も高く、世界中で導入されていることから、安心してお使いいただけるでしょう。
まとめ:Squareオンラインショップの評判・作り方・手数料【送料や支払い方法の設定も解説】

今回はSquareオンラインビジネスでオンラインショップを始める際の作り方や、手数料、各種設定方法などを解説しました。
Squareのオンラインショップは、ITに不慣れな人でも簡単にオンラインショップを作成でき、月額固定費なしで利用可能です。
サイトを編集すればブランドイメージや店舗の世界観を崩さずに、ECサイトを立ち上げられるため、実店舗とオンラインを組み合わせて、オムニチャネル戦略を実施することもできます。

-

Square(スクエア)のオンライン決済のやり方【ECでのネット決済におすすめ】
続きを見る
-

Square(スクエア)のサブスク決済・自動継続課金の設定方法【手数料や解約方法も解説】
続きを見る
-

Square(スクエア) POSレジの使い方まとめ【操作方法を詳しく解説】
続きを見る
-

Square(スクエア)請求書の作り方・使い方まとめ【手数料や印刷方法も】
続きを見る
-

Square(スクエア)予約の評判・使い方・料金【予約管理やシステムのやり方も解説】
続きを見る














