POSレジ

クリニック向けPOSレジ・病院向けPOSレジおすすめ12選|レセコン連携も比較

更新日 :

Evoto

クリニック・病院のPOSレジは、レセコンから何を取り込み、受付のどの作業を減らすかで選びましょう。金額の再入力を減らすならバーコード連携、患者別の請求と入金を扱うなら医療システムとのデータ連携、現金の受け渡しを減らすなら自動釣銭機との組み合わせが役立ちます。

レセコン連携とセミセルフ化を相談するならスマレジ、アプリの固定費を抑えるならAirレジ(エアレジ)やSquare POSレジがおすすめです。ただし、連携方法と料金に含まれる機器が違うため、同じ会計手順をどこまで任せられるかで比較する必要があります。

この記事では、クリニックと病院の外来窓口を想定し、おすすめ12サービスの費用・連携・向いている院を比較します。入院費の精算や複数窓口を含む病院では、病院の会計システムとの接続や同時利用台数も合わせて確認しましょう。

【迷ったらコレ!】クリニック・病院向けPOSレジ3選

スマレジ
Square POSレジ
Airレジ
4.76 4.87 4.65
アクティブ店舗数56,000突破
IT導入補助金で最大75%補助
無料でPOS機能を始められる
3部門でNo.1を獲得
初期費用・固定費が無料
最短​当日から​ご利用可能
入金は​最短​数分後&振込手数料無料
POSレジや請求書機能も無料
売上集計・分析が多機能
利用率No.1のPOSレジアプリ

月額費用・振込手数料が無料
初期費用0円キャンペーン開催中

目次

根拠と評価基準(タップで開く)

POSレジサービスの掲載口コミ・体験談について

  • 収集対象:日本全国の実店舗運営経験者(飲食・美容・サロン・小売 等)
  • 収集方法:インターネット調査/StorePro編集部が独自収集
  • 収集期間:2025年02月〜2026年11月の回答を基に掲載
  • 編集方針:中立性・公平性を担保し、デメリットを含む内容も掲載
  • 除外基準:重複・自社関係者・不明確な回答は不採用
  • 評点:「口コミ評価」は全口コミの総合評価の平均値(5.0点満点)

収集方法・掲載基準・回答者属性の詳細は 口コミ掲載ポリシー・回答者属性 を参照。


POSレジサービスの総合評価について

  • 評価軸:費用(初期・月額・決済・入金の最低価格)、決済ブランド数、IT補助金対応、対応業種数、機能種類数、アプリストア評点、当サイト口コミ評点 等の計15項目
  • 採点:各項目を1.0〜5.0(0.5刻み)でスコア化し重み付け
  • 集計:幾何平均により総合スコアを算出し、相対評価を小数第2位まで表示
  • 注記:本評価は目安であり、サービス品質を保証するものではない
  • 最終更新日:2026/02/14

編集・監修体制

StorePro編集部は、実店舗運営経験者や決済・POS事業での実務経験者を含むチームで構成。一次情報(アンケート・事業者ヒアリング・各種一次資料)を基に、編集ポリシーと掲載ポリシーに沿って検証・更新を行います。

クリニック・病院向けPOSレジ12選の比較表

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クリニック・病院向けPOSレジを比較する際は、POSアプリだけの料金と、自動釣銭機を含む一式の料金を分けると予算を見誤りにくくなります。まずは、既存レセコンとの連携方法と院内の課題から絞り込みましょう。

POSレジ名 レセコンとの連携 費用の目安 おすすめの院
スマレジ 自動連携・金額バーコード
※接続先・アプリで異なる
月額8,800円(税込)
※自動釣銭機を使うプレミアムプラス
既存レセコンと連携し、セミセルフ化したい院
Square POSレジ 金額入力による運用を想定
※医療システムとの接続は個別確認
基本POSアプリ:月額0円
※端末代・決済手数料は別
キャッシュレスと売上管理から始めたい院
Airレジ NON-PLUバーコード アプリ:月額0円
※iPadなどの機器代は別
固定費を抑え、請求額の再入力を減らしたい院
POS+ healthcare 領収書のバーコード
NON-PLUに対応
初期・月額ともに見積もり 機器設定やスタッフ研修も相談したい院
ユビレジ 領収書の金額バーコード
※対応レセコンを確認
月額6,900円〜(税抜)
※機器・追加契約は別
iPadで会計し、自動釣銭機も使いたい院
BCPOS 金額バーコード・QRコード
※医療機関向けの方式
ソフト月額5,000円〜(税抜)
※機器一式の料金ではない
診療費と物販を同時に会計したい院
Clinic POS 電子カルテ・レセコンとのデータ連携 初期・月額ともに見積もり 患者ごとの請求と支払いを管理したい院
レセPOS 電子カルテ・レセコンとのデータ連携 初期・月額ともに見積もり 医療特有の会計や帳票に合わせたい院
ハヤレジ 請求データ連携
対応外ではバーコード運用を相談
初期・月額ともに見積もり 対面で案内しながら金銭授受を減らしたい院
ライブレジ 金額バーコードによる連携 医療向けセット:119万〜140万円(税抜)
※2年目以降の保守は別
買い切り費用と長期の保守費を比べたい院
REGIX 領収書の金額バーコード 初期0円・月額29,000円〜(税抜)
※ライトプラン、5年契約
初期支出を抑えて保守もまとめたい院
PayCAS POS for クリニック システム連携の有無でプラン選択 初期・月額ともに見積もり 診療費・物販・未収金をまとめて扱いたい院

 

※税込・税抜は各社の公表表記に合わせています。機器代、レセコン側の設定費、保守費、決済手数料の扱いはサービスごとに異なります。

 

金額バーコードを読み取れても、患者ごとの入金結果までレセコンへ戻せるとは限りません。自院で必要な連携を決めてから見積もりを取ると、導入後に残る手作業まで比べられます。

クリニック・病院のPOSレジは会計方式から選ぶ

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クリニック・病院のPOSレジは、会計と売上の記録・集計を担います。診療報酬や患者負担額の計算はレセコンなどが担い、POSレジは算定後の金額を受け取って精算します。POSレジに自動釣銭機を組み合わせると、患者自身で現金を投入する運用も選べます。

会計方式・機器 受付と患者の役割 選ぶ目安
従来型レジスター 受付が金額を入力し、現金を受け渡す 会計件数が少なく、入金額の記録で足りる
POSレジでの対面会計 受付が請求額を登録・確認し、支払いを受け付ける 売上の集計や金額入力の手間を減らしたい
POSレジ+自動釣銭機のセミセルフ 受付が請求額を確認し、患者が現金投入などを行う 対面での案内を残し、現金の計数・受け渡しを減らしたい
自動精算機でのセルフ会計 患者が診察券や帳票などから請求を呼び出し、支払う 会計窓口の混雑を減らし、受付業務と精算を分けたい
キャッシュレス決済端末の追加 既存の会計手順にカードなどの支払いを加える 現行レジに大きな不満がなく、支払い方法を増やしたい

会計待ちを短くしたい場合は、レセコンでの算定待ちと支払い待ちを分けて測りましょう。POSレジや自動釣銭機で減らせるのは、金額入力・精算・集計などの作業です。

現金会計が多く、釣銭の確認や締め作業が負担なら、自動釣銭機の導入を検討しましょう。

スマレジの自動釣銭機

画像引用元:スマレジ

決済手段を増やすことが目的なら、レジ全体を入れ替えず決済端末を追加する方法もあります。

自動精算機を導入しても、操作の案内や紙詰まりへの対応は残ります。高齢の患者や車いすの利用者が使いやすい高さ・動線を確かめ、窓口で支払える手順も用意しましょう。

クリニック・病院向けPOSレジおすすめ12選

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クリニック・病院向けPOSレジのおすすめ12サービスを、同じ項目で比較します。月額料金、レセコン連携、現金の精算方法をそろえて確認すると、自院に合うサービスを選びやすくなります。

クリニック・病院向けPOSレジおすすめ12選

  • スマレジ|レセコン連携と自動釣銭機を組み合わせる
  • Square POSレジ|月額0円から決済と売上を管理する
  • Airレジ|月額0円で非課税会計とバーコードに対応する
  • POS+ healthcare|会計連携と導入後の支援をまとめる
  • ユビレジ|iPadで請求額を読み取りセミセルフ化する
  • BCPOS|バーコード会計と物販を1台にまとめる
  • Clinic POS|診察券番号から請求データを呼び出す
  • レセPOS|医科・歯科の会計手順に合わせて調整する
  • ハヤレジ|データ連携とバーコード運用を選ぶ
  • ライブレジ|買い切りで医療向けセルフ精算を導入する
  • REGIX|自動釣銭機と保守を月額定額で導入する
  • PayCAS POS for クリニック|保険・自費・物販を分けて管理する

クリニック・病院向けPOSレジ①スマレジ|レセコン連携と自動釣銭機を組み合わせる

POSレジ名 スマレジ
総合評価 4.76
口コミ評価
3.70 (30件)
初期費用・機器代 iPad・プリンター・自動釣銭機・設置などを個別見積もり
月額料金・保守費 プレミアムプラス:月額8,800円(税込)
※医療連携アプリの保守契約・機器保守は別途確認
レセコンとの連携 ・スマレジforMedicalによる医療システム連携
・領収書の金額バーコード読み取り
※製品名・バージョン・連携方式で対応を確認
現金・キャッシュレス ・対応する自動釣銭機と連携
・対応するキャッシュレス決済端末と連携
※自動釣銭機連携はプレミアムプラス以上
導入前に確認したいこと POSの月額料金に加え、連携アプリの保守費とレセコン側の設定費を確認
公式サイト スマレジの公式サイトを確認する

スマレジは、レセコン連携と自動釣銭機を組み合わせ、受付に残る作業を減らしたいクリニックにおすすめです。医療連携アプリのスマレジforMedicalは、50種類以上の電子カルテ・レセコンとの連携に対応しています。

スマレジをクリニックで導入するメリット

画像引用元:スマレジ

ただし、同じ連携でも、患者や請求のデータを受け渡す方法と、領収書のバーコードから金額を取り込む方法ではできることが違います。利用中のレセコン名を伝え、入金結果の返送や未収金の扱いまで確認しましょう。

自動釣銭機を使う場合は月額8,800円(税込)のプレミアムプラス以上が対象です。

スマレジ プレミアムプラスプラン

画像引用元:スマレジ

スマレジforMedicalには開発元との保守契約も必要なため、POSの利用料だけで予算を組まないようにしましょう。

>> スマレジの公式サイトを確認する

クリニック・病院向けPOSレジ②Square POSレジ|月額0円から決済と売上を管理する

POSレジ名 Square POSレジ
総合評価 4.87
口コミ評価
4.30 (86件)
初期費用・機器代 ・基本POSアプリの導入費:0円
・リーダー:4,980円(税込)
・ターミナル:39,980円(税込)
※利用する端末・周辺機器により異なる
月額料金・保守費 基本POSアプリ:0円
※有料の追加サービスと決済手数料は別
レセコンとの連携 レセコンで計算した請求額を手入力して会計
※患者別請求・未収金の自動連携を求める場合は接続先を個別確認
現金・キャッシュレス ・現金で受け取った売上の記録
・対応端末でカード・電子マネー・QRコード決済
※現金の記録と自動釣銭機連携は別の機能
導入前に確認したいこと 診療費の入力手順、医療用の領収書・明細書の発行元、利用したい決済手段の審査
公式サイト Square POSレジの公式サイトを確認する

Square POSレジなら、キャッシュレス決済と日々の売上管理を月額0円から始められます。iOSとAndroidに対応する基本POSアプリで、会計や物販の登録、売上レポートを利用できます。

医療向けの精算システムと比べる際は、レセコンで計算した請求額をどう入力するかが分かれ目です。基本POSアプリを導入するだけで、保険点数の計算や患者別の未収金管理まで自動化されるわけではありません。

手持ちの対応端末を使うならリーダー、決済とレシート印刷を1台にまとめるならターミナルが便利です。

Squareの決済端末一覧

画像引用元:Square

アカウントを作成して診療費・物販の登録と会計画面を試し、院内の手順に合うか確認してみましょう。

>> Square POSレジの公式サイトを確認する

クリニック・病院向けPOSレジ③Airレジ|月額0円で非課税会計とバーコードに対応する

POSレジ名 Airレジ
総合評価 4.65
口コミ評価
4.20 (86件)
初期費用・機器代 アプリの初期費用:0円
※対応するiPad・iPhone、プリンター、バーコードリーダーなどは別途用意
月額料金・保守費 Airレジの利用料:0円
※決済などの連携サービスは契約条件を別途確認
レセコンとの連携 金額を含むNON-PLUバーコードを読み取り
※事前の利用設定と対応するバーコードリーダーが必要
現金・キャッシュレス ・現金会計の記録
・Airペイなどの連携サービスでキャッシュレス決済
※対応端末・決済契約は別途用意
導入前に確認したいこと レセコンが出力するバーコードの形式と、Airレジ側の読み取り設定
公式サイト Airレジの公式サイトを確認する

Airレジは、非課税会計と金額バーコードの読み取りを、アプリの月額負担なしで使いたい院におすすめです。保険診療と課税対象の物販を分けて登録し、それぞれの売上を確認できます。

レセコンが出力したNON-PLUバーコードを読み取ると、会計金額の打ち直しを減らせます。事前設定が必要なので、現在発行している帳票のバーコードが対応するか、導入相談で見てもらいましょう。

Airレジのクリニック向けの機能

画像引用元:Airレジ

初期費用・月額利用料0円はAirレジアプリの料金です。iPadやプリンター、バーコードリーダーの購入費、キャッシュレス決済の手数料は分けて比較するのがおすすめです。

>> Airレジ(エアレジ)の公式サイトを確認する

クリニック・病院向けPOSレジ④POS+ healthcare|会計連携と導入後の支援をまとめる

POSレジ名 POS+ healthcare
総合評価 4.44
口コミ評価 3.75 (2件)
初期費用・機器代 端末・自動釣銭機・初期設定などを個別見積もり
月額料金・保守費 利用機能・機器・保守条件に応じて見積もり
レセコンとの連携 レセコンから出力した金額入りバーコードを読み取り
※NON-PLU対応形式と既存システムの接続条件を確認
現金・キャッシュレス ・自動釣銭機との連携
・対応キャッシュレスサービスとの連携
導入前に確認したいこと 初期設定・操作研修・訪問サポート・機器保証の対象と費用
公式サイト POS+の公式サイトを確認する

POS+(ポスタス) healthcareは、レジの導入準備から、稼働後の問い合わせまでまとめて相談したいクリニックにおすすめです。初期設定支援や操作トレーニングに加え、365日のコールセンターと駆けつけサポートを用意しています。

POS+(ポスタス)のサポート体制・駆けつけサポート

画像引用元:POS+

レセコンで出力したバーコードを読み取り、会計金額をPOSレジに反映します。自動釣銭機とキャッシュレス決済にも対応し、現金の計数や端末への金額入力を減らせます。

Web予約・問診などの機能も提供していますが、既存の電子カルテを置き換えられるかは別の確認が必要です。資料請求時にはレセコン名と必要な会計操作を伝え、追加費用を含む提案を受けてみましょう。

>> POS+の公式サイトを確認する

クリニック・病院向けPOSレジ⑤ユビレジ|iPadで請求額を読み取りセミセルフ化する

POSレジ名 ユビレジ
総合評価 4.30
口コミ評価 3.79 (7件)
初期費用・機器代 iPad・プリンター・自動釣銭機・導入支援などを個別見積もり
月額料金・保守費 プレミアムプラン:月額6,900円〜(税抜)
※決済端末連携や追加サポートなどは別途確認
レセコンとの連携 ・領収書のバーコードから会計額を取り込み
・ORCA、CLINICSカルテ、Medicom-HRf Hybrid Cloudなどとの連携を案内
※製品・帳票ごとの対応を確認
現金・キャッシュレス ・対応する自動釣銭機との連携
・対応するキャッシュレス決済端末との連携
導入前に確認したいこと 標準電話サポートと、365日対応・訪問保守の追加契約を区別
公式サイト ユビレジの公式サイトを確認する

ユビレジは、iPadでの会計に、レセコンの金額読み取りと自動釣銭機を組み合わせたい院におすすめです。領収書のバーコードを読み取り、請求額をレジへ反映します。

ユビレジのクリニック向けの機能

画像引用元:ユビレジ

連携先にはORCAやCLINICSカルテ、Medicom-HRf Hybrid Cloudなどがあります。ただし、バーコードから金額を読み取れることと、入金結果をレセコンへ自動で戻せることは別なので、必要なデータの受け渡しを確認しましょう。

プレミアムプランは月額6,900円〜(税抜)です。標準電話サポートは平日10〜18時で、365日10〜22時の電話サポートや訪問保守は別途申し込みとなるため、診療日に合う契約を選びましょう。

>> ユビレジの公式サイトを確認する

クリニック・病院向けPOSレジ⑥BCPOS|バーコード会計と物販を1台にまとめる

BCPOS

画像引用元:BCPOS

POSレジ名 BCPOS
総合評価 4.30
口コミ評価 -
初期費用・機器代 ・PC・自動釣銭機などは別途見積もり
・ソフト買い切り:270,000円〜(税抜)/1ライセンス
月額料金・保守費 ・ソフト月額:5,000円〜(税抜)/1台
・ソフト年額:54,000円〜(税抜)/1台
※買い切りではバージョンアップが有料
レセコンとの連携 領収書のNON-PLUバーコード・QRコードから会計額を取り込み
※調剤薬局向けのNSIPS連携とは方式が異なる
現金・キャッシュレス ・グローリーや富士電機の自動釣銭機に対応
・対応するキャッシュレス決済端末と連携
・診療費と物販を合算して会計
導入前に確認したいこと ソフト代と機器一式の費用、帳票のバーコード形式、保守契約の範囲

BCPOSは、診療費と物販を同じレジで受け付け、自動釣銭機も使いたい院におすすめです。レセコンが発行する領収書のバーコードやQRコードを読み取り、金額を取り込みます。

ソフトの契約は月払い・年払い・買い切りから選べます。月額5,000円〜(税抜)はソフトの料金なので、PCや自動釣銭機、設置費まで含めた金額と取り違えないようにしましょう。

医療機関向けのバーコード連携と、調剤薬局向けのNSIPSによるデータ連携は異なります。メーカーの対応社数だけで決めず、自院のレセコンから出力できる帳票で見積もりを依頼するのがおすすめです。

クリニック・病院向けPOSレジ⑦Clinic POS|診察券番号から請求データを呼び出す

Clinic POS

画像引用元:Clinic POS

POSレジ名 Clinic POS
初期費用・機器代 POS本体・自動釣銭機・連携設定などを個別見積もり
月額料金・保守費 システム利用・連携・保守の契約に応じて見積もり
レセコンとの連携 ・診察券番号から請求データを取得
・クラウド型を含む電子カルテ・レセコンと連携
※利用中の製品で対応を確認
現金・キャッシュレス ・自動釣銭機による現金会計
・患者側へ向けたセミセルフ運用
・キャッシュレス端末連携はオプション
導入前に確認したいこと 患者別の請求・返金処理、接続できる医事会計システム、機器の設置寸法

Clinic POSは、患者と請求データをひも付けて窓口会計を管理するPOSレジです。医事会計データとの連動を前提としており、診察券番号を入力して請求データを呼び出します。

支払いを1件ごとに記録し、返金処理にも対応しています。返金機能の利用可否は、連携するレセコンによって変わるため確認が必要です。自動釣銭機を患者側に向けて置けば、スタッフが案内しながら、患者自身で現金を投入する運用も選べます。

同じ提供元のClinic KIOSKは、自動精算機として案内されている別製品です。窓口で説明しながら精算するのか、患者が自分で請求を呼び出して支払うのかを決めてから、デモを申し込むと違いを比べやすくなります。

クリニック・病院向けPOSレジ⑧レセPOS|医科・歯科の会計手順に合わせて調整する

レセPOS

画像引用元:レセPOS

POSレジ名 レセPOS
初期費用・機器代 機器・外部システム連携・個別対応を含めて見積もり
月額料金・保守費 保守・機器・追加機能の契約に応じて見積もり
レセコンとの連携 ・医科・歯科の電子カルテ、レセコンと連携
・ORCA連動システムを提供
※接続先と送受信項目は個別確認
現金・キャッシュレス ・自動釣銭機と連動する窓口会計
・自動精算機での運用にも対応
・対応するキャッシュレス端末と連携
導入前に確認したいこと 必要な帳票・会計ソフト連携・患者呼び出しが標準機能か個別対応かを確認

レセPOSは、医科・歯科の会計手順や、院内で使う帳票に合わせた調整を相談したい院におすすめです。電子カルテ・レセコンと連携し、窓口用のPOSレジや自動精算機として導入できます。

外部システムとの連携では、診療代と物販代の同時会計、会計ソフトで取り込めるCSVの出力、予約番号による呼び出しなどの対応実績があります。追加したい機能を具体的に伝えると、必要な開発と費用を見積もりやすくなります。

カスタマイズした機能がすべて標準で使えるわけではありません。現行の帳票や集計表を見せ、標準対応・追加対応・運用で補う作業を分けた提案を受けましょう。

クリニック・病院向けPOSレジ⑨ハヤレジ|データ連携とバーコード運用を選ぶ

ハヤレジ

画像引用元:ハヤレジ

POSレジ名 ハヤレジ
初期費用・機器代 本体・自動釣銭機・連携設定・オプションを個別見積もり
月額料金・保守費 ソフトウェアとハードウェアの保守契約を別途見積もり
レセコンとの連携 ・対応レセコンから請求データを取り込み
・データ連携できない場合はバーコード方式を相談
※リーダーとレセコン側の出力費用は別途確認
現金・キャッシュレス ・スタッフが案内するセミセルフ会計
・スタッフが現金を預かる運用
・キャッシュレス決済はオプション
導入前に確認したいこと ソフトと機器の保守受付時間、キャッシュレス追加費、将来の機種変更条件

ハヤレジは、受付で患者と対面する流れを残し、現金の受け渡しを減らしたい院におすすめです。対応する電子カルテ・レセコンから請求データを取り込み、データ連携が難しい場合はバーコード運用を相談できます。

患者自身が支払うセミセルフ運用と、スタッフが現金を預かって自動釣銭機へ投入する運用を選べます。機械の操作が難しい患者への対応も、院内で決めておきましょう。

シリーズには卓上型のハヤレジセルフ、自立式のハヤレジスタンド、キャッシュレス専用のハヤレジライトもあります。将来セルフ化したい場合は、本体を交換する必要があるか、どの機器を追加するかまで相談しましょう。

クリニック・病院向けPOSレジ⑩ライブレジ|買い切りで医療向けセルフ精算を導入する

ライブレジ

画像引用元:ライブレジ

POSレジ名 ライブレジ
初期費用・機器代 ・循環式の医療向けパッケージA・B:140万円(税抜)
・非循環式のパッケージC:119万円(税抜)
※設置・リモート導入・初年度サポートを含む
月額料金・保守費 ・買い切りではソフトの月額利用料0円
・2年目以降の任意のリモート保守:年5万円(税抜)
※自動釣銭機の保守は別途確認
レセコンとの連携 領収書・明細書などの金額入りバーコードを読み取り
※レセコン側の印字設定や追加費用を確認
現金・キャッシュレス ・セミセルフとフルセルフに対応
・対応端末とのキャッシュレス連動は対面式セミセルフで利用
※機器・運用方式ごとに対応を確認
導入前に確認したいこと 循環式と非循環式の違い、締め時の現金計数、ソフトと釣銭機の保守費

ライブレジの医療向けパッケージでは、POS端末や自動釣銭機などを買い切りで導入できます。領収書の金額バーコードから会計額を取り込み、対面式のセミセルフ会計やフルセルフ会計で運用します。

価格を比べる際は、自動釣銭機の仕組みにも注目しましょう。140万円(税抜)のA・Bは投入した現金を釣銭として再利用する循環式で、119万円(税抜)のCは非循環式となり、締め処理で機内の現金を数える作業が残ります。

買い切りでも、保守まで継続して無料になるわけではありません。2年目以降の任意のリモート保守や、自動釣銭機の保守費を加え、使う年数で総額を比較しましょう。

クリニック・病院向けPOSレジ⑪REGIX|自動釣銭機と保守を月額定額で導入する

REGIX

画像引用元:REGIX

POSレジ名 REGIX
初期費用・機器代 ライトプラン:0円
※導入審査・サービス提供地域の条件あり
月額料金・保守費 ・ライトプラン:月額29,000円〜(税抜)
・契約期間:5年
・通常の保守・出張サポート・部品交換を含む
※通常の使用範囲外の故障などは別料金の場合あり
レセコンとの連携 レセコンの領収書に印字された金額バーコードから請求額を取り込み
※連動可否はレセコン・帳票ごとに確認
現金・キャッシュレス ・POSレジと自動釣銭機を組み合わせた会計
・スタッフまたは患者が精算
・キャッシュレス対応はオプション
導入前に確認したいこと 5年間の支払総額、途中終了時の残債、満了後の保守条件

REGIX(レジックス)は、初期費用を抑え、自動釣銭機と保守を月々の支払いにまとめたい院におすすめです。ライトプランは初期費用0円・月額29,000円〜(税抜)で、設置・初期設定や通常の保守サービスを含みます。

契約期間は5年です。途中で終了する場合は残債の一括払いと機器の返却が求められるため、短期間の利用を前提に月額だけで選ばないようにしましょう。

月額29,000円で60か月利用すると、基本料金の合計は174万円(税抜)です。キャッシュレスのオプションや消耗品、5年満了後の保守条件も確認し、買い切り型と比べるのがおすすめです。

クリニック・病院向けPOSレジ⑫PayCAS POS for クリニック|保険・自費・物販を分けて管理する

POSレジ名 PayCAS POS for クリニック
初期費用・機器代 POS本体・自動釣銭機・連携設定などを個別見積もり
月額料金・保守費 選択するプラン・機器・保守契約に応じて見積もり
レセコンとの連携 ・シンプルプラン:レセコンとのシステム連携なしで導入
・スタンダードプラン:レセコンと会計金額を連動
※対応する製品名と送受信項目を確認
現金・キャッシュレス ・自動釣銭機との連携
・キャッシュレスサービスPayCASとの連携
・家族のまとめ会計や未収金管理に対応
導入前に確認したいこと 保険・自費・物販の集計、未収金の管理先、プランごとの連携範囲

PayCAS POS for クリニックは、保険診療・自費診療・物販を分けて集計し、未収金も管理したい院におすすめです。レセコンと連動するスタンダードプランでは、診療データを引き継いで会計を集計します。

家族のまとめ会計や物販商品の在庫管理にも対応しています。レセコンとのシステム連携を行わず導入するシンプルプランもあるため、必要な作業と費用に合わせて比較できます。

PayCASとのキャッシュレス連携や自動釣銭機も組み合わせられます。決済端末のPayCAS Mobile単体の料金とは別に、POS・連携設定・保守を含む見積もりを依頼しましょう。

クリニック・病院向けPOSレジの選び方

クリニック・病院向けPOSレジは、使っているレセコン、診療費の区分、設置場所、診療日のサポートを基に選びましょう。価格表の機能一覧だけでは、院内に残る手作業まで分からないためです。

クリニック・病院向けPOSレジの選び方

  • レセコンの製品名と送受信するデータを確認する
  • 保険診療・自費診療・物販の区分と税設定を分ける
  • 受付の寸法と患者が操作する高さを確かめる
  • 診療時間に合う電話・訪問保守を選ぶ

レセコンの製品名と送受信するデータを確認する

連携可否はメーカー名だけでなく、製品名・バージョン・クラウド型か院内設置型かまでそろえて確認しましょう。同じメーカーでも、契約している製品や帳票の設定により連携方法が変わります。

確認項目 金額バーコードでの連携 システム間のデータ連携
請求額の取り込み 帳票に含まれる金額を読み取る 接続仕様に沿って請求データを受け取る
患者とのひも付け 金額だけのバーコードでは患者を識別しない
※患者IDを含む方式は別途確認
患者ID・氏名など、受け渡せる項目を確認
入金結果の返送 読み取りだけでレセコンへ自動反映されるとは限らない 支払額・支払方法・入金済み状態を戻せるか確認
設定・費用 バーコードの印字設定、対応リーダー、読み取り設定 接続設定、連携用ソフト、保守、レセコン側の作業費

請求額を受け取る連携と、支払い結果を戻す連携は分けて確認するのがおすすめです。患者ID、当日請求額、過去の未収金、入金額、取消結果のどれを自動反映するかを見積書に残してもらいましょう。

保険診療・自費診療・物販の区分と税設定を分ける

保険診療・自費診療・物販を区分し、それぞれの課税・非課税を設定できるか確認しましょう。保険診療と物販が同じ会計に入る場合でも、税区分と集計を分ける必要があります。

社会保険医療は消費税が非課税ですが、美容目的の施術や市販品の販売などは課税対象です。一方、助産など非課税となる取引もあるため、自費として受け取る費用をすべて課税扱いにしないよう、診療項目ごとに設定しましょう。

POSレジに窓口で受け取った金額だけを記録する運用では、保険者から受け取る診療報酬まで含む総収入とは一致しません。経営分析に使うときは、レセコン・会計ソフトと集計対象をそろえるのがおすすめです。

 

 

 

受付の寸法と患者が操作する高さを確かめる

機器の幅・奥行きだけでなく、現金回収や紙詰まりの処理に使うスペースまで測りましょう。カウンターに収まっても、引き出しを開けられなければ日々の管理が難しくなります。

患者が操作する場合は、画面の見やすさ、投入口へ手が届くか、車いすで近づけるかも確認が必要です。患者の支払いと、スタッフの現金回収の両方ができる配置を決め、電源・LAN配線・機器の重量を含めて導入会社へ相談しましょう。

診療時間に合う電話・訪問保守を選ぶ

電話がつながる時間と、訪問修理を受けられる時間は別に確認しましょう。土日診療や夜間診療がある院では、標準サポートだけで診療時間をカバーできるかも確認が必要です。

問い合わせ先がPOS会社、レセコン会社、自動釣銭機メーカーに分かれる場合は、最初に連絡する窓口を決めておきましょう。部品交換、代替機、遠隔操作、データ復旧の費用まで分けて見積もると、故障時の追加負担を把握できます。

クリニック・病院向けPOSレジの費用と補助金

クリニック・病院向けPOSレジの費用は、導入時の一式費用と、使い続ける間の料金を足して比較しましょう。無料アプリで始める場合も、プリンターや決済端末などを用意する費用は残ります。

クリニック・病院向けPOSレジの費用と補助金

  • 機器代・連携費・保守費を含めて総額を比べる
  • 決済手数料は窓口で受け取る金額から試算する
  • 補助金は対象機器と契約できる時期を先に確認する

機器代・連携費・保守費を含めて総額を比べる

費用の区分 見積もりで確認する費用 見落としやすい条件
導入時 ・POS端末、タブレット
・自動釣銭機、プリンター、リーダー
・設置、設定、研修
既存の端末を流用できるか
※OS・型番・接続方法を確認
連携時 ・レセコン側の設定・改修
・連携アプリ
・ネットワーク設定
POS側の見積もりにレセコン会社の作業費が含まれるか
継続時 ・POSの月額利用料
・連携アプリの保守
・自動釣銭機の保守
・決済手数料、消耗品
初年度と2年目以降で料金が変わるか
終了・更新時 ・中途解約時の支払い
・機器の返却
・端末交換、データ移行
契約期間、満了後の保守、データの出力方法

たとえば、REGIXのライトプランは月額29,000円〜(税抜)の5年契約です。月額29,000円で計算すると60か月の基本料金は174万円(税抜)となるため、同じ5年間の保守を含めた買い切りの見積もりと比較しましょう。

ライブレジの医療向けパッケージは、非循環式119万円、循環式140万円で、いずれも税抜です。初期費用だけでなく、現金を数える手間や2年目以降の保守契約も比べると、院内の運用に合う費用を見積もれます。

決済手数料は窓口で受け取る金額から試算する

決済手数料は、キャッシュレスで受け取る予定の窓口負担額・自費診療代・物販代を使って試算しましょう。POSの月額料金だけが安くても、決済額によっては手数料の差が大きくなります。

試算例として、月のキャッシュレス決済額が300万円なら、手数料率が0.5ポイント違うだけで月15,000円、年180,000円の差が出ます。ここでいう決済額に、患者が窓口で支払わない保険者負担分は含めません。

見積もりではカードブランドごとの料率、電子マネー・QRコード決済の手数料、端末の月額費、入金サイクルも確認しましょう。医療機関向けプランは、診療科や保険診療の取扱いが適用条件に合うかも確かめておくと比較しやすくなります。

補助金は対象機器と契約できる時期を先に確認する

POSレジの導入費を補助金で抑えたい場合は、申請枠・登録された製品・契約時期を契約前に確認しましょう。デジタル化・AI導入補助金2026では、要件を満たす医療法人なども申請対象に含まれます。

インボイス枠のインボイス対応類型では、対象ソフトウェアと合わせて導入するPOSレジなどが補助対象になり、ハードウェアだけでは申請できません。レジ・券売機等のハードウェアは補助率2分の1以内・補助額20万円以下で、ソフトウェアとは補助額の枠が分かれています。

同類型では交付決定前の契約・発注を避ける必要があります。一方、スマートレジ導入などを対象に事前着手を認める制度も別に案内されているため、利用する制度の条件を混同せず、登録事業者と事務局の案内で確認しましょう。

補助金の採択を前提に資金を使い切らず、いったん支払う導入費と、補助金が入るまでの運転資金を確保しておくのがおすすめです。

クリニックのPOSレジ・決済を見直した独自取材の実例

東京都調布市にある調布柴崎歯科クリニックの外観

クリニックのPOSレジや決済端末を選ぶ際は、会計時間の変化と、導入後も残った作業の両方を見ると参考になります。StorePro編集部が2026年9月に取材した調布柴崎歯科クリニックでは、STORES決済の導入後、1会計当たり約20秒短くなったと回答しています。

同院はタッチ決済への対応などを理由に導入を決め、現金管理や両替の負担が軽くなったと話しています。一方、電子レセプトシステムとカード端末は連携しておらず、決済金額はスタッフが手入力する運用です。

患者さま側から見た調布柴崎歯科クリニックのSTORES決済端末と釣銭皿

患者側に設置した決済端末と釣銭皿。写真提供:調布柴崎歯科クリニック

この事例からは、キャッシュレス化による負担軽減と、レセコン連携による再入力の削減を別々に考えることが分かります。自院で減らしたいのが現金の取り扱いなのか、金額入力なのかを整理してみましょう。

クリニックのPOSレジは取消・返金までデモで確認する

クリニックのPOSレジは、通常の会計だけでなく、未収金・取消・返金が生じたときの操作まで試すと選びやすくなります。連携の説明だけでは、複数のシステムにどの記録が残るか分からないためです。

デモで試す会計 確認する記録・操作 導入前に決める手順
当日の診療費を全額支払う 患者ID・請求額・支払方法が正しく残るか 領収書・診療明細書・決済控えをどこで発行するか
一部だけ支払い、残額を後日精算する 未収残高と後日の入金履歴を患者別に追えるか 未収金の管理元を決め、他の台帳へ反映する担当を決める
前回の未収金と当日分をまとめて支払う 過去分と当日分の内訳、回収後の残高を追えるか 当日の診療収入と過去分の回収を分けて照合する
支払い後に請求額を訂正する 元の取引・訂正・差額返金の履歴が残るか レセコンの訂正、POSの修正、決済の返金を行う順を決める
カード決済の途中で通信が切れる 決済事業者側で支払いが成立したか調べられるか 二重決済を避ける確認先と、患者への案内を決める
診療終了後に日計を照合する POSの入金額、現金残高、決済明細を照合できるか 請求額・入金額・未収金が合わない場合の確認担当を決める

請求金額の計算・訂正はレセコン側、窓口で受け取った金額の記録はPOS側など、役割を整理しておきましょう。POS上で取消をしても、決済端末側のカード取引まで自動で返金されるとは限らないため、それぞれの履歴を確認する手順が必要です。

デモでは、個人を特定しないテスト用データを使うと相談しやすくなります。担当者の説明を聞くだけでなく、受付スタッフが帳票の読み取りから締め作業まで操作し、院内用の手順を作ってみましょう。

クリニック・病院でPOSレジを使う際の注意点

クリニック・病院でPOSレジを使う際は、患者データの取り扱いと、機器が止まったときの会計を決めておきましょう。連携機能を増やすほど、誰がどの画面を見られるか、どこへ問い合わせるかの整理が必要です。

クリニック・病院でPOSレジを使う際の注意点

  • 会計に使う患者データと操作権限を絞る
  • 停電・通信障害・釣銭機の故障に備える

会計に使う患者データと操作権限を絞る

POSへ渡す患者データは、会計で使う項目に絞りましょう。患者IDと請求額で処理できるなら、診療記録まで共有する設計は避けられます。

受付担当者、管理者、保守担当者ごとに閲覧・取消・返金・データ出力の権限を分けると、誤操作や持ち出しへの対策になります。アカウントの管理、操作履歴、バックアップ、保守担当者の接続方法を導入会社と確認しましょう。

医療情報システムとつなぐ場合は、院内の管理責任者と、厚生労働省の安全管理ガイドラインを踏まえて運用を整える必要があります。患者向けWi-Fiと業務用の通信をどう分けるか、解約時にデータを取り出せるかも相談しておくのがおすすめです。

 

 

 

停電・通信障害・釣銭機の故障に備える

通信が切れたときは、POSアプリ、レセコン連携、決済端末のどこが使えなくなるかで対応が変わります。オフラインでPOSを操作できても、レセコンから請求額を受け取れたり、カード決済を受け付けられたりするとは限りません。

支払い済みか分からないまま決済を繰り返さない手順を決めておきましょう。取引履歴を確認する担当、保守窓口への連絡先、復旧後に手作業の記録と照合する担当を院内で共有すると対応しやすくなります。

自動釣銭機が止まったときに備え、有人会計や後日の精算へ切り替える手順も用意するのがおすすめです。釣銭の不足、紙幣の詰まり、レシート用紙切れの対処まで練習しておくと、受付が慌てずに案内できます。

クリニック・病院へPOSレジを導入する流れ

クリニック・病院へPOSレジを導入するときは、連携確認とデモを契約前に済ませ、診療開始までに操作を練習しましょう。必要な機器だけでなく、設定作業や研修の予定も含めて準備します。

POSレジ導入までの5ステップ

  1. 現在の会計件数、現金比率、金額入力・締め作業にかかる時間を整理する
  2. レセコン名・バージョン・帳票見本と、設置場所の寸法を導入会社へ伝える
  3. 連携・取消・返金をデモで確認し、機器・設定・保守を含む見積もりを比較する
  4. 補助金の契約時期や決済審査を確認して申し込み、設置・連携設定を行う
  5. スタッフ研修とテスト会計を行い、稼働初日はレセコン・POS・決済明細を照合する

開院日や切り替え日が決まっている場合は、機器の納期、レセコン会社の作業日、キャッシュレス審査の期間を早めに確認しましょう。補助金を利用する場合は、その手続きが導入日に間に合うかも確認が必要です。

比較のために相談する際は、受付で減らしたい作業を1つか2つに絞って伝えると、提案の違いを比べやすくなります。レセコン連携と自動釣銭機をまとめて確認したい院は、スマレジの相談窓口で機種名と会計手順を伝えてみましょう。

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まとめ:クリニック・病院のPOSレジは連携範囲と総額で選ぶ

クリニック・病院のPOSレジは、レセコンから受け取るデータ、患者が行う操作、保守を含む総額をそろえて比較するのがおすすめです。金額の読み取りだけで足りるか、患者別の入金や未収金まで管理したいかで、適する製品が変わります。

レセコン連携とセミセルフ化を進めたいならスマレジやユビレジ、アプリの固定費を抑えたいならAirレジやSquare POSレジを比較してみましょう。患者別の請求管理や帳票の個別対応を求める院には、Clinic POS、レセPOS、PayCAS POS for クリニックもおすすめです。

見積もりには、機器代に加え、レセコン側の設定、連携アプリ、2年目以降の保守まで含めてもらいましょう。受付スタッフが取消・返金・締め作業まで試すと、導入後にどの手作業が残るかを確かめられます。

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  • この記事の著者/監修者
StorePro編集部

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StorePro編集部は、株式会社Textradeが運営する実店舗DX専門メディアの編集チームです。キャッシュレス決済端末、POSレジ、セルフレジ、モバイルオーダーなどの導入を検討する店舗オーナーや事業者に向けて、料金・手数料・機能・審査・入金サイクルなどを比較・解説しています。 運営会社のTextradeは、Shopifyパートナーおよびスマレジ・デベロッパーズとして、ShopifyとLINEの連携アプリ「Lipify(リピファイ)」を提供しています。Shopify POSやスマレジPOSとの連携、LINE会員証、顧客情報の一元管理などを支援しており、アプリの運営を通じて得たPOS連携や顧客管理に関する知見も、記事の機能比較や導入時の注意点の解説に生かしています。 記事制作では、公式情報、サービス提供事業者への取材・確認、実店舗運営経験者の口コミ、独自調査や実機検証を活用。実店舗運営や決済・POS領域の実務経験を持つメンバーが、利用者とサービス提供者の双方の視点を取り入れながら、比較表・図解・口コミを交えて分かりやすく情報を発信しています。 運営会社の詳細は事業内容および実店舗DX支援事業をご覧ください。

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