POSレジ

POSレジの返品処理のやり方・注意点まとめ【サービスごとに手順を解説】

更新日 :

POSレジの返品処理はどう進める?売上・キャッシュレス決済・在庫がずれない方法を知りたい!

本記事では、このような疑問を解決します。POSレジの返品処理は、顧客へ代金を返すだけでは終わりません。POSレジの売上、実際の返金、在庫数の3点をそろえて修正することが大切です。

現金払いならPOSレジへの返品登録と現金の返却、キャッシュレス決済ならPOSレジに加えて決済サービス側の取消・払い戻しも行います。操作を片方だけで終えると、売上集計や入金額、実在庫に差が生じるおそれがあります。

そこで本記事では、POSレジの返品処理に共通する基本手順と注意点を整理したうえで、Square POSレジ、スマレジ、Airレジ、POS+(ポスタス)、ユビレジ、USENレジの操作方法を解説します。返品対応の社内ルールを作りたい店舗や、返品しやすいPOSレジを選びたい人も参考にしてみましょう。

【迷ったらコレ!】おすすめのPOSレジ3選

Square POSレジ
スマレジ
Airレジ
4.87 4.76 4.65
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目次

根拠と評価基準(タップで開く)

POSレジサービスの掲載口コミ・体験談について

  • 収集対象:日本全国の実店舗運営経験者(飲食・美容・サロン・小売 等)
  • 収集方法:インターネット調査/StorePro編集部が独自収集
  • 収集期間:2025年02月〜2026年08月の回答を基に掲載
  • 編集方針:中立性・公平性を担保し、デメリットを含む内容も掲載
  • 除外基準:重複・自社関係者・不明確な回答は不採用
  • 評点:「口コミ評価」は全口コミの総合評価の平均値(5.0点満点)

収集方法・掲載基準・回答者属性の詳細は 口コミ掲載ポリシー・回答者属性 を参照。


POSレジサービスの総合評価について

  • 評価軸:費用(初期・月額・決済・入金の最低価格)、決済ブランド数、IT補助金対応、対応業種数、機能種類数、アプリストア評点、当サイト口コミ評点 等の計15項目
  • 採点:各項目を1.0〜5.0(0.5刻み)でスコア化し重み付け
  • 集計:幾何平均により総合スコアを算出し、相対評価を小数第2位まで表示
  • 注記:本評価は目安であり、サービス品質を保証するものではない
  • 最終更新日:2026/02/14

編集・監修体制

StorePro編集部は、実店舗運営経験者や決済・POS事業での実務経験者を含むチームで構成。一次情報(アンケート・事業者ヒアリング・各種一次資料)を基に、編集ポリシーと掲載ポリシーに沿って検証・更新を行います。

POSレジの返品処理とは?売上取消・レジ戻しとの違い

POSレジの返品処理とは、販売済みの商品やサービスについて、売上を打ち消し、顧客への返金や在庫の調整を記録する作業です。似た言葉に「売上取消」「レジ戻し」「レジマイナス」がありますが、意味やデータの残り方は同じではありません。

返品処理では売上・決済・在庫をそろえて修正する

POSレジで商品を販売すると、売上だけでなく、決済方法別の金額や在庫数にもデータが反映されます。そのため、返品時も販売時に動いたデータを逆向きに戻すと考えると理解しやすいでしょう。

確認する項目 返品時の対応 処理しない場合の主な影響
売上データ 元取引の取消、またはマイナス売上の登録 売上高や商品別販売数が実態より多くなる
決済データ 現金の返却、または決済サービスでの取消・払い戻し 顧客への請求や加盟店への入金が残る
在庫データ 再販売できる商品だけ在庫へ戻す 帳簿在庫と実在庫が一致しなくなる

返品処理は「POSレジの操作」「顧客への返金」「商品の在庫判定」を一つの業務として進めると、処理漏れを抑えやすくなります。

POSレジと決済端末を連携していても、返品情報まで自動連携されるとは限りません。特にキャッシュレス決済では、決済アプリや管理画面で別途返金する仕様が多いため、販売時と同じ感覚で操作を終えないようにしましょう。

返品処理・売上取消・レジマイナス・交換の違い

各用語の使い方はPOSレジや店舗によって異なります。一般には、会計直後の入力ミスは元取引の取消、後日の返品はマイナス取引で直す運用がわかりやすいでしょう。

返品処理・売上取消・レジマイナス・交換の違い

用語 主な意味 データの残り方 利用場面の例
返品処理 販売済みの商品を返金し、売上を打ち消す 元取引と返品取引を残す方式が多い 後日の返品、不良品の返金
売上取消 誤って登録した会計を取り消す 取消状態にする方式と打消取引を作る方式がある 二重会計、支払方法の入力ミス
レジマイナス 数量や金額をマイナスで登録する 元取引とは別にマイナス売上が残る 元伝票を直接呼び出せない返品
レジ戻し 会計の誤りを直す操作の総称 採用する操作によって異なる 取消、返品、再会計
交換 返品と新しい商品の販売を組み合わせる 返品取引と再販売取引が残る サイズ・色の変更

処理名ではなく、売上・決済・在庫がどのように動くかを確認することが重要です。たとえば「取消」と表示されても、前日以前の会計では元取引を残し、当日にマイナス取引を作るPOSレジがあります。

実店舗で購入した商品の自己都合返品は、商品に不具合がある場合や販売時の説明に問題があった場合などを除き、店舗が定めた返品規定に沿って扱います。返品期限、レシートの要否、セール品や開封済み商品の扱いを店頭・レシート・Webサイトへ明示しておくと、顧客への案内を統一しやすくなるでしょう。

POSレジで返品処理をする基本手順

POSレジの画面やボタン名はサービスごとに異なりますが、確認する順番は共通しています。先に手順を標準化しておくと、レジ前でスタッフが迷いにくくなります。

POSレジで返品処理をする基本手順

  1. レシートや取引履歴から元の会計を特定する
  2. 返品条件と商品の状態を確認する
  3. POSレジで取消または返品取引を登録する
  4. 元の決済方法に合わせて返金する
  5. 在庫・証憑・日次集計を確認する

元取引の特定から日次集計の確認までを一つのチェックリストにすると、POSレジ側だけ処理して返金を忘れるといったミスを防ぎやすくなります。

1. レシートや取引履歴から元の会計を特定する

最初に、購入日、取引番号、商品名、数量、支払額、決済方法を照合します。元伝票を呼び出せるPOSレジなら、新規のマイナス会計を手入力するより、元取引から返品へ進むほうが入力ミスや二重返金を抑えやすいでしょう。

レシートがない場合は、購入日時、金額、カード番号の下4桁、顧客名など、POSレジが備える検索項目を利用します。

取引履歴を検索可能

該当候補が複数あるときは、商品の組み合わせや担当者も照合してから処理へ進みましょう。

2. 返品条件と商品の状態を確認する

返品期限、レシートの有無、未使用・未開封か、不良品か、セール品かを店舗規定と照らし合わせます。顧客都合と商品不良では店舗側の対応が変わるため、返品理由を先に分類してからレジを操作するのがおすすめです。

商品を確認する段階で、再販売できる「良品」、販売できない「不良・破損品」、メーカーへ戻す「仕入先返品」などに分けます。先に区分を決めておけば、POSレジで在庫へ戻す数量を判断しやすくなります。

3. POSレジで取消または返品取引を登録する

会計直後の入力ミスなら元取引の取消、後日の返品なら返品取引やマイナス伝票を使うなど、自店のルールに沿って処理します。元伝票とのひも付け、返品商品、数量、税率、値引き額まで確認しましょう。

任意の金額を払い戻す場合は「金額を払い戻す」をクリックし、任意の返金額を入力

交換では、返品商品をマイナス、新しい商品をプラスで登録します。価格が異なる場合は差額の受け取りまたは返金が生じるため、差額だけを手入力するのではなく、両商品の明細を残すと後から追跡しやすくなります。

4. 元の決済方法に合わせて返金する

現金払いでは、POSレジへ返品を登録したうえで現金を返します。クレジットカードやQRコード決済では、元の決済を処理したサービス側でも取消・払い戻しを行いましょう。

決済ブランドによって、全額返金だけに対応するもの、一部返金も行えるもの、POSレジから返金できないものがあります。

全額を払い戻したいときは「すべての商品を選択」をタップし、一部だけ返金したいときは「金額」をタップして任意の額を入力

交通系電子マネーのように取消に対応しない決済は現金返金になる場合があるため、処理前に加盟店向けの手順を確認するのがおすすめです。

5. 在庫・証憑・日次集計を確認する

返品登録後は、売上金額、決済別金額、在庫数、現金有高を確認します。「レジ上の返品額」「決済サービスの返金額」「実際に返した金額」が一致しているかを見比べましょう。

返品証明書や訂正後のレシートを発行できる場合は顧客へ渡し、店舗側にも取引番号と返品理由を残します。

返金処理完了後、ステータスが払い戻し済みになっている取引を「取引履歴」画面から選べば、払い戻しの内容を記載したレシートを発行できる

管理者承認を採用する店舗では、担当者名や承認者名も記録すると、不正返品や二重返金の調査に役立ちます。

POSレジの返品処理のやり方【主要6サービス別】

ここからは、主要POSレジ6サービスの返品処理を紹介します。同じ「返品」でも、元伝票から処理するサービス、マイナス取引を作るサービス、赤伝票と黒伝票を使うサービスがあるため、自店のPOSレジに合う手順を確認しましょう。

POSレジの返品処理のやり方【主要6サービス別】

POSレジ 主な返品方法 返金時に確認したい点
Square POSレジ 取引履歴から全額・商品別・金額指定で払い戻し 電子マネー・QRコード決済はブランド別の制限あり
スマレジ 明細単位の返品、または返品販売 連携決済のキャンセルは決済サービス側でも操作
Airレジ 伝票から返品、または返品伝票を新規作成 Airペイなどの決済アプリとは返品が自動連携されない
POS+(ポスタス) 業種別製品・契約構成に沿って導入店向け手順を利用 POS・決済端末・在庫の連携範囲を事前確認
ユビレジ 数量と返金額をマイナスで登録 会計取消では当日と前日以前でデータの残り方が異なる
USENレジ 赤伝票で取消し、必要に応じて黒伝票で再計上 修正伝票の日付とレジオープン日を合わせる

導入前に「全額返品」「一部返品」「商品交換」「キャッシュレス返金」の4パターンを試すと、店舗に合うPOSレジか判断しやすくなります。

Square POSレジの返品処理のやり方

Square POSレジ

画像引用元:Square POSレジ

Square POSレジでは、POSレジアプリまたはSquare データの取引履歴から払い戻せます。全額、商品単位、金額指定から選べますが、決済方法によって利用できる方法が異なります。

Square POSレジアプリで払い戻す手順

  1. POSレジアプリで「取引」を開くSquare POSレジの画面下部「お取引」をタップ
  2. 検索機能も使いながら払い戻す決済を選ぶ
  3. 「払い戻し」をタップする日時や支払いを行ったカード情報などに誤りがないか確認の上、「払い戻し」をタップ
  4. すべての商品、対象商品、または金額を選ぶ全額を払い戻したいときは「すべての商品を選択」をタップし、一部だけ返金したいときは「金額」をタップして任意の額を入力
  5. 払い戻し方法と理由を選ぶ金額の払い戻し方法とその理由をそれぞれ選択
  6. 内容を確認して「払い戻し」をタップする

Squareで処理した決済は、原則として元の取引日から1年以内に払い戻せます。ただし、楽天ペイは60日、au PAYは90日、d払いは180日で、Alipay+・メルペイ・PayPay・WeChat Payは1年です。

決済ブランド名 払い戻し可能な期間
楽天ペイ 60日
au PAY 90日
d払い 180日
Alipay・メルペイ・PayPay・WeChat Pay 1年
その他の決済手段 1年

iDとQUICPay、楽天ペイは全額払い戻しに限られ、交通系IC電子マネーはSquare上で払い戻せません。交通系ICを現金で返す場合は決済手数料が戻らず、POSレジにも元取引が残るため、現金返金の記録を別途残しましょう。

Squareで一度実行した払い戻しは取り消せないため、対象取引・金額・商品を確認してから実行しましょう。

Square リテールPOSレジや小売モードでは、返品・交換の途中で商品を在庫へ戻すか選べます。商品単位の返品や交換、在庫戻しまで一つの流れで操作したい小売店は、無料アカウントを作成して画面を試してみるのがおすすめです。

体験談・口コミ
Square POSレジの返品処理に関する口コミ・体験談
日常の入金についての操作はとくに問題なく使ってました。日報などの管理をしていく上でも使いづらさを感じたことはないと記憶しておりますが、返金があるその時に操作方法について確認するくらいでした。全体的に使いやすいです。
口コミ投稿者:くまさん / 45歳女性 / 滋賀県
業種:サービス業 / 職種:美容・理容・サロン / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:2〜4店舗 / 従業員数:5〜9人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日の決済件数:5〜9件 / 年間売上:300万〜500万円 / 年間決済額:100万〜300万円
導入サービス:Squareスタンド / 2020年2月に導入開始 / 総合評価:4.5/5.0
体験談・口コミ
Square POSレジの返品処理に関する口コミ・体験談
Squareリーダーは「決済できればOK」ではなく、売上管理・返金・明細確認までアプリで完結するので、現金管理の手間を減らしたい事業者ほど効果が出ると思います。導入前にWi-Fi環境の確認及びAndroidタブレットの場合は特に性能確認が必要で、あまり安い性能が悪いタブレットだとタッチ決済には使えないので注意が必要。
口コミ投稿者:HIRO13さん / 65歳男性 / 神奈川県
業種:サービス業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:2〜4人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日の決済件数:5〜9件 / 年間売上:500万〜1,000万円 / 年間決済額:500万〜1,000万円
導入サービス:Squareリーダー / 2020年4月に導入開始 / 総合評価:4.0/5.0

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スマレジの返品処理のやり方

スマレジ

画像引用元:スマレジ

スマレジには、交換時に販売と返品を同時登録できる「明細単位の返品」と、返金に使う「返品販売」があります。用途に合わせて使い分けましょう。

スマレジで明細単位の返品をする手順

  1. 「設定」から「[基本設定] 販売設定」を開く
  2. 「[取引明細] 明細単位の返品処理」をオンにする「[取引明細] 明細単位の返品処理」をオンにする
  3. 返品商品と交換・購入商品をカートへ入れる
  4. 返品商品の取引区分を「返品」に変更する明細画面で取引区分を「返品」に変更、メモに返品する商品を販売した日時入力後、明細画面外をタップする
  5. 返品商品を販売した日をメモへ入力する
  6. 金額を確認してチェックアウトする返品された商品が赤字表示されたら、そのまま預り金入力をタップ→チェックアウトする

返金だけを行う「返品販売」では、事前にオプション設定で返品販売をオンにし、販売画面から返品販売を開始します。返品商品をカートへ入れ、販売日をメモへ入力したあと、預り金入力から返品販売を完了します。

PAYGATEなど決済端末で処理したクレジットカード決済は、スマレジの返品操作だけではキャンセルされません。スマレジではクレジット手入力を使って返品を記録し、利用した決済サービス側でも返金を進めます。

クレジット手入力やその他支払で返品額を登録するときは、金額の先頭に「-」を付けます。販売と返品を一つの取引にまとめたい店舗は、スマレジの無料オンライン相談・ショールーム体験で交換処理も確認してみましょう。

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Airレジの返品処理のやり方

Airレジ(エアレジ)

画像引用元:Airレジ

Airレジでは、元伝票から対象商品を選ぶ方法と、返品伝票を新規作成する方法があります。元伝票から返品できる場合は、取引とのひも付けが残る前者がわかりやすいでしょう。

Airレジで元伝票から返品する手順

  1. 「レジ締め前伝票」または「取引履歴」から対象伝票を開くホーム画面から「点検・精算[レジ締め前伝票一覧]」、「レジ締め前伝票」へ
  2. 「返品する」または「伝票から返品」をタッチする「返品する」または「伝票から返品」をタッチする
  3. 全商品または一部商品を選ぶ全商品または一部商品を選ぶ
  4. 返金方法を選び、必要に応じて返品メモを入力する返金方法を選び、必要に応じて返品メモを入力する
  5. 「返金する」をタッチする
  6. 返品証明書や修正後のレシートを印刷する

会計から60日以上経過した伝票、会計後に金額修正した伝票、すでに返品した伝票などは、元伝票から返品できません。この場合は、取引履歴から返品伝票を新規作成し、商品と購入日を入力して処理します。

Airレジの返品・返金はAirペイなどの決済アプリと自動連携されないため、先に決済アプリ側で取引を取り消してからAirレジへ登録します。

返品時の在庫連動、売上CSVへの返品情報の出力、担当者を限定するパスコードも設定できます。

Airレジでは、「機能制限」画面からパスコードを設定することで、レジ担当者を登録

無料で使えるPOSレジに返品・在庫・権限管理を組み合わせたい店舗は、Airレジの公式サイトから導入方法を確認してみるのがおすすめです。

体験談・口コミ
Airレジの返品処理に関する口コミ・体験談
私が使用していた際では、決済中のシステムダウンやエラーの発生はなかったと思います。また、決済処理の速度も問題ありませんでした。返金もすぐにできました。
口コミ投稿者:いくらさん / 27歳女性 / 東京都
業種:サービス業 / 職種:美容・理容・サロン / 役職:経営者・役員
店舗数:1店舗 / 従業員数:2〜4人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日の決済件数:1〜4件 / 年間売上:300万〜500万円 / 年間決済額:100万〜300万円
導入サービス:Airレジ&Airペイ / 2024年1月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0

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POS+(ポスタス)の返品処理のやり方

POS+(ポスタス)

画像引用元:POS+(ポスタス)

POS+(ポスタス)は、飲食・小売・美容などの業種別製品があり、決済端末や在庫管理の構成も店舗によって変わります。導入店向けの操作マニュアルと契約構成に沿って返品処理を進めるのがおすすめです。

POS+で導入前に確認したい返品操作

  1. 元伝票から全額返品できるか確認する
  2. 商品単位・数量単位の一部返品を試す
  3. 返品商品を在庫へ戻す条件を設定する
  4. 連携する決済端末の取消手順を確認する
  5. 返品後の日計・支払方法別売上を照合する

POS+は導入前に、店舗情報を反映した環境で基本操作や伝票明細などのトレーニングを受けられます。導入後は365日の電話サポートと訪問サポートがあるため、自店の契約に合う返品フローを導入時にマニュアル化しておくと安心です。

POS+(ポスタス)のサポート体制・駆けつけサポート

画像引用元:POS+

返品や交換が多い業態では、商談時に想定ケースを伝え、実機で操作を確認しておきましょう。業種に合う構成やサポートを重視する店舗は、POS+(ポスタス)の資料を確認するのがおすすめです。

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ユビレジの返品処理のやり方

ユビレジ

画像引用元:ユビレジ

ユビレジでは、返品商品の数量と返金額をマイナスの売上として登録します。元の会計そのものを取り消す場合は「終了した会計」から取消操作を行います。

ユビレジで返品・返金を登録する手順

  1. 返品する商品を会計へ登録する
  2. 商品をタップして数量を「-1」などのマイナスにする商品をタップして数量を「-1」などのマイナスにする
  3. 会計へ進み、返金する支払方法を選ぶ会計へ進み、返金する支払方法を選ぶ
  4. 返金額をマイナスで入力する返金額をマイナスで入力する
  5. 「確定」と「入力終了」をタップする
  6. 「終了した会計」で返品記録を確認する「終了した会計」で返品記録を確認する

当日の誤会計を取り消す場合は「終了した会計」から対象取引を選び、「取り消す」へ進みます。前日以前の会計では、元会計を残したまま打ち消すマイナス会計が新しく記録されます。

クレジットカード決済や連携決済は、連携先で別途返金する場合があります。元会計は削除されず取消会計が残るため、取引履歴と決済サービスの両方を照合しましょう。

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USENレジの返品処理のやり方

USENレジ FOOD

画像引用元:USENレジ FOOD

USENレジでは、赤伝票で元伝票を取り消し、黒伝票で正しい会計を再登録します。過去伝票を修正するときは、修正する伝票の日付と同じ日でレジをオープンします。

USENレジで過去伝票を修正する手順

  1. 修正伝票の日付を開始営業日にしてレジオープンする
  2. トップ画面の「伝票明細」から対象伝票を選ぶ
  3. 赤伝票(取り消し)を選び、担当者を指定して発行する
  4. 修正が必要な場合は「黒伝発行」を選ぶ
  5. 正しい商品・数量・支払内容で会計する
  6. 売上を確認し、レジクローズを完了する

取消だけなら赤伝票、正しい内容で再計上するなら赤伝票と黒伝票を組み合わせます。赤伝票の発行を担当者パスワードで制限する設定もあるため、店舗の権限ルールに合わせて活用しましょう。

返品・取消の履歴は監査レポートでも確認できます。飲食店で伝票修正と売上分析、導入後のサポートをまとめて利用したい場合は、USENレジの相談窓口で自店の運用を確認してみるのがおすすめです。

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POSレジの返品処理で起こりやすいミスと注意点

返品処理のミスは、POSレジの操作そのものより、決済・在庫・証憑との連携部分で起こりやすい傾向があります。ここでは、日々の運用へ落とし込みたい注意点を整理します。

POSレジの返品処理で確認したいポイント

  • POSレジと決済サービスの両方を処理したか
  • 決済方法ごとの返金期限・一部返金可否を確認したか
  • 再販売できる商品だけ在庫へ戻したか
  • 担当者・返品理由・元取引番号を記録したか
  • 現金有高・決済別売上・入金予定額が合っているか
  • 返品に伴う税額と返還インボイスを確認したか

POSレジと決済サービスの返品処理を別々に確認する

POSレジで売上をマイナスにしても、クレジットカード会社やQRコード決済事業者へ自動で返金されるとは限りません。反対に、決済サービスだけを取り消すとPOSレジの売上が残ります。

POS側の取引番号と決済側の取引番号を同じ返品記録へ残すと、片方の処理漏れを発見しやすくなります。連携サービスを変更したときも、返品まで自動連携するかを見直しましょう。

返金期限と一部返金の可否を決済方法ごとに確認する

返金期限や一部返金の可否は、決済サービスとブランドの組み合わせで変わります。「クレジットカードなら同じ」「QRコード決済なら同じ」とまとめて判断しないことが大切です。

決済方法 返品時の主な確認事項 店舗側の対応例
現金 返金額とドロア内の現金 POSレジへ返品登録後、現金を返す
クレジットカード 取消期限、一部返金、顧客明細への反映時期 元決済へ払い戻し、受付記録を渡す
QRコード決済 ブランド別の期限と全額・一部返金 加盟店管理画面で対応可否を確認する
電子マネー 取消対応の有無 取消不可なら規約に沿って現金などで返す

一部返金に対応しない決済では、全額を払い戻して正しい金額で再決済する方法があります。顧客の再決済が必要になるため、先に説明してから進めましょう。

再販売できない商品を在庫へ戻さない

返品処理で在庫が自動加算されるPOSレジでは、破損品や開封済み商品まで販売可能在庫へ戻ることがあります。良品・不良品・仕入先返品・廃棄の区分を決め、商品の状態に合う在庫処理を選びましょう。

複数商品を一括返品する際に、商品ごとに在庫戻しを選べないPOSレジもあります。その場合は返品後に在庫調整を行い、理由と数量を記録すると実在庫との差を追いやすくなります。

返品権限・理由・元レシートの扱いを統一する

返品は現金や売上データを動かすため、一般の会計より厳しい権限設定が向いています。返品操作を管理者承認にし、担当者・理由・元取引番号を残すと、不正返品や二重返金の抑止につながります。

元レシートを回収する運用では、返品済みとわかる印を付け、返品伝票と一緒に保管します。電子レシートの場合も、元取引と返品記録を確認できる状態にしておきましょう。

レジ締め前に現金有高・決済別売上・入金予定を照合する

現金返金ではドロア内の現金が減り、キャッシュレス返金では決済サービスの入金額や残高が変わります。POSレジの日計だけでなく、現金有高と決済サービスの管理画面も照合しましょう。

前日以前の取引を返品すると、返品した日のマイナス売上として集計されるサービスがあります。月をまたぐ返品や締め後の返品は、経理担当者と計上ルールを共有しておくと月次集計がわかりやすくなります。

返品に伴う消費税と返還インボイスを確認する

課税売上に対する返品・値引き・割戻しでは、返還額に対応する消費税額の調整が必要です。POSレジへ元の販売日、税率、返品商品、返金額を正しく記録し、標準税率と軽減税率を分けて集計できる状態にしましょう。

インボイス発行事業者が事業者へ返品に伴う対価の返還を行う場合は、返還インボイスの交付が必要です。ただし、返還額が税込1万円未満なら交付義務が免除されます。

返還インボイス

画像引用元:国税庁

店舗の取引形態や経理方法によって扱いが変わる場合は、税理士や所轄税務署へ相談するのがおすすめです。

POSレジの返品処理に関するよくある質問

POSレジの返品処理で迷いやすい点を、実務で使いやすい形にまとめました。サービスごとの仕様と店舗規定を照らし合わせながら確認しましょう。

レシートがなくてもPOSレジで返品できる?

取引履歴から元会計を特定でき、店舗の返品規定を満たす場合は、レシートがなくても返品できることがあります。購入日、時間帯、金額、商品、決済方法、カード番号の下4桁などを照合しましょう。

取引履歴を検索可能

ただし、レシートなしの自己都合返品を受け付けるかは店舗のルールです。不正返品を抑えるため、本人確認や管理者承認、返金方法の制限を設ける方法もあります。

POSレジで実行した返品処理は取り消せる?

返品処理を取り消せるかはPOSレジによって異なります。Squareでは実行済みの払い戻しを取り消せません。Airレジでは返品当日に限り、返品伝票を削除して新たな返品や金額修正へ進める場合があります。

取り消せない場合は、正しい内容の販売取引を新たに作成し、決済と在庫も合わせて修正します。誤った返品を重ねないよう、管理者と画面を確認しながら処理しましょう。

クレジットカードの返金はいつ明細に反映される?

反映時期は決済サービスとカード発行会社によって異なります。Squareでは払い戻し依頼を翌営業日までにカード発行会社へ送り、その後、明細への反映に2〜7営業日ほどかかる場合があります。

Squareの返金スケジュール

画像引用元:Square

カードの締め日をまたぐと、いったん請求された翌月に返金分が相殺されることもあります。店舗側の払い戻し完了日とカード明細への反映日は同じとは限らないため、顧客へ受付記録や取引番号を案内すると説明しやすいでしょう。

前日以前やレジ締め後の会計も返品できる?

多くのPOSレジで過去取引の返品は可能ですが、処理方法や集計日は異なります。Airレジは取引履歴から過去伝票を選べ、ユビレジは前日以前の元会計を残して打ち消すマイナス会計を作ります。

USENレジで過去伝票を修正する場合は、修正対象と同じ日を開始営業日にしてレジオープンします。締め済み期間の売上を書き換えるのか、返品日にマイナス計上するのかを確認し、経理処理とそろえましょう。

返品時に返還インボイスは必要?

インボイス発行事業者が課税売上の返品や値引きなどを行い、相手方が事業者の場合は、返還インボイスの交付が必要です。返還する金額が税込1万円未満なら、返還インボイスの交付義務は免除されます。

返還インボイス

画像引用元:国税庁

交付が不要でも、返品に伴う税額調整や帳簿記録は別の論点です。元の販売日・適用税率・返還額を追跡できる記録を残しましょう。

各POSレジの返品マニュアルはどこで確認できる?

各社のヘルプサイトや導入店向けマニュアルで確認できます。画面はアプリの更新で変わることがあるため、店舗マニュアルへ公式ヘルプのURLやQRコードを載せておくと更新後も確認しやすいでしょう。

POSレジ 返品・取消の確認先
Square POSレジ お客さまへの払い戻しを管理する
スマレジ 商品を返品・返品販売する
Airレジ 返品機能の利用方法
POS+(ポスタス) POS+のサポート
ユビレジ 返品、返金を受け付ける
USENレジ 過去の伝票を修正したい

マニュアルを読むだけでなく、練習用アカウントやトレーニングモードで返品を試すのがおすすめです。本番前に返品操作し、店舗マニュアルへ反映しておきましょう。

まとめ:POSレジの返品処理は売上・決済・在庫をそろえて完了させよう

POSレジの返品処理では、元取引を特定し、POSレジで売上を打ち消したうえで、顧客への返金と在庫調整を行います。POSレジ、決済サービス、在庫の3点が一致して初めて処理が完了したと考えましょう。

決済方法によって返金期限や一部返金の可否が変わり、交通系電子マネーのように現金返金となる場合もあります。返品理由、担当者、元取引番号を残し、レジ締め時に現金有高と決済別売上を照合すると、差異を早い段階で見つけやすくなります。

返品のしやすさは、機能表だけでは判断しにくいポイントです。候補のPOSレジで全額返品・一部返品・交換・キャッシュレス返金を試してから選びましょう。

商品単位の返品や交換、在庫戻しを重視するならSquare POSレジ、交換と返品販売を使い分けたいならスマレジ、無料で始めながら返品権限や在庫連動も整えたいならAirレジを比較してみるのがおすすめです。自店の返品規定と操作フローを照らし合わせ、スタッフが迷いにくいPOSレジを選びましょう。

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