
本記事ではこんな悩みを解決します。
新型コロナウイルスの流行後、飲食店のデリバリー注文が急速に成長し、各店において注文情報の一元管理システムの需要が高まっています。
しかし、様々なデリバリー注文一元管理システムが登場する中で、どれが自店に最適なものかわからなくなっている人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、デリバリー注文一元管理システムのおすすめ5選を紹介した上で、導入メリット・デメリットなどを詳しく解説します。
目次
デリバリー注文一元管理システムとは

デリバリー注文一元管理システムとは、Uber Eatsなどのデリバリーサービスから入った注文を1つのシステム上で管理できるツールです。
各プラットフォームから送られてくる注文情報を単一画面にまとめられるため、確認漏れや重複といったミスを防ぎやすくなります。

画像引用元:Orderly
特に現在はデリバリーサービスが増え、Uber Eats以外にもmenuや出前館など多様化しています。
様々なプラットフォームから注文が入る中で、キッチンとの情報連携を円滑にするために、デリバリー注文一元管理システムを導入する店舗が増えていると考えられます。
デリバリー注文一元管理システムでできること

デリバリー注文一元管理システムでできることは次の通りです。
デリバリー注文一元管理システムでできること
- 注文情報の一元管理
- デリバリーメニューの一括登録
- 注文受付の一時停止・再開の一括操作
- POSレジ・キッチンプリンターとの連携
それでは順番に解説していきます。
注文情報の一元管理
デリバリー注文一元管理システムでは、Uber Eatsやmenu、出前館などの複数のプラットフォームから届く注文情報を集約できます。

画像引用元:Camel
登録しているプラットフォームの種類を確認したり、現在何件の注文が届いているかを一目で把握したりできるため、スタッフが次に何をすればよいか考えやすくなるでしょう。
デリバリーメニューの一括登録
デリバリーに登録しているメニューを一元管理することができます。
メニューの登録・削除を一括して行えるため、プラットフォームごとに注文可能な商品のばらつきや設定漏れを防ぐことができます。
注文受付の一時停止・再開の一括操作
注文の一時停止・再開をまとめて行うことも可能です。
店舗全体の注文受付停止・再開や、メニュー単位でも行えるため、一時的なトラブルや食材の欠品などがあった際にも、柔軟に運用できます。
POSレジ・キッチンプリンターとの連携
POSレジやキッチンプリンター、モニターとの連携ができるため、販売データの記録やキッチンスタッフとの情報共有も行いやすいです。
売れ行きの良い商品や、時間帯や曜日によって注文数が変動するメニューを分析すれば、発注数量の最適化や、セットメニューの考案による単価アップも狙えるでしょう。

画像引用元:Orderly
このように、デリバリー注文の一元管理システムでは、様々なことが行えます。ただし、具体的な機能は個別のシステムによって異なるため、導入前にどのような機能を有しているか確認しましょう。
デリバリー注文一元管理システムの料金相場

次に、デリバリー注文の一元管理システムの料金相場は以下の通りです。
デリバリー注文一元管理システムの料金相場
- 初期費用:0~10万円
- 月額費用:0~数万円
デリバリー注文の一元管理システムを導入する際、初期費用が0円のものもあります。
この場合、システム自体はアカウント登録をすれば利用できるため、費用がかかりませんが、タブレット端末やプリンターなどは購入する必要があるので、注意しましょう。
既にデリバリーサービスを導入していて、これらの機器をお持ちの場合は費用を抑えられます。
また、ここで紹介している料金相場はあくまで一例です。導入前に各システムを比較する際の参考としてご覧ください。
デリバリー注文一元管理システムおすすめ5選

ここからはデリバリー注文一元管理システムのおすすめ5選を個別に紹介します。
自店に合ったシステムを探している人は、参考にしてみてください。
デリバリー注文一元管理システムおすすめ5選
- Square POSレジ
- スマレジ
- POS+(ポスタス)

- Orderly
- Hubster
それぞれ順番に見ていきましょう。
デリバリー注文一元管理システム①Square POSレジ

画像引用元:Square POSレジ
| デリバリー注文一元管理システム名 | Square POSレジ |
| 総合評価 | 4.87 |
| 口コミ評価 | |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | ・フリー:0円 (フリープランでキッチンディスプレイを利用する場合1台あたり3,500円発生) ・レストランPOSレジプラス:13,000円 ・レストランPOSレジプレミアム:カスタム対応 |
| 主な機能 | ・POSレジやキャッシュレス決済との連携機能 ・Uber Eatsの注文情報統合機能 ・プリンターやディスプレイとの連携機能 ・対面・オンライン決済両方への対応 ・レポート作成機能 |
| 導入社数 | 世界400万店舗以上に導入 |
| 公式サイト | Square POSレジの公式サイトを確認する |
Square POSレジは、初期費用無料で導入できるデリバリー注文一元管理システムです。
自店で独自に行っているデリバリーと、Uber Eatsによる注文情報を一元管理することができます。

画像引用元:Square
有料プランでは、追加料金なしでキッチンディスプレイとの連携や、顧客にモバイル上でセルフ決済を行ってもらうことが可能です。

画像引用元:Square
Square POSレジでは関連サービスにキャッシュレス決済サービス「Square決済」があるため、対面・オンラインの両方による決済を導入できます。
ただし、対面決済では2.5~3.25%、非対面決済では3.25~3.75%となっており、非対面決済の方がやや割高です。
また、有料プランではスタッフ管理サービスも利用でき、シフト作成や勤怠管理にも役立てられます。
デリバリー大手のUber Eatsの注文情報を管理でき、関連サービスも充実しているシステムを探している人は、Square POSレジの導入を検討してみてください。

シンプルなデザインで、サイズもコンパクトだったので物が嵩張るレジ周りにも簡単に置くことができた。出前で店舗外に持ち出して決済する際にも、ポケットに入れて簡単に持ち運ぶことができた。
squareリーダーの導入だったので、5000円ほどで端末を購入することができ、導入しやすかった。その他の端末(レジスターなど)も揃えたら結構高額になると感じた。決済手数料は他社と比べて安いのでよかった。
口コミ投稿者:橋本さん / 29歳女性 / 福岡県
業種:サービス業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
店舗数:2〜4店舗 / 従業員数:10〜19人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:1,000万〜2,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:500万〜1,000万円
導入サービス:Square POSレジ / 2021年3月頃に導入開始 / 総合評価:4.5/5.0

squareは端末の種類が店舗形態によって選べるのがポイントかと思います。その種類もいくつかあります。また、店舗であればお客様に操作してもらう端末やタブレットをはめるタイプなどバリエーションが豊富です。データ分析もわかりやすく、オンライン店舗にも対応しています。また、在庫管理やスタッフ管理も可能なので、店舗の管理が1端末で済むのがシンプルでいいです。また、セミナー等も行っているので参加するとより有効活用が可能になってくると思います。
口コミ投稿者:nozomi saitoさん / 37歳女性 / 山梨県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:自営業・個人事業主
店舗数:1店舗 / 従業員数:1人 / 平均客単価:1,000〜2,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:20〜49件 / 年間売上:300万〜500万円 / 年間キャッシュレス決済額:100万〜300万円
導入サービス:Square POSレジ / 2025年5月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0
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デリバリー注文一元管理システム②スマレジ

画像引用元:スマレジ
| デリバリー注文一元管理システム名 | スマレジ |
| 総合評価 | 4.76 |
| 口コミ評価 | |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | ・スタンダードプラン:0円 ・プレミアムプラン:5,500円 ・プレミアムプラスプラン:8,800円 ・フードビジネス:15,400円 ・リテールビジネス:15,400円 (全て税込) |
| 主な機能 | ・デリバリー注文一元管理システムとの連携機能 ・キッチンプリンター・モニターとの連携 ・モバイルオーダー・テーブルオーダー機能 ・キャッシュレス決済連携機能 ・クーポン配信機能 |
| 導入社数 | アクティブ店舗数54,000店以上(2025年10月時点) |
| 公式サイト | スマレジの公式サイトを確認する |
スマレジは、デリバリー注文一元管理システムのCamelと連携することで、各種デリバリーサービスの注文情報を集約できるPOSレジです。
Camelでは、Uber Eatsや出前館、menu、anyCarryといったサービスと連携可能です。
そして、スマレジとCamelを連携すれば、各デリバリーサービスの注文情報を一元管理し、その売上データをPOSレジと共有できます。

画像引用元:スマレジ
売上データ入力の二度手間なども発生しないため、効率的に店舗運営を行えるでしょう。
また、スマレジではCamel以外にもUber Eats LINKを利用してUber Eatsの注文データを連携することが可能です。

画像引用元:スマレジ
Uber Eatsに限られるため、他のデリバリーサービスに加盟していない店舗におすすめです。ただし、いずれのサービスもスマレジの月額利用料とは別で費用が発生するため注意しましょう。
そして、スマレジではキッチンプリンターとの連携や、オーダーエントリーシステム、モバイルオーダーシステムの導入も可能です。
利用するには、有料プランのフードビジネスプラン(月額15,400円(税込))に加入する必要がありますが、価格以上の効果を実感できるでしょう。

画像引用元:スマレジ
関連サービスであるPAYGATEとセット導入すれば、キャッシュレス決済との連携も容易に行えます。
大手のデリバリーサービスからの注文情報を一元管理したい人は、スマレジの導入を検討してみてください。

売上データや利用状況の確認については、設定や顧客情報を細かく入力することで、顧客ごとの販売履歴を分かりやすく把握できる点は非常に有用だと感じました。在庫管理についても同様に、情報をこまめに入力できていれば、視認性が高く管理しやすい仕組みだと思います。
口コミ投稿者:flog worksさん / 44歳男性 / 岡山県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:経営者・役員
店舗数:2〜4店舗 / 従業員数:2〜4人 / 平均客単価:10,000円以上 / 1日のキャッシュレス決済件数:5〜9件 / 年間売上:2,000万〜3,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:500万〜1,000万円
導入POSレジ:スマレジ / 2024年8月に導入開始 / 総合評価:3.5/5.0

僕の利用経験から見て、導入費用がとても安く、カスタマーサポートが丁寧な点は大きな魅力だと思います。僕の導入当時は機器の購入が前提でレンタルはありませんでしたが、現在はレンタルもあると思うので、初期費用をさらに抑えられるはずです。無料プランも用意されているため、小規模事業者でも安心して使えます。僕はスマレジしか使ったことはありませんが、9年間使って特に不満はなく、当時はネットや機械に全く詳しくなかった自分でもスムーズに使えました。機械が苦手な方にもおすすめできるPOSレジだと思います。
口コミ投稿者:2KADOさん / 38歳男性 / 富山県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:経営・管理・人事 / 役職:経営者・役員
店舗数:1店舗 / 従業員数:10〜19人 / 平均客単価:5,000〜9,999円 / 1日のキャッシュレス決済件数:1〜4件 / 年間売上:2,000万〜3,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:0〜100万円
導入POSレジ:スマレジ / 2016年12月に導入開始 / 総合評価:5.0/5.0
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デリバリー注文一元管理システム③POS+ food

画像引用元:POS+(ポスタス)
| デリバリー注文一元管理システム名 | POS+ food |
| 総合評価 | 4.44 |
| 口コミ評価 | 3.75 (2件) |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 14,000円〜(税別) |
| 主な機能 | ・キャッシュレス決済連携機能 ・デリバリー注文一元管理システムとの連携機能 ・キッチンプリンター・モニターとの連携 ・店内外モバイルオーダー機能 ・テーブルオーダー機能 |
| 導入社数 | ・月間1,000店舗以上が導入を決定 ・累計200団体以上の行政機関が導入(2025年8月時点) |
| 公式サイト | POS+(ポスタス)の公式サイトを確認する |
POS+ foodは、POS+の中で飲食店に特化した機能を提供するサービスです。
POS+は飲食店や小売店、美容サロン、整体クリニックといった業種を中心に、必要な機能をトータルで提供しており、POS+ foodはその中の1つです。
POS+ foodではUber Eatsとの直接連携またはOrdee(オーディー)を利用して、デリバリーサービスと連携できます。

画像引用元:POS+
Ordeeで連携できるデリバリーサービスは、次の通りです。
Ordeeが連携可能なデリバリーサービス
- Uber Eats
- 出前館
- menu
- Wolt
- PICKS
- FOUR GLOBE
- Okage DX Platform
- CHOMPY
- Ordeeモバイルオーダー
Ordeeが連携できるサービスの種類は幅広く、大手以外のデリバリーサービスの注文情報も管理できるため、販売チャネルを広く持ちたい飲食店におすすめです。
また、POS+では導入前後のサポートも充実しています。導入前には、専任スタッフが操作方法や初期設定をレクチャーしてくれます。

画像引用元:POS+
導入後には、年中無休のコールセンターや利用無制限の駆けつけサポートを利用可能です。なお、駆けつけサポートは一部地域については別途費用が発生するため注意しましょう。
幅広いデリバリーサービスへの対応と、充実したサポート体制をお求めの人は、POS+ foodの利用を考えてみてください。

PL表をみた限りですが、コストパフォーマンスとしては良好でした。大規模のお店といえど落ち着いている日もありましたが原価率も30%を維持しながらも赤字になることはなく運用するには問題なかったです。特に、お客様に提供する品質を下げずに運用できる点はとても良かったです。
口コミ投稿者:rinnegi1204さん / 31歳男性 / 東京都
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入POSレジ:POS+(ポスタス) / 44713に導入開始 / 総合評価:4.0/5.0

私共の併用していたレジに比べ、初期の導入費用がぐっと抑えられたので良かったです。本体やドロアーだけでも、数十万円分は費用を抑えられました。
口コミ投稿者:誉田 しのさん / 37歳女性 / 大阪府
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:会社員
導入POSレジ:POS+(ポスタス) / 2019年7月に導入開始 / 総合評価:3.5/5.0
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デリバリー注文一元管理システム④Orderly

画像引用元:Orderly
| デリバリー注文一元管理システム名 | Orderly |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 要問い合わせ |
| 主な機能 | ・POSレジとの連携機能 ・バーチャルレストラン・複数店舗対応 ・商品の品切れ・営業時間の一括設定 ・プリンターとの連携機能 ・レポート分析機能 |
| 導入社数 | 連携店舗数8,000店 |
Orderlyは、USENレジなどを展開するUSENグループのデリバリー注文一元管理システムです。
USENグループでは、POSレジシステムのUSENレジ以外にも、キャッシュレス決済のUSEN PAY
やセルフレジ・券売機、テーブルオーダーなど様々なサービスが提供されています。飲食店の運営効率化に役立つ機能が豊富なため、デリバリー注文一元管理システムとの親和性も高いです。

機能面では、商品の品切れなどによる注文の一時停止や、営業時間の設定などを各デリバリーサービスに対して一括適用できます。

画像引用元:Orderly
商品のステータス設定も「本日売り切れ」や「在庫切れ」などから選択できるため、柔軟な設定が可能です。
キッチンプリンターと連携すれば、調理スタッフへ紙伝票による注文情報の共有が行えます。紙伝票は配達レシートとしても利用できるため、商品提供の工程を管理しやすくなるでしょう。
また、管理画面では売上情報をレポートとして確認できます。

画像引用元:Orderly
デリバリーサービスごとの売上を確認することもできるため、注文がよく入るプラットフォームと、そうでないものを仕分けて加盟を続けるか検討できます。
USENレジ
などの多様なサービスとの連携を考えている人は、Orderlyの導入を検討してみてください。
デリバリー注文一元管理システム⑤Hubster

画像引用元:Hubster
| デリバリー注文一元管理システム名 | Hubster |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | ・ビジネスマネージャー:1,000円 ・オーダーマネージャー:5,900円 ・プレミアム:9,400円 |
| 主な機能 | ・POSレジとの連携機能 ・キャッシュレス決済との連携機能 ・プリンターとの連携機能 ・売上レポートの確認 |
| 導入社数 | 非公表 |
Hubsterは、デリバリー注文一元管理機能に特化したツールです。
Uber Eatsや出前館、Woltと連携できるようになっており、大手サービスの注文情報を1つのタブレット画面で確認可能です。

画像引用元:Hubster
また、これらのサービスに出品している商品情報を一括編集できるようになっており、売り切れなどの情報をリアルタイムに更新できます。
直接Hubsterを導入してもよいですが、POSレジとの連携も行いたい人は、Square POSレジからアプリが提供されています。
Square POSレジにHubsterアプリをインストールして利用する場合、月額6,900円のオーダーマネージャープランまたは月額15,000円のプレミアムプランから選択可能です。

画像引用元:Hubster
オーダーマネージャープランでは、基本的なデリバリー注文一元管理機能が利用でき、プレミアムプランでは、レポートによる分析なども行えます。
Squareの関連サービスである「Squareオンラインビジネス」と連携すれば、テイクアウト注文をオンラインで受け付けることもできます。
単独で使う場合でも、大手デリバリーサービスからの注文を集約できるため、Uber Eatsや出前館などに加盟している飲食店の人はHubsterの導入を検討してみてください。
デリバリー注文一元管理システムを導入する際の選び方

本章では、デリバリー注文一元管理システムを導入する際の選び方を4つの観点で解説します。
どのように選べばよいかわからない人は参考にしてみてください。
デリバリー注文一元管理システムを導入する際の選び方
- 自店が利用中のフードデリバリーサービスすべてに対応しているか
- 実店舗のPOSレジやキッチンプリンターとスムーズに連動するか
- 複数サイトのメニュー変更や品切れ処理を一括で即座に操作できるか
- デリバリーだけでなくテイクアウトや売上管理も統合できるアプリか
それぞれ順番に見ていきましょう。
自店が利用中のフードデリバリーサービスすべてに対応しているか
自店が既に加盟しているフードデリバリーサービスのすべてに対応しているか確認しておきましょう。

画像引用元:Camel
せっかく注文を一元管理できるシステムを導入しても、利用中のデリバリーサービスのすべてに対応していなければ、一部個別管理が必要になります。
導入を検討しているシステムが管理可能なデリバリーサービスをあらかじめよく確認しておきましょう。
なお、システム導入を機に注文数の少ないデリバリーサービスへの加盟を見直すのも1つの方法です。
実店舗のPOSレジやキッチンプリンターとスムーズに連動するか
実店舗のPOSレジやキッチンプリンターとスムーズに連動することも重要です。
デリバリー注文一元管理システムを利用する際、POSレジなどと連携して、販売データの共有やキッチンへの注文情報の伝達を行います。

そのため、店内の既存システムと円滑に連携できるものを選びましょう。
また、キッチンプリンターとモニターのどちらと接続するかによって、対応可否や料金が異なる場合もあります。自店のオペレーションと合うシステムを導入しましょう。
複数サイトのメニュー変更や品切れ処理を一括で即座に操作できるか
複数のデリバリーサービスにおけるメニュー変更や品切れなどの処理を一括ですぐに変更できることも重要です。

画像引用元:Orderly
メニュー変更や品切れなどによる出品停止作業を、デリバリーサービスごとに行うのは大きな負担になるでしょう。
システム上で一括変更できれば、手間を最小限に抑えられ、各サービス一斉に切り替え可能です。変更漏れやタイムラグによる受注ロスなどを防ぎやすくなります。
一度の処理で即座に各サイトの変更を行えるシステムを選ぶようにしましょう。
デリバリーだけでなくテイクアウトや売上管理も統合できるアプリか
デリバリー以外に、テイクアウトの注文情報や店舗全体の売上管理といった機能も搭載されていることも判断基準になります。
テイクアウトなどと併せてデリバリーサービスを行っている飲食店も多いでしょう。
システムの管理対象がデリバリーだけだと、テイクアウト注文を見逃したり、キッチンへうまく伝達できなかったりする可能性があります。
また、売上情報をデリバリー注文だけでなく、テイクアウトや店内分もまとめて管理できるシステムの方が分析も行いやすいです。

画像引用元:Square
システムが管理できる情報の範囲を確認の上、導入するようにしましょう。
デリバリー注文一元管理システムを導入するメリット・デメリット

デリバリー注文一元管理システムを導入するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
両者を踏まえた上で、システムの導入を検討してみてください。
デリバリー注文一元管理システムを導入するメリット
デリバリー注文一元管理システムを導入するメリットは次の通りです。
デリバリー注文一元管理システムを導入するメリット
- 各デリバリーサービスの注文情報を統合できる
- 注文停止・再開やメニューの切り替えを容易に行える
- デリバリーサービスの売上をPOSレジと自動連携できる
それでは順番に解説していきます。
各デリバリーサービスの注文情報を統合できる
デリバリー注文一元管理システムの導入によって、各サービスからの注文情報をまとめることができます。
複数のデリバリーサービスに加盟している店舗においては、注文情報を随時確認する必要がなくなるため、業務効率化に大きく役立つでしょう。
注文停止・再開やメニューの切り替えを容易に行える
注文停止や受付再開、メニューの切り替えなどを一括で操作できます。
食材の在庫がなくなったり、キャンペーンなどによる価格変更、メニュー追加などを各デリバリーサービスに対して一斉に行えます。

画像引用元:Orderly
一度の操作で同時に各サービスへ情報が反映されるため、顧客の混乱や更新漏れなどを防ぎやすくなるでしょう。
デリバリーサービスの売上をPOSレジと自動連携できる
デリバリー注文一元管理システムは売上情報をPOSレジと自動連携可能です。
これによって、POSレジにデリバリーの売上情報を手入力したり、POSレジとデリバリー注文一元管理システムをそれぞれ会計ソフトと連携したりする必要がなくなります。
二度手間をなくすことで操作ミスを防げる上に、手順も簡略化できるため担当者が変わっても手続きに戸惑いにくくなるでしょう。
デリバリー注文一元管理システムを導入するデメリット
反対に、デリバリー注文一元管理システムを導入するデメリットは次の通りです。
デリバリー注文一元管理システムを導入するデメリット
- 導入費用や月額費用が発生する
- すべてのデリバリーサービスに対応しているとは限らない
- 各デリバリーサービスからの売上が少ないと赤字になる場合がある
それでは順番に解説していきます。
導入費用や月額費用が発生する
デリバリー注文一元管理システムを利用する際は、初期コストや各端末の購入代金といった導入費用と月額料金が発生します。
そのため、コスト以上の業務効率化による効果を実感できているか常に自己点検し、効果が実感できない場合は解約を検討する必要があるでしょう。
すべてのデリバリーサービスに対応しているとは限らない
システムが管理できるデリバリーサービスはそれぞれ異なるため、自店が加盟しているものに対応しているか確認の上、導入を判断する必要があります。
あまり注文が入ってこないデリバリーサービスであれば、管理する手間が負担になるため、システム導入のタイミングで解約を検討するのもよいでしょう。
各デリバリーサービスからの売上が少ないと赤字になる場合がある
各デリバリーサービスからの注文数が少ない場合、管理システムの月額利用料で赤字になる可能性があります。
このような場合、システムの導入よりもデリバリーサービスを一本化する方がコスト削減になるでしょう。
これと併せて、売上拡大に向けた動きを取るほうが先決です。
このようなデメリットも踏まえた上で、デリバリー注文一元管理システムの導入を検討してみてください。
デリバリー注文一元管理システムを導入する手順・流れ

デリバリー注文一元管理システムを導入する手順・流れは次の通りです。
デリバリー注文一元管理システムを導入する手順・流れ
- 導入するシステムを決める
- アカウント作成・見積依頼を行う
- 端末の初期設定を行う
- スタッフ研修を実施する
それでは順番に解説していきます。
1. 導入するシステムを決める
まずは導入するシステムを決めましょう。
どのシステムを導入すればよいか迷っている人は、本記事で紹介したおすすめシステムを参考にしてみてください。
2. アカウント作成・見積依頼を行う
導入するものを決めたら、システムの公式サイトからアカウント作成や見積依頼を行いましょう。
Square POSレジのように初期費用がかからないものは、公式サイトからアカウント作成を行うことができますが、そうでないものは一度問い合わせや見積依頼が必要な場合があります。
3. 端末の初期設定を行う
アカウント作成や契約締結が完了したら、必要に応じてタブレット端末やプリンターなどの機器を購入しましょう。
端末が店舗に到着後、通信接続やメニューの登録といった初期設定を行います。
初めてデリバリーサービスを実施する場合は、料理を入れる容器や調理手順、盛り付けなども決めておく必要があります。
4. スタッフ研修を実施する
これらが完了したら、システムの本格利用に向けてスタッフ研修やマニュアル作成を行いましょう。
オペレーションが変わるので、注文を見逃さないよう画面を確認するタイミングなども決めておくとよいです。
ここまでできれば、利用を始められます。
デリバリー注文一元管理システムに関するよくある質問

最後にデリバリー注文一元管理システムに関するよくある質問と、その回答を5つ紹介します。
同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。
複数のデリバリー注文を1台のタブレットでまとめて管理可能?
複数のデリバリーサービスからの注文を、1台のタブレット端末でまとめて管理することは可能です。
デリバリー注文一元管理システムを利用すれば、1つの画面に複数サービスからの注文情報を集約できるため、タブレット端末が1台で済みます。

画像引用元:Camel
ただし、厨房のスタッフへ注文を連携する方法として、キッチンディスプレイを採用する場合は、もう1台タブレット端末が必要です。
反対に、キッチンプリンターを使ったり、ホールスタッフが直接伝達したりする場合は1台で問題ありません。
ゴーストレストランやクラウドキッチンでも利用できる?
ゴーストレストラン(バーチャルレストラン)や、クラウドキッチンでも利用できるデリバリー注文一元管理システムはあります。
ゴーストレストランやクラウドキッチンは、客席を持たず、デリバリーサービス専門として営業している飲食店です。

テイクアウトも行っている場合は、デリバリーと売上情報を統合できるシステムを導入することをおすすめします。
デリバリーの一元管理と一括管理の違いは何ですか?
デリバリーの一元管理と一括管理に機能的な違いはありません。
ただ、デリバリー注文一元管理システムを指す場合、「一元管理」を使うのが一般的です。
出前館やUber Eatsなど各デリバリーサービスで原価率や手数料は違う?
出前館やUber Eatsなど、各デリバリーサービスで手数料は異なります。
デリバリーサービスごとに商品代金から差し引かれる手数料は異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
| サービス名 | 配達方法 | 店舗負担の主な手数料 | 初期費用 |
| 出前館 | 出前館の配達代行 | サービス手数料 10% +配達代行手数料 25% +決済手数料 最大3% | 0円 |
| 自社配達 | サービス手数料 10% +決済手数料 最大3% | ||
| Uber Eats | Uber配達パートナー | 35% | ー |
| セルフ配達 | 15% | ||
| お持ち帰り | 12% | ||
| menu | テイクアウト | 13% | 50,000円 |
| menuクルー配達のみ | 35% |
なお、自店で独自にデリバリーを行う場合は、手数料は発生しません。
ただし決済代行サービス等を導入して、オンラインで事前決済を行う際は、決済手数料が発生するので注意しましょう。
また、原価率についてはデリバリーサービスが異なっても、提供する料理が同じであれば、原価は変わりません。一方で、販売価格をデリバリーサービスごとに変えている場合は、原価率が変動します。
デリバリー注文一元管理システムを開発するのは簡単?
デリバリー注文一元管理システムを自社で開発するのは、不可能ではありませんが、簡単ではないでしょう。
自社開発を行う際は、各デリバリーサービスとAPI連携などによって、注文情報が自動で飛んでくるようにしないといけません。
また、提供が済んでいるか、各注文に対してステータスを付与する必要もあります。

これらの機能を全て網羅したシステムを自作するのは難しいため、既製品の導入をおすすめします。
まとめ:デリバリー注文一元管理システムおすすめ5選【導入メリットやPOS連携も解説】

今回はデリバリー注文一元管理システムのおすすめ5選を紹介した上で、選び方などを詳しく解説しました。
フードデリバリー市場が拡大する中で、サービスが多様化し、たくさんのユーザーニーズに応えるため、様々なプラットフォームに加盟している店舗も少なくないでしょう。
加盟すれば販売チャネルを広げられる一方で、各販路における売上や注文情報を管理する手間が発生します。
本記事で紹介したデリバリー注文一元管理システムのおすすめ5選を参考に、自店に合ったものを選んでみてください。
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