
本記事ではこんな悩みを解決します。
アルバイトや新入社員に業務を覚えてもらう際、紙のマニュアルやExcel資料だけでは伝わりにくく、おすすめのマニュアル作成ツールがあれば知りたいと考えている教育担当者は多いでしょう。
しかし、店舗向けマニュアル作成ツールは数多く、料金や機能も様々であるため、自店におすすめのものを手っ取り早く知りたいと思っているのではないでしょうか。
そこで本記事では、店舗向けマニュアル作成ツールのおすすめ8選を紹介した上で、費用相場や選び方、メリット・デメリットを解説します。
目次
店舗向けマニュアル作成ツールとは

店舗向けマニュアル作成ツールとは、店内の業務手順や接客方法、レジ操作などをわかりやすく共有するためのサービスです。
紙などで作成していたマニュアルをデジタル化し、画像や動画を活用しながら各業務の手順をまとめられます。

本部の社員だけでなく、現場スタッフが自らマニュアル作成できるため、実務に沿った内容を盛り込めるのが大きなメリットです。
具体的にどのようなことができるのか、次章で見ていきましょう。
店舗向けマニュアル作成ツールでできること

店舗向けマニュアル作成ツールでできることは次の通りです。
店舗向けマニュアル作成ツールでできること
- テンプレートに沿った業務マニュアルの作成
- 動画・画像を含んだわかりやすいマニュアルの作成
- QRコードやURLによるスタッフとの共有
- 各種資料・マニュアルの紐づけ
- スマホ・タブレットからの閲覧
- 閲覧履歴やテスト結果のデータ管理
- 多言語対応
店舗向けマニュアル作成ツールを利用すれば、テンプレートに沿ってテキストなどを入力するだけで、読みやすいマニュアルを簡単に作成できます。
動画編集の専門知識がなくても、スマホなどで撮影した動画をそのまま取り込み、不要な部分のカットやテロップの挿入も行えます。

画像引用元:Dojo
作成したマニュアルはPDFファイルや動画形式で共有でき、アルバイト・パートが個人のスマホで時間や場所を問わず閲覧可能です。
また、必要に応じてマニュアル内にリンクを設置すれば、参考資料などとも紐づけられます。既存資料も有効活用できるので、マニュアル作成の負担も軽減できるでしょう。
そして、誰がどのマニュアルをいつ閲覧したか確認したり、テストの実施結果を管理したりすることもできます。

画像引用元:tebiki現場教育
他にも、外国人スタッフが多い店舗であっても、自動翻訳機能によって、多言語に対応したマニュアルを簡単に作成可能です。
ただし、具体的な機能はツールごとに異なるため、導入前に自店に必要な機能を整理しておきましょう。
店舗向けマニュアル作成ツールの導入費用・月額費用の相場

店舗向けマニュアル作成ツールの導入費用・月額費用の相場は次の通りです。
| 初期費用 | 0~10万円程度 |
| 月額費用 | 0~数万円程度 |
店舗向けマニュアル作成ツールの費用は、導入形態によって異なります。
クラウド型サービスの場合
クラウド型のサービスでは、初期費用が0円から10万円程度に収まることが多く、月額費用についても0~数万円程度であることが一般的です。
NotionやCanvaのフリープラン、Googleドキュメントのように、無料で利用できるサービスもあります。
ただし、無料プランは利用人数や機能に制限が設けられている場合が多いため、必要な機能と料金のバランスを確認しておきましょう。
買い切り型サービスの場合
買い切り型サービスの場合は、導入コストとして数十万円~百万円程度の費用が発生しますが、月額費用はかかりません。
買い切り型の方が長期的なコストを抑えられますが、クラウド型では保守運用や機能のアップデートが随時行われるため、常に最新版を利用できます。
自店の予算やニーズに合わせて導入するタイプを検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールおすすめ3選【無料】

ここからは無料で使える店舗向けマニュアル作成ツールのおすすめ3選を紹介します。
低コストでマニュアルを作成できるツールを探している人は参考にしてみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールおすすめ3選【無料】
- Googleドキュメント
- Notion
- Canva
それぞれ順番に見ていきましょう。
店舗向けマニュアル作成ツール①Googleドキュメント

画像引用元:Google
| ツール名 | Googleドキュメント |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | ・通常版:0円 ・Starter:950円(年払い:800円) ・Standard:1,900円(年払い:1,600円) ・Plus:3,000円(年払い:2,500円) ・エンタープライズ:要問い合わせ |
| 主な機能 | ・共同編集機能 ・AIによる下書き作成機能 ・リンクによるマニュアル共有機能 ・テンプレートによる作成効率化 ・スプレッドシートやスライドなどとの連携機能 |
| 導入社数 | 全世界5,000万ユーザー、500万社以上の導入実績 |
Googleドキュメントは、スプレッドシートやスライドなども無料で使えるツールです。
Googleアカウントを持っていればすぐに使い始められるため、個人事業主や小規模店舗でも導入しやすいのが特徴です。
クラウド上でマニュアルを作成し、複数人が同時に編集できるため、店長とスタッフがそれぞれの場所から更新できます。文章中に画像を挿入したり、見出しや表、箇条書きを使って整理したりすることも可能です。
Googleが開発したAIである「Gemini」をドキュメント上で使用すれば、簡単にマニュアルの下書きも作成できます。
YouTube動画のリンクを貼れば、動画マニュアルとして視覚的な情報も伝えられます。ただし、動画の作成や、閲覧履歴の管理といった機能は搭載されていない点に注意が必要です。
作成したマニュアルはURLで各スタッフに共有でき、編集権限も設定可能です。

画像引用元:Google
マニュアルのような無断で内容変更されたくないドキュメントについては、閲覧のみ許可すればスタッフに修正されるのを防げます。
法人で本格的に運用する場合は、高度なセキュリティ機能が利用できるGoogle Workspaceの有料プランも視野に入れてみましょう。

画像引用元:Google
まずは無料でマニュアル作成を試したい個人や小規模店舗の方は、Googleドキュメントの導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツール②Notion

画像引用元:Notion
| ツール名 | Notion |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | ・フリー:0円 ・プラス:2,000円(年払い:1,650円) ・ビジネス:3,800円(年払い:3,150円) ・エンタープライズプラン:カスタム料金 (すべて税抜) |
| 主な機能 | ・動画ファイルのアップロード機能 ・共同編集機能 ・FigmaやSlackとの連携機能 ・7万以上のテンプレート利用可能 ・AIによる作業効率化 |
| 導入社数 | 全世界でユーザー数1億人以上(2024年7月時点) |
Notionは、ドキュメント作成や社内のナレッジ共有、タスク管理を1つにまとめられるオールインワンのマニュアル作成ツールです。
ブロックと呼ばれる単位でドキュメントに文章や画像、動画、データベースなどを自由に盛り込み、業務マニュアルを作成可能です。

画像引用元:Notion
フリープランでも個人利用ならブロック数の制限なく利用でき、ファイルのアップロードは最大5MBまで対応しています。
有料プランへ移行すれば、利用人数やブロック数、アップロード可能なファイルの容量が無制限になります。

画像引用元:Notion
また、Notion AIによる文章生成や要約機能などが標準搭載されており、マニュアル作成を効率良く進められるでしょう。
ただし、フリープランやプラスプランでは、Notion AIの体験版しか利用できない点に注意が必要です。
他にも、YouTube動画の直接埋め込みや、ドキュメント内へのファイルアップロードも可能です。ただし、動画マニュアルそのものを編集する機能は備えていないため、映像中心のマニュアルを作成したい場合は他ツールとの併用も視野に入れましょう。
世界的に利用されているビジネスツールでマニュアル作成を効率化したい人は、Notionの導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツール③Canva

画像引用元:Canva
| ツール名 | Canva |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額料金 | ・Canva Free:0円 ・Canvaプロ:1,180円(年払い:年額11,800円) ・Canvaビジネス:1,880円(年払い:年額18,800円) ・Canvaエンタープライズ:要問い合わせ |
| 主な機能 | ・1億点以上の画像・イラスト素材 ・AIによるマニュアル作成効率化 ・テンプレート利用可能 ・共同編集機能 ・スマホやタブレットによる編集機能 |
| 導入社数 | 月間アクティブユーザー数2億6,000万人以上 |
Canvaは、豊富なテンプレートを活用してデザイン性の高いマニュアルを作成できるツールです。
無料プランでも多くのテンプレートや素材を利用でき、文字や写真、図形を組み合わせて見やすいマニュアルを簡単に作れます。

マニュアル以外にも、研修資料や店内POPなども同じツールで作成できるため、様々な用途に利用可能です。

タブレット端末やスマホからでもマニュアルを作成できるので、業務の合間に少しずつ作業を進められます。
有料プランのCanvaプロでは、1億点以上の素材や背景透過機能、AI画像生成機能などが使えるようになります。

画像引用元:Canva
映像編集もできるため、動画マニュアルの制作も可能です。AIによる動画編集機能を利用すれば、映像の自動編集や音楽の追加を行えるため、作業時間を短縮できます。
ただし、Canvaにはマニュアルの閲覧履歴を管理する教育向けの機能は搭載されていません。
デザインを重視したマニュアルを制作したい人は、導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールおすすめ5選【有料】

ここからは有料の店舗向けマニュアル作成ツールおすすめ5選を紹介します。
本格的なマニュアルを作成したいと考えている人は参考にしてみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールおすすめ5選【有料】
- Teachme Biz
- ABILI Clip
- Dojo
- iTutor
- tebiki現場教育
それぞれ順番に見ていきましょう。
店舗向けマニュアル作成ツール①Teachme Biz

画像引用元:Teachme Biz
| ツール名 | Teachme Biz |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | ・エントリープラン:89,800円 ・ビジネスプラン:要問い合わせ ・エンタープライズプラン:要問い合わせ ※無料トライアル利用可能 ※マニュアルの共有回数追加や作成代行、外部連携についてはオプション費用が発生 |
| 主な機能 | ・手順ごとにマニュアルを作成可能 ・多言語対応機能(26言語) ・画像・動画編集機能 ・動画から画像の切り出し ・進捗状況の可視化 |
| 導入社数 | 2,300社以上 |
Teachme Bizは、株式会社スタディストが提供するマニュアル作成・共有システムです。
業務手順をステップ単位に分解して表示できる機能が特徴で、段階を踏んだ見やすい資料を作成可能です。
スマホやタブレットで撮影した画像・動画をそのまま取り込み、Teachme Biz上で字幕の追加や図形挿入といった編集を行えます。

画像引用元:Teachme Biz
画像・動画編集アプリが不要なため、作業工数を減らすことが可能です。
AI機能を利用すれば、スマホで撮影した動画を自動分析し、ステップごとに自動で切り分けてくれます。

画像引用元:Teachme Biz
導入した企業では、動画マニュアル作成時間が10分の1以下になった事例もあるようです。
また、承認ワークフロー機能も標準搭載されているため、マニュアルを公開する前に複数人の目でチェックすることができます。Teachme Biz上で回覧ができるため、決裁過程もスムーズに進められるでしょう。
そして、トレーニング機能では、作成したマニュアルの中から担当業務や職場ごとに必要なものを組み合わせて1つのコースとして配信できます。受講者ごとの閲覧状況や理解度テストの結果を管理画面で一元管理できるため、スタッフごとに適切なフォローが可能です。
幅広い業種で導入実績がある高度なマニュアル作成ツールを利用したい人には、Teachme Bizをおすすめします。
店舗向けマニュアル作成ツール②ABILI Clip

画像引用元:ABILI Clip
| ツール名 | ABILI Clip |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | 要問い合わせ |
| 主な機能 | ・動画マニュアル作成機能 ・理解度テスト実施機能 ・学習進捗の管理 ・AIチャットによるノウハウ・マニュアルの検索 ・業務指示・タスク管理機能 |
| 導入社数 | シリーズ累計17,000拠点、50万人以上 |
ABILI Clipは、短尺動画を活用したマニュアル作成ができるツールです。
視聴しやすいショート動画で、言語化しにくいノウハウや暗黙知を店舗内で共有できます。吉野家やクリスピー・クリーム・ドーナツ、珈琲館など、大手チェーンでの導入実績も豊富にあります。
一方通行のノウハウ伝達で終わらせず、現場スタッフが実践動画を投稿し、本部がフィードバックを行うといった双方向のコミュニケーションが可能です。

画像引用元:ABILI Clip
さらに、理解度テストを実施することもできるため、動画を視聴するだけでなく、スタッフの知識定着を促せます。

画像引用元:ABILI Clip
ToDo機能を用いて習得ステップを学習カリキュラムにまとめることもでき、スタッフごとの進捗度を管理可能です。
また、AIエージェント機能では、マニュアルにまとめられた知識やノウハウを元にチャット形式で引き出せるため、欲しい情報を適宜確認できます。
なお、料金は利用規模に応じた個別見積もりとなるため、導入前に問い合わせが必要です。
スタッフが視聴しやすいショート動画を中心としたマニュアルを作成したい店舗は、ABILI Clipの導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツール③Dojo

画像引用元:Dojo
| ツール名 | Dojo |
| 初期費用 | 要問い合わせ(買い切り型) |
| 月額料金 | - |
| 主な機能 | ・多言語対応(英語・中国語) ・ブラウザで閲覧可能(アプリ不要) ・画面キャプチャ機能 ・保守契約期間中の無料バージョンアップ ・AIによるマニュアル内容の診断機能 |
| 導入社数 | 累計導入社数3,381社(2025年7月末時点) |
Dojoは、買い切り型のマニュアル作成ツールです。
買い切り型のため、初期費用が発生しますが、月額利用料などは生じず、オプション費用や保守・サポート費用のみで使い続けられます。

画像引用元:Dojo
Dojoでは、いつも通り業務を行うだけで、画面キャプチャと操作内容を自動で記録し、マニュアルの下書きを作成してくれます。

画像引用元:Dojo
キャプチャ映像の中に、マウス操作やキーボード操作を行った位置へ赤枠や吹き出しが自動で挿入されるので、マニュアル作成作業の工数を削減可能です。
出力形式は、WordやExcel、PowerPoint、動画など、様々なファイル形式に出力できるため、用途に応じて使い分けられます。
eラーニング教材も作成できるので、店舗や本部におけるシステム操作研修にも活用できるでしょう。
なお、クラウドで利用したい場合は、サブスクリプション版の「TEんDo」を選択すれば、月額制で導入できます。

画像引用元:TEんDo
「TEんDo」は月額80,000円から利用可能です。
また、Dojoでマニュアルを作成する際の推奨動作環境は、Windows11となっているため、スマホやiOS端末を使う予定の場合は、他のツールも視野に入れるとよいでしょう。
主にPC操作におけるマニュアル作成を考えている人は、Dojoの導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツール④iTutor

画像引用元:iTutor
| ツール名 | iTutor |
| 初期費用 | ・Proエディション:90万円~ ・Standardエディション:70万円~ ・Documentエディション:38万円~ ・Videoエディション:38万円~ ・for Mac:55万円~ (全て税抜) ※買い切り型 |
| 月額料金 | - |
| 主な機能 | ・画面キャプチャ機能 ・動画編集機能 ・ワイプ録画機能 ・クロマキー合成編集機能 ・テスト機能 |
| 導入社数 | 累計販売4,200ライセンス、導入企業2,300社 |
iTutorは、画面キャプチャ機能によって動画マニュアルが作成できる買い切り型のツールです。
PC画面で操作を行うだけでスライドが自動的に作成され、注釈や吹き出しなどを挿入すれば、マニュアル作成が可能です。

画像引用元:iTutor
画面キャプチャした動画だけでなく、スマホで撮影した動画などを取り込んでマニュアル化することもできます。
iTutor上で動画編集が可能で、動画のカットやエフェクトを簡単に加えられます。作成したマニュアルは、MP4やAVIなど様々な形式で出力できるため、タブレット端末やスマホで視聴してもらうことも可能です。
テスト機能を利用すれば、習熟度を測る問題を作成することができ、学習管理システムと組み合わせれば受講状況の管理も行えます。

画像引用元:iTutor
また、別途費用が発生しますが、自動翻訳機能により27言語以上の多言語に対応できるため、海外拠点や外国人スタッフ向けのマニュアル制作にも活用できるでしょう。
そして、iTutorは買い切り型ライセンスのため、月額費用は基本的に発生せず、長期利用するほど費用対効果は高くなります。
一定の初期コストを負担できる企業で、動画中心のマニュアルを内製したい人は、iTutorの導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツール⑤tebiki現場教育

画像引用元:tebiki現場教育
| ツール名 | tebiki現場教育 |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額料金 | ・エントリープラン:要問い合わせ ・ビジネスプラン:要問い合わせ ・エンタープライズプラン:要問い合わせ |
| 主な機能 | ・スマホ撮影による動画マニュアル作成機能 ・自動文字起こし機能 ・自動翻訳機能(100ヶ国語以上) ・レポートによる学習状況可視化機能 ・AIによるPDFから素案作成機能 |
| 導入社数 | 非公表 |
tebiki現場教育は、スマホ撮影で簡単に動画マニュアルを作成できるシステムです。
スマホで製品を作る様子などを撮影するだけで、音声が自動で文字起こしされ、字幕として表示できるため、作業工数を大幅にカットできます。

画像引用元:tebiki現場教育
また、100ヶ国語以上の自動翻訳機能を有しており、外国人スタッフが多い店舗でも利用できるマニュアルを作成可能です。
AI機能を使えば、PDFファイルを取り込んでマニュアルの素案を自動作成したり、アップロードした動画を自動編集したりできます。

画像引用元:tebiki現場教育
既存資料などを読み込ませて、新しいマニュアルに置き換える際にも役立つでしょう。
そして、レポート機能では誰が、いつ、どのマニュアルを閲覧したか管理者画面で確認できます。

画像引用元:tebiki現場教育
学習コースの進捗状況やテスト結果から、スタッフごとの習熟度を可視化できるため、作成したマニュアルが現場で利用されているかをチェック可能です。
動画を撮影するだけで作業工数を抑えながらマニュアル作成ができるツールを探している企業は、tebikiの導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入する際の選び方

ここからは店舗向けマニュアル作成ツールを導入する際の選び方を、4つの観点から解説します。
どのように導入するツールを選べばよいか迷っている人は、参考にしてみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入する際の選び方
- スマホやタブレットで現場から直感的に動画・写真マニュアルを作れるか
- AIによる自動マニュアル作成機能があるか
- Google等の無料ツールと連携できるか
- アルバイトやパートが個人のスマホで手軽に閲覧・学習できるか
- 従業員の閲覧状況やテスト結果を店長や本部が一元管理できるか
それぞれ順番に見ていきましょう。
スマホやタブレットで現場から直感的に動画・写真マニュアルを作れるか
スマホやタブレットを用いて、現場から動画・写真マニュアルを作れるかをチェックしましょう。
接客やレジ操作の流れ、商品陳列の手順などは、文字だけよりも動画や写真の方が直感的に理解しやすいです。特に手順を示す際には、動画マニュアルは強力なツールになるでしょう。
動画マニュアルを作成する際は、撮影した映像をトリミングしたり、テキストを挿入したりする操作をツール上で行えるものが便利です。

画像引用元:Teachme Biz
iOS・Androidどちらにも対応したアプリを提供しているツールであれば、現場のスタッフが業務の合間に作成しやすいでしょう。
PCの操作画面をキャプチャしてマニュアル作成を行いたい場合は、DojoやiTutorのように自動記録が可能なツールをおすすめします。

画像引用元:iTutor
接客や調理など現場中心であればスマホ撮影が可能なツール、PC操作中心なら画面キャプチャに強いツールといったように、自店の業務内容で使い分けるのがポイントです。
AIによる自動マニュアル作成機能があるか
AIによる自動マニュアル作成機能や、Googleの無料ツールと連携できるかを確認しましょう。
近年はマニュアル作成ツールにAI機能が標準搭載されつつあり、構成案や本文の素案を自動生成できるものも増えてきました。
AI機能を活用すれば、マニュアル作成にかける時間を大幅に削減できるため、スタッフの業務負担を軽減できるでしょう。

画像引用元:Teachme Biz
Google等の無料ツールと連携できるか
マニュアル作成ツールと、GoogleドライブやGoogleスプレッドシートが連携できることも確認しておくとよいでしょう。
既存のPDF資料と作成したマニュアルなどを整理したり、リンクで紐づけて管理したりすることができます。
文章作成を効率化できるAI機能や、Googleの無料ツールをうまく組み合わせて、スタッフの負担を減らしながら体系化されたマニュアルを作りましょう。
アルバイトやパートが個人のスマホで手軽に閲覧・学習できるか
アルバイトやパートが個人のスマホで手軽に閲覧・学習できることも重要です。
店舗のスタッフは出勤時間が様々であるため、一斉研修を実施するよりも個人のスマホから空き時間にマニュアルを確認できる仕組みが望ましいです。

なお、私物の端末で閲覧してもらう場合は、ID・パスワードを設定し、セキュリティ体制も整えておく必要があります。
従業員の閲覧状況やテスト結果を店長や本部が一元管理できるか
従業員の閲覧状況やテストの結果を店長・本部が一元管理できることも大切です。
マニュアルを配布しただけで終わってしまうと、習熟度が把握できず、スタッフごとのレベルに差が生じてしまいます。
各人の閲覧状況や、テストの結果などをダッシュボードで確認できれば、未受講のスタッフをフォローしやすくなります。

画像引用元:tebiki現場教育
加えて、チェックリスト機能で現場での業務習得状況を可視化できれば、各人のスキルを客観的に評価可能です。

画像引用元:tebiki現場教育
人事評価や昇給判断の根拠としても活用できるため、教育の透明性を高めたい企業にとって有用な機能と言えるでしょう。
スタッフ数の多い店や、複数店舗を運営する企業などにおいて、情報の一元管理やスキルの可視化は重要です。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入するメリット・デメリット

本章では、店舗向けマニュアル作成ツールを導入するメリットとデメリットを解説します。
両者を踏まえた上で、マニュアル作成ツールの導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入するメリット
店舗向けマニュアル作成ツールを導入するメリットは次の通りです。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入するメリット
- マニュアル作成・更新の効率化
- スタッフが短時間で手軽に学習できる
- 教育コストの削減
- 外国人スタッフに対する教育品質の向上
それでは順番に解説していきます。
マニュアル作成・更新の効率化
店舗向けマニュアル作成ツールの大きなメリットは、マニュアル作成・更新を効率化できる点です。
テンプレートに沿って文章や動画を入力するだけで、見やすいマニュアルを作成できます。
更新も即座に反映されるため、紙のマニュアルのように差し替えたり、再配布したりする手間も発生しません。
スタッフが短時間で手軽に学習できる
スマホやタブレットからマニュアルにアクセスできるため、スタッフが手軽に学習できます。
まとまった時間が取れない店舗でも、業務の合間に学習できるため、教育を行いやすくなるでしょう。
教育コストの削減
店舗向けマニュアル作成ツールを導入することで、教育コストの削減効果も期待できます。
実際、Teachme Bizを導入した企業では、OJT時間が半日から1.5時間に短縮された企業もあるようです。
外国人スタッフに対する教育品質の向上
自動翻訳機能を搭載したツールを利用すれば、多言語対応が可能になり、外国人スタッフにもマニュアルを活用してもらえます。
外国人スタッフが多い現場での使用を考えている場合は、各ツールの翻訳対応言語を確認しておくと良いでしょう。
このように、マニュアル作成ツールには多くのメリットがあります。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入するデメリット
反対に、店舗向けマニュアル作成ツールを導入するデメリットは次の通りです。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入するデメリット
- コストが発生する場合がある
- マニュアル作成・更新の体制作りが必要
- 既存マニュアルの移行に手間がかかる
それでは順番に解説していきます。
コストが発生する場合がある
有料のマニュアル作成ツールを導入する場合、初期費用や月額費用が発生します。
ツールによっては、数万円~数十万円のコストがかかるため、費用対効果を慎重に見極める必要があります。
いきなり高額なコストをかけるのではなく、無料ツールや無料トライアルから利用してみることをおすすめします。
マニュアル作成・更新の体制作りが必要
ツール導入後、マニュアル作成の役割分担や更新についてのルール作りが必要です。
運用ルールが曖昧なまま導入すると、マニュアルが古いまま放置されたり、内容に偏りが生じたりする可能性があります。
各業務に精通したスタッフを筆頭に、マニュアル作成チームを設置するなどの対応を行いましょう。
既存マニュアルの移行に手間がかかる
既にExcelや紙のマニュアルがある場合、それらをツールへ移行する作業が発生します。
紙資料をPDF変換してインポートできるツールを選ぶなどすれば、負担軽減が可能です。
これらのデメリットを踏まえた上で、マニュアル作成ツールの導入を検討してみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入する手順・流れ

店舗向けマニュアル作成ツールを導入する手順・流れは次の通りです。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入する手順
- ツールの選定
- 問い合わせ・見積もり依頼
- 契約手続き
- 初期設定・マニュアル作成
- 現場の声を踏まえて随時更新
まずは、自店の業務内容や予算、必要な機能を整理し、複数のツールを比較して導入候補を絞り込みます。
どのツールを選べばよいか迷っている人は、本記事で紹介したおすすめツールも参考にしてみてください。
店舗向けマニュアル作成ツールおすすめ3選【無料】
- Googleドキュメント
- Notion
- Canva
店舗向けマニュアル作成ツールおすすめ5選【有料】
- Teachme Biz
- ABILI Clip
- Dojo
- iTutor
- tebiki現場教育
導入するツールを決めたら、公式サイトから問い合わせや資料請求を行います。
次に、利用人数や必要な機能をベンダーに伝え、最適なプランの提案を受けます。内容や見積金額を確認後、契約手続きを進めましょう。
マニュアル作成ツールを導入したら、初期設定やユーザー登録を行った上で、マニュアル作成に移ります。現場のスタッフに具体的な業務手順を聞き取ったり、マニュアルの内容を確認してもらったりしながら作成を進めましょう。
マニュアルが完成したら、各スタッフに共有し、実務の中で修正が必要な点などを吸い上げて随時更新を行います。

店舗向けマニュアル作成ツールに関するよくある質問

最後に店舗向けマニュアル作成ツールに関するよくある質問と回答を5つ紹介します。
同様の疑問をお持ちの人は、参考にしてみてください。
個人でも導入できる無料のマニュアル作成ツールは?
個人でも導入できる無料のマニュアル作成ツールは、GoogleドキュメントやNotion、Canvaです。
Googleドキュメントはアカウントを作成するだけで利用できます。

画像引用元:Google
関連サービスのGoogleスプレッドシートやGoogleスライドと組み合わせれば、表やスライド形式の資料とも紐づけられます。
Canvaは無料プランでも豊富なテンプレートが使えるため、デザイン性の高いマニュアルを内製したい人に適しているでしょう。

画像引用元:Canva
ただし、いずれのツールも閲覧履歴の管理や習熟度テストといった、本格的な教育機能は搭載されていません。
多くのスタッフが働く店舗で教育ツールとして本格的に利用したい場合は、有料のマニュアル作成ツールへの切り替えも視野に入れてみてください。
エクセルや紙の古いマニュアルからシステムへスムーズに移行するには?
エクセルや紙のマニュアルからシステムへスムーズに移行するには、PDFインポートや画像取り込みが可能なツールを選びましょう。
例えばTeachme Bizやtebiki現場教育はPDFインポート機能を備えており、既存のマニュアルを取り込んで再利用できます。

画像引用元:Teachme Biz
紙のマニュアルしかない場合は、スマホやスキャナーでPDFや画像として取り込む方法をおすすめします。
また、移行時は全てを一度に置き換えるのではなく、徐々に電子マニュアルへ切り替えると、現場の混乱を抑えられるでしょう。
複数店舗で異なるルールのマニュアル運用・更新を効率的に行う方法は?
複数店舗で異なるマニュアル運用・更新を効率的に行うには、全店共通マニュアルと店舗個別のものを分けて管理できるツールを選ぶのがよいでしょう。
マニュアルの公開範囲を設定し、必要な情報だけを各店舗に配信できるものもあります。

承認ワークフローを備えたツールであれば、店舗が行った更新内容を本部が承認してから公開する仕組みも構築できます。
さらに、マニュアルの更新履歴をシステム上で管理することで、誰がいつどの部分を変更したか追跡可能になります。
全社的なルールと、各店の状況に合わせた運用を両立したい人は、公開範囲設定や承認フローが柔軟なツールを選びましょう。
わかりやすい業務マニュアルは何で作るのがいい?上手い作り方の特徴は?
わかりやすい業務マニュアルは、文字だけでなく画像や動画を組み合わせて作成します。特に店舗での接客や調理、商品陳列のような動きのある作業は、動画で見せた方が文字よりも伝わりやすいでしょう。
上手い作り方の特徴は、まず1つの作業をステップごとに分割し、それぞれに画像や動画を盛り込むことが挙げられます。
Teachme Bizのような作業手順を分割できるツールを使えば、見やすい構成のマニュアルを作りやすいでしょう。

画像引用元:Teachme Biz
注意事項を補足することで、新人が陥りやすいミスを未然に防げます。
また、専門用語は最小限に抑え、現場で普段使う言葉を用いるのも、わかりやすいマニュアルを作るコツです。
完成したマニュアルはスタッフに見てもらい、フィードバックを受けて改善を繰り返していくことも大切です。
店舗のマニュアル作成は誰がする仕事・担当するべき?
店舗のマニュアル作成は、業務を熟知している現場のリーダーや店長などが中心となって作成するのが基本です。
業務に詳しい人でなければ、細かな手順やコツを正確にマニュアル化するのは難しいでしょう。
ただし、現場のスタッフが業務の合間にマニュアルを作るのは負担が大きいため、本部のサポートが欠かせません。

近年はAIによる自動作成機能を搭載したツールも増えており、現場担当者が動画を撮影するだけで下書きを生成できるものもあります。

画像引用元:tebiki現場教育
マニュアル作成を効率化したい場合は、AIツールの活用や、本部と現場での作業分担といった方法も検討しましょう。
まとめ:店舗向けマニュアル作成ツールおすすめ8選【無料・個人向けツールあり】

今回は店舗向けマニュアル作成ツールのおすすめ8選を紹介した上で、導入手順や費用相場などを解説しました。
店舗向けマニュアル作成ツールを導入することで、業務の標準化や教育コストの削減、属人化の解消といった効果が期待できます。
ただし、ツールごとに利用できる機能や料金体系が異なるため、自店の規模や業務内容に合ったものを選びましょう。
本記事で紹介したツールの中で、詳細を知りたいものがあれば、各サービスの公式サイトから資料請求や問い合わせを行ってみてください。

