POSレジ

酒屋におすすめのPOSレジ8選|無料プラン・在庫管理・酒類受払帳への対応を比較

更新日 :

酒屋のPOSレジは、店頭でお酒を販売するだけか、配達・掛売り・酒類受払帳の作成まで任せたいかで選び方が変わります。会計と売上集計を中心に使う小規模店なら月額無料のレジも選べますが、飲食店への配達や月締め請求が多い酒屋では、販売管理まで扱えるシステムが向いています。

たとえば、店頭会計と基本的な在庫管理から始めるならSquare POSレジやAirレジ(エアレジ)、発注・入荷・棚卸を詳しく管理するならスマレジがおすすめです。酒類受払帳や得意先への請求までまとめたい場合は、酒販店向けのベストパートナーも検討してみましょう。

この記事では、酒屋におすすめのPOSレジ8選を比較し、本売りとケース売りの在庫、ネットショップとの連携、導入費用の違いを紹介します。StorePro編集部が集めた小売店の体験談やメーカー取材、POSレジの実機検証も交えながら、自店の販売方法に合うレジを絞り込みます。

【迷ったらコレ!】酒屋におすすめのPOSレジ3選

Square POSレジ
スマレジ
Airレジ
4.87 4.76 4.65
初期費用・固定費が無料
最短​当日から​ご利用可能
入金は​最短​数分後&振込手数料無料
POSレジや請求書機能も無料
アクティブ店舗数56,000突破
IT導入補助金で最大75%補助
無料でPOS機能を始められる
3部門でNo.1を獲得
売上集計・分析が多機能
利用率No.1のPOSレジアプリ

月額費用・振込手数料が無料
初期費用0円キャンペーン開催中

目次

根拠と評価基準(タップで開く)

POSレジサービスの掲載口コミ・体験談について

  • 収集対象:日本全国の実店舗運営経験者(飲食・美容・サロン・小売 等)
  • 収集方法:インターネット調査/StorePro編集部が独自収集
  • 収集期間:2025年02月〜2026年09月の回答を基に掲載
  • 編集方針:中立性・公平性を担保し、デメリットを含む内容も掲載
  • 除外基準:重複・自社関係者・不明確な回答は不採用
  • 評点:「口コミ評価」は全口コミの総合評価の平均値(5.0点満点)

収集方法・掲載基準・回答者属性の詳細は 口コミ掲載ポリシー・回答者属性 を参照。


POSレジサービスの総合評価について

  • 評価軸:費用(初期・月額・決済・入金の最低価格)、決済ブランド数、IT補助金対応、対応業種数、機能種類数、アプリストア評点、当サイト口コミ評点 等の計15項目
  • 採点:各項目を1.0〜5.0(0.5刻み)でスコア化し重み付け
  • 集計:幾何平均により総合スコアを算出し、相対評価を小数第2位まで表示
  • 注記:本評価は目安であり、サービス品質を保証するものではない
  • 最終更新日:2026/02/14

編集・監修体制

StorePro編集部は、実店舗運営経験者や決済・POS事業での実務経験者を含むチームで構成。一次情報(アンケート・事業者ヒアリング・各種一次資料)を基に、編集ポリシーと掲載ポリシーに沿って検証・更新を行います。

酒屋におすすめのPOSレジ8選の比較表

酒屋向けPOSレジを比較するときは、無料プランで使える機能と、在庫管理を追加した場合の料金を分けて見るのがおすすめです。下表では店頭販売向けのPOSレジ7サービスと、酒販業務をまとめて扱うベストパートナーを並べています。

酒屋におすすめのPOSレジ8選の比較表

POSレジ名 月額料金(税込) 向いている酒屋・比較時の条件
Square POSレジ ・基本機能:0円
・リテール向けプラス:6,000円/店舗
店頭会計・基本的な在庫管理を無料で始めたい酒屋
※発注や原価管理などはプラスの対象
スマレジ ・スタンダード:0円
・リテールビジネス:15,400円/店舗
発注・入荷・棚卸や複数店舗の在庫管理をまとめたい酒屋
※高度な在庫管理はリテールビジネスの対象
Airレジ 0円 iPad・iPhoneで会計と在庫管理を始めたい個人店
※機器代、通信費、決済サービスの費用は別
POS+(ポスタス) 要見積もり 予約・取り置きや複数店舗を管理し、設置支援も受けたい酒屋
※小売店向けのPOS+ retailで相談
ユビレジ ・プレミアム:7,590円〜
・在庫管理とのセット:12,540円〜
会計と発注・原価管理を組み合わせたい酒屋
※iPadなどの機器代は別
STORESレジ ・フリー:0円
・スタンダード:3,300円/店舗 ※年間契約の場合
※月額契約は3,960円
STORESのネットショップと在庫を共有したい酒屋
※バーコード会計・在庫共有はスタンダードの対象
CASHIER プラン・機器ごとに見積もり
※D3 MINIの在庫管理オプションは月額5,500円を追加
一体型POSレジや商品登録支援を利用したい酒屋
※POS基本料と機器代は在庫管理オプションと別
ベストパートナー 要見積もり 店頭・配達・掛売り・酒類受払帳をまとめたい酒販店
※帳票や運用に合わせて機器・プランを選定
※月額無料でも、タブレット、プリンター、バーコードリーダーなどの購入費は別にかかります。キャッシュレス決済の手数料や外部サービスの料金も、利用方法に合わせて加算されます。

POSレジに在庫管理が付いていても、酒類受払帳や月締め請求書まで自動で作れるとは限りません。酒販向けの帳票が必要な店舗は、レジの会計機能と販売管理機能を別々に確認しておきましょう。

酒屋におすすめのPOSレジ8選

酒屋におすすめのPOSレジ8サービスを、店頭会計、仕入れ・在庫管理、配達や請求の違いに沿って紹介します。小規模な酒屋は機器代と日々の入力負担、商品数や配達先が多い店舗は管理できる業務の範囲にも注目してみましょう。

酒屋におすすめのPOSレジ8選

  • Square POSレジ|月額0円から会計と在庫管理を始める
  • スマレジ|発注・棚卸とセット販売の在庫を管理する
  • Airレジ(エアレジ)|無料でバーコード会計と棚卸に対応
  • POS+(ポスタス)|取り置き・複数店舗と導入支援を重視
  • ユビレジ|会計に発注・原価管理を組み合わせる
  • STORESレジ|店頭とネットショップの在庫を共有
  • CASHIER|一体型レジと商品登録支援を活用する
  • ベストパートナー|配達・掛売り・酒類受払帳まで管理する

酒屋におすすめのPOSレジ①Square POSレジ|月額0円から会計と在庫管理を始める

POSレジ名 Square POSレジ
総合評価 4.87
口コミ評価
4.30 (86件)
初期費用・機器代 ・POSレジアプリの利用開始:0円
・タブレット、決済端末、プリンターなど:別途購入
月額料金 ・基本機能・リテール向けフリー:0円
・リテール向けプラス:1店舗月額6,000円(税込)
対応端末 iPad・iPhone・Android端末、対応するSquare専用端末
※利用モードや周辺機器によって対応機種が異なる
商品登録・バーコード ・商品バーコード(GTIN)・商品管理番号(SKU)を登録
・iPad・iPhoneのカメラでバーコードを読み取り
・バーコードラベル印刷はリテール向けプラスで利用
在庫管理・仕入れ ■無料で使える機能
・在庫数の管理
・在庫少アラート
■リテール向けプラスの機能
・注文書作成、取引先管理
・原価・利益率のレポート
・店舗間の在庫移動
店頭以外の販売・連携 ・Square オンラインビジネスと在庫を同期
・Square 請求書を組み合わせて請求
※酒類受払帳や酒販専用の請求処理への対応は別途確認
キャッシュレス決済 Squareの決済機能と連携
※決済方法によって対応端末・加盟店審査が必要
※決済手数料は別
導入・運用サポート オンラインのヘルプ、問い合わせ窓口を利用
※レジの設置や周辺機器の接続は利用環境に合わせて準備
向いている酒屋 店頭の会計と基本的な在庫管理を始め、必要に応じてネット販売や発注管理を加えたい酒屋
公式サイト Square POSレジの公式サイトを確認する

Square POSレジは、月額無料で会計・売上集計・基本的な在庫管理を始められるPOSレジです。商品数に上限を設けず登録できるため、取り扱う銘柄が増えても、商品ごとの売上と在庫を管理できます。

酒屋で使うなら、小売店向けのリテールモードも検討してみましょう。無料プランでもバーコード会計や在庫少アラートを使えますが、仕入先への注文書作成、原価管理、バーコードラベル印刷などは月額6,000円(税込)のプラスが対象です。

Square リテールPOSレジのプラン一覧

画像引用元:Square

StorePro編集部は、商品にテスト用の番号を登録し、SocketScan S720でバーコードを読み取ると、対応する商品がSquare POSレジの会計画面へ追加されることを確認しました。

Squareの対応機種一覧に掲載されたSocket Mobile S720の実機

Squareの公式互換性一覧に掲載されているBluetoothバーコードスキャナーSocket Mobile S720【StorePro編集部撮影】

バーコードから登録商品がSquare POSレジの会計画面に追加された実機検証

テスト用バーコードを読み取り、登録した商品が会計画面に追加された状態。【StorePro編集部撮影】

銘柄名を画面から探す運用と比べたい酒屋は、扱う商品のバーコードを登録して操作を試すのがおすすめです。

まずはSquareの無料アカウントを作成し、よく売れる銘柄を数点登録してみましょう。ケース単位での仕入れや酒類受払帳も扱いたい場合は、その処理をどのシステムで行うか決めてから契約を進めると、運用開始後の二重入力を抑えられます。

>> Square POSレジの公式サイトを確認する

酒屋におすすめのPOSレジ②スマレジ|発注・棚卸とセット販売の在庫を管理する

POSレジ名 スマレジ
総合評価 4.76
口コミ評価
3.70 (30件)
初期費用・機器代 ・アカウント作成:0円
・iPad・周辺機器・導入支援:利用方法に応じて別途
月額料金 ・スタンダード:0円(1店舗)
・プレミアム:5,500円
・プレミアムプラス:8,800円
・リテールビジネス:15,400円
※有料プランは1店舗あたりの税込月額
※外部連携・追加機能は別途
対応端末 iPad・iPhone
※端末と周辺機器の対応を確認
商品登録・バーコード ・バーコードを使った商品登録・会計
・容量や銘柄別の商品管理
・セット販売時に構成商品の在庫を減らす在庫引当商品の設定
在庫管理・仕入れ ■リテールビジネス
・発注・入出荷・棚卸
・店舗間の在庫移動
・在庫分析
※在庫引当商品の設定は販売時の在庫減算用
※入出荷や店舗間移動には反映しない
店頭以外の販売・連携 ・アプリマーケットなどを使った外部サービス連携
・リテールビジネスの受注管理オプション
※受注管理は月額11,000円(税込)を追加
※件数による従量料金あり
キャッシュレス決済 PAYGATEなどの決済サービスと連携
※決済サービスの契約・手数料・端末代を別途確認
※連携先によって連携料も発生
導入・運用サポート ・オンライン相談・ショールーム
・メールサポート
・電話サポートはプレミアムプラス以上
向いている酒屋 ・商品数や仕入先が多く、発注から棚卸まで管理したい酒屋
・複数店舗やセット販売も行う店舗
公式サイト スマレジの公式サイトを確認する

スマレジは、発注・入荷・棚卸をレジの売上とつなげて管理したい酒屋に向いています。基本的な会計は無料プランでも使えますが、入出荷や在庫分析まで日々の業務に組み込むなら、リテールビジネスプランを中心に比較するとよいでしょう。

スマレジ リテールビジネスプラン

画像引用元:スマレジ

詰め合わせやケース販売では、セット商品が売れた際に、中に含まれる商品の在庫を減らす在庫引当商品を設定できます。

スマレジの在庫引当商品を設定する画面

画像引用元:スマレジ

ただし、この設定は販売時に働く機能で、ケースの入荷や店舗間移動まで自動で本数換算するわけではありません。

在庫を減らせることと、酒類別の販売数量を帳票に出せることも別です。セット商品の販売履歴にはセット側の商品が記録されるため、酒類受払帳へ使うデータに中身の本数や容量がどう反映されるかまで確かめましょう。

ケース売りと単品売りを併用する酒屋は、商品一覧や仕入れ伝票を用意してスマレジのオンライン相談・ショールームを予約すると、必要なプランと登録方法を具体的に相談できます。

>> スマレジの公式サイトを確認する

酒屋におすすめのPOSレジ③Airレジ(エアレジ)|無料でバーコード会計と棚卸に対応

POSレジ名 Airレジ
総合評価 4.65
口コミ評価
4.20 (86件)
初期費用・機器代 ・アプリの初期費用:0円
・iPad・iPhone、プリンター、ドロア、バーコードリーダーなど:別途用意
月額料金 0円
※Airレジ単体の機能・サポート利用料
※関連サービスの費用は別
対応端末 iPad・iPhone
商品登録・バーコード ・商品・バリエーションの登録
・商品バーコードによる注文入力
・商品データのCSV一括登録・編集
在庫管理・仕入れ ・販売に応じた在庫数の管理
・バーコード読み取りによる入荷
・棚卸、在庫変動履歴の確認
・在庫切れ通知
店頭以外の販売・連携 会計ソフトなどの外部サービスと連携
※酒販向けの月締め請求・酒類受払帳は別に管理する方法も検討
キャッシュレス決済 Airペイなどの決済サービスと連携
※Airレジの無料利用と決済サービスの契約・手数料は別
導入・運用サポート ・オンライン導入相談
・サービスカウンターでの相談
・ヘルプ・問い合わせ窓口
向いている酒屋 月額費用を抑えながら、店頭会計、バーコード入荷、棚卸を始めたい小規模な酒屋
公式サイト Airレジの公式サイトを確認する

Airレジは、会計だけでなく、在庫管理や棚卸も月額0円で使えるPOSレジです。iPadやiPhoneを用意し、扱う銘柄と販売価格を登録すれば、店頭の商品を選んで会計できます。

商品にバーコードを登録すると、対応するリーダーを使った会計や在庫検索に利用できます。入荷時や棚卸では端末のカメラも使えるため、売上集計に加えて在庫管理も紙から移したい酒屋におすすめです。

SocketScan S720でAirレジの商品バーコードを読み取る様子

SocketScan S720でAirレジの商品バーコードを読み取る様子【StorePro編集部撮影】

一方、Airレジの導入だけで、配達先への月締め請求や酒類受払帳の作成まで一括で済むわけではありません。すでに販売管理ソフトを使っている場合は、店頭売上をCSVなどで受け渡せるか、手入力が残るかを確認しておきましょう。

手持ちの機器を使えるか迷う場合は、Airレジのオンライン導入相談で、プリンターやバーコードリーダーの型番を伝えて相談できます。機器購入前に対応を確かめておくと、買い直しを避けやすくなります。

>> Airレジの公式サイトを確認する

酒屋におすすめのPOSレジ④POS+(ポスタス)|取り置き・複数店舗と導入支援を重視

POSレジ名 POS+ retail
総合評価 4.44
口コミ評価 3.75 (2件)
初期費用・機器代 ・レジ端末、周辺機器、設置などを個別見積もり
・使用するレジ台数や支援範囲で費用が変わる
月額料金 要見積もり
※POS+ retailの利用料、外部連携、追加機能を合算して確認
対応端末 iPad
※スマートフォン型のPOS+ retail スマホPOSは別製品として相談
商品登録・バーコード ・バーコードスキャナーに対応
・商品・価格管理
・予約・取り置き・返品会計
在庫管理・仕入れ ・在庫変動の明細、月次在庫高の確認
・在庫回転率の把握
・複数店舗の管理
※利用する機能・オプションを見積もりで確認
店頭以外の販売・連携 ・ShopifyなどのEC連携
・freee会計、マネーフォワード クラウドなどと連携
※接続するサービスと追加費用は別途確認
キャッシュレス決済 クレジットカード・電子マネー・コード決済に対応する端末と連携
※他社端末との接続は連携費用がかかる場合がある
導入・運用サポート ・導入説明、現地調査、設置、操作トレーニング
・365日のコールセンター
・駆けつけサポート
※訪問対応の条件・対象地域は契約時に確認
向いている酒屋 予約・取り置きや複数店舗の管理に加え、機器の設置や操作説明も任せたい酒屋
公式サイト POS+の公式サイトを確認する

POS+(ポスタス)で酒屋の店頭販売を管理するなら、小売店向けのPOS+ retailがおすすめです。予約や取り置き、返品会計に対応し、季節の限定酒や贈答品の受け取りが多い店舗でも、通常販売と区別して扱えます。

POS+ retailの特徴

画像引用元:POS+(ポスタス)

導入時には機器の設置やスタッフへの操作説明を受けられ、運用開始後の問い合わせにも対応しています。レジ担当者が複数いる店舗や、機器選びと接続に不安がある酒屋は、支援範囲も含めて比較しやすいサービスです。

費用はレジ台数、周辺機器、追加機能で変わります。POS+へ資料請求・相談する際は、取り置き件数、利用中のネットショップ、必要な帳票を伝え、月額料金と導入時の支払いをまとめた見積もりを取るのがおすすめです。

>> POS+の公式サイトを確認する

酒屋におすすめのPOSレジ⑤ユビレジ|会計に発注・原価管理を組み合わせる

POSレジ名 ユビレジ
総合評価 4.30
口コミ評価 3.79 (7件)
初期費用・機器代 iPad・周辺機器・導入支援の組み合わせにより見積もり
月額料金 ・プレミアムプラン:月額7,590円(税込)〜
・ユビレジ 在庫管理とのセット:月額12,540円(税込)〜
対応端末 ・会計用:iPad
・ユビレジ 在庫管理:iPad・iPhone
商品登録・バーコード ・商品別の会計・売上管理
・ユビレジ 在庫管理でバーコード読み取り・ラベル作成
在庫管理・仕入れ ■ユビレジ 在庫管理
・販売数を在庫へ反映
・発注書作成、原価管理
・在庫切れアラート
・棚卸や複数店舗の在庫確認
店頭以外の販売・連携 ・会計ソフト・外部サービスとの連携
・複数店舗の売上管理
※利用中の販売管理ソフトやECとの接続は個別に確認
キャッシュレス決済 対応する外部決済サービスと連携
※決済サービスの契約・端末・手数料は別
導入・運用サポート ・専任担当による導入相談
・デモ・操作説明
・設置や導入後支援のオプション
※依頼する支援範囲で費用が変わる
向いている酒屋 ・iPadで会計し、発注や原価管理も追加したい酒屋
・担当者に導入方法を相談したい店舗
公式サイト ユビレジの公式サイトを確認する

ユビレジは、iPadの会計機能にユビレジ 在庫管理を組み合わせ、発注や原価管理まで広げられるPOSレジです。売れた本数を在庫へ反映し、仕入先への発注書作成や在庫切れアラートを利用できます。

ユビレジ サービスイメージ-在庫管理

プレミアムプランは月額7,590円(税込)からですが、在庫管理とのセットは月額12,540円(税込)からです。酒屋で発注・在庫管理まで使うなら、会計だけの料金と取り違えず、セット料金をもとに比較しましょう。

在庫管理をどこまで任せるか迷う酒屋は、ユビレジの見積もり相談で、会計と在庫管理のセット、機器代、導入支援を合わせた費用を確認してみましょう。

>> ユビレジの公式サイトを確認する

酒屋におすすめのPOSレジ⑥STORESレジ|店頭とネットショップの在庫を共有

POSレジ名 STORESレジ
総合評価 4.63
口コミ評価
3.76 (17件)
初期費用・機器代 ・アカウント作成:0円
・対応するiPad・iPhoneや周辺機器:別途用意
月額料金 ・フリープラン:0円
・スタンダードの年間契約:1店舗月額3,300円(税込)
・スタンダードの月額契約:1店舗月額3,960円(税込)
※契約期間途中の解約による返金なし
対応端末 iPad・iPhone
※使用する機能や周辺機器の対応を確認
商品登録・バーコード ・ネットショップとの商品データ連携
・品番バーコード登録・自動生成
・会計時のバーコードスキャンはスタンダード
在庫管理・仕入れ ■スタンダード
・棚卸
・バーコードスキャン入庫
・在庫共有・一括編集
・アプリでの在庫更新
店頭以外の販売・連携 STORESのネットショップと商品データを連携
※在庫共有はスタンダード
※酒類のネット販売に必要な免許・表示は別途確認
キャッシュレス決済 STORES 決済と連携
※加盟店審査、決済手数料、決済端末の条件は別
導入・運用サポート ・ヘルプセンター・問い合わせ窓口
・導入相談
・設定を依頼できるおまかせスタート
※支援の対象と料金は別途確認
向いている酒屋 STORESでお酒をネット販売し、店舗とネットショップの商品・在庫をまとめたい酒屋
公式サイト STORESレジの公式サイトを確認する

STORESレジは、STORESのネットショップと店頭の商品・在庫をまとめたい酒屋に向いています。店頭で販売した限定酒がネットショップでも売れてしまうような行き違いを抑えるには、在庫共有の対象プランを選ぶことが出発点です。

STORESのオムニチャネル化

画像引用元:STORES

フリープランにも商品データ連携はありますが、在庫共有、棚卸、会計時のバーコードスキャンはスタンダードの機能です。

SocketScan S720でSTORESレジの商品バーコードを読み取る様子

SocketScan S720でSTORESレジの商品バーコードを読み取る様子【StorePro編集部撮影】

スタンダードプランは年間契約なら1店舗月額3,300円(税込)、月額契約なら3,960円(税込)で、契約期間の途中で解約しても返金はありません。

ネットショップ側の商品をそのまま店頭で探せるか、ケース商品と単品で同じ在庫を共有できるかなど、自店の商品登録方法でも使いやすさは変わります。STORESレジのアカウントを作成し、売れ筋商品の登録と会計画面を試してから、在庫共有を使う店舗の契約を検討してみましょう。

>> STORESレジの公式サイトを確認する

酒屋におすすめのPOSレジ⑦CASHIER|一体型レジと商品登録支援を活用する

POSレジ名 CASHIER
総合評価 4.40
口コミ評価 -
初期費用・機器代 選ぶPOS端末・購入やレンタルなどの契約方法で見積もり
※設置・操作説明や保守を依頼する場合は追加費用も確認
月額料金 ・基本利用料:プランごとに見積もり
・D3 MINIの在庫管理オプション:1店舗月額5,500円(税込)を追加
※POS基本料・機器代は別
対応端末 D3 MINIなどの専用POS端末
※一体型POS、モバイル型POS、セルフレジなどから選定
商品登録・バーコード ・バーコードスキャナーに対応
・商品登録・入れ替え
・初期の商品登録を代行
※登録点数や依頼する作業範囲は相談時に確認
在庫管理・仕入れ 在庫管理オプションで発注から棚卸を管理
※使う機能・プラン・月額合計を見積もりで確認
店頭以外の販売・連携 ・Web管理画面で売上を集計・分析
・EC機能やカスタマイズを相談可能
※酒販専用帳票や配達管理は個別に確認
キャッシュレス決済 対応する決済端末と連携
※決済契約・手数料・端末条件は別
導入・運用サポート ・初期設定・商品登録の支援
・導入後の電話・メールサポート
・訪問設置や保守のオプション
※時間帯・対応範囲は契約により異なる
向いている酒屋 レジ・プリンター・スキャナーをまとめて用意し、商品登録や導入後の支援も受けたい酒屋

CASHIERは、一体型POSレジと周辺機器をまとめて導入したい酒屋におすすめです。D3 MINIでは、レシートプリンターとお客様用画面を備えたレジに、キャッシュドロアとバーコードスキャナーを組み合わせられます。

CASHIERのショールームで使用したD3 MINI

CASHIERのショールームで使用したD3 MINI【StorePro編集部撮影】

CASHIERを導入した酒類販売店の一つが、熊澤酒造の蔵元直売所 地下室です。同店ではカテゴリー別の販売期間や数量を把握し、季節商品の販売見込みや発注量を考えるためにデータを使っています。季節限定の日本酒やクラフトビールを扱う酒屋でも、仕入れを振り返る際に参考になる使い方でしょう。

在庫管理を使う場合は、POSレジの基本料金に加えてオプション料がかかります。商品点数や必要な機器を伝え、発注・棚卸まで含めた月額合計を相談してみましょう。

酒屋におすすめのPOSレジ⑧ベストパートナー|配達・掛売り・酒類受払帳まで管理する

POSレジ名 ベストパートナー・プラス
初期費用・機器代 POSレジ・パソコン・周辺機器・データ移行などを個別見積もり
月額料金 要見積もり
※使用するシステム、端末数、オプション、保守条件を合わせて確認
対応端末 POSレジとパソコンを組み合わせる方式
※必要な台数や機器は販売方法に合わせて選定
商品登録・バーコード ・商品管理表・商品元帳
・商品明細・集計の確認
・バーコードブック作成
在庫管理・仕入れ ・店頭販売・配達・卸の在庫管理
・棚卸表、在庫一覧表
・倉庫在庫移動
・酒類受払帳、酒税報告書の出力
店頭以外の販売・連携 ・納品書・請求書の発行
・未入金伝票の管理
・ピッキングリストの出力
※空容器や得意先ごとの単価などは、自店の処理方法を示して相談
キャッシュレス決済 利用する決済端末・POS機器との組み合わせを個別に確認
導入・運用サポート ・コールセンター
・リモートサポート
・店舗の業態に合わせたシステム提案
※受付時間、保守費、現地対応は見積もり時に確認
向いている酒屋 飲食店への配達や掛売りが多く、請求・入金管理と酒類帳票までまとめたい酒屋

ベストパートナーは、ザ・コンピュータが展開する酒販店向けのPOS・販売・在庫管理システムです。レジ会計に加え、店頭と配達で共通する在庫、納品書・請求書、未入金伝票、酒類受払帳などを扱います。

飲食店へ納品し、月末にまとめて請求する酒屋では、会計機能だけを増やしても、請求書作成や入金確認の作業は残ります。ベストパートナーは、販売してから代金を回収するまでの業務をまとめたい店舗におすすめです。

費用は個別見積もりです。現在使っている納品書・請求書・酒類受払帳を相談時に見せ、同じ帳票を出せるか、得意先単価や空容器の返却をどう入力するか確かめてみましょう。既存データの移行費や保守費も含めると、入れ替え後の負担を比較できます。

酒屋のPOSレジは販売方法と在庫管理で選ぶ

酒屋のPOSレジを絞り込むには、店頭、配達、ネットショップのどこで売上が発生し、在庫をどこで管理するか整理するのがおすすめです。会計を速くする機能と、仕入れ・請求の手間を減らす機能を分けると、必要なプランが見えてきます。

酒屋のPOSレジは販売方法と在庫管理で選ぶ

  • 容量・銘柄・ケース売りを区別して在庫を管理できるか
  • 配達先への掛売り・請求・空容器の回収を扱えるか
  • ネットショップと在庫・受注をどこまで連携できるか
  • 販売価格だけでなく原価と販売数量を確認できるか

容量・銘柄・ケース売りを区別して在庫を管理できるか

同じ銘柄でも720mLと1.8L、通常品と限定品を別々に扱う酒屋では、商品名・容量・バーコードを区別して登録しましょう。売場と倉庫で同じ商品を保管している場合は、保管場所ごとの数量が必要か、合計本数だけで足りるかも決めておくのがおすすめです。

ケース売りと単品売りを併用するなら、1ケースを販売したときに、中身の本数を在庫から減らせるかが確認項目になります。単にケース商品を別登録するだけでは、単品在庫と別々に残ってしまう運用も考えられます。

スマレジの在庫引当商品のように販売時の数量を連動させる機能でも、入荷時の換算や販売履歴の記録まで同じ動きになるとは限りません。

スマレジの在庫引当商品を設定する画面

画像引用元:スマレジ

商品の登録、入荷、単品販売、ケース販売、返品まで一通り試してみましょう。

配達先への掛売り・請求・空容器の回収を扱えるか

飲食店への配達が多い酒屋では、得意先別の販売単価、納品書、締め日ごとの請求書、入金状況まで管理する必要があります。売上を記録できても、得意先ごとに請求をまとめられるとは限らないため、POSレジと販売管理ソフトのどちらで処理するか決めておきましょう。

ビール瓶や樽などを回収する店舗は、商品の販売数に加え、空容器の持ち出し・返却・残数をどう管理するかも確認したいところです。預り金を扱うなら、お酒の売上と混ざらず、得意先ごとの残高を追えるかが比較項目になります。

店頭会計だけ新しいPOSレジへ移し、配達や請求は現在のソフトに残す方法もあります。その場合は商品コードをそろえ、同じ売上を二重計上しない受け渡し方法まで相談しておくとよいでしょう。

ネットショップと在庫・受注をどこまで連携できるか

ネットショップを併設する酒屋では、商品データの連携、在庫共有、受注の取り込みを分けて確認するのがおすすめです。商品名と価格を共通化できても、販売後の在庫数まで更新されるとは限りません。

STORESレジはSTORES内での在庫共有、Square POSレジはSquareオンラインビジネスとの在庫同期を検討できます。

STORESのオムニチャネル化

画像引用元:STORES

すでに別のネットショップを運営している場合は、スマレジやPOS+も含め、使用中のサービス名と連携料金を確認してみましょう。

限定酒や残り1本の商品は、店頭とネットショップで注文が重なる場合も想定しておくと安心です。在庫の反映時点、取り置き分を販売可能数から除けるか、キャンセル後にいつ在庫が戻るかまで確かめると、販売後の行き違いを減らせます。

販売価格だけでなく原価と販売数量を確認できるか

仕入れ価格が変わった商品は、売価だけ据え置くと粗利益が小さくなります。酒屋のPOSレジは、銘柄別の販売数と原価を確認し、値付けや次回の発注に使えるかも見ておきましょう。

たとえば、よく売れる定番酒と、販売数は少なくても利益が残るワインでは、仕入れを増やす判断が変わります。原価を管理するプランでは、仕入れ値の変更を誰が入力し、どの原価を使って利益を計算するかも確認が必要です。

売上分析を細かく使わない店舗なら、日別・商品別の販売数量から始めても構いません。

Airレジの日別売上画面に表示された売上グラフ

Airレジの日別売上で売上推移をグラフ表示した画面【StorePro編集部撮影】

発注判断に使う数字を決めておくと、使わない機能に月額料金を払うことを避けやすくなります。

酒屋のPOSレジ導入前に参考にしたい小売店の声

酒屋のPOSレジ選びでも、商品登録と在庫入力を続けられるかは見落とせません。ここでは、StorePro編集部が取材した陶器店と、独自に集めた眼鏡店経営者の口コミ、メーカー担当者への取材を紹介します。酒屋そのものの体験談ではありませんが、商品を多く扱う小売店の運用として参考になります。

陶器店の取材では商品登録後の操作説明が30分以内

Airレジを使う陶器店・蘇嶐窯では、商品写真とカテゴリーを使って会計時に商品を探しやすくしています。

AirレジのiPad画面で陶器の商品を選択している様子

基本会計、商品登録、在庫登録を中心とした使い方で、新しいスタッフへの説明は30分以内で済んだとのことです。

体験談・口コミ
陶器店でAirレジを利用する担当者の体験談
基本会計や商品登録・在庫登録にとどまっているのもあり、新しいスタッフさんへもスムーズに30分もかからず教えることができました。取材先:蘇嶐窯株式会社|業種:陶器店|利用POSレジ:Airレジ

同店では、最初の商品登録や金額設定には時間がかかったとも伺っています。酒屋でも、開業前に誰が銘柄・容量・価格を登録するかを決め、スタッフの操作練習に間に合うよう準備しておきましょう。

>> Airレジの公式サイトを確認する

眼鏡店の口コミでは日々の在庫入力に負担もあった

スマレジを利用した眼鏡店経営者のflog worksさんは、入力が行き届けば販売履歴や在庫を確認しやすい一方、その状態を保つ作業に負担を感じたと回答しています。

体験談・口コミ
眼鏡店でスマレジを利用した経営者の口コミ

売上データや利用状況の確認については、設定や顧客情報を細かく入力することで、顧客ごとの販売履歴を分かりやすく把握できる点は非常に有用だと感じました。在庫管理についても同様に、情報をこまめに入力できていれば、視認性が高く管理しやすい仕組みだと思います。
一方で、それらの精度を維持するためには日々の入力作業が欠かせず、その負担やストレスが利便性を上回ってしまう場面もありました。運用を継続するためには、入力作業の効率化が重要だと感じています。
口コミ投稿者:flog worksさん / 44歳男性 / 岡山県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:販売・接客・サービス・モニター / 役職:経営者・役員
店舗数:2〜4店舗 / 従業員数:2〜4人 / 平均客単価:10,000円以上 / 1日のキャッシュレス決済件数:5〜9件 / 年間売上:2,000万〜3,000万円 / 年間キャッシュレス決済額:500万〜1,000万円
導入サービス:スマレジ / 2024年8月に導入開始 / 総合評価:3.5/5.0

酒屋でも、販売数だけ連動させ、入荷・破損・返品の登録を後回しにすると、画面の在庫と棚にある本数がずれます。入荷時に入力する担当者と、数が合わなかったときの修正方法まで決められるレジを選びましょう。

>> スマレジの公式サイトを確認する

CASHIERへの独自取材で確認した初期の商品登録支援

StorePro編集部がユニエイムの取締役・吉中佑馬氏へ取材した際は、CASHIERで初期の商品登録を代行し、導入直後も店舗へ連絡して操作上の疑問を確認する支援を伺いました。

商品が多い酒屋は、登録代行の有無に加え、容量・バーコード・原価をどこまで登録してもらえるかも相談してみましょう。開業後の新商品登録を自店で行う場合は、その操作説明まで受けると引き継ぎやすくなります。

酒屋のPOSレジ導入でかかる費用

酒屋でPOSレジを導入する費用は、最初にそろえる機器と、毎月使う機能・サポートに分けると比較できます。月額0円のレジでも、バーコードリーダーやプリンターを新しく購入すれば導入時の支払いが発生します。

費用の種類 主な支払い対象 見積もりで確認したい条件
初期費用 ・iPadや専用POS端末
・レシートプリンター、ドロア
・バーコードリーダー
・設置、商品登録、データ移行
・手持ちの機器を使えるか
・購入かレンタルか
・登録代行や研修を含むか
月額費用 ・POSアプリの有料プラン
・在庫管理、EC連携
・機器レンタル、保守
・インターネット回線
・店舗単位か端末単位か
・追加レジや商品点数で増えるか
・年間契約と月額契約の違い
利用額・利用回数で変わる費用 ・キャッシュレス決済手数料
・売上の振込手数料
・受注件数などの従量料金
・レシート用紙などの消耗品
・普段使われる決済方法の料率
・入金回数と手数料
・無料枠を超えた際の料金

機器代の例として、AirレジではiPad・据え置き型プリンター・キャッシュドロアを購入する場合、合計129,120円(税込)からの参考価格が示されています。

AirレジではiPad・据え置き型プリンター・キャッシュドロアを購入する場合、合計129,120円(税込)

画像引用元:Airレジ

在庫管理まで使う場合は、機能に合った料金で比較しましょう。たとえばSquare POSレジのリテール向けプラスは月額6,000円(税込)、スマレジのリテールビジネスは月額15,400円(税込)で、12か月分はそれぞれ72,000円、184,800円です。扱える業務が異なるため、料金差と、減らせる発注・棚卸作業を合わせて検討するのがおすすめです。

比較する各社へ、商品点数、レジ台数、配達の有無、ネットショップ名を同じ条件で伝えましょう。初年度の総額と2年目以降の総額を出してもらうと、初期費用が安いプランと月額料金が低いプランを比べやすくなります。

酒屋のPOSレジで酒類受払帳と税率を扱う注意点

酒屋のPOSレジでは、売上の集計だけでなく、酒類の帳簿に使う数量や消費税率にも注意が必要です。一般の小売店向け機能がそろっていても、酒販業務の記帳や年齢確認まで自動で済むわけではありません。

酒屋のPOSレジで酒類受払帳と税率を扱う注意点

  • 酒類受払帳は売上金額だけでは作成できない
  • お酒は持ち帰りでも10%で、食品と税率を分ける
  • セルフ会計でも20歳未満への販売を防ぐ運用を組む
  • デモ操作の際はケースの販売と返品まで試す

酒類受払帳は売上金額だけでは作成できない

酒類販売業者は、受け入れ・払い出しを行った酒類の区分や種別、数量、価格、年月日などを帳簿へ記載する義務があります。小売販売では購入者に当たる受取人・受取先の記載を省略できますが、レジの日別売上金額だけでは酒類の数量を把握できません。

POSレジで酒類受払帳を作成するには、銘柄に加えて酒類の種別、1本あたりの容量、入荷・販売本数を管理する必要があります。たとえば720mLを6本販売した数量は4.32Lです。ケースや詰め合わせとして売った商品も、帳票で必要な数量へ換算できるか確認しましょう。

酒類受払帳の作成に対応する「ベストパートナー」を選ぶ方法のほか、POSレジのデータを販売管理ソフトや表計算へ取り込む方法も考えられます。国税庁の酒類販売業者の記帳に関する案内と照らし合わせ、自店の記帳に足りる項目を出力できるか確かめておきましょう。

お酒は持ち帰りでも10%で、食品と税率を分ける

酒類は軽減税率の対象外で、持ち帰りでも消費税率10%です。おつまみなどの食品と同時に販売する酒屋では、商品ごとに税率を登録し、レシートの税率別集計を確認しておきましょう。

商品・販売方法 消費税 POSレジでの登録・確認
日本酒・ビール・ワインなどの酒類 10% 店頭の持ち帰り販売でも10%で登録
持ち帰り用のおつまみ・清涼飲料水など 8% 酒類と区別して軽減税率を設定
角打ちなど、店内の飲食設備で提供する飲食物 10% 持ち帰り食品との区分を確認
グラス・栓抜きなどの雑貨 10% 食品とは別の税率で管理

角打ちを併設する店舗は、店内提供と持ち帰りを切り替えられるかも確認したいところです。お酒自体の税率は変わりませんが、食品は提供方法によって税率が変わるため、スタッフが会計時に判別できる商品名やボタンを用意しましょう。税率の扱いは国税庁の軽減税率制度の説明で確認できます。

セルフ会計でも20歳未満への販売を防ぐ運用を組む

酒屋にセルフレジを置く場合も、20歳未満への酒類販売を防ぐ年齢確認が必要です。年齢確認ボタンを押してもらうだけで、店舗側の確認が不要になるわけではありません。

スタッフが商品登録と年齢確認を行い、お客様が支払いだけを済ませるセミセルフ方式なら、接客を残しながら現金の受け渡しを減らせます。フルセルフ方式を検討する場合は、酒類を読み取った時点でスタッフを呼べるか、確認前に会計が進まないかを相談してみましょう。

酒類販売時の年齢確認は、国税庁の酒類小売業界への要請でも示されています。機器の対応だけでなく、混雑時にも誰が確認するかまで決めることが必要です。

デモ操作の際はケースの販売と返品まで試す

導入前にデモ操作をする際は、通常の1本売りだけでなく、自店で起こる処理を再現するのがおすすめです。ケース売り・単品売り・返品後の在庫が同じ単位で合うかを確かめるため、次のような操作を試してみましょう。

試す操作 例の数量・金額 確認する結果
在庫を登録 1本単位の在庫を24本に設定 レジと管理画面で24本と確認できる
ケースを1箱販売 12本入りを1ケース販売 ・単品換算の在庫が12本になる
・ケースの売価で計算される
同じ銘柄を単品販売 1本を追加販売 ・在庫が11本になる
・単品の売価で計算される
販売した単品を返品 未開封・再販売できる1本を返品し、在庫へ戻す 返金と在庫の復元を行い、在庫が12本になる
酒類別の数量を確認 上記のケース・単品販売と返品を集計 返品を差し引いた販売数量が12本として把握できる
※1本単位で在庫を管理する場合の操作例です。ケースの登録方法や返品時の処理はサービスごとに異なります。

StorePro編集部がSquare POSレジで行った実機検証では、開始在庫を10個に設定し、1点を現金販売すると在庫が9個へ変わりました。

Square POSレジでサンタルを1点現金販売し、在庫が10個から9個へ減った画面

開始在庫10個の商品を1点現金販売し、在庫が9個へ変わった画面。【StorePro編集部撮影】

返品時は、返金だけ行って在庫を戻し忘れたり、破損品を販売可能な在庫へ戻したりしない操作も確認しておきましょう。酒屋の日常業務を一通り試してから選ぶと、導入後の手修正を減らせます。

酒屋へPOSレジを導入する手順

酒屋へPOSレジを導入する際は、契約前の試用と商品データの準備に時間を確保しましょう。銘柄・容量・バーコード・在庫数をそろえてから切り替えると、初日から商品別の販売数を追いやすくなります。

酒屋でPOSレジを導入する6つの手順

  1. 店頭・配達・掛売り・ネット販売のうち、POSレジで管理する業務を決める
  2. 商品点数、レジ台数、必要な帳票をそろえ、各社へ相談・見積もりを依頼する
  3. 商品を使ったデモや試用で、会計・入荷・ケース販売・返品の操作を確認する
  4. 契約と機器の手配を進め、必要に応じてキャッシュレス決済の加盟店審査へ申し込む
  5. 商品データ・税率・開始時点の在庫を登録し、スタッフへ操作を共有する
  6. 切替日に棚卸しを行い、旧レジと新レジの売上・在庫が重複しない時点から運用する

既存の販売管理ソフトを残すなら、商品コードと売上データの受け渡しも切替前に試しておきましょう。紙のレシート、掛売りの納品書、入金処理まで通して確認すると、会計後に必要な作業を見落としにくくなります。

酒屋のPOSレジに関するよくある質問

酒屋向けPOSレジの導入では、酒類受払帳に無料ツールを使えるか、今ある酒販ソフトを残せるかも気になるところです。ここでは、POSレジとほかのソフトを組み合わせる際の疑問に答えます。

酒類受払帳は無料ソフトや表計算で管理できる?

記帳に必要な項目をそろえ、記録と保存ができるなら、表計算などを使った管理も考えられます。ただし、POSレジから出した売上CSVが、そのまま酒類受払帳になるとは限りません。入荷、販売、返品、在庫の数値をどこから集めるか確認が必要です。

無料ツールを選ぶときも、酒類の区分・種別、容量と数量、取引日、必要な相手先などを記録できるか、手作業の転記がどの程度残るかを見ておきましょう。国税庁が提供する販売数量報告書等作成補助ツールは、報告書をe-Tax用ファイルへ変換するためのもので、日々の在庫管理用POSレジとは用途が異なります。

店頭のPOSレジと今の酒販ソフトは併用できる?

併用する場合は、商品コード、売上・在庫データの受け渡し、どちらを管理の基準にするかを先に決めておきましょう。CSV出力に対応していても、取り込み先の列や項目が合わず、加工が必要になるケースもあります。

たとえば店頭会計は新しいPOSレジ、配達と請求は現在の酒販ソフトに残す場合、店頭売上を取り込む頻度と在庫を更新する順番を確認しましょう。連携できない場合も、毎日の転記にかかる時間まで含めて比べると、併用と一括切替のどちらが自店に合うか判断しやすくなります。

まとめ:酒屋のPOSレジは会計から帳簿まで比較する

酒屋のPOSレジは、店頭会計を中心に使うのか、仕入れ・配達・請求・酒類受払帳までまとめるのかを決めてから比較すると、自店に合うサービスを選びやすくなります。

月額費用を抑えて始めるならSquare POSレジやAirレジ、発注・棚卸まで詳しく管理するならスマレジ、STORESのネットショップと在庫を共有するならSTORESレジが検討先になります。機器の設置や導入支援を重視する酒屋はPOS+、配達・掛売りと酒類帳票をまとめたい店舗はベストパートナーも比較してみましょう。

候補を絞ったら、銘柄・容量・ケース入り数が分かる商品一覧と、普段使っている納品書や請求書を用意するのがおすすめです。相談や試用では、ケース販売と返品を含め、在庫数と販売数量が合うかまで確認してから申し込みへ進みましょう。

在庫管理の登録方法から相談したい方はスマレジのオンライン相談・ショールーム予約、無料の会計画面を試したい方はSquareのアカウント作成から始められます。

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■POSレジサービスの掲載口コミ・体験談について
StoreProに掲載されているPOSレジサービスの掲載口コミ・体験談は、インターネットでのアンケート調査にて、日本全国の飲食店・美容室・サロン・小売店などの実店舗経営の経験者を対象にStorePro編集部が独自に収集したものです。調査実施期間は2025年02月〜2026年9月です。中立性・公平性を担保するため、デメリットを含む内容の口コミも掲載しております。口コミ内に掲載されている業種・職種・役職・都道府県はサービス利用中の情報です。口コミ投稿者名はニックネームや仮名を含みます。記事内で「口コミ評価」として掲載している評点は全口コミの総合評価の平均スコア(5.0点満点)です。詳しくはランキング根拠・掲載基準をご覧ください。また口コミ・体験談の収集方法や掲載基準、回答者属性については口コミ掲載ポリシー・回答者属性をご覧ください。
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  • この記事の著者/監修者
StorePro編集部

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StorePro編集部は、株式会社Textradeが運営する実店舗向けDX情報メディアの編集チームです。キャッシュレス決済端末、POSレジ、セルフレジ、モバイルオーダーなどの導入を検討する店舗オーナーや個人事業主に向けて、料金・手数料・機能・審査・入金サイクル・導入時の注意点を分かりやすく整理しています。 記事制作では、公式情報、事業者への確認、実店舗運営経験者の口コミ、StorePro編集部による独自調査を参照しています。編集部には、実店舗運営の経験者や決済・POS領域の実務経験者が在籍し、現場で確認されやすい疑問をもとに、比較表・図解・口コミを交えて情報を更新しています。 運営会社である株式会社Textradeの事業内容は事業内容ページ、実店舗向けの支援領域は実店舗DX支援事業をご確認ください。

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