
本記事ではこんな悩みを解決します。
Airレジ(エアレジ)とは株式会社リクルートが提供するクラウド型のPOSレジシステムで、初期費用や月額利用料が無料で使えることから多くの店舗で導入されています。
しかし、具体的な特徴や使い方、メリット・デメリットまで理解している人は少ないため、「Airレジ(エアレジ)とはどんな店舗・事業者におすすめなのだろう」と疑問に感じている人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、Airレジ(エアレジ)とはどのようなPOSレジか紹介した上で、メリット・デメリットや注意点、導入手順などを詳しく解説します。
目次
Airレジ(エアレジ)とは

画像引用元:Airレジ
Airレジ(エアレジ)とは、株式会社リクルートが運営しているクラウド型のPOSレジシステムです。
2024年9月末時点でAirレジのアカウント数は90.4万に達しており、多くの店舗で利用されています。
初期費用や月額利用料が無料で利用できるため、導入コストや固定費が発生しないのが大きなメリットです。

画像引用元:Airレジ
また、関連サービスとして提供されているAirペイ(エアペイ)では、入金手数料が無料のため、売上金の入金時に利益を目減りさせないのも嬉しいポイントです。
Airレジ(エアレジ)の特徴とは

次に、Airレジの特徴を4つ紹介します。
AirレジはどのようなPOSレジなのか詳しく知りたい人は参考にしてみてください。
Airレジ(エアレジ)の特徴とは
- 初期費用も月額費用も無料
- キャッシュレス決済の導入がスムーズ
- 売上集計・分析もできる
- 連携できる外部サービスが豊富
それぞれ順番に見ていきましょう。
初期費用も月額費用も無料
Airレジは初期費用・月額利用料無料で使えるPOSレジです。

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iPadまたはiPhoneがあれば、すぐに利用を始められます。
また、有料プランの設定がないため、月額無料でも機能制限を受けずに利用可能です。
スマレジなどのPOSレジでは、月額無料プランで利用できる機能に制限があるため、Airレジの大きな特徴と言えるでしょう。
キャッシュレス決済の導入がスムーズ
Airレジには関連サービスとして、キャッシュレス決済サービスのAirペイ(エアペイ)が用意されているため、キャッシュレス決済もスムーズに導入できます。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
ユビレジなどのように、自社にキャッシュレス決済サービスがなくても、他社決済代行サービスとスムーズに連携できるものもありますが、一括して契約できる方が支払いもシンプルです。
また、Airペイも初期費用・月額利用料が無料なので、Airレジと併せて導入すればコスト削減効果も大きくなるでしょう。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
セットで導入できるキャッシュレス決済サービスを内製しているのも、Airレジの特徴です。
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売上集計・分析もできる
Airレジは無料で使えるPOSレジなのに売上集計や売上分析機能も備わっています。
時間別や日別、月別、年度別といった単位で切り分け可能です。

他にも、商品ごとや顧客ごとといった切り口でも分析が行えるため、売れ行きの良い商品や客単価の高い顧客などを分析することもできます。
また、売上データはAirレジをパソコンから開いて管理画面へログインすれば、CSVファイルでダウンロード可能です。

ダウンロードしたCSVファイルをExcelなどで開けば、印刷することやデータファイルとして管理することができます。
データの集計や分析機能も無料で利用できるのが、Airレジの特徴です。
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連携できる外部サービスが豊富
Airレジは連携できる外部サービスが豊富です。
会計システムでは、弥生やfreee、マネーフォワードクラウド、TKC FXシリーズと連携可能です。

画像引用元:Airレジ
様々な会計システムと連携できるため、既にお使いのシステムがある場合でも対応できるでしょう。

他にも、リクルートが運営するホットペッパーグルメとの連携も可能です。ホットペッパーグルメと連携すれば、予約情報の連携やポイントを利用した支払いができるようになります。
外部サービス以外にも、AirペイをはじめとするAirビジネスツールズとの連携もできるため、様々な方法で機能拡充を行えます。

画像引用元:Airレジ
Airレジ(エアレジ)の導入費用・手数料

本章ではAirレジの導入費用・手数料について解説します。
AirレジはPOSレジシステム自体の初期費用は発生しませんが、iPadまたはiPhoneや周辺機器を購入する場合、導入コストが発生します。
Airレジの導入費用

まずは各種機器の導入費用を見ていきましょう。
Airレジの各機器の導入費用
- iPadまたはiPhone:約58,800円
- 据え置きレシートプリンター:44,800円〜
- モバイルレシートプリンター:26,800円〜
- キャッシュドロア:9,020円〜
- バーコードリーダー:59,800円〜
- ラベルプリンター:19,118円〜
- カスタマーディスプレイ:26,400円〜
- タブレットスタンド:2,990円〜
- レシートロール紙:980円〜
- 自動つり銭機:要問い合わせ
- レシートプリンター内蔵キャッシュドロア mPOP:84,000円〜
上記は全て税込み価格で表記しており、本記事作成時点の参考価格であることにご留意ください。
なお、全ての機器を導入する必要はなく、iPadまたはiPhoneがあればAirレジの利用は可能です。
\10秒で完了!Airレジの導入費用を計算/
必要な機器の個数を選択するだけで、概算の導入コストがすぐに分かります。まずは必須機器から選んでみましょう。
Airレジの手数料(Airペイも導入する場合)

次に、決済代行サービスのAirペイも合わせて導入する場合の手数料・導入費用についても解説します。
Airペイ導入時の手数料と各機器の導入費用
- 決済手数料:0.99%~3.24%
- カードリーダー型決済端末:20,167円(税込)
- 決済端末用スタンド:9,350円
AirペイもAirレジと同様に、サービス自体の初期費用や月額利用料は発生しません。
ただし、Airペイの場合はキャッシュレス決済を受け付ける度に、決済金額や決済手段・ブランドに応じた決済手数料が必要です。
また、決済を受け付けるために決済端末も必要ですが、現在Airペイで実施されているキャンペーンを利用すれば、1台目は無料で導入できます。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
必要に応じて決済端末用スタンドも購入すれば、より便利に決済端末を利用できるでしょう。
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Airレジ(エアレジ)の使い方

本章ではAirレジの使い方を会計や精算、データ分析などの観点から解説します。
Airレジが簡単に使えそうなPOSレジであるか知りたい人は参考にしてみてください。
Airレジ(エアレジ)の使い方
- 注文入力・会計
- 点検・精算
- 売上データ
- 商品設定
それぞれ順番に見ていきましょう。
Airレジの使い方【注文入力・会計】
基本的な注文入力・会計の手順を紹介します。
まずはホーム画面から「注文入力・会計」から「注文入力」をタップしましょう。

飲食店やサロンなど、座席や担当者、個室などのリソースを割り当てて注文入力する場合やレストランボードを利用する場合は「注文入力・会計(席管理あり)」を選択します。
小売店などリソース管理が不要な場合は「注文入力・会計(席管理なし)」をタップします。
Airレジの「設定」から「レジ基本設定」で「リソース管理」をオフにすれば、「注文入力・会計」のみが表示されるので、迷いにくくなるでしょう。

「注文入力」画面では、既に商品を登録している場合、画面に表示された「タイル」や「リスト」、「検索」機能のいずれかを利用して、商品を探して購入する商品を登録します。

「タイル」は、四角形のタイル形式で表示された商品一覧の中から該当するものを選択してタップすれば、登録可能です。

あらかじめ商品カテゴリごとに色分けを行っていれば、視認性を高められるため、間違いを減らせるでしょう。
「リスト」は、商品名がリスト形式で一覧表示されるので、該当するものをタップします。

商品名が長い場合などに、登録したい商品を見つけやすくなります。
「検索」では、キーワードを入力したり、バーコードを手打ち入力したりして、登録したい商品を検索可能です。

バーコードリーダーで商品のバーコードを読み取って検索することもできます。
顧客が購入する商品を全て登録し、画面左側の「注文リスト」に過不足なく表示されていれば入力完了です。

必要に応じて来店人数や顧客情報などの伝票情報を入力し、「支払いへ進む」をタップすれば会計画面へ進みます。

顧客が希望する決済手段に合わせて支払方法を選択し、会計を行いましょう。
Airレジの使い方【点検・精算】
閉店後にレジの点検・精算をする際の使い方を解説します。
まずは、Airレジのホーム画面で「点検・精算」の「レジ点検・精算」をタップして、「現金以外の売上」欄に表示されたクレジットカードや電子マネー決済などによる売上金額が正しいか確認しましょう。
![ホーム画面から「点検・精算[レジ締め前伝票一覧]」、「レジ締め前伝票」へ](https://store.cloudil.jp/wp-content/uploads/2025/10/IMG_0024.jpg)
「点検レシート印刷」ボタンをタップして、点検レシートを出力して確認することもできます。
次に、「ドロアを開ける」をタップしてキャッシュドロア内の現金に過不足がないか確認します。
プルダウンから担当者を選択して、紙幣・硬貨の数を入力していきましょう。

このとき、現金有高の全額を入力するか、金種ごとに入力するかを選択してから数えていきます。
現金を数え終わったら、過不足の理由などを必要に応じて精算コメントとして入力の上、「精算へ進む」をタップします。
「精算前の確認」としてポップアップが表示されるため、キャッシュドロア内に残して翌営業日へ繰り越す現金を「つり銭準備金」として設定しましょう。

つり銭準備金を残さない場合は「なし」、全額繰り越す場合は「全額」、つり銭準備金の額を直接入力する場合は「指定する」を選択します。

キャッシュドロア内の金額(レジ金額)とつり銭準備金との差額が「預入金」として表示されるので、金庫や売上金管理口座などへ入金しましょう。
「精算レシート」や「ジャーナル」を印刷する場合は、必要に応じてチェックを入れ、「精算する」をタッチすれば「精算完了」画面が表示されます。

Airレジの使い方【売上データ】
Airレジで売上データの確認やCSVファイルのダウンロードなどを行う方法を解説します。
アプリのホーム画面から「売上」の「日別売上」から確認可能です。
集計対象をプルダウンから変更すれば、「時間別」や「日別」、「月別」、「年度別」で売上データの確認ができます。

また、画面上部のタブを「商品別売上」に変更することで、商品ごとの売上データを閲覧可能です。
この画面では、商品ごとの販売総売上や粗利総額、販売数や返品数を確認できるため、売れ行きの良い商品や利益が出ている商品を分析することができます。
パソコンから売上データを確認して、画面に表示された売上データをCSVファイルとしてダウンロードすることもできます。

Airレジの使い方【商品設定】
Airレジの商品設定はカテゴリー設定、商品登録の順に行います。
まずはAirレジアプリのホーム画面から「商品」、「商品設定」へと進み、「カテゴリー設定」をタッチします。
次の画面でカテゴリー名や割り当てる色、「注文入力」画面への表示有無を決定しましょう。

各項目の入力後、「保存する」をタッチすればカテゴリー登録は完了です。
続いて商品登録を「商品」の「商品設定」から行います。
「商品名」や「内税/外税」の設定、税率の選択、「価格」登録と、商品が属するカテゴリーを入力しましょう。

それぞれ入力ができたら「保存する」をタッチすれば完了です。
商品登録については、「商品詳細」画面で原価やサイズ、カラーなどのバリエーション設定などが行えます。
必要に応じてこれらの項目も入力しましょう。
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Airレジ(エアレジ)のメリット・デメリットとは

本章ではAirレジのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
導入前にAirレジ(エアレジ)とその他のPOSレジとの違いを把握しておきましょう。
Airレジ(エアレジ)のメリット

Airレジのメリットは次の通りです。
Airレジ(エアレジ)のメリット
- 初期費用・月額利用料無料でPOSレジや決済代行サービスが導入できる
- 大手企業が運営している
- セルフレジとしても利用できる
Airレジは初期費用・月額利用料無料で利用できるPOSレジです。
iPadまたはiPhoneや、周辺機器を購入する必要がなければ完全無料で利用できます。
関連サービスのAirペイにおいても、初期費用・月額利用料無料でキャッシュレス決済を導入できるため、両者を連携すれば、コスパ良く会計業務を効率化できるでしょう。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
また、Airレジは株式会社リクルートが運営しています。
大手企業が運営しているため、事業の安定性が一定程度担保されており、安心して使いやすいでしょう。
そして、Airレジは自動釣銭機と組み合わせれば、セルフレジとしても利用できます。

画像引用元:Airレジ
スマレジなどでは、有料プランに加入しないとセルフレジ機能を利用できないため、月額無料のAirレジをセルフレジ活用できるのはメリットと言えるでしょう。
このように、Airレジには多くのメリットがあります。
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Airレジ(エアレジ)のデメリット

反対に、Airレジのデメリットは次の通りです。
Airレジ(エアレジ)のデメリット
- Android端末に対応していない
- Airペイの決済手数料がやや高い
- 周辺機器は有料
Airレジを利用するにはiPadまたはiPhoneが必要です。
Android端末には対応していないため、iPadやiPhoneをお持ちでない場合は購入する必要があります。


また、Airレジの関連サービスであるAirペイは、他の決済代行サービスと比較して決済手数料がやや高めです。
Airペイの決済手数料は、QRコード決済のCoin+以外は3.24%に設定されています。
stera packやPAYGATE
であればVISA・MasterCardが、PayCAS Mobile
ならPayPayの決済手数料率が1.98%まで引き下げられるため、割高に感じられる人もいるでしょう。
ただし、Airペイは決済手数料ディスカウントプログラムの適用を受ければ、クレジットカード決済の手数料率を2.48%まで引き下げられるため、固定費がかからないことを踏まえれば十分安いと言えます。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
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そして、Airレジを導入する際、キャッシュドロアやレシートプリンター、バーコードリーダーなどの周辺機器は有料です。
周辺機器の導入は必須ではありませんが、キャッシュドロアやレシートプリンターは多くの店舗であると便利なため、これらの導入費用はあらかじめ見積もっておくとよいでしょう。

画像引用元:Airレジ

画像引用元:Airレジ
レシートプリンターは、モバイルプリンター(MPB20)や据え置き型プリンター(MCP21LB)などがAirレジに対応しています。
これ以外にも、Airペイ QRアプリでQRコード決済を受け付けた場合、クレジットカードや電子マネー決済と異なる月1回の入金サイクルで入金されてしまうことや、AirレジとAirペイの問い合わせ先がそれぞれ異なることなどもデメリットとして挙げられます。
これらも踏まえてAirレジの導入を検討してみてください。
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Airレジ(エアレジ)を導入する際の注意点

Airレジを導入する際の注意点を5つ紹介します。
本章で解説する注意点についても押さえておきましょう。
Airレジ(エアレジ)を導入する際の注意点
- アプリはiPad・iPhone専用でAndroid端末では使えない
- キャッシュレス決済にはAirペイとの連携が必要で決済手数料が発生する
- 店舗にインターネット環境が必須
- 周辺機器はAirレジ対応モデルから選ぶ必要がある
- 会計ソフトと連携する場合は連携範囲と過去データの扱いを事前に確認する
それぞれ順番に解説します。
アプリはiPad・iPhone専用でAndroid端末では使えない
AirレジアプリはiPadやiPhone専用のため、Android端末では利用できません。
2016年6月まではAndroid版も提供されていましたが、現在はiOS版に一本化されています。
そのため、iOS端末を持っていない人は購入するか、Android端末対応のSquare POSレジななどの導入を検討しましょう。
なお、Airレジは全てのiOS端末で動作するわけではありません。Airレジ対応の具体的なiOS端末は下記の表をご覧ください。
| 端末シリーズ | 対象モデル | Airレジ / Airペイ*1 / レストランボード | Airペイ タッチ (iOS 17.4〜) |
| iPad Air | 第3世代 / 第4世代 / 第5世代 / 11インチ(M2) / 13インチ(M2) / 11インチ(M3) / 13インチ(M3) | ◯ | × |
| iPad (無印) | 第6世代 / 第7世代 / 第8世代 / 第9世代 / 第10世代 / iPad(A16) | ◯ | × |
| iPad mini | 第5世代 / 第6世代 / mini(A17 Pro) | ◯ | × |
| iPad Pro | 10.5インチ / 11インチ(第1〜4世代, M4) / 12.9インチ(第2〜6世代) / 13インチ(M4) | ◯ | × |
| iPhone 16 | 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max / 16e | ◯ | ◯ |
| iPhone 15/14 | 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max / 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max | ◯ | ◯ |
| iPhone 13/12 | 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max / 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max | ◯ | ◯ |
| iPhone 11/他 | 11 / 11 Pro / 11 Pro Max / XS / XS Max / XR / SE(第2・3世代) | ◯ | ◯ |
Airペイ タッチ: iPadシリーズでは利用できません。iPhoneで利用する場合は iOS 17.4以上 へのアップデートが必要です。
Airペイなど関連サービスとセット導入する場合は、それぞれの動作環境を上記の表で確認しておきましょう。
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キャッシュレス決済にはAirペイとの連携が必要で決済手数料が発生する
AirレジはPOSレジシステムであるため、キャッシュレス決済を単体では受け付けられません。
キャッシュレス決済を導入するにはAirペイとの連携が必要です。
Airペイは、Airレジと同様に初期費用や月額利用料が発生しませんが、決済を受け付ける度に決済手数料が発生します。
Airレジを利用すれば、完全無料でPOSレジやキャッシュレス決済を導入できると思っている人は注意が必要です。
また、Airペイをそのまま利用すると多くの決済ブランドの決済手数料率が3.24%のため、高いと感じる人もいるでしょう。
クレジットカード決済については、決済手数料のディスカウントプログラムを利用すれば2.48%まで引き下げられるため、こちらも積極的に活用しましょう。
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店舗にインターネット環境が必須
Airレジの利用においては、端末を設置する店舗内にインターネット環境が必要です。
Wi-Fiやドコモ・au・ソフトバンクなどの通信回線を店舗側で用意しないといけません。なお、通信費については店舗側負担となるため、注意しましょう。
通信環境下で一時的に通信が途切れた場合などであればAirレジの「注文入力・会計」や「点検・精算」の一部メニューは利用できますが、通信環境が一切ない場所では利用できません。

一時的なオフライン環境下でも決済を行いたい人は、Squareなどのオフライン稼働が可能なキャッシュレス決済サービスの導入を検討しましょう。
周辺機器はAirレジ対応モデルから選ぶ必要がある
レシートプリンターやキャッシュドロアといった周辺機器を購入する際は、Airレジに対応した機器の中から選ぶ必要があります。
過去に利用していた機器がある場合などは、Airレジに対応しているか確認した上で、接続するようにしましょう。
周辺機器の購入はビックカメラの店舗やオンラインショップなどで購入できるため、詳しくはAirレジ公式サイトなどを確認してみてください。
会計ソフトと連携する場合は連携範囲と過去データの扱いを事前に確認する
マネーフォワードクラウドやfreee、弥生会計などの会計ソフトとAirレジレジを連携する場合は、連携されるデータの範囲と過去データの取り扱いを確認しておきましょう。
連携する会計ソフトによって、過去データの自動連携可否が異なります。
例えば、freee会計では連携する前の売上データについては自動連携することができません。
1件ずつ手入力を行うか、CSVファイルによる一括登録が必要です。

Airレジ(エアレジ)はこんな店舗・事業者におすすめ

Airレジの導入がおすすめの店舗・事業者の特徴は次の通りです。
Airレジ(エアレジ)はこんな店舗・事業者におすすめ
- 会計用に使えるiPadまたはiPhoneを持っている人
- 対応している決済ブランドが豊富なキャッシュレス決済サービスを利用したい店舗
- 関連サービスの利用予定がある店舗
それでは順番に解説していきます。
会計用に使えるiPadまたはiPhoneを持っている人
AirレジはAndroid端末には対応していないため、会計に利用できるiPadまたはiPhoneを持っている人におすすめです。
Airレジに対応したiOS端末をお持ちの場合、周辺機器が不要であれば初期費用・月額利用料無料で利用できます。
開業したばかりなど、コストをなるべく抑えてPOSレジを導入したい店舗に適しています。
決済ブランドが豊富な決済サービスを利用したい店舗
対応している決済ブランドが豊富なキャッシュレス決済サービスを利用したい店舗とも相性が良いです。
Airペイでは、81種類の決済ブランドに対応しているため、様々な決済ニーズに対応可能です。(Smart Code・Alipay+・PayPay傘下の決済サービスや一部ポイントサービスを含む)

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
Alipay+やWeChat Pay、UnionPay(銀聯)といったインバウンド決済にも対応しているため、海外旅行者が多く訪れる店舗にも適しています。
関連サービスの利用予定がある店舗
そして、Airレジは関連サービスが豊富なため、これらのサービス利用を予定している店舗にもおすすめです。
例えば、飲食店であればAirレジオーダーやレストランボード、Airシフトなどを利用して店舗運営をさらに効率化できるでしょう。

画像引用元:Airレジ
これらの特徴に該当する場合、Airレジの導入を検討してみてください。
Airレジ(エアレジ)を導入する手順

Airレジを導入する手順は次の通りです。
Airレジ(エアレジ)を導入する手順
- AirIDの取得
- Airレジアプリのダウンロード
- 商品登録
- 周辺機器の購入・接続
- スタッフのトレーニング
- 利用開始
まずはAirレジ(エアレジ)の公式サイトの「無料アカウント登録」から、AirIDを作成しましょう。
既にAirIDをお持ちの場合はログインを行ってください。

AirIDを作成する場合、メールアドレスを登録すると、認証キーが送られてくるので、次の画面に認証キーを入力しましょう。

アカウント情報入力画面に切り替わるので、店舗名や氏名などの事業に関する情報を順番に入力します。
入力内容の確認後、「上記の内容で登録する」をタッチすればAirIDの作成は完了です。
次に、AirレジアプリをiPhoneやiPadのApp Storeからダウンロードします。

「エアレジ」と検索すれば表示されるので、ダウンロードの上、AirIDでログインを行いましょう。

ログイン後は商品カテゴリーを設定の上、商品登録を行います。

商品登録が完了したら、レシートプリンターやキャッシュドロアなどの周辺機器の購入と接続を実施します。
Airペイも併せて導入する場合はカードリーダーの初期設定も行いましょう。
初期設定が完了後、スタッフ研修などを実施すれば、利用を始められます。
Airレジ(エアレジ)を導入する際によくある質問

最後にAirレジを導入する際によくある質問とその回答を4つ紹介します。
多くの人が気になるであろう内容を中心に取り上げますので、同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。
AirレジではiPadやiPhoneを無料でもらえる?
AirレジではiPadやiPhoneが無料でもらえるキャンペーンは現在行われていません。
Airペイでは2023年11月1日から2025年3月31日まで「キャッシュレス導入0円キャンペーン」としてカードリーダーとiPadの無償貸与が受けられるキャンペーンが実施されていました。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
現在はカードリーダーのみ無償貸与が受けられるキャンペーンが行われています。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
また、飲食店向けのオーダーシステム「Airレジオーダー」では、新規加盟店向けにiPadとiPhone SE、据え置き型プリンター、キャッシュドロアの4点がもらえるキャンペーンが実施されています。

画像引用元:Airレジ
iPadをお持ちでない人は、これらのキャンペーンも有効活用してみてください。
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Airレジはどこまで無料?有料のプランはある?
現在Airレジには有料プランはなく、全て無料で利用できます。
ただし、関連サービスを利用する際は別途費用が発生するものもあるため、利用前に確認するようにしましょう。
また、iPad・iPhoneや周辺機器を購入する場合は、各機器の費用も必要です。
Airレジはなぜ無料?
Airレジが無料で提供されている理由は、関連サービスや周辺機器での収益化を狙っていることや運営会社であるリクルート全体のブランドイメージ向上・シナジー強化などが考えられます。
Airレジは13のサービスで構成される「Airビジネスツールズ」の1つであり、AirペイやAirシフト、Airレジオーダーなどが関連サービスとして提供されています。

画像引用元:Airレジ
関連サービスには費用が発生するものもあるため、無料のAirレジを入口として他サービスや周辺機器の購入によって収益を出しているのでしょう。
また、Airレジが普及することで、リクルート全体のブランドイメージが向上したり、ホットペッパーなどの他サービスとシナジーが生まれたりする可能性があります。
サービス全体で利益やブランド戦略を行っていることが、Airレジを無料で提供している理由であると考えられます。
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Airレジで利用できる支払い方法は?
Airレジで利用できる支払い方法は、クレジットカード決済・電子マネー決済・QRコード決済やポイント支払いです。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
また、Airペイで提供されているカードリーダーを利用すれば、クレジットカード決済のタッチ決済、ICカードの挿入決済、磁気カードのスワイプ決済による決済が可能です。
対応可能な決済ブランドは傘下のサービスも含めれば81種類に上り、多くの顧客の決済ニーズに対応できるでしょう。
まとめ:Airレジ(エアレジ)とは?使い方は?【メリット・デメリットも解説】

今回はAirレジとはどのような特徴のあるPOSレジであるか、使い方やメリット・デメリットも含めて解説しました。
Airレジは株式会社リクルートが提供しており、多くの店舗で導入が進んでいます。
使い方はシンプルで、コストも抑えて利用できるため、導入を検討している人は、公式サイトからAirIDを作成の上、アプリをダウンロードしてみてください。

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