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スクエアの決済手数料一覧まとめ【高い?計算方法は?消費税は含む?】

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スクエアの決済手数料は高いって本当?決済手数料の他サービス比較を一覧で見たい!

本記事ではこんな悩みを解決します。

スクエアのキャッシュレス決済端末を導入したいものの、決済手数料が高いと聞いて決断を悩んでいる方も少なくないはず。

せっかくスクエア(Square)のオンライン決済端末を導入しても、決済手数料が高いと経営が厳しくなってしまうかもしれません。

そこで本記事では、スクエアの決済手数料一覧まとめや値引きキャンペーンの有無、他サービスとの比較についてご紹介します。

スクエアの決済手数料一覧まとめ

まずは、スクエアの決済手数料一覧まとめを見ていきましょう。

スクエアの決済形態は「対面・オンライン・非対面・請求書」の4種類に分けられます。

それぞれ決済手数料が異なるため、下記表を参考にしてください。

スクエアの決済手数料一覧まとめ

決済の種類決済ブランド対面決済非対面決済オンライン決済請求書
クレジットカード・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
3.25%3.75%
(Squareターミナルと接続してブラウザ決済を利用した対面決済の場合、決済手数料は3.25%)
3.60%3.25%
クレジットカード系電子マネー・QUICPay
・iD
・Apple Pay
・VISAタッチ
3.25%
QRコード系電子マネー・PayPay
・d払い
・楽天ペイ
・au PAY
・メルペイ
・ウィーチャットペイ
・Alipay
3.25%
交通系電子マネー・Kitaca
・Suica
・PASMO
・TOICA
・manaca
・ICOCA
・SUGOCA
・nimoca
・はやかけん
3.25%

スクエアの決済手数料は、対面決済のみ複数の決済機能に対応していますが、他3種類はクレジットカードのみの対応です。

また、決済形態ごとに対応している決済の種類が異なります。

対面・タッチ決済
・モバイル決済
・ICカード決済、PIN入力による決済
・QRコード決済
オンライン・Squareオンラインビジネス
・Squareリンク決済
・eコマースAPI
・Squareサブスクリプション
非対面・カード情報の手入力
・保存済みカード情報の入力(請求書含む)
・Squareブラウザ決済
請求書・Square請求書

上記の表から、自身がメインで使用したい種類があるかを確認しておきましょう。

>> Square(スクエア)の公式サイトを確認する

スクエアの決済手数料の実質値引きキャンペーンが開催中!

スクエアの決済手数料の実質値引きキャンペーン

画像引用元:Square

スクエアは現在、期間限定で決済手数料の実質値引きキャンペーンを実施しています。

期間中にスクエアに支払った決済手数料(3.25%)のうち、差額の0.75%に相当する金額が後から返ってくるというものです。

ただし、返金ではなく、今後スクエアを使う際に利用できる「決済手数料無料クレジット」として付与されます。

キャンペーン期間は2024年9月3日〜10月31日までで、クレジットの付与時期はキャンペーン終了後の11月中です。

実質値引きキャンペーンの対象者は「キャンペーン期間中にSquareに新規で登録した加盟店」のみとなります。

また、特典の対象となる決済も次のように定められているため、注意してください。

実質値引きキャンペーンの特典の対象となる決済

  • キャンペーン期間中に​Squareに​新規で​登録した​加盟店
  • VISAおよびに​Mastercardでの​クレジット・デビットカード決済
  • 対面決済に​よる​取引

>> Square(スクエア)の実質値引きキャンペーンの詳細を確認する

スクエアの決済手数料を無料にする方法

スクエアの決済手数料は「紹介プログラム」を活用すると、無料にすることができます。

紹介プログラムは、知り合いをスクエアに招待することで特典が付与される仕組みです。

特典は、自身と知人の双方が180日間(6ヶ月間)、売上の10万円までの決済手数料が無料になるクレジットを受け取れるという内容です。

SquareリーダーやSquareターミナル、Squareスタンドを2,000円引きのディスカウント価格で購入できるオプションもあります。

紹介プログラムを活用するための紹介用リンクの共有方法や、特典の受け取り方が気になる方は、以下を参考にしてください。

【紹介用リンクの共有方法】

  1. Square POSレジアプリをダウンロードしてログイン
  2. 画面下部のナビゲーションから「その他」を選択
  3. 「お知り合い紹介」から「お知り合い紹介用リンクを送信」の順番に選択
  4. 知り合いのメールアドレスを入力、もしくはQRコードを使って紹介用リンクを共有する
  5. 「完了」を選択
紹介用リンクはSMSやFacebookなどで共有することも可能です!

【紹介プログラムの特典を受け取る方法】

  1. Squareデータにログイン後「アカウントと設定」に移動
  2. 「決済手数料が無料に」を選択
  3. 「現在のオファー」にある「引き換える」ボタンを選択
  4. 特典の受け取り完了

複数の知り合いを紹介しても、決済手数料が無料になる期間が延長されるわけではありません。

1オーダーあたり1つのクーポンコードしか使用できないため、注意してください。

>> Square(スクエア)の公式サイトを確認する

スクエアの決済手数料は高い?他サービスと一覧で比較

ここでは、スクエアと他社サービスの決済手数料を比較表一覧にして紹介します。

スクエアの決済手数料は高い?他サービスと一覧で比較

決済の種類端末機の画像クレジットカード電子マネーQRコード
SquareSquare決済3.25〜3.75%3.25%3.25%
stera packstera pack・VISA, MasterCardのみ13ヶ月目まで3.24%(以降は2.70%)
・他クレジットカード3.24%
3.24%3.24%
PAYGATEPAYGATE2.90%〜3.24%〜2.00%〜
AirペイAirペイ3.24%2.95%・COIN+ 0.99%
・他QRコード 2.95%
STORES決済STORES 決済3.24%・QUICPay, iDのみ3.24%
・他電子マネー 1.98%
3.24%
PayCAS MobilePayCAS-Mobile・VISA, MasterCard 2.80%
・JCB, AMEX, DinersClub, Discover, 銀聯 3.24%
・交通系電子マネー,楽天Edy, nanaco, WAON, iD 2.95%
・QUICPay 3.24%
・PayPay 2.80%
・au PAY, d払い, メルペイ, 楽天ペイ, J-CoinPay 2.95%
・ウィーチャットペイ, Alipay, 銀聯QR, JKO PAY 3.24%

「PAYGATE」や「Airペイ」などは、一部の決済に3%未満の手数料で提供しているケースもあります。

しかし、スクエアの決済手数料は特別高かったり安かったりするわけではありません

スクエアの決済手数料は、平均的な価格といえるでしょう。

また、スクエアは海外での利用も可能です。

しかし、日本を含めて8ヶ国にしか対応していないため、もしより多くの国と取引したいと考えている場合は、PayPalなどの海外サービスを使うことをおすすめします。

スクエアの決済手数料以外の利用料

スクエアの決済手数料は平均的な価格ですが、他の部分で他サービスよりもお得といえる点が多いサービスです。

スクエアは、料金体系を明確に記載しているため、複雑な計算が必要ありません。

スクエアの決済手数料以外の利用料

初期費用0円
月額利用料金0円
入金手数料0円
端末代金・Squareリーダー 4,980円
・Squareターミナル 39,980円
・Squareレジスター 84,980円

初期や月額利用料、振込手数料が0円で固定されています。

端末は専用のものが必要なので購入が必要ですが、最も安い端末(Squareリーダー)は5,000円未満で購入できます。

分割払いもできるため、負担を減らしながら返済していくという手段を選べるのもメリットでしょう。

ランニングコストは決済手数料のみ!

決済方法も、クレジットカードやデビットカード、電子マネーなど、多彩に対応しています。

店頭での運営だけでなく移動販売やフリーマーケットなど、さまざまな場面で活躍するシーンが多いため、初めて導入する方にもスクエアは評判が良い決済端末です。

スクエアの決済手数料は平均的な価格ですが、全体的に見ると非常にお得なサービスといえるでしょう。

>> Square(スクエア)の公式サイトを確認する

スクエアの決済手数料に関するよくある質問

ここでは「スクエアの決済手数料」に関するよくある質問を紹介します。

スクエアの導入を検討している会社経営者で、気になる項目がある方は参考にしてください。

スクエアの決済手数料の計算方法は?

決済手数料の計算方法は以下のとおりです。

各決済方法の売上金額の合計 × 手数料率 = 決済手数料

例えば、クレジットカードで300万円の売上金額に対する決済手数料を知りたい場合は、次のようになります。

300万円 × 3.25% = 97,500円

また現在は、スクエアで決済手数料の実質値引きキャンペーンを行っています。

2024年10月31日までの売上金額に対する決済手数料の0.75%相当が、11月に「決済手数料無料クレジット」として付与される予定です。

期間限定ではありますが、実際よりもお得に利用できるので、スクエアの導入をぜひ検討してみてください。

>> Square(スクエア)の実質値引きキャンペーンの詳細を確認する

スクエアの決済手数料は確定申告で経費になる?

スクエアの決済手数料は、確定申告で経費に計上することが可能です。

決済手数料は事業活動のための費用のため、必要経費と認められています。

ただし、スクエアの決済手数料に関する領収書の発行はできないため、経費計上する際は注意が必要です。

以下の手順で、管理画面からデータをダウンロード・集計する必要があります。

  1. 「Squareデータ」から「お取引」を選択
  2. 決済手数料の合計額を知りたい期間を選択
  3. 該当日数分の決済手数料の合計額が表示されたことを確認
  4. 画面右端にある「エクスポート」から「取引CSV」を選択し、ファイルをダウンロード
  5. ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトでファイルを開く
  6. 手数料欄を合計してデータを保存

決済方法ごとの決済手数料を知ることもできます。

確定申告の時期が近づいてきたら、早めにチェックしておきましょう。

スクエアの決済手数料に消費税は含まれる?

スクエアの決済手数料は、決済方法にかかわらず、全て消費税のかからない不課税取引に該当します。

そのため、インボイス制度の対応有無にかかわらず、スクエア(Square)の決済手数料は、消費税が上乗せされることなく決済が完了します。

スクエアの振込手数料はいくら?

スクエアの振込手数料は0円です。

振込までのサイクルも短く、三井住友銀行かみずほ銀行を登録している場合は、決済日の翌営業日に振り込まれます。

その他の金融機関の口座を登録している場合は、毎週水曜日で締め、同週の金曜日に入金の確認が可能です。

スクエアが振込手続きをした時点で通知メールを受け取れるため、加盟店は事業運営にのみ集中することができるでしょう。

スクエアでかかった決済手数料を確認する方法は?

スクエアでかかった決済手数料は、次の手順で確認できます。

スクエアでかかった決済手数料を確認する方法

  1. 「Squareデータ」の「振込レポート」にログイン
  2. 画面左上の日付選択から日付の範囲を指定
  3. 合計手数料の一覧から「入金」を選択

データを保存したい場合は「エクスポート」から「取引CSV」を選択すると、ファイルをダウンロードできます。

ダウンロード後は、Excelなどの表計算ソフトにインポートしておくと、後から見返す際に便利です。

ぜひ確定申告でお役立てください!

>> Square(スクエア)の公式サイトを確認する

まとめ:スクエアの決済手数料一覧まとめ【高い?計算方法は?消費税は含む?】

本記事では、スクエアの決済手数料一覧まとめを紹介しながら、他サービスとの比較や決済手数料以外の利用料について解説しました。

スクエアの決済手数料は3.25%からと、業界最安水準を保っており、他サービスと比較しても平均的な価格です。

改めて、スクエアの決済手数料の一覧を確認しておきましょう。

スクエアの決済手数料一覧まとめ

決済の種類決済ブランド対面決済非対面決済オンライン決済請求書
クレジットカード・VISA
・MasterCard
・JCB
・American Express
・Diners Club
・Discover
3.25%3.75%
(Squareターミナルと接続してブラウザ決済を利用した対面決済の場合、決済手数料は3.25%)
3.60%3.25%
クレジットカード系電子マネー・QUICPay
・iD
・Apple Pay
・VISAタッチ
3.25%
QRコード系電子マネー・PayPay
・d払い
・楽天ペイ
・au PAY
・メルペイ
・ウィーチャットペイ
・Alipay
3.25%
交通系電子マネー・Kitaca
・Suica
・PASMO
・TOICA
・manaca
・ICOCA
・SUGOCA
・nimoca
・はやかけん
3.25%

また、スクエアの決済手数料以外の利用料は以下のとおり。

初期費用0円
月額利用料金0円
入金手数料0円
端末代金・Squareリーダー 4,980円
・Squareターミナル 39,980円
・Squareレジスター 84,980円

お得なキャンペーンも定期的に実施しているため、経済的にコストをあまりかけたくないと考えている事業者にもおすすめです。

自社にとって最適な決済端末を選択したいと考えている方は、ぜひスクエアを検討してみてください。

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  • この記事の著者/監修者
StorePro編集部

StorePro編集部

StoreProは実店舗経営の決済業務に役立つ情報メディアです。編集部には実店舗経営の経験者もおり、キャッシュレス決済端末等の導入から運用までの体験談や経験者ならではの着眼点、初心者に向けたアドバイスもご紹介。実店舗経営に向けてキャッシュレス決済端末やPOSレジ、周辺機器等の導入でお困りの経営者・個人事業主の方は必見です。

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