
本記事ではこんな悩みを解決します。
ポイント管理システムを店舗に導入すれば、買い物の際にポイントを貯めたり使ったりできるため、来店頻度や客単価アップにつなげられます。
しかし、ポイント管理システムの数は多く料金形態もシステムによって異なるため、どれを導入すればよいか迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ポイント管理システムのおすすめ7選を紹介した上で、選び方やメリット・デメリットを解説します。
目次
ポイント管理システムとは

ポイント管理システムとは、企業や店舗が顧客に対してポイントサービスを提供するために活用するツールです。
顧客が商品やサービスを購入したり、来店したりした際にポイントを付与することができるようになります。
貯まったポイントを割引券や景品へ交換したり、会計時に使用したりすることでお得に買い物ができるため、顧客が自店を利用する動機になるでしょう。

導入するシステムによって、店舗独自のポイントを導入できるものと、大手企業が行っているポイントプログラムの加盟店になれるものがあります。
前者は店舗側でルールを決めやすい一方、自店限定のポイントとなるため集客力向上にはつながりにくいです。
後者は他店でも使えるポイントを貯められるため、集客力を高められる一方で、囲い込みにつなげにくくなったり、ルールを自店で決められなかったりします。
具体的にどのようなことができるのか、次章で見ていきましょう。
ポイント管理システムでできること

ポイント管理システムでできることは次の通りです。
ポイント管理システムでできること
- ポイントの付与・利用
- 顧客情報と保有ポイントの管理機能
- ポイントと景品や別サービスのポイントとの交換
- 会員ランク設定機能
ポイント管理システムではポイントの付与や利用、別サービスのポイントとの交換が可能です。商品やサービスを購入するごとに一定割合でポイントを付与したり、条件を満たした顧客に対して一定数のポイントをプレゼントしたりすることができます。
ポイントを顧客管理システム(CRM)に登録された顧客情報に紐づけて管理するため、正確かつ安全に管理を行えます。

来店頻度や購入商品などを分析して、効果的な販促活動につなげることもできます。

画像引用元:Square
そして、会員ランク機能を使って、客単価や来店頻度の高い顧客に対してポイント還元率を引き上げるなどすれば、より店舗のファンになってもらえるでしょう。
このように、ポイント管理システムはたくさんの機能が詰まっており、うまく使えば客単価アップや来店頻度向上、ファンの増加など様々な効果が期待できます。ただし、具体的な機能は個々のシステムによって異なるため、導入前に機能をしっかり確認するようにしましょう。
ポイント管理システムの費用相場

ポイント管理システムの初期費用や月額利用料などの費用相場は次の通りです。
| 初期費用 | 0~数万円程度 |
| 月額費用 | 数千円~5万円程度 |
| システム利用料 | 0円~従量課金制 |
ポイント管理システムを導入する際に必要な費用は主に、初期費用と月額費用、システム利用料です。
初期費用はポイントシステムの導入費用で、月額費用は毎月の利用料を指します。

店舗独自のポイントである場合は、発行したポイント分を会計上マイナス処理することになります。
また、ポイントカードを物理的に発行する場合、カード発行料が別途発生することも知っておきましょう。
ポイント管理システムおすすめ7選【無料アプリ・格安システムあり】

ここからはポイント管理システムのおすすめ7選を個別に紹介します。
無料アプリや格安で使えるシステムなども紹介するので、自店に合ったものはあるか探してみてください。
ポイント管理システムおすすめ7選【無料アプリ・格安システムあり】
- Square
- スマレジ
- Airレジ
- POS+(ポスタス)

- LINE公式アカウント
- STORES予約
- PointInfinity
それぞれ順番に見ていきましょう。
ポイント管理システム①Square

画像引用元:Square
| ポイント管理システム名 | Square |
| 総合評価 | 4.87 |
| 口コミ評価 | |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | ■Square 月額費用:0円 ■Squareロイヤルティ ・来店回数0~500回:2,000円 ・来店回数501~1,500回:8,000円 ・来店回数1,501~10,000回:12,000円 ※有料オプション機能を追加した場合は別途費用発生 |
| 主な機能 | ・会員ランク設定機能 ・顧客管理機能 ・関連サービスとの連携機能 ・レポート分析機能 |
| 導入社数 | 世界400万店舗以上に導入 |
| 公式サイト | Squareの公式サイトを確認する |
Squareは、初期費用無料で導入できるポイント管理システム機能付きのPOSレジです。
Squareロイヤルティというポイント管理サービスを導入して、顧客へのポイント付与などを行います。

画像引用元:Square

Squareロイヤルティ自体は有料ですが、関連サービスのSquareやSquare POSレジなどは基本的に決済手数料以外の費用は発生しません。
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ポイント管理システムで収集した顧客情報は関連サービスやAPIによる外部連携が行えるため、売上拡大に向けた戦略策定に利用できます。
さらに、Squareロイヤルティは30日間の無料トライアルも可能なため、ポイント管理システムを試しに導入してみたい人は、Squareの利用を検討してみてください。
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ポイント管理システム②スマレジ

画像引用元:スマレジ
| ポイント管理システム名 | スマレジ |
| 総合評価 | 4.76 |
| 口コミ評価 | |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | ・スタンダードプラン:0円 ・プレミアムプラン:5,500円 ・プレミアムプラスプラン:8,800円 ・フードビジネス:12,100円 ・リテールビジネス:15,400円 (全て税込) |
| 主な機能 | ・顧客管理機能 ・会員ランク設定機能 ・レポート分析機能 ・会員ごとのポイント付与率設定機能 ・クーポン配信機能 |
| 導入社数 | アクティブ店舗数54,000店以上(2025年10月時点) |
| 公式サイト | スマレジの公式サイトを確認する |
スマレジは、月額無料から必要な機能を段階的に取り入れられるポイント管理システム搭載のPOSレジシステムです。
ポイント管理や顧客管理機能は月額8,800円(税込)のプレミアムプラス以上のプランでのみ利用可能です。

画像引用元:スマレジ
一定の固定費が発生しますが、高機能なポイント管理システムを活用できます。登録できる顧客数は10万件までと非常に多くの顧客を登録でき、顧客数がそれ以上に増えても従量課金制で登録数の増枠が可能です。

画像引用元:スマレジ
また、運営のサポート体制も手厚く、プレミアムプラス以上のプランでは、メールだけでなく電話やチャットによるサポートも受けられます。メールよりも即応性のある電話やチャットを利用できれば、トラブルが発生してもすぐに解決できるでしょう。
他にも任意で作成した会員ランクを各会員へ割り当てたり、会員ランクとは異なるポイント還元率を会員ごとに設定したりすることも可能です。

画像引用元:スマレジ
常連客などを優遇するルールの設定や、充実したサポート体制のポイント管理システムを探している人は、スマレジの導入を検討してみてください。

キャッシュレス決済やポイント管理など充実しているだけでなく細かいデータ分析などもできてマーケティング戦略にもなるのでそれが機能として入っているのが凄いと思います。
私のサロンではリピート率がアップしました。顧客管理機能、ポイント、予約管理機能を活用することで無断キャンセルが減り次回予約なども促しやすくなりました。
口コミ投稿者:nicoさん / 34歳女性 / 大阪府
業種:サービス業 / 職種:美容・理容 / 役職:経営者・役員
導入システム:スマレジ / 2021年9月に導入開始 / 総合評価:4.0/5.0

顧客の購入履歴や来店頻度をスマレジ上で管理できるため、CRM施策に活用しやすいです。
アプリやカードによるデジタル会員証が使えるため、紙のカード管理が不要。スタンプやポイント施策で再来店を促しやすいです。独自のアプリやLINEとの連携がより柔軟になると、より幅広い顧客にアプローチできて良いなと思います。
口コミ投稿者:中西さん / 42歳女性 / 山梨県
業種:卸売・小売・飲食業 / 職種:飲食・フード / 役職:経営者・役員
導入システム:スマレジ / 2021年8月に導入開始 / 総合評価:4.5/5.0
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ポイント管理システム③Airレジ

画像引用元:Airレジ
| ポイント管理システム名 | Airレジ |
| 総合評価 | 4.65 |
| 口コミ評価 | |
| 初期費用 | ■Airレジ 0円 ■Airペイポイント ・加盟金・カードリーダー代:要問い合わせ (利用にはiPhoneまたはiPadが必要です) |
| 月額費用 | ■Airレジ 0円 ■Airペイポイント ・月額利用料・システム利用料:要問い合わせ |
| 主な機能 | ・大手ポイントサービスへの加盟 ・カードリーダーによるポイントカードの読み取り ・顧客管理機能 ・関連サービスとの連携機能 |
| 導入社数 | アカウント数90.4万(2024年9月末時点) |
| 公式サイト | Airレジの公式サイトを確認する |
Airレジは、株式会社リクルートが提供する関連サービスが充実したポイント管理システムとしても利用できるPOSレジシステムです。
関連サービスのAirペイポイントを利用すれば、ポイント管理システムとしても利用できます。

画像引用元:Airペイ ポイント
Airペイポイントでは、他サービスのように店舗独自のポイントではなく大手ポイントサービスの加盟店になることができます。
Airペイポイントを通じて加盟できるポイントサービスは次の5つです。
Airペイポイントで加盟できるポイントサービス
- dポイント
- Vポイント
- Ponta
- 楽天ポイント
- WAONポイント
いずれも会員数の多いポイントサービスであるため、自店でこれらのポイントを使ったり貯めたりできるようになれば、一定の集客効果が望めるでしょう。

画像引用元:Airペイ
Airペイポイントの利用にあたっては、初期費用として加盟金やカードリーダー代、毎月発生する費用として月額利用料やシステム利用料が必要です。
このうち、カードリーダー代については、関連サービスのAirペイを利用していて、カードリーダーを既に持っている場合は不要になります。
なお、Airペイでは現在、新規加盟店を対象にカードリーダー(税込20,167円)が無料で導入できるキャンペーンを実施しています。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
キャンペーン終了時期は未定のため、お得に導入したい人はお早めにお申し込みください。
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ポイント管理システム④POS+(ポスタス)

画像引用元:POS+(ポスタス)
| ポイント管理システム名 | POS+(ポスタス) |
| 総合評価 | 4.44 |
| 口コミ評価 | 3.75 (27件) |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 14,000円〜(税別) (POS+ connectの利用にはPOS+retailとの連携が必要) |
| 主な機能 | ・顧客管理機能 ・関連サービスとの連携機能 ・プッシュ通知による来店促進機能 ・店舗独自アプリの作成機能 |
| 導入社数 | ・月間1,000店舗以上が導入を決定 ・累計200団体以上の行政機関が導入(2025年8月時点) |
| 公式サイト | POS+(ポスタス)の公式サイトを確認する |
POS+(ポスタス)は、飲食や小売、美容サロン、クリニックといった業種ごとに必要な機能をトータルで提供しているポイント管理システムです。
POSレジやキャッシュレス決済、テーブルオーダーなど幅広くそろえられた機能の1つとして、ポイント管理システム「POS+ connect」が用意されています。

画像引用元:POS+
POS+ connectを利用するには、小売店向けPOSレジサービスのPOS+ retailの導入が必要です。
小売店においてポイント管理を効果的に行うために必要な機能がPOS+ connectには充実しています。店舗独自のアプリを用意し、顧客にダウンロードしてもらうことで、スマホアプリに表示されたバーコードを読み取るだけでポイントの付与や利用が可能になります。

画像引用元:POS+
顧客は物理的なポイントカードを持ち歩く必要がなくなるため、若年層を中心に喜ばれるでしょう。
また、アプリを通じて新商品やセール情報などを顧客セグメント別にプッシュ通知でお知らせできるため、リピート率向上や休眠顧客へのアプローチも効率的に行えます。

画像引用元:POS+
利用できる機能が豊富なため、具体的な費用は要問い合わせとなります。気になる人は資料請求や無料相談を公式サイトから行ってみてください。
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ポイント管理システム⑤LINE公式アカウント

画像引用元:LINEヤフー
| ポイント管理システム名 | LINE公式アカウント |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | ・コミュニケーションプラン:0円 ・ライトプラン:5,000円 ・スタンダードプラン:15,000円 (すべて税抜) |
| 主な機能 | ・クーポン配信機能 ・個別のメッセージ機能 ・他サイトへの直リンク(リッチメニュー) ・顧客管理機能(2026年夏頃リリース予定) |
| 導入社数 | 国内アクティブアカウント数61万以上(2025年1月時点) |
LINE公式アカウントは、日本人口の約70%以上が利用しているLINEを通じてポイント管理などが行えるビジネスツールです。
メールなどよりもカジュアルに利用されているツールのため、お知らせを配信した際の開封率も高く、公式サイトによれば約8割がその日のうちにメッセージを開封しています。
店舗からのお知らせメールはフィルタ機能で自動的に迷惑メールに振り分けられるなどして、顧客に見てもらえることが少ない中で、約8割の顧客に情報を届けられるのは大きな特徴と言えるでしょう。
ポイント管理機能としては、ショップカードの作成による来店や商品購入に対してポイント付与を行う機能が利用できます。

画像引用元:LINEヤフー
これ以外にも、クーポン配信やアンケート機能、ステップ配信など効果的な販促活動を行うための機能が使えます。
リッチメニュー機能を利用すれば、ショップカードや店舗の予約ページ、オンラインショップ、SNSなどの外部サイトへ簡単に遷移させることが可能です。

画像引用元:LINEヤフー
顧客がスムーズに移動できる導線を確保したい場合に有効です。
なお、LINE公式アカウントの費用は配信するメッセージ数と送信先のユーザー数によって変動します。

画像引用元:LINEヤフー
月間200通までなら無料のコミュニケーションプランでも送信できますが、それ以上は有料プランへの移行が必要です。登録ユーザー数が増えてきたら一定の固定費が発生しますので、将来的な費用も見越した上で導入するようにしましょう。
ポイント管理システム⑥STORES予約

画像引用元:STORES予約
| ポイント管理システム名 | STORES予約 |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | ・ネットショップがSTORESの場合:22,000円~ ・ネットショップがShopifyの場合:44,000円~ (全て税込) |
| 主な機能 | ・顧客管理機能 ・会員ランク設定機能 ・関連サービスとの連携機能 ・CSVファイルダウンロード機能 |
| 導入社数 | 導入社数80,000社超 |
STORES予約は、POSレジやECサイトなどと連携できる予約管理システムで、ポイント管理機能も関連サービスとして提供しています。
ポイント管理機能(STORESロイヤリティ)では、実店舗とネットショップの会員情報や購買履歴、ポイント情報などを一元管理可能です。

画像引用元:STORES
顧客にとってはオムニチャネルな購買体験ができるようになり、店舗側にとっては購買行動を統合して分析することができます。顧客の嗜好や購入頻度、購買履歴を多角的に分析できるため、より個別的な販促施策につなげられるでしょう。
関連サービスのSTORESを利用してネットショップを作成し、ポイント管理機能と連携できるだけでなく、他社サービスのShopifyを利用している場合でも連携できます。

画像引用元:STORES
他社のネットショップを利用している場合でもポイントを一元管理できるのは、管理の手間が省けて便利ですよね。
また、会員ランクの設定も可能な上に、会員ランクごとに特別なキャンペーンの通知を行うこともできるため、常連客限定の特別価格や新商品の早期販売といった施策も行えます。
ネットショップの開設を検討している人や、会員ランクに合わせたキャンペーンを実施したい人は、STORESの導入を考えてみてください。
ポイント管理システム⑦PointInfinity

画像引用元:PointInfinity
| ポイント管理システム名 | PointInfinity |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 要問い合わせ |
| 主な機能 | ・顧客管理機能 ・会員ランク設定機能 ・クーポン配信機能 ・AI分析機能 |
| 導入社数 | 非公表 |
PointInfinityは、株式会社日立ソリューションズが提供するポイント管理システムです。
顧客管理システムとポイント管理システムの機能が1つにまとめられたツールで、企業や店舗のデジタルマーケティング施策に役立てることができます。
既に様々な業界の大手企業に導入されており、具体的な導入社数は公表されていませんが、実績も豊富です。

機能面では、顧客情報の管理や会員ランクの設定、クーポンの配布や景品との交換といった機能が利用可能です。

画像引用元:PointInfinity
加盟店管理や店舗の階層管理なども行えるため、複数店舗運営している事業者や全国的にポイントサービスを展開したい企業などと相性が良いです。
導入にあたっては、買い切りが可能なパッケージ版や初期費用を抑えて導入できる月額ライセンス(サブスクリプション)版などが用意されています。
個人事業主や小規模店舗よりも、大手企業や大規模店舗向けのシステムとしての色合いが強いため、既に一定以上の規模で事業を行っている人は導入を検討してみてください。
ポイント管理システムを導入する際の選び方

続いて、ポイント管理システムを導入する際の選び方を4つの観点で解説します。
前章で解説したポイント管理システムなどから、どのように導入するシステムを選べばよいかわからないという人は参考にしてみてください。
ポイント管理システムを導入する際の選び方
- 既存のPOSレジや決済端末と連携できるか
- 自社の顧客層に最適な「アプリ型」か「カード型」か
- 収集したデータを販促に活用できる分析機能があるか
- 現場スタッフが説明・操作しやすいシンプルな設計か
それぞれ順番に見ていきましょう。
既存のPOSレジや決済端末と連携できるか
ポイント管理システムが既存のPOSレジや決済端末と連携できることを確認しておきましょう。
ポイントの付与や利用のために、POSレジとは別の端末を操作するのは二度手間になってしまいます。スタッフの手間が増えるだけでなく、顧客の待ち時間が長くなったり、入力ミスの要因になったりします。
そのため、既存の会計システムと自動連携し、支払いとポイント処理を一度に行える仕組みを構築することを最優先しましょう。
既にPOSレジや決済端末を導入している場合は、それらとポイント管理システムが連携できるかどうかを判断基準にしてみてください。
自社の顧客層に最適な「アプリ型」か「カード型」か
ポイント制度を導入する際、自店の客層に合わせて「アプリ型」か「カード型」かを適切に選択しましょう。
「アプリ型」はスマホアプリに表示されるバーコードを読み取って会員認証を行う方式で、「カード型」は物理カードによって会員認証を行います。

例えば、POS+ connectやLINE公式アカウントなどは、スマホ内にポイントカードを搭載できる「アプリ型」に該当します。
自店のターゲットとなる客層にどの程度ITリテラシーが備わっているか判断した上で、導入するポイント管理システムを選んでみてください。
収集したデータを販促に活用できる分析機能があるか
ポイント管理システムを通じて収集したデータを、販促活動に利用できる分析機能などが備わっていることも大切です。

画像引用元:Square
「ポイントを配ることで客単価・来店頻度アップさせるためのツール」と単純に考えていてはもったいないです。
システムの活用によって、ポイントを付与する際に顧客を識別する必要があるため、必然的に顧客情報の管理ができるようになります。
これと併せて、来店頻度や購入した商品・金額といった具体的な情報収集が可能です。

購入商品や最終来店日、客単価などを分析して個別にクーポンを配信したり、会員ランクを設定して上位ランクへのポイント還元率を高く設定したりすれば、売上を効果的に伸ばせるでしょう。
現場スタッフが説明・操作しやすいシンプルな設計か
ポイント会員へ登録する際に、現場のスタッフが簡単に説明や操作を行いやすい設計となっていることも大切です。
ルールが複雑なポイント制度にしてしまうと、スタッフが説明に困ってしまい、顧客に会員登録のメリットをうまく伝えられなくなる可能性があります。
また、入会手続きを行う際に端末の操作が複雑だと、スタッフの操作に時間がかかり、顧客が登録をやめてしまう場合もあります。

ポイント制度を店内に定着させるためには、ルールや運用の際の手間をとにかく削り、シンプルなものにすることが重要です。
ポイント管理システムを導入するメリット・デメリット

本章ではポイント管理システムを導入するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
両者を踏まえた上で、システムを導入するか検討してみてください。
ポイント管理システムを導入するメリット
ポイント管理システムを導入するメリットは次の通りです。
ポイント管理システムを導入するメリット
- 来店頻度向上や客単価アップにつなげやすい
- 顧客情報を効率的に収集できる
- 顧客に合わせた販促戦略を行えるようになる
ポイント管理システムを導入することで、顧客の来店頻度向上や客単価アップにつなげやすくなります。ポイントを貯めて、買い物に利用することができれば、お得に商品やサービスを購入可能になるため、顧客の購買意欲を引き立てられるでしょう。

そして、集めたデータを基に顧客の来店頻度や購入金額・商品などをベースにセグメントし、個別に販促戦略を実施できるようになります。
全体に向けたキャンペーンよりも個別化された施策の方が顧客には刺さりやすいため、効果的に売上アップへつなげられるでしょう。
このように、ポイント管理システムを導入すれば、様々なメリットを得られます。
ポイント管理システムを導入するデメリット
反対に、ポイント管理システムを導入するデメリットは次の通りです。
ポイント管理システムを導入するデメリット
- 月額固定費やポイント費用が発生する
- ポイントのルールを明確に決めて運用しないとクレームの原因になる
- 現場のオペレーションが煩雑になる可能性がある
ポイント管理システムを導入すると、システムの月額固定費やポイントによる費用が発生します。

また、ポイント制度を導入する際はルールを明確に決めておかないと、クレームの原因になる場合があります。
どのような場合にどれだけのポイントを付与するのか、カードを提示できなかった場合に遡ってポイントを付与するのか、返品・交換の際の取り扱いなどをあらかじめ定めておきましょう。
ポイントは金銭が絡むため、全ての顧客を公平に取り扱わないとトラブルに発展する可能性があります。
そして、ポイント制度の導入によってスタッフの手間が増えてしまいます。会計中にポイントカードの提示を依頼したり、非会員の顧客に対して登録案内をしたりといったオペレーションが増えるため、慣れるまでは時間がかかるでしょう。
顧客にとっても会計の時間が長くなるため、利便性が下がる可能性があります。
これらのデメリットにも配慮しながら、ポイント管理システムの導入を行うようにしましょう。
ポイント管理システムに関するよくある質問

最後にポイント管理システムに関するよくある質問とその回答を4つ紹介します。
同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。
無料で導入できるおすすめのポイント管理システム・アプリは?
無料で導入できるおすすめのポイント管理システム・アプリはSquareです。
Squareは、初期費用無料で導入でき、顧客管理システムやPOSレジ、キャッシュレス決済サービスは月額無料で利用できます。
また、ポイント管理システムのSquareロイヤルティも30日間は無料トライアルが可能なため、最初の1ヶ月は完全無料で使えます。

画像引用元:Square
それ以降は月額2,000円~のコストが発生するため、無料トライアル期間に継続利用を検討してみてください。
ポイント管理システムは自作可能?
ポイント管理システムの自作は不可能ではありませんが、難しいでしょう。
まずExcelなどの表計算ソフトでポイント管理を行うのは簡単ではありません。
来店日や購入金額を記録し、購入金額にポイント還元率を乗じてポイントを付与するという操作を会員が買い物を行う度に入力しないといけません。さらに、ポイントが使われたら減算する必要があり、これを複数スタッフ間で適切に運用するのは至難の業でしょう。
プログラミングの知識があれば、ポイント管理システムを内製するのは不可能ではありませんが、既製品を利用する方が早いため、おすすめはしません。
ポイントカード用の機械・端末は必要?価格は?
ポイント制度を導入する際、ポイントカードをスキャンするための機械や端末は必要です。
カードリーダーやスマホのQRコードなどを読み込むスキャナーを購入する必要があります。
価格については、カードリーダーの価格はAirペイで販売されているものであれば、税込20,167円であり、QRコードスキャナ―はAmazonで5,000~6,000円程度で販売されているものもあります。
ただし、利用するポイントカードの種類によって、印字機能の有無や読み取り方法が異なるため、費用が変動します。
自店で導入するポイント管理システムや、カードの種類と連携可能な端末であるかを確認してから購入するようにしましょう。
なお、Airペイでは決済端末としても使えるカードリーダーを無料導入できるキャンペーンが実施されているため、お得に導入したい人はお早めにお申し込みください。

画像引用元:Airペイ(エアペイ)
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ポイントカード用の機械・端末はレンタルできる?
ポイントカード用の機械や端末はレンタル可能です。
イベントなどに短期間出店する場合に便利なので利用を検討してみてください。
費用については、端末の種類や貸出期間、業者によっても異なりますが2,000円前後からレンタルできるため、数日だけ利用したい場合などはレンタルも視野に入れてみるとよいでしょう。
まとめ:ポイント管理システムおすすめ7選【無料アプリ・格安システムあり】

今回はポイント管理システムのおすすめ7選を紹介した上で、導入する際の選び方やメリット・デメリットを解説しました。
ポイント管理システムは顧客の集客力や来店頻度アップに寄与します。
また、今回紹介したおすすめのポイント管理システム以外にも、シーズなどのポイント管理システムも有用です。
ポイント管理システムの中でもっと詳細に知りたいものがあれば、公式サイトから問い合わせを行ってみてください。
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