店舗向けシステム

店舗向けクラウド防犯・監視カメラおすすめ6選【料金相場は?無料あり】

更新日 :

店舗向けクラウド防犯・監視カメラのおすすめは?無料で使えるクラウドカメラがあれば知りたい!

本記事ではこんな悩みを解決します。

クラウド防犯カメラを店舗に導入すれば、レコーダーなしで映像を保存可能で、外出先からでもスマホなどで店内を確認できるため、防犯対策におすすめです。

しかし、サービスの種類が多く料金体系も複雑なため、どのクラウド防犯カメラを店舗に導入すればよいか、おすすめを知りたい人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、店舗向けクラウド防犯カメラのおすすめ6選を紹介した上で、料金相場や選び方、メリット・デメリットを解説します。

目次

根拠と評価基準(タップで開く)

キャッシュレス決済サービスの掲載口コミ・体験談について

  • 収集対象:日本全国の実店舗運営経験者(飲食・美容・サロン・小売 等)
  • 収集方法:インターネット調査/StorePro編集部が独自収集
  • 収集期間:2025年02月〜2026年05月の回答を基に掲載(継続収集中)
  • 編集方針:中立性・公平性を担保し、デメリットを含む内容も掲載
  • 除外基準:重複・自社関係者・不明確な回答は不採用
  • 評点:「口コミ評価」は全口コミの総合評価の平均値(5.0点満点)

収集方法・掲載基準・回答者属性の詳細は 口コミ掲載ポリシー・回答者属性 を参照。


キャッシュレス決済サービスの総合評価について

  • 評価軸:費用(初期費用・月額費用・決済手数料・入金手数料・端末代金)の最低価格、入金サイクルの最短日数、申し込みから導入までの最短期間、対応決済ブランド数、当サイト口コミ評点 等の計15項目
  • 採点:各項目を1.0〜5.0(0.5刻み)でスコア化し重み付け
  • 集計:幾何平均により総合スコアを算出し、相対評価を小数第2位まで表示
  • 注記:本評価は目安であり、サービス品質を保証するものではない
  • 最終更新日:2026/02/14

編集・監修体制

StorePro編集部は、実店舗運営経験者や決済・POS事業での実務経験者を含むチームで構成。一次情報(アンケート・事業者ヒアリング・各種一次資料)を基に、編集ポリシーと掲載ポリシーに沿って検証・更新を行います。

クラウド防犯・監視カメラとは

2

クラウド防犯・監視カメラとは、撮影した映像をクラウドサーバーへ自動的に保存する防犯ツールです。

一般的な防犯カメラのようなレコーダーやハードディスクといった録画装置が不要で、スマホやPCから遠隔で映像を視聴できます。

USENカメラの録画保存方法

画像引用元:USENカメラ

警察庁の調査によると、令和7年に発生した万引きの発生件数は105,135件、侵入犯罪は47,233件と、いずれも増加傾向にあります。

警察庁の調査

画像引用元:警察庁

そのため、防犯カメラなどによる対策が重要です。

特に多店舗展開する事業者においては、緊急時などに本部からリアルタイムで店内の状況を確認できるため、導入が進んでいます。

具体的にどのようなことができるのか、次章で詳しく見ていきましょう。

クラウド防犯・監視カメラでできること

4

クラウド防犯・監視カメラでできることは次の通りです。

クラウド防犯・監視カメラでできること

  • 遠隔からのライブ映像確認
  • クラウド上への録画
  • 動体・人物検知
  • 複数拠点・複数カメラの一元管理
  • AIによる店舗分析(人数カウント・属性分析)

クラウド防犯・監視カメラは、スマホやPC、タブレット端末を使って店内をリアルタイムに確認できます。

撮影した映像はクラウド上に保存されるため、レコーダーなどを購入する必要がありません。導入コストや設置場所を削減できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

また、動体検知や人物検知機能を備えたシステムでは、不審者がカメラに映った際に管理者へ通知できるため、インシデントの発生をリアルタイムで把握しやすくなります。

さらに、AIを搭載したカメラでは、入店人数のカウントや顧客属性の分析、ヒートマップによる動線可視化といったマーケティングに役立つ分析も可能です。

USENカメラの来客分析機能

画像引用元:USENカメラ

このように、クラウド防犯・監視カメラでは様々な機能を利用できます。ただし、具体的な機能はサービスによって異なるため、導入前に確認するようにしましょう。

クラウド防犯・監視カメラの料金相場

1

クラウド防犯・監視カメラの料金相場は次の通りです。

カメラ本体2~10万円程度
設置・設定工事費10~30万円程度
月額費用1,000円~10,000円程度
(保存期間やカメラ台数によって変動)

クラウド防犯・監視カメラの費用は、大きく初期費用と月額費用の2つに分類されます。

初期費用にはカメラ本体の購入費用と設置・設定費用が含まれ、月額費用はクラウド録画サービスの利用料などを指します。

カメラ本体は屋内用と屋外用、画質や機能などによって価格が大きく異なり、AIを搭載したものや高画質に対応した上位モデルでは、10万円以上の費用が必要です。

月額費用については、録画台数や映像の保存期間が長くなるほど料金が高くなる傾向にあります。

なお、サービスによってはカメラ本体代を月額料金に含めたレンタルプランや、初期費用0円から導入できるものもあるため、コストを抑えたい場合はこれらも検討してみてください。

クラウド防犯・監視カメラおすすめ6選【無料あり】

5

ここからは店舗向けクラウド防犯・監視カメラのおすすめ6選を個別に紹介します。

各サービスの料金や機能、特徴を解説するので、自店に合ったものを探してみてください。

クラウド防犯・監視カメラおすすめ6選【無料あり】

  • Safie(セーフィー)
  • USENカメラ
  • ギガらくカメラ
  • SpotCam
  • キヅクモ
  • Panasonic i-PRO

それぞれ順番に見ていきましょう。

クラウド防犯・監視カメラ①Safie(セーフィー)

Safie

画像引用元:Safie

クラウド防犯名Safie
初期費用・クラウド録画プラン:50,600円〜
・ハイブリッド録画プラン:要問い合わせ
・レンタルプラン:要問い合わせ
月額費用・クラウド録画プラン:1,320円(税込)(7日間録画)〜
・ハイブリッド録画プラン:要問い合わせ
・レンタルプラン:要問い合わせ
カメラ代金初期費用に含まれる
主な機能・AIによる人物認識機能
・AIによる人数推移や混雑状況確認機能
・最大100人までの映像シェア機能
・指定した日時の画像または動画を撮影
・撮影した映像をYouTubeへリアルタイム投稿
導入社数クラウド録画サービスシェア9年連続1位

Safie(セーフィー)は、クラウド録画サービス国内シェアNo.1の防犯・監視カメラサービスです。

設置工事不要なカメラ端末のSafie Oneの購入費用と、月額のクラウド料金で利用可能です。

月額料金は録画期間によって変動し、具体的な料金形態は次の通りです。

録画期間月額利用料金
7日間¥ 1,320 / 月
14日間¥ 1,815 / 月
30日間¥ 2,200 / 月
60日間¥ 2,750 / 月
90日間¥ 3,300 / 月
180日間¥ 4,950 / 月
365日間¥ 7,700 / 月

上記料金は1台あたりの料金のため、複数台設置する場合、それぞれのプラン料金が請求されます。

ただし、カメラごとに異なるプランを設定できるため、出入口は7日間、レジ付近は60日間といった柔軟な使い分けが可能です。

オプション機能も充実しており、最大100人まで映像をシェアできる機能や、AIによる画像解析が可能です。

Safieのオプションプランの例

画像引用元:Safie

画像解析では、人物検知やカウント、人数推移、混雑状況の可視化が可能です。

国内シェアNo.1の信頼性と豊富な機能を求める人は、Safieの導入を検討してみてください。

クラウド防犯・監視カメラ②USENカメラ

USENカメラ

画像引用元:USENカメラ

クラウド防犯名USENカメラ
初期費用■USENカメラ
・SDカード録画プラン:0円
・AI分析機能付きプラン:0円〜
・クラウド録画プラン:0円〜
■USENカメラライト
・カメラ機器代金:21,780円(税込)〜
・設置工事代金:要問い合わせ
月額費用■USENカメラ:要問い合わせ
■USENカメラライト
・7日間録画プラン:1,815円
・15日間録画プラン:2,915円
・1ヶ月間録画プラン:4,015円
※高画質録画機能利用の場合別料金
(全て税込)
カメラ代金初期費用に含まれる
主な機能・来店客分析機能
・高画質(4倍ズーム)録画機能
・動体感知アラート機能
・昼・夜自動切替機能
・標準7日間録画
導入社数設置実績4万台以上

USENカメラは、店舗運営に役立つサービスをトータルで提供するUSENのクラウド防犯カメラサービスです。

来客分析機能も搭載しているため、防犯対策とマーケティングの両立が可能です。

USENカメラの来客分析機能

画像引用元:USENカメラ

来客分析機能では、顔認証エンジンを搭載したAIユニットによって、男女比や年齢層だけでなく、リピーター率の分析まで行えます。

さらに、天候や気温といった情報などと掛け合わせて分析ができるため、気候と来客数の変動について予測を立てやすくなるでしょう。

POSレジの「USENレジ」やキャッシュレス決済の「USEN PAY」など関連サービスも豊富なため、これらと併せて導入すれば、トラブル発生時の窓口も一本化できます。

防犯対策だけでなく店舗運営全体で効率化を図りたい人は、USENカメラの導入を検討してみてください。

クラウド防犯・監視カメラ③ギガらくカメラ

ギガらくカメラ

画像引用元:ギガらくカメラ

クラウド防犯名ギガらくカメラ
初期費用・機器代金:要問い合わせ
(端末セットプランの場合は月額に含む)
・機器設置工事費:要問い合わせ
月額費用・クラウドプラン:1,870円(7日保存)〜
・端末セットプラン:3,300円(7日保存)〜
カメラ代金初期費用に含まれる
主な機能・高画質録画機能
・動体検知機能
・最大100人まで映像共有機能
・録画停止時のお知らせ
・365日サポート対応
導入社数累計販売台数約15万台(2025年9月末時点)

ギガらくカメラは、NTT東日本によるサポート体制が充実した、クラウド防犯カメラです。

毎日9時から21時までサポートセンターが稼働しているため、操作方法やトラブルに関する相談、故障対応などをスムーズに行ってもらえます。

そして、料金プランは、カメラを自店で購入する「クラウドプラン」と、端末費が月額料金に含まれる「端末セットプラン」の2種類があります。

保存期間ごとの各プランの月額料金は次の通りです。

保存期間クラウドプラン端末セットプラン
7日保存1,870円3,300円
14日保存2,420円3,850円
30日保存2,750円4,180円
30日保存(高画質)5,500円-
60日保存3,740円5,170円
90日保存4,730円6,160円
180日保存7,040円8,470円

端末セットプランはカメラ購入が不要なため初期費用を抑えられますが、最低利用期間が設けられており、24ヶ月以内に解約すると中途解約金8,800円(税込)が発生します。

また、有料オプションの「PLACE AI」(基本機能月額4,400円/台)を追加すれば、店舗の混雑状況を分析し、その結果をホームページで一般公開できます。

映像解析オプション「PLACE AI」

画像引用元:ギガらくカメラ

充実したサポート体制と料金プランが柔軟なサービスを利用したい人は、ギガらくカメラの導入を検討してみてください。

クラウド防犯・監視カメラ④SpotCam

SpotCam

画像引用元:SpotCam

クラウド防犯名SpotCam
初期費用0円
月額費用・24時間フルタイム録画:永久無料
・3日間フルタイム録画:3.95ドル(年払い:39ドル)
・30日間フルタイム録画:19.95ドル(年払い:199ドル)
(プラン詳細は要問い合わせ)
カメラ代金・SpotCam BC1:12,999円
・SpotCam BCW1:16,999円
・SpotCam PT1:19,990円 など
(全て税込)
※公式サイトで割引有
主な機能・高品質録画機能
・動体検知機能
・通話機能
・車両や人物の顔、転倒などを検出する機能
導入社数非公開

SpotCamは台湾で開発されたクラウド防犯カメラサービスです。

ビジネス用だけでなく、家庭用防犯カメラなども幅広く取り扱っています。

料金形態は、カメラ本体の購入費用と、録画期間に応じて設定されたプランの月額料金の支払いが必要です。

SpotCamの料金プラン

画像引用元:SpotCam

なお、24時間の短期間録画で使用するなら、永久無料で利用可能です。事件発生時に直近の映像だけ振り返ればよいという店舗や、コストを抑えて利用したい店舗におすすめです。

また、3日間や30日間といった録画期間で契約する場合、月額料金はドルベースですが比較的安価で利用できます。

機能面では動体検知はもちろん、車両や人物の顔、転倒などを検出することが可能です。

SpotCamの機能

画像引用元:SpotCam

動体を検知した際、リアルタイムでアラートを発することもできるので、異常事態を把握し、すぐに対応できます。

他にも家庭向けの機能として、赤ちゃんの泣き声やペットを検出することも可能です。

低予算で導入できる防犯カメラを探している人は、SpotCamの導入を検討してみてください。

クラウド防犯・監視カメラ⑤キヅクモ

キヅクモ

画像引用元:キヅクモ

クラウド防犯名キヅクモ
初期費用35,200円(税込)〜
(機器設置費用は別途見積もり)
月額費用■ライトプラン
1,320円/拠点
■スタンダードプラン
・2台:2,640円
・3台:3,960円
・4台:4,400円
・8台:7,920円
・12台:10,560円
・16台:12,320円
※上記台数は一例で最大40台まで導入可能
(全て税込)
カメラ代金初期費用に含まれる
主な機能・遠隔監視機能
・AIによる人数カウント
・AIによる混雑状況分析
・複数拠点管理機能
・待ち時間測定機能
導入社数世界60ヶ国以上、1,000万拠点で導入

キヅクモは、ビックカメラグループが提供するクラウド防犯カメラサービスです。AI搭載のカメラによって、動体を検知するだけでなく人や車、動物を識別します。

条件設定を行えば、特定の場面だけを保存することができるため、録画した映像の全てを確認しなくても重要な部分に絞って振り返れます。

料金面では、ライトプランとスタンダードプランの2種類が用意されており、ライトプランではお試しで防犯カメラを導入したい人や、1台で十分賄える小規模店舗などにおすすめです。

キヅクモの料金形態

画像引用元:キヅクモ

スタンダードプランは、1拠点につき最大40台まで設置可能で、台数が増えるほど1台あたりの料金が下がる仕組みとなっています。

また、オプションのピープルカウント(月額550円(税込))を追加すれば、人数カウントやヒートマッピング、混雑状況監視などの機能を利用可能です。

キヅクモのオプション

画像引用元:キヅクモ

そして、通信環境がない店舗や屋外設置を予定している事業者向けに、SIMカードをセットにしたオプションプランも用意されています。

AI搭載の高機能カメラを手頃な価格で導入したい人は、キヅクモの導入を検討してみてください。

クラウド防犯・監視カメラ⑥i-PRO

i-PRO

画像引用元:i-PRO

クラウド防犯名i-PRO
初期費用要問い合わせ
月額費用要問い合わせ
カメラ代金要問い合わせ
主な機能・AIによる画像解析機能
・耐重塩害仕様
・白色照明による夜間カラー撮影機能
・赤外線照明機能
・防塵・防水性能
導入社数非公表

i-PROは、店舗や物流施設、介護・福祉といった幅広い業種で利用できるクラウド防犯カメラサービスです。※2022年に社名変更があり、「i-PRO株式会社」となりました。

屋外・屋内用やマルチセンサー、ドーム型など幅広い製品を取り扱っており、自店のニーズに応じた防犯カメラを導入可能です。

i-PROのカメラの例

画像引用元:i-PRO

カメラ本体の性能も高く、屋外用のカメラは耐衝撃性に優れているため、侵入者などがカメラを破壊しようと攻撃をしても、簡単には壊れない仕様になっています。

機能面も優れており、インテリジェントオート機能によって、被写体の速度や動きまで検知してシャッター制御を行うため、車などの動く物体でも鮮明に撮影できます。

インテリジェントオート機能

画像引用元:i-PRO

暗い夜間でもカラー撮影ができるため、防犯カメラを設置したのに映像が不鮮明で状況確認ができないといった事態を防ぎやすくなるでしょう。

また、いたずらにデータ容量が増えるのを防ぐために、「人や車などの監視対象となるもの」以外は圧縮率を上げ、動画が重たくならないような配慮も自動で行ってくれます。

i-PROのAIによる映像の高圧縮

画像引用元:i-PRO

本体性能と機能面の両方がハイスペックな防犯カメラを導入したい店舗は、i-PROの導入を考えてみてください。

クラウド防犯・監視カメラを導入する際の選び方

8

ここからはクラウド防犯・監視カメラを導入する際の選び方を3つの観点で解説します。

どのサービスを導入するか迷っている人は、参考にしてみてください。

クラウド防犯・監視カメラを導入する際の選び方

  • スマホやPCから外出先でもリアルタイム映像を高画質で確認できるか
  • 月額料金と録画データのクラウド保存期間のバランスが最適か
  • AIによる人数カウントや不審者検知などの高度な店舗分析機能があるか

それぞれ順番に見ていきましょう。

スマホやPCから外出先でもリアルタイム映像を高画質で確認できるか

スマホやPCなどを使って、外出先でもリアルタイムで店内映像を高画質で視聴できるか確認しておきましょう。

クラウド防犯・監視カメラの大きなメリットの1つとして遠隔監視機能が挙げられます。

スマホやPC、タブレット端末で店内の様子を視聴できるため、夜間の侵入者や強盗の襲撃に遭った際、店外からすぐに状況確認が可能です。

状況を詳細に把握できるよう、高画質でタイムラグのない映像を受信できるものを導入しましょう。

また、屋外に設置するカメラの場合、低照度機能や赤外線暗視機能を搭載し、夜間でも鮮明な映像を撮影できるものをおすすめします。

この他にも、複数のカメラで撮影した映像を1画面に並べて視聴できる機能や、アルバイトスタッフにも閲覧権限を付与できることも、運用面で重要なポイントです。

月額料金と録画データのクラウド保存期間のバランスが最適か

月額料金とデータ保存期間のバランスが費用対効果として最適であるかを判断した上で、導入を決めるようにしましょう。

クラウド防犯・監視カメラの月額料金は、データ保存期間が長くなるほど高くなります。

コストを抑えようとして、短期間しか保存できないプランを選ぶと、万引きなどがあった際の証拠映像が残っていない場合があります。

映像データの保存期間イメージ

画像引用元:Safie

一方、長期保存のプランはコストがかさむため、目的と費用対効果の検証が必要です。

サービスによってはカメラごとに録画期間を変更できるものもあるため、出入り口は7日間、レジ上は60日間などと使い分ければ、コストを最適化できるでしょう。運用する中で、適正な保存期間がつかめてくる場合もあるため、プラン変更を柔軟に行えるサービスを選ぶことをおすすめします。

また、保存期間と料金だけでなくビットレート設定(VBR・CBR)も確認しておくとよいでしょう。

VBRでは、映像の動きなどに合わせてビットレートを自動で変動させるため、最適化が可能な一方で、データ容量を予測しにくいというデメリットがあります。

CBRは、映像の複雑さにかかわらず一定のビットレートで保存するため、データ容量を読みやすい一方で、非効率的な側面があります。

どのように映像を残すかも併せて確認しておくことで、より緻密に導入するサービスを選定できるでしょう。

AIによる人数カウントや不審者検知などの高度な店舗分析機能があるか

AIによる人数カウントや不審者検知といった、高度な分析機能があることもチェックしましょう。

クラウドカメラは防犯目的だけでなく、入店した人数のカウントや顧客属性分析、ヒートマップによる動線分析など、マーケティング目的での活用も可能です。

キヅクモのオプション

画像引用元:キヅクモ

来店人数や時間帯ごとの混雑状況を可視化できれば、人員配置の最適化や販促施策の立案に役立てられます。

また、高精度な人物検知機能を導入すれば、風で揺れる木などを誤って検知するミスを減らせるため、本当に対応が必要な事態に絞って通知を発信できるようになるでしょう。

AIを搭載したクラウド防犯カメラを利用すれば、防犯機能を高められるだけでなく、マーケティング施策にも活用できます。

クラウド防犯・監視カメラを導入するメリット・デメリット

6

本章では、クラウド防犯・監視カメラを導入するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

両者を踏まえた上で導入を検討してみてください。

クラウド防犯・監視カメラを導入するメリット

クラウド防犯・監視カメラを導入するメリットは次の通りです。

クラウド防犯・監視カメラを導入するメリット

  • レコーダーなしで導入可能
  • 映像データを消失するリスクが低い
  • 外出先から映像確認ができる
  • 複数拠点の映像を集約できる

クラウド防犯・監視カメラを導入すれば、ハードディスクレコーダーなどの録画機器が不要になるため、設置スペースを節約できます。

USENカメラの録画保存方法

画像引用元:USENカメラ

小規模店舗など、機材の設置スペース確保が難しい場合に必要な機材が少なく導入できるのは、メリットになるでしょう。

レコーダーやサーバー機器を購入する必要がないため、買い切り型の防犯カメラと比較して初期コストを大幅に抑えられる点も魅力です。メンテナンスなどもサービスを提供する事業者側で行ってくれるので、運用負担も減らせます。

また、映像はクラウド上に保存されるため、レコーダーを破壊して映像データを消失させようとする強盗への対策も可能です。

そして、外出先からスマホなどで各店舗の映像を確認できるので、各拠点の状況をリアルタイムで把握可能です。

このように、クラウド防犯・監視カメラの導入には様々なメリットがあります。

クラウド防犯・監視カメラを導入するデメリット

反対に、クラウド防犯・監視カメラを導入するデメリットは次の通りです。

クラウド防犯・監視カメラを導入するデメリット

  • 月額利用料が固定費となる
  • 通信回線が必須である
  • 情報漏洩リスクがある

クラウド防犯・監視カメラは、料金形態がサブスクリプション方式のため、利用している限り月額費用が発生し続けます。

5年や10年といった長期で見ると、買い切り型の防犯カメラよりトータルコストが高くなる可能性があるため、長期的な利用を考えている人は、買い切り型とよく比較の上、導入するようにしましょう。

また、クラウドに撮影した映像を保存するため、利用の際はインターネット回線が必須です。

ギガらくカメラの初期費用

画像引用元:ギガらくカメラ

回線速度や安定性によっては映像が乱れる場合があります。通信障害が発生した場合、ライブ映像視聴や録画を利用できないことがあるため、ローカル録画(SDカード保存)も併用できるものを選ぶと安心です。

そして、クラウドサーバーに映像が保存されるため、セキュリティ対策が重要です。

Safie クラウドカメラのセキュリティ

画像引用元:Safie

顧客が映った映像データが流出すると自店の信頼失墜につながるため、強固なセキュリティ対策が講じられていることも併せて確認しておきましょう。

これらのデメリットを踏まえた上で、自店に合ったサービスを選んでみてください。

クラウド防犯・監視カメラを導入する手順・流れ

7

クラウド防犯・監視カメラを導入する手順・流れは次の通りです。

クラウド防犯・監視カメラを導入する手順・流れ

  1. 導入するサービスの選定
  2. サービス提供事業者へ問い合わせ・資料請求
  3. カメラ機種・プランの選定と見積もり
  4. 申し込み・契約
  5. カメラ・周辺機器の設置工事・初期設定
  6. 運用開始

まずは導入するサービスを選びましょう。

どのクラウド防犯・監視カメラを導入すればよいかわからない人は、前段で紹介したおすすめサービスを参考にしてみてください。

クラウド防犯・監視カメラおすすめ6選【無料あり】

  • Safie(セーフィー)
  • USENカメラ
  • ギガらくカメラ
  • SpotCam
  • キヅクモ
  • Panasonic i-PRO

導入するサービスを選んだら、公式サイトから問い合わせや資料請求を行います。問い合わせや事前相談では、自店のニーズを伝えた上で、カメラ機種と料金プランの提案を受け、金額や内容を確認しましょう。

現地調査が必要な場合は、専門スタッフによる設置箇所とネットワーク環境などの確認が実施されます。

プランなどに同意の上、契約したらカメラ本体や周辺機器の設置工事を進めていきます。

これと並行して、クラウドサービスでID作成や初期設定を行いましょう。

なお、Wi-Fiに対応したカメラなどであれば、配線工事なしで使い始められる場合があります。

初期設定完了後は管理画面にログインし、録画期間や通知設定などをカスタマイズして運用を開始してください。

クラウド防犯・監視カメラに関するよくある質問

10

最後にクラウド防犯・監視カメラに関するよくある質問と回答を6つ解説します。

同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。

家庭用にも転用できる日本製のクラウド防犯・監視カメラは?

家庭用にも転用できる日本製のクラウド防犯・監視カメラは、SafieやSpotCamなどが挙げられます。

SafieのVIVOTEK FD9383-HVは、高い防水防塵性能と、耐衝撃性を備えています。

SafieのVIVOTEK FD9383-HV

画像引用元:Safie

夜間でも鮮明に撮影できるため、軒先などに取り付ければ、防犯対策になるでしょう。

また、マンションにお住まいの人でも導入しやすい、設置工事なしのモデルも用意されています。家庭用はニーズが事業用とは異なるため、機能や利用規約を事前に確認するようにしましょう。

月額費用が安いおすすめのクラウド防犯・監視カメラは?

月額費用を抑えたい人には、キヅクモやSafie、ギガらくカメラです。

キヅクモは月額1,320円から始められ、1拠点あたりの利用台数が増えると割安になります。

キヅクモの料金形態

画像引用元:キヅクモ

導入台数が16台以上の場合、1台あたり770円(税込)までコストを抑えられます。

Safieの7日間録画プランは月額1,320円(税込)、ギガらくカメラの7日保存プランは月額1,870円(税込)で利用可能です。

ただし、安価なプランは録画期間が短く、万が一の際に映像が残っていない可能性があるため、必要な保存期間と料金のバランスを見て選んでください。

Wi-Fi環境だけで大掛かりな配線工事不要で設置できるカメラはある?

Wi-Fi環境があれば配線工事なしで設置できるクラウド防犯カメラは、Safieやギガらくカメラです。

SafieのAIカメラ「Safie One」やギガらくカメラの「Type-SF」などは、設置工事不要で簡単に利用を始められます。

SafieのAIカメラ「Safie One」

画像引用元:Safie

配線工事なしで利用できれば、初期費用を抑えたり、設置場所の選択肢を広げたりできるでしょう。

ただし、屋外に設置する場合、Wi-Fi電波が届かない可能性があることや、通信が不安定になると正常に撮影できない場合があることに注意が必要です。

クラウドカメラはどこで買うのがいい?ネット通販や家電量販店の違いは?

クラウド防犯・監視カメラは、サービス提供事業者の公式サイトや指定販売店から購入することをおすすめします。

法人向けサービスの多くは、公式サイトから問い合わせ・見積もりを依頼する流れとなっており、設置工事や初期設定までワンストップでサポートを受けられます。

買い切り型の機器であれば、ネット通販や家電量販店で購入しても大きな差はありませんが、クラウド型の防犯カメラは月額制のため、公式サイト以外で買うことはできないでしょう。

クラウド録画カメラとSSD・HDD録画カメラはどっちがいい?

クラウドカメラとSSD・HDD録画は、それぞれにメリットがあるため運用目的で選ぶのが望ましいです。

クラウド録画カメラは遠隔からの映像確認や複数拠点管理がしやすく、レコーダー破損時のデータ消失リスクも低いというメリットがあります。

USENカメラの録画保存方法

画像引用元:USENカメラ

ただし、月額料金が継続的に発生することや、安定した通信回線が必須となる点には注意が必要です。これ以外にも、クラウド上に保存された録画データのセキュリティリスクも存在します。

一方、SSD・HDD録画カメラは買い切り型のため、長期的なトータルコストが安くなる傾向にあるものの、レコーダーの故障・盗難で映像が消失する可能性があります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、一概にどちらがいいとは言えません。自店の状況やコストを比較して、最適な方を選択しましょう。

セキュリティリスクが危ない海外製防犯カメラメーカーの見分け方は?

セキュリティリスクの懸念がある海外製防犯カメラメーカーの見分け方として、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運用する「JC-STAR」の取得状況を確認する方法があります。

JC-STARはIoT製品のセキュリティレベルを可視化するための制度で、安全なネットワークカメラなどの導入を進めるために設けられました。

JC-STAR

画像引用元:JC-STAR

このラベルを取得している製品なら、一定のセキュリティ基準を満たしていることが客観的に確認できます。

2025年には国内の防犯カメラ映像が海外に流出した事件もあったため、海外製品に限らず、セキュリティリスクのあるクラウドカメラの導入は避けるようにしましょう。

まとめ:店舗向けクラウド防犯・監視カメラおすすめ6選【料金相場は?無料あり】

9

今回は店舗向けクラウド防犯・監視カメラのおすすめ6選を紹介した上で、料金相場や選び方、メリット・デメリットを解説しました。

クラウド防犯・監視カメラはレコーダー不要で初期費用を抑えて導入でき、外出先から遠隔で映像を確認可能なため、様々な店舗におすすめの防犯対策ツールです。

ただし、サービスによって料金や機能、サポート体制が異なるため、自店のニーズに合ったサービスを選ぶようにしましょう。

本記事で紹介したおすすめのクラウドカメラで気になるものがあれば、公式サイトから資料請求や問い合わせを行ってみてください。

無人店舗におすすめのシステムまとめ【セルフレジや決済システムも解説】

続きを見る

セルフレジの未払い対策まとめ【起こる原因とあわせて解説】

続きを見る

  • この記事の著者/監修者
StorePro編集部

StorePro編集部

StorePro編集部は、株式会社Textradeが運営する実店舗向けDX情報メディアの編集チームです。キャッシュレス決済端末、POSレジ、セルフレジ、モバイルオーダーなどの導入を検討する店舗オーナーや個人事業主に向けて、料金・手数料・機能・審査・入金サイクル・導入時の注意点を分かりやすく整理しています。 記事制作では、公式情報、事業者への確認、実店舗運営経験者の口コミ、StorePro編集部による独自調査を参照しています。編集部には、実店舗運営の経験者や決済・POS領域の実務経験者が在籍し、現場で確認されやすい疑問をもとに、比較表・図解・口コミを交えて情報を更新しています。 運営会社である株式会社Textradeの事業内容は事業内容ページ、実店舗向けの支援領域は実店舗DX支援事業をご確認ください。

-店舗向けシステム

Copyright © Textrade All Rights Reserved.