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CASHIERはどんな店舗向け?ユニエイム取締役にPOSレジ・券売機の選び方をインタビュー

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CASHIERはどんな店舗向け?ユニエイム取締役にPOSレジ・券売機の選び方をインタビュー

店舗向けPOSレジのCASHIERは、POSレジ・セルフレジ・券売機・オーダーシステムを組み合わせられるサービスです。しかし、選択肢が多いぶん、自店にはどの機器が合うのか、導入後に使いこなせるのか分からない方もいるでしょう。

そこでStorePro編集部は、CASHIERを提供する株式会社ユニエイム(東京都渋谷区広尾)を訪問し、同社取締役の吉中佑馬様に取材しました。店舗から寄せられる相談、POSレジ・券売機・セルフレジの使い分け、導入後の支援、売上データを成果につなげる方法まで詳しく聞いています。

取材を通じて一貫していたのは、機器を導入すること自体ではなく、導入後に売上や利益をどう変えるかを起点に考える姿勢です。CASHIERを検討している方はもちろん、POSレジを何のために導入すべきか迷っている方も参考にしてください。

根拠と評価基準(タップで開く)

POSレジサービスの掲載口コミ・体験談について

  • 収集対象:日本全国の実店舗運営経験者(飲食・美容・サロン・小売 等)
  • 収集方法:インターネット調査/StorePro編集部が独自収集
  • 収集期間:2025年02月〜2026年08月の回答を基に掲載
  • 編集方針:中立性・公平性を担保し、デメリットを含む内容も掲載
  • 除外基準:重複・自社関係者・不明確な回答は不採用
  • 評点:「口コミ評価」は全口コミの総合評価の平均値(5.0点満点)

収集方法・掲載基準・回答者属性の詳細は 口コミ掲載ポリシー・回答者属性 を参照。


POSレジサービスの総合評価について

  • 評価軸:費用(初期・月額・決済・入金の最低価格)、決済ブランド数、IT補助金対応、対応業種数、機能種類数、アプリストア評点、当サイト口コミ評点 等の計15項目
  • 採点:各項目を1.0〜5.0(0.5刻み)でスコア化し重み付け
  • 集計:幾何平均により総合スコアを算出し、相対評価を小数第2位まで表示
  • 注記:本評価は目安であり、サービス品質を保証するものではない
  • 最終更新日:2026/02/14

編集・監修体制

StorePro編集部は、実店舗運営経験者や決済・POS事業での実務経験者を含むチームで構成。一次情報(アンケート・事業者ヒアリング・各種一次資料)を基に、編集ポリシーと掲載ポリシーに沿って検証・更新を行います。

CASHIERの導入相談で多いのは人件費と利益に関する課題

POSレジの入れ替えを検討する背景には、端末の老朽化やキャッシュレス対応だけでなく、店舗運営そのものを見直したいという課題があります。ユニエイムへの相談でも、単なるレジ交換より、限られた人員で営業を続ける方法や利益を残す方法が中心になっているそうです。

編集部:CASHIERを検討する店舗からは、導入前にどのような相談が寄せられますか。

吉中様:飲食店や小売店では仕入れ価格や人件費が上がり、従来の運営方法では利益を出しにくくなっています。そのため、システムを使って利益をどう改善するかという相談が多く、なかでも人件費を抑えたいという要望はよくいただきます。

株式会社ユニエイム取締役の吉中佑馬様

人件費の課題を考えるときは、単純にスタッフ数を減らすのではなく、注文の聞き取り、会計、伝票の転記などに何分かかっているかを確認することが重要です。人が対応する必要のない反復作業を洗い出すことが、省人化の第一歩になります。

POSレジの機能を増やすことが目的ではありません。たとえばオーダーシステムを導入してスタッフが注文を取りに行く回数を減らす、券売機で注文と会計を先に済ませるなど、店舗で繰り返している作業をシステムに置き換え、少ない人数でも営業しやすくするという考え方です。

CASHIERの券売機

CASHIERの券売機

編集部:導入後に店舗から評価されやすいのは、どのような点でしょうか。

吉中様:店舗によって細かな評価は異なりますが、導入効果は、最初に抱えていた課題を解決できたかで判断することが大切です。人件費の削減を目的に導入したなら、注文や会計にかかる作業を実際に減らせたかを見る必要があります。サポートや分析機能への評価もありますが、導入理由を回収できたかどうかが満足度を左右すると考えています。

導入前に「便利そうだから」と機器を選ぶだけでは、効果の判定基準が曖昧になります。会計待ち時間を短くする、注文を取りに行く回数を減らす、ピーク帯のレジ担当を別業務へ回すなど、現場で確認できる目標へ置き換えておくと評価しやすくなります

POSレジ・券売機・セルフレジは何を基準に選ぶ?

CASHIERは複数の機器を扱うため、最初から特定の端末ありきで考える必要はありません。お客様とスタッフが店内でどのように動くかを整理すると、必要な構成が見えやすくなります。

StorePro編集部が取材したCASHIERのショールーム

StorePro編集部が取材したCASHIERのショールーム

編集部:CASHIERには複数の機器があります。店舗にはどのように提案を分けていますか。

吉中様:まず見るのは業態と店舗のオペレーションです。機器は機能数ではなく、注文・会計・商品受け渡しの流れに合わせて選びます。

取材で伺った主な使い分けは次のとおりです。

  • タッチパネル型券売機:ラーメン店など、一人で来店するお客様が多く、追加注文が比較的少ない業態
  • POSレジ:一般的な飲食店や小売店など、スタッフが対面で会計する業態
  • セルフレジ:小売店や半無人店舗など、お客様自身で商品登録から会計まで進める業態

同じ飲食店でも、先払いか後払いか、追加注文が多いか、接客をどこまで残したいかによって適した構成は変わります。店舗の種類だけで決めず、来店から退店までの動きを具体的に書き出してから選ぶことが欠かせません。

たとえば先払いの店舗でも、スタッフがお客様と会話しながらおすすめを提案したいならPOSレジが候補になります。一方、注文内容が定型化され、会計までお客様自身で完結できるなら券売機が向きます。残したい接客と自動化したい作業を分けることが、機器選定の軸です。

券売機は麺類などの個食業態と相性がよい

吉中様によると、券売機が以前から使われてきた麺類の店舗は、注文や会計のデジタル化に対する心理的な抵抗が比較的小さく、CASHIERへの相談も多いそうです。商品を選んで先に支払う流れが定着しており、券売機へ移行してもお客様とスタッフの双方が運用を理解しやすいためです。

CASHIERの券売機の麺類の店舗での導入イメージ

麺類の店舗での導入イメージ

一方、居酒屋やレストランのように追加注文が多い業態では、ハンディ、スマホオーダー、テーブルオーダーなどをPOSレジと組み合わせる方法が候補になります。追加注文が多い飲食店は、POSレジとオーダーシステムの併用が候補です。券売機が優れている、POSレジが優れているという話ではなく、注文の取り方に合わせることが前提です。

StorePro編集部が取材したCASHIERのハンディ端末

CASHIERのハンディ端末

StorePro編集部が取材したCASHIERのセルフオーダー端末

CASHIERのセルフオーダー端末

個食業態では一度の注文で完結しやすいため、来店直後に注文と支払いをまとめる流れを作りやすくなります。反対に、滞在中に何度も注文する店舗で先払いを徹底すると、そのたびにお客様が席を立つ可能性があり、利便性を損なうこともあります。

半無人店舗ではセルフレジの利用が増えている

セルフレジは小売店を中心に使われており、近年は接客を減らした半無人店舗での相談も増えているとのことでした。お客様が商品のバーコードを読み取り、自分で会計を済ませるため、常時レジ担当者を置かない運営を検討できます。

StorePro編集部が取材したCASHIERのセルフレジ

CASHIERのセルフレジ

ただし、セルフレジの導入だけで無人運営が完成するわけではありません。商品登録の方法、現金を扱うか、操作に迷ったお客様へ誰が対応するかまで設計しておく必要があります。

StorePro編集部が取材したCASHIERの自動釣銭機

CASHIERの自動釣銭機

セルフ化を検討する際は、通常時だけでなく例外時の対応も決めておきましょう。バーコードを読み取れない商品、年齢確認が必要な商品、決済エラーなどが起きたとき、スタッフをどのように呼ぶかまで想定すると、導入後の混乱を抑えられます。

CASHIERが向いている店舗・導入効果が出やすい店舗

CASHIERを入れれば、どの店舗でも同じ成果が出るわけではありません。取材では、導入前の課題設定と、導入後に数字を見て運用を変えられるかどうかが成果を左右するという話が繰り返し出ました。

編集部:CASHIERを導入して成果につなげやすい店舗に共通点はありますか。

吉中様:相談の段階で課題が明確な店舗は、効果を感じやすいと思います。何を改善するか決めているので、導入後も試して、数字を見て、次の行動を考えられるからです。課題が漠然としている場合は、私たちが話を聞きながら整理し、店舗に合う方法を提案します。

POSレジを入れる目的を、デジタル化そのものに置くとミスマッチが起こりやすくなります。売上を伸ばしたいのか、人件費を抑えたいのか、欠品を減らしたいのか。導入前に変えたい数字を決めておくと、必要な機器と機能を選びやすくなります。

目標を決めるときは、導入前の状態も記録しておく必要があります。ピーク帯の会計人数、平均客単価、商品別の販売数などを残しておけば、導入後に同じ条件で比較できます。導入前後を同じ指標で比べて初めて、POSレジの効果を判断できます。

POSデータを見て行動を変えられるかが分かれ目になる

POSレジには、いつ、何が、いくつ売れたかというデータが残ります。しかし、データを保存するだけでは売上も利益も変わりません。売れた商品と売れなかった商品を確認し、品ぞろえ、価格、店内での見せ方、人員配置などを見直して初めて数字が店舗運営に結びつきます。

CASHIERの売上管理画面

CASHIERの売上管理画面

吉中様は、売り込みたい商品が普段10個売れているなら、施策を行った日に20個へ増えたかどうかはその日のうちに確認できると説明します。施策の成否を即日で見られる点はPOSデータの強みです。

確認する数字は売上合計だけではありません。商品別の販売数を見ればおすすめ表示の効果を確かめられ、時間帯別の売上を見れば人員配置を検討できます。数字を見る目的を決めることで、管理画面を眺めるだけの状態を避けられます。

CASHIERの商品別売上管理画面

CASHIERの商品別売上管理画面

ただし、端末代や月額費用まで含めた投資回収が即日で終わるという意味ではありません。POSデータで施策効果を当日確認し、1日の改善額から投資回収を試算するという使い方が現実的です。

単店と多店舗では現場への落とし込み方が異なる

単店のオーナーが自らレジを使う場合は、導入目的と操作方法を本人が理解すれば運用へ反映できます。多店舗では本部が決めた使い方を各店長やスタッフへ伝える必要があり、設定や操作を全店舗にそろえる難しさが加わります。

その一方で、店舗数が増えるほど客観的な指標の価値も高まります。店舗別の数字を同じ基準で見られれば、仮説を立て、施策を実行し、結果を比較する流れを作れます。多店舗では、数字を確認する人と改善策を現場へ伝える人を決めておくべきでしょう。

本部だけがデータを見ても、現場の行動が変わらなければ改善にはつながりません。週次や月次で確認する指標をそろえ、好調店舗の施策をほかの店舗へ展開するなど、数字を共有する運用まで設計することが重要です。

CASHIERが導入前より導入後を重視する理由

POSレジは導入後、毎日の営業で長く使う設備です。機能や価格だけでなく、初期設定をどこまで任せられるか、運用開始後に相談できるか、トラブルを抑える構成になっているかも比較する必要があります。

編集部:他社のPOSレジと比較した方が、最終的にCASHIERを選ぶ理由はどこにありますか。

吉中様:価格はもちろん比較されますし、機能も各社に優れた点があります。そのなかで私たちが大事にしているのは、導入後に店舗へ寄り添い、目的の実現まで支援することです。契約前にやりたいことを聞き、導入後にどう実現していくかまで話したうえで、考え方に賛同してくださった方が契約に至ることが多いですね。

機器の安定性も説明しているとのことでした。ショールームで確認した一体型POSレジは、本体、レシートプリンター、カスタマーディスプレイなどを可能な範囲で有線接続する構成です。無線接続だけに頼らず、混雑時の接続トラブルを抑える狙いがあります。

ショールームで確認したCASHIERの一体型POSレジ

CASHIERの一体型POSレジ

レジが停止すると、会計待ちだけでなく注文や売上記録にも影響します。特にランチタイムのように短時間へ来店が集中する店舗では、画面の使いやすさと同じくらい接続の安定性が重要です。ピーク帯でも止まりにくい構成かどうかは、POSレジ比較時の確認項目になります。

初期の商品登録を無料で代行して導入時の負担を抑える

新規開店では、内装工事の完了からオープンまで数日しかないこともあり、POSレジの設定に十分な時間を取れない店舗があります。CASHIERでは、初期の商品登録を無料で代行し、導入時の負担を軽減しています。

CASHIERの導入サポート

画像引用元:CASHIER

商品名や価格を登録するだけでも、メニュー数が多ければ相応の作業が発生します。初期設定を任せられることは、POSレジに慣れていない店舗だけでなく、開業準備が重なる新規店にも使いやすい支援です。

登録を依頼する場合でも、商品名、価格、カテゴリ、オプションなどの元データは店舗側で整理しておくとスムーズです。オープン日に間に合わせるためにも、メニューが確定する時期と登録に必要な情報を早めに確認しておきましょう。

納品直後から店舗側の疑問を能動的に確認する

導入後は、納品日または翌日、1週間後、1ヶ月後といったタイミングで店舗へ連絡し、困っている点を確認します。使い始めたばかりの店舗は、何が分からないのかをまだ言葉にできないこともあるため、CASHIER側から状況を聞き取るそうです。

問い合わせを待つだけではなく、店舗がつまずきやすい時期に連絡して問題を見つけるのが、同社の導入支援の特徴です。操作方法は電子マニュアルでも確認でき、内容に応じて電話やメールでもサポートを受けられます。電話の対応時間や土日の対応可否は契約プランによって異なります。

CASHIERの電話・メールサポート

画像引用元:CASHIER

導入直後は、操作に慣れていないこと自体を店舗側が問題として認識できない場合があります。定期的な連絡があれば、「会計に時間がかかる」「設定したボタンを見つけにくい」といった小さなつまずきを共有し、運用の定着へつなげやすくなります。

店舗の要望から券売機のフリーレイアウト機能も生まれた

店舗運営の方法は業態ごとに異なるため、標準機能だけでは対応しきれない要望も生まれます。CASHIERでは、利用店舗から届いた声を検討し、必要性や影響範囲を見ながら開発の優先度を決めています。

店舗から寄せられた要望は、必要性、利用する店舗への影響、開発工数などを検討し、優先度を決めます。すべての要望が実装されるわけではありませんが、内容によっては1〜2ヶ月ほどで開発した例もあるとのことです。

実際に店舗の声から生まれた機能として挙がったのが、タッチパネル型券売機のフリーレイアウトです。店舗独自のメニューデザインを券売機の画面へ反映できる機能で、画像内の任意の場所から商品ページへ移動できるようにします。

券売機のフリーレイアウト機能

券売機のフリーレイアウト機能

画面内の商品を大きく見せたい、店舗独自のメニュー表を生かしたいといった要望に応えられるため、券売機でも店の雰囲気を保ちやすくなります。店舗の要望を聞く部門と開発部門が連携し、現場で必要とされる機能へ反映した例です。

CASHIERの券売機の麺類の店舗での導入イメージ

自由度が高いほど、どの商品を目立たせるかという設計も重要になります。おすすめ商品を大きく配置した後は、商品別の販売数を確認し、画面変更が注文へ与えた影響を見ながら改善するとよいでしょう。

POSレジを選ぶ前に店舗が整理しておきたい3つのこと

今回の取材内容を踏まえると、POSレジの比較前に、導入目的・店舗動線・導入後の担当者を整理すると選定が進みやすくなります。

POSレジを選ぶ前に店舗が整理しておきたい3つのこと

  • 人件費、売上、在庫など、導入後に変えたい数字を一つ以上決める
  • 来店、注文、調理、会計、退店までの流れを書き出し、人が担当する作業と機器に任せたい作業を分ける
  • 導入後に誰がPOSデータを確認し、改善策を決めるかを明確にする

この3点を整理した資料があれば、ベンダーへ相談するときも必要な機能を伝えやすくなります。複数社を比較する場合も、同じ課題と運用条件を提示すれば、提案内容の違いを判断しやすくなるでしょう。

吉中様は、自分一人で働き、店内の状況をすべて把握できている店舗なら、POSレジが必ず必要とは限らないとも話していました。一方で、スタッフが一人、二人と増え、オーナーがすべてを直接見られなくなれば、共通の数字で店舗を把握する仕組みが必要になります。

CASHIERは、機器を入れて終わりではなく、導入後に店舗がどう使い、売上や利益へつなげるかまで相談したい事業者に向くサービスです。機能表だけで決めず、自店の課題と運営方法を伝えたうえで、POSレジ、券売機、セルフレジのどの構成が合うか提案を受けるとよいでしょう。

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  • この記事の著者/監修者
StorePro編集部

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StorePro編集部は、株式会社Textradeが運営する実店舗向けDX情報メディアの編集チームです。キャッシュレス決済端末、POSレジ、セルフレジ、モバイルオーダーなどの導入を検討する店舗オーナーや個人事業主に向けて、料金・手数料・機能・審査・入金サイクル・導入時の注意点を分かりやすく整理しています。 記事制作では、公式情報、事業者への確認、実店舗運営経験者の口コミ、StorePro編集部による独自調査を参照しています。編集部には、実店舗運営の経験者や決済・POS領域の実務経験者が在籍し、現場で確認されやすい疑問をもとに、比較表・図解・口コミを交えて情報を更新しています。 運営会社である株式会社Textradeの事業内容は事業内容ページ、実店舗向けの支援領域は実店舗DX支援事業をご確認ください。

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