
本記事ではこんな悩みを解決します。
動的コンテンツを用いて顧客へ訴求できるデジタルサイネージシステムは、店舗・商業施設の販促やオフィスビルなどの案内表示に役立つため、無料で導入できるものがないか探している人も少なくないでしょう。
しかし、デジタルサイネージシステムの種類は多く、有料・無料の区分もあるため、どれを導入すればよいか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで本記事では、無料導入できるデジタルサイネージシステムのおすすめ4選と有料ソフトのおすすめ4選を紹介した上で、選び方などを解説します。
目次
デジタルサイネージソフトとは【わかりやすく解説】

デジタルサイネージソフトとは、液晶やLEDディスプレイといった機器に画像や動画などのコンテンツを表示して情報発信を行うためのシステムです。
電子看板とも呼ばれ、駅や商業施設、オフィスなどで販促や案内表示として導入が進んでいます。

人がポスターや看板を入れ替える手間を省けて、動画や音声などによって訴求力も高められるため、多くの企業・自治体が導入しています。
また、専門的な知識がなくてもブラウザやアプリから直感的な操作でコンテンツ作成から配信まで行えるソフトも増えてきているため、IT機器に詳しくない人でも取り入れやすくなっています。

画像引用元:時間割看板2
コンテンツ配信においても、デジタルサイネージソフトにプリセットされたテンプレートを利用すれば、デザインの知識がなくても見栄えの良いコンテンツを短時間で作成できるでしょう。
デジタルサイネージソフトでできること

デジタルサイネージソフトで主にできることは次の通りです。
デジタルサイネージソフトでできること
- コンテンツ配信
- マーケティング施策の強化
- 配信内容の自動切り替え
- 動画・画像コンテンツの作成
デジタルサイネージソフトでは、画像だけでなく動画や音声の配信が可能です。静止画よりも多くの情報を見る人に届けられるため、商品やサービスの詳細を知ってもらえるでしょう。

タッチによって選択されたコンテンツを配信するなど、ユーザーの反応に合わせて内容を変化させることで、より没入感の高いものとなります。ユーザーを惹きつけるコンテンツを配信できれば、マーケティング施策の強化も可能です。
タッチ以外にも、AIによって見ている人の顔や動きを認証できるタイプのものも登場しています。
そして、スケジューリングによる配信内容の自動切り替えが行えます。

画像引用元:USEN U-Sign
人力でポスターや看板を入れ替える必要がないため、短い期間でコンテンツを更新したり、ABテストを行ったりすることが可能です。
他にも、動画や画像コンテンツをデジタルサイネージソフト内で作成できるものもあります。
デザインに関する専門的な知識がなくても配信コンテンツを簡単に作れるため、多くの企業で導入しやすくなっています。
このように、デジタルサイネージソフトでできることは多く、販促などに役立つ機能が詰まっていることがわかるでしょう。
デジタルサイネージソフトの種類・価格相場

デジタルサイネージソフトの種類とそれぞれの価格相場について解説します。
まずは一覧表で種類と価格相場を見ていきましょう。
| 種類 | 概要 | 価格相場 |
| ローカルネットワーク型 | PC内のコンテンツを配信システムからネットワークを通じて発信する。 | 20~300万円 |
| クラウド型 | クラウド上にアップロードしたデータをディスプレイへ発信する。 | 20~300万円 |
| スタンドアロン型 | ディスプレイに記憶媒体を接続し、保存されているコンテンツを発信する。 | 10~150万円 |
| インタラクティブ型 | タッチパネルやAIの画像認識によって双方向のコミュニケーションが可能。 | 45~150万円 |
同じデジタルサイネージであっても、運用方法によって種類が分かれ、構成図などが異なってくることがおわかりいただけるでしょう。
上記の表で示している価格はあくまで一例であり、設置に係る工事費用や屋内・屋外によってパネルの防水・防塵性能などが変わってくるため、価格も増減します。
また、インタラクティブ型についてはAIやカメラが内蔵されたディスプレイを導入すると高くなる傾向にあります。
なお、お持ちのディスプレイを使ったり、無料のシステムを導入したりする場合は、費用を抑えられるでしょう。

無料で導入できるデジタルサイネージソフトおすすめ4選

ここからは無料で導入できるデジタルサイネージソフトのおすすめ4選を紹介します。
なるべく費用を抑えてデジタルサイネージを導入したい人は、本章で紹介するサービスを参考にしてみてください。
無料で導入できるデジタルサイネージソフトおすすめ4選
- SmartSignage
- Nomoad
- 時間割看板2
- Yodeck
それぞれ順番に見ていきましょう。
おすすめのデジタルサイネージソフト②SmartSignage

画像引用元:SmartSignage
| デジタルサイネージソフト名 | SmartSignage |
| 種類 | ローカルネットワーク型 |
| 初期費用 | ■無料版 0円 ■ライセンスキー ・SmartSignage:4,500円 ・SmartSignage +Plus:5,600円 (全て税込) |
| 月額費用 | 買い切り型のため不要 |
| 端末代金 | なし |
| 主な機能 | ・ダークモード ・動作効果設定機能 ・モニタ動作監視機能 ・表示時間指定機能 ・コンテンツ自動更新機能 |
| 導入社数 | 非公表 |
SmartSignageは、無料導入可能でシンプルな操作感が特徴のデジタルサイネージソフトです。
公式サイトからソフトウェアをダウンロードし、セットアップを行えばすぐに利用を始められます。

プレーンな状態でコンテンツ放映を行いたい人は、ライセンスキーの購入も検討してみてください。
なお、ライセンスキーは2種類あり、SmartSignage +Plus(税込5,600円)では全ての文字や表示を削除できますが、SmartSignage(税込4,500円)では複数ウインドウ使用時のメッセージは削除できないため注意しましょう。
本記事に記載しているライセンスキーの価格は公式オンラインショップのものであり、Amazonで購入する際は異なる場合があるので、購入前に確認しておくとよいです。
また、同名の製品で大日本印刷株式会社から提供されているデジタルサイネージソフトもありますが、そちらとは異なる点に注意しましょう。
おすすめのデジタルサイネージソフト②Nomoad

画像引用元:Nomoad
| デジタルサイネージソフト名 | Nomoad |
| 種類 | ローカルネットワーク型 |
| 初期費用 | ■無料版 0円 ■ライセンスキー ・Nomoad 通常版:31,680円 ・Nomoad カスタム版:67,980円 (全て税込) |
| 月額費用 | 買い切り型のため不要 |
| 端末代金 | なし |
| 主な機能 | ・自動開始・自動電源OFF機能 ・スケジュール作成機能 ・コンテンツ作成機能 ・表示状態監視機能 ・リアルタイム情報表示機能 |
| 導入社数 | 非公表 |
Nomoadは、ローカルネットワーク型のデジタルサイネージシステムです。
フリー版を導入すれば、無料で利用可能です。試用期間も設定されていないため、フリー版を使い続けることもできます。

あくまでも小規模なイベントや、個人店で利用するレベルまでのバージョンと考えておくとよいです。

画像引用元:Nomoad
有料のカスタム版では、ネットワークカメラ(IPカメラ)の動画やPDFファイル、CSVファイルなどのデータを自由なレイアウトで表示できます。販促ツールとしてだけでなく、会社や工場、病院などの案内表示や予定共有表などとしても利用可能です。
一定のコストは発生しますが、買い切り型のため長期的に支払う費用を抑えられるでしょう。
まずは完全無料のデジタルサイネージソフトを導入したい人は、Nomoadの導入を検討してみてください。
おすすめのデジタルサイネージソフト③時間割看板2

画像引用元:時間割看板2
| デジタルサイネージソフト名 | 時間割看板2 |
| 種類 | ローカルネットワーク型 |
| 初期費用 | ・パッケージ版(USBメモリー版):18,150円 ・ダウンロード版:オープン価格(参考価格14,080円) (全て税込) |
| 月額費用 | 買い切り型のため不要 |
| 端末代金 | なし |
| 主な機能 | ・スケジューリング機能 ・子画面・画面分割機能 ・スマホアプリによる操作 ・ディスプレイの自動シャットダウン機能 ・同一ネットワーク内のコンテンツ読み取り機能 |
| 導入社数 | 非公表 |
時間割看板2は、お持ちのディスプレイとパソコンで利用できるデジタルサイネージソフトです。
無料版の時間割看板の機能をアップデートした有料版となります。無料で使えるデジタルサイネージソフトをお求めの場合は、時間割看板をダウンロードしてみてください。
時間割看板2では、曜日ごとにタイムスケジュールを組んでコンテンツ放映が可能です。毎朝ディスプレイとして利用するパソコンの電源を入れるだけで、デジタルサイネージの運用を行えます。

画像引用元:時間割看板2
また、コンテンツには含まれていない文字をテロップとして表示できるため、リアルタイムなお知らせなどを伝えられます。
複数のコンテンツを自由なレイアウトで表示させることができ、子画面や二分割といった多彩な表現方法が可能です。
そして、アプリをダウンロードすれば、スマホからスケジュールの入力や写真のアップロードも行えます。

画像引用元:時間割看板2
まずは無料の時間割看板を試してみて、自社に合うと感じられたら有料版の時間割看板2の導入を検討してみてください。
おすすめのデジタルサイネージソフト④Yodeck

画像引用元:Yodeck
| デジタルサイネージソフト名 | Yodeck |
| 種類 | クラウド型 |
| 初期費用 | 無料 |
| 月額費用 | ・Free:0ドル ・Basic:8ドル ・Premium:12ドル ・Enterprise:16ドル |
| 端末代金 | ・Yodeck Player :要問合せ (Basicプラン年払い契約で無料利用可能) ・Yodeck Player Plus:要問合せ (Premium・Enterpriseプラン年払い契約で無料利用可能) |
| 主な機能 | ・数千点のストック画像利用可能 ・コンテンツ制作機能 ・緊急警報表示機能 ・スケジューリング機能 ・リアルタイム天気予報表示 |
| 導入社数 | 非公表 |
Yodeckは、海外発のクラウド型デジタルサイネージソフトです。
Freeプランであれば基本的な機能に限られますが、月額無料で利用することができます。
有料プランへ移行すれば、YouTubeやWebページ、Microsoftアプリの表示、コンテンツのリアルタイム操作などが可能です。

また、有料プランはそれぞれ月額料金の年払いが可能となっており、年間契約をすればメディアプレーヤーのYodeck Playerを無料で利用できるようになります。
その他にもハードウェアの保証サービスなどのオプションも充実しているので、クラウド型のデジタルサイネージソフトを無料導入したい人はYodeckの利用を考えてみてください。
有料のデジタルサイネージソフトおすすめ4選

続いて、有料のデジタルサイネージソフトのおすすめ4選を紹介します。
多少費用をかけてでも、高機能なシステムを利用したい人はこちらを参考にしてみてください。
有料のデジタルサイネージソフトおすすめ4選
- CYBER Signage
- e-Signage S
- AcroSign
- USEN U-Sign
それぞれ順番に見ていきましょう。
おすすめのデジタルサイネージソフト①CYBER Signage

画像引用元:CYBER Signage
| デジタルサイネージソフト名 | CYBER Signage |
| 種類 | クラウド型 |
| 初期費用 | プレイヤーイニシャル設定費(オプション):4,180円(1台あたり) |
| 月額費用 | ・Light:1,300円 ・Basic:2,600円(Windows端末:2,950円) ・Pro:3,200円(Windows端末:3,800円) ・Proハイレゾ:3,500円(Windows端末:4,150円) ・Pro BA Edition:4,100円(Windows端末:4,750円) (全て税込) ※その他オプション機能や上位プラン有 |
| 端末代金 | ■デジタルサイネージプレイヤー ・CYBER Box Broad Connect:32,780円 ・CYBER Box XX:20,680円 ・CYBER Box Pro:40,480円 ・CYBER Stick Aerial:28,600円 ■上記以外のプレイヤーを使用する場合 ハードウェア適合チェック費用:88,000円 (全て税込) |
| 主な機能 | ・既存モニター利用 ・配信型コンテンツ(オプションサービス) ・コンテンツ制作機能 ・放映スケジューリング機能 ・再生回数ログ機能 |
| 導入社数 | 累計30,000台 |
CYBER Signageは、クラウド型のデジタルサイネージソフトです。既存モニターを利用できるため、導入費用を大きく抑えられます。
最も安価なLightプランでは、静止画だけでなく20MBまでの動画コンテンツも放映でき、月額1,300円(税込)で利用可能です。
サイネージに使用できるモニターはWindowsやAndroid、iOSと幅広く対応しているため、お持ちの端末を用いやすいでしょう。
また、オプションサービスになりますが、CYBER Signageが提供するNHKニュースなどの配信コンテンツを利用することもできるため、店内の雰囲気を変えるために何か流しておきたいという人にもおすすめです。
おすすめのデジタルサイネージソフト②e-Signage S

画像引用元:e-Signage S
| デジタルサイネージソフト名 | e-Signage S |
| 種類 | ローカルネットワーク型 スタンドアロン型 クラウド型 |
| 初期費用 | Webサーバー版・Pro版・ネットワーク版・スタンドアロン版:全てオープン価格 |
| 月額費用 | 買い切り型のため不要 |
| 端末代金 | ・アドバンストコントローラー PN-ZP45 ・サイネージコントローラー PN-ZP40 (いずれもオープン価格) |
| 主な機能 | ・定期配信機能 ・フォルダー連携機能 ・コンテンツ作成機能 ・表示状態監視機能 ・PDFファイル再生機能 |
| 導入社数 | 非公表 |
e-Signage Sは、シャープが提供するデジタルサイネージソフトです。
Webサーバー版・Pro版・ネットワーク版・スタンドアロン版と4つのバージョンが提供されており、いずれも初期費用のみの買い切り型で利用可能です。
どれも公式サイトではオープン価格とされていますが、オンラインショップなどに掲載されている参考価格は44,440円~888,360円(税込)となっています。
配信方法がシンプルで、フォルダと連携して放映でき、格納されたコンテンツを入れ替えるだけで更新作業を終えられるため、手続き漏れを防ぎやすいです。

画像引用元:e-Signage S
また、e-Signage Sでは、スタンドアロン版以外は基本的にローカルネットワーク型での提供となっています。ただ、パッケージ版とは別でクラウドサービスも用意されているので、こちらは初期費用を抑えたい人におすすめです。
クラウド版について、具体的な料金は問い合わせが必要です。
クラウドサービスでは、スマホからコンテンツの登録やスケジューリングを行えるため、さらに手軽に運用できるでしょう。
様々な運用形態から自店に合ったスタイルを選べるデジタルサイネージソフトを探している人は、e-Signage Sの導入を検討してみてください。
おすすめのデジタルサイネージソフト③AcroSign

画像引用元:AcroSign
| デジタルサイネージソフト名 | AcroSign |
| 種類 | クラウド型 ローカルネットワーク型 スタンドアロン型 インタラクティブ型 |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 月額費用 | 要問い合わせ |
| 端末代金 | 要問い合わせ |
| 主な機能 | ・配信型コンテンツ(クラウド型) ・サイネージ配信・運用請負サービス(クラウド型) ・コンテンツ作成機能(ローカルネットワーク型・スタンドアロン型) ・タッチ操作機能(スタンドアロン型) ・スケジューリング機能 |
| 導入社数 | 非公表 |
AcroSignは、パナソニックコネクトが提供するデジタルサイネージソフトです。
こちらも前段で紹介したデジタルサイネージの種類を全て網羅する形でサービス提供が行われているため、自店に最適なものを選択可能です。
放映できるのは、静止画や動画、Webサイトだけでなくテレビもコンテンツとして流すことができます。(専用のチューナー搭載コントローラーが必要)

画像引用元:AcroSign
配信するコンテンツを時間・曜日、設置場所ごとに切り替えられるため、多店舗展開している場合でも、それぞれのエリアに合わせた内容を発信できるようになっています。
また、クラウド型ではデジタルサイネージの配信や運用をパナソニック側に請け負ってもらうことができるため、自社の負担を最小限に抑えることが可能です。
そして、スタンドアロン型では利用できるディスプレイにタッチパネルも含まれているため、没入感の高いインタラクティブ型としての運用も行えます。
種類ごとに利用できる機能が異なるため注意が必要ですが、精度の高いコンテンツ配信を行いたい人はAcroSignの導入を検討してみてください。
おすすめのデジタルサイネージソフト④USEN U-Sign

画像引用元:USEN U-Sign
| デジタルサイネージソフト名 | USEN U-Sign |
| 種類 | クラウド型 |
| 初期費用 | ■USENサイネージシリーズ ・アカウント発行費用:2,000円(アカウントごとに発生) ・通常プラン:30,000円 ・MULTI通常プラン:60,000円 ■USENサイネージLITEシリーズ ・LITE通常プラン:30,000円 ・TAB通常プラン:40,000円 ・MULTI LITE通常プラン:60,000円 (全て税抜) (アカウント発行費用以外は台数ごとに発生) |
| 月額費用 | ■USENサイネージシリーズ ・USENサイネージ通常プラン:2,500円 ・USENサイネージ初期費用0円プラン:3,800円 ・USENサイネージMULTI通常プラン:3,800円 ・USENサイネージMULTI初期費用0円プラン:5,700円 ■USENサイネージLITEシリーズ ・USENサイネージLITE通常プラン:2,500円 ・USENサイネージLITE初期費用0円プラン:3,800円 ・USENサイネージTAB通常プラン:1,500円 ・USENサイネージTAB初期費用0円プラン:3,000円 ・USENサイネージPOP利用料:1,300円 ・USENサイネージMULTI LITE通常プラン:3,800円 ・USENサイネージMULTI LITE初期費用0円プラン:5,700円 ※その他オプション費用有 (全て税抜) (月額費用は利用台数に応じて発生) |
| 端末代金 | 初期費用に含まれる |
| 主な機能 | ・コンテンツ作成機能 ・コンテンツ制作サポート ・タグ付けしたコンテンツのプレイリスト自動生成 ・関連サービスと一括導入・保守 |
| 導入社数 | 非公表 |
USEN U-Signは、POSレジシステムやテーブルオーダーシステムなどを提供するUSENによるデジタルサイネージソフトです。
USEN U-Signでは、コンテンツ登録時にタグ付けを行うだけでタグからプレイリストを自動生成できます。

画像引用元:USEN U-Sign
「ランチタイム」や「関東エリア」などのように、時間帯や放映エリアの名称をタグに付ければ、店舗で流すコンテンツのプレイリスト作成が楽になります。
具体的な導入社数は非公表ですが、大手飲食店や小売店などでの導入実績も豊富です。
POSレジ「USENレジ」やBGM、オーダーシステムといった関連サービスと一括導入や保守を受けたい人は、USEN U-Signの利用を考えてみてください。
デジタルサイネージソフトを導入する際の選び方

本章ではデジタルサイネージソフトを導入する際の選び方を、4つの観点で解説します。
どのように選べばよいかわからない人は参考にしてみてください。
デジタルサイネージソフトを導入する際の選び方
- 専門知識がなくても直感的に操作できる管理画面の分かりやすさ
- 時間帯や客層に合わせて配信内容を自動で切り替える機能
- 複数店舗の放映内容を本部から一元管理できる遠隔操作性
- 手持ちのテレビや既存モニターを有効活用できる接続の自由度
それぞれ順番に見ていきましょう。
専門知識がなくても直感的に操作できる管理画面の分かりやすさ
専門知識がなくても直感的に操作し、デザインを作成できるくらい管理画面がわかりやすいことが重要です。
特に毎日コンテンツ制作を行うような場合、操作が複雑だと現場が疲弊し、次第に更新ペースが落ちてしまいます。
画像や動画をドラッグ&ドロップするだけで放映リストを作成できるような、シンプルな操作性のものを選ぶようにしましょう。

画像引用元:時間割看板2
コンテンツ制作の経験がない人でも、マニュアルなしで操作方法が理解できるくらい簡単であることを最優先に選択すると、導入後の問題が起きにくくなります。
時間帯や客層に合わせて配信内容を自動で切り替える機能
時間帯や客層に合わせて、配信内容を自動的に切り替えられる機能を搭載していることも確認しておきましょう。
例えば飲食店の場合、ランチタイムには昼食限定セットメニュー情報を配信したり、夕方には会社員向けにハッピーアワーなどのキャンペーンをお知らせしたりするなど、内容の切り替えが必要です。
切り替えを手動で行うと、操作ミスや漏れが発生する可能性があります。
そのため、あらかじめスケジュール設定によって時間ごとの配信内容を切り替えられるようにしておくのが便利です。

画像引用元:USEN U-Sign
可能であれば、時間帯だけでなく曜日ごとの配信内容も自動切り替えできるものを選ぶと、さらに利便性を高められます。
複数店舗の放映内容を本部から一元管理できる遠隔操作性
複数店舗を運営している場合に、本部から放映内容を一元管理できる操作性の高さも重要です。
個人店の場合はこの機能は不要ですが、店舗ごとに放映内容がまちまちだとブランディングの一貫性が損なわれてしまいます。

インターネット経由で全店舗のコンテンツを一括切り替えできると、操作漏れなどの問題を防ぎやすくなります。
全店一括切り替えだけでなく、地域単位などのグループごとに内容を更新できればさらに運用コストを抑えられるでしょう。
手持ちのテレビや既存モニターを有効活用できる接続の自由度
既に保有しているテレビやモニターなどを、配信用ディスプレイとして利用できる接続の自由度も検討材料になります。
市販のテレビや安価な外付け端末(STB)でも、デジタルサイネージのディスプレイとして利用できるシステムを選べば、導入や拡張の際のコストを大幅に下げられます。
デジタルサイネージ専用ディスプレイを購入すると、どうしても一体の費用が発生するため、既存モニターや格安デバイスを利用できるのは大きなメリットになるでしょう。
ただし、専用ディスプレイ以外の端末を使用する際は、出力の安定性や動作環境、タッチ操作などの有効性をあらかじめ確認しておく必要があります。
無料のデジタルサイネージソフトを導入するメリット・デメリット

ここからは無料のデジタルサイネージソフトを導入するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
両者を踏まえた上で、導入を検討してみてください。
無料のデジタルサイネージソフトを導入するメリット
無料のデジタルサイネージソフトを導入するメリットは次の通りです。
無料のデジタルサイネージソフトを導入するメリット
- 手持ちのモニターなどを利用しやすい
- ポスターなどの印刷コストを抑えられる
- 放映内容の切り替えを自動で行える
- 紙面より訴求力の高いコンテンツ配信ができる
無料のデジタルサイネージソフトの中には、手持ちのテレビやモニターを利用できるものもあります。デジタルサイネージソフトだけでなく、端末費用も抑えたい人にはおすすめです。
また、デジタルサイネージソフトを無料で利用できれば、ポスターや看板などを印刷するのにかかっていたコストを削減可能です。
放映内容の切り替えもデジタルサイネージソフトのスケジュール機能などで自動で変えられるため、作業の手間も省略できます。

画像引用元:時間割看板2
特に駅や商業施設などでは、ポスターや看板の取り替え作業を行える時間帯が限られていたり、申請手続きが必要だったりするため、自動切り替えできるメリットは大きいでしょう。
そして、ポスターや看板では静的なコンテンツしか掲載できませんでしたが、デジタルサイネージでは、動的なコンテンツによって強い訴求を行えます。
動画や音声に加えて、タッチパネルやユーザーをAIが画像認識するなど双方向のやり取りも可能なため、より没入感の高いコンテンツ制作が可能です。
このように、無料のデジタルサイネージソフトの導入には多くのメリットがあります。
無料のデジタルサイネージソフトを導入するデメリット
反対に、無料のデジタルサイネージソフトを導入するデメリットは次の通りです。
無料のデジタルサイネージソフトを導入するデメリット
- 一部機能制限がある
- コンテンツ制作の手間がかかる
- ディスプレイの故障や通信トラブル時に配信が止まってしまう
無料のデジタルサイネージソフトには、一部機能制限が設けられている場合があります。有料版でしか利用できない機能もあるため、無料版を使ってみて機能拡充をしたいと思った場合は移行も考えてみてください。
また、デジタルサイネージを導入すると紙面のような画像コンテンツだけでなく、動画や音声なども放映できるようになります。その分、コンテンツ制作にかかる手間も増えるため、導入前に作業工数を確保できるか確認しておきましょう。
そして、デジタルサイネージに使用しているディスプレイや通信回線に不具合が生じると、配信を行えなくなってしまいます。
素早い対応が可能な、サポート体制が充実しているソフトを選ぶなどして、万が一の事態にも備えておきましょう。
このようなデメリットも踏まえた上で、無料のデジタルサイネージソフトの導入を検討してみてください。
無料のデジタルサイネージソフトに関するよくある質問

最後に、無料のデジタルサイネージソフトに関するよくある質問とその回答を3つ紹介します。
同様の疑問をお持ちの人は参考にしてみてください。
デジタルサイネージは無料で自作できる?表示方法は?
デジタルサイネージを無料で自作することは可能です。
CanvaやMicrosoft PowerPoint、illustratorなどのソフトを使用して表示するスライドなどを作成すればコンテンツを用意できます。
表示方法は、USBメモリなどの外部記憶媒体を直接ディスプレイに接続するのが手早いです。
放映内容のスケジューリングなど、もう一歩レベルを上げた運用を行いたい場合は、ScreenHubなどの無料ソフトを使って表示させるとよいでしょう。
ただし、わざわざ自作する必要はないため、既製のデジタルサイネージソフトの利用をおすすめします。
Windows対応の無料のデジタルサイネージソフトは?
Windows対応の無料のデジタルサイネージソフトは、Nomoadです。
Nomoadは完全無料のフリー版が用意されており、Windows 10または11での利用を推奨しています。

画像引用元:Nomoad
こちらのページからダウンロードすれば利用を始められるので、無料で利用できるデジタルサイネージをお探しのWindowsユーザーは導入を検討してみてください。
なお、フリー版では一部機能の制限がかかっているため、より高機能なソフトをお求めの場合、有料の通常版やカスタム版の購入を検討しましょう。
ネットワーク型のおすすめのデジタルサイネージソフトは?
ローカルネットワーク型のおすすめデジタルサイネージソフトは、時間割看板2やNomoad、SmartSignageなどです。
これらのデジタルサイネージソフトは、比較的低コストで利用できる上に買い切り型となっているため、ランニングコストが発生しません。
また、一部機能制限がありますが、無料版も提供されているため、お試しで導入したい人はこちらの利用も考えてみてください。
まとめ:【無料あり】デジタルサイネージソフトおすすめ8選!価格や便利アプリも解説

今回はデジタルサイネージソフトのおすすめ8選を、無料・有料の区分ごとに紹介し、メリット・デメリットなどを解説しました。
デジタルサイネージはマーケティングに役立てられるツールとして、多くの企業や店舗で導入されています。
既にお持ちのモニターなどをディスプレイとして利用できる、無料のデジタルサイネージも登場しており、コストを抑えたい人にも適しています。
今回紹介したデジタルサイネージソフトの中で気になるものがあった人は、公式サイトから問い合わせや資料請求を行ってみてください。

