POSレジを選ぶ際は、料金や機能だけでなく、現場のスタッフが迷わず操作できるか、また開業や入れ替え時のサポート体制が整っているかを確認することが重要です。
「ユビレジ」は、2010年のiPadが誕生した3ヶ月後にリリースされた、クラウド POSレジのパイオニアです。会計機能を軸に、注文管理から売上分析まで飲食店の店舗運営を幅広くサポートします。

今回はStorePro編集部がユビレジ担当者に、小規模店舗での使いやすい特徴、飲食店での活用方法、導入前の準備、既存レジからの移行について聞きました。「ユビレジ ハンディ」と「ユビレジ QRオーダー&決済」それぞれの活用場面や、他社POSレジと比較する際のチェックポイントについても詳しくお聞きしました。

目次
個人店や小規模な店舗も導入しやすい、シンプルな操作とサポート体制
――ユビレジの主な特徴を教えてください。
ユビレジ担当者 大きく2つあります。一つ目は、直感的に操作でき、会計を終えるまでのタップ数が少ないことです。画面の切り替えや動作の滑らかさにもこだわっています。これは、“カンタンがいちばん” というユビレジのブランドコンセプトをもとに、使用する人を第一優先に考えた設計が由来となっています。
また、操作は1時間ほどで覚えられるため、スタッフへの説明にかかる教育コストを抑えることができます。注文や会計を滞りなく進め、お客さまをお待たせする時間を減らせる点も、小規模店舗に知っていただきたい特徴です。

――もう一つの特徴は何でしょうか。
ユビレジ担当者 二つ目は導入支援です。他社様では対応部署が細かく分かれることもありますが、ユビレジでは専任担当が提案から導入まで一貫して対応します。
私たちは、レジを入れて終わりとは考えていません。「導入後にどのような店舗をつくっていきたいのか」を伺い、最初の課題整理から伴走していくことを大切にしています。
新規開業とレジの乗り換え、それぞれに多い相談とは
――導入前には、どのような相談が寄せられますか。
ユビレジ担当者 開業前の店舗、レジの乗り換えをしたい店舗、どちらにも共通しているのは、「店舗運営をより良くしたい」という思いを込めたご相談をいただきます。お店をもっとスムーズに運営したい、お客さまの体験を良くしたいといったご希望を伺いながら、必要な決済サービスやオプションとの連携、ご予算に合うプランをご提案しています。
――新規開業と既存レジからの乗り換えでは、それぞれどのようなご相談が多いですか?
ユビレジ担当者 新規開業では、「自分の店にどのようなレジが合うのか、そもそもの仕組みから教えてほしい」というご相談が多いですね。ユビレジはシンプルな会計機能から連携機能やサポートオプションを用意しているので、店舗の規模や解決したい課題に合わせてプランをご案内できます。
すでに営業している店舗では、日々の運営を通じて課題が見えているケースが多いです。お客さまの体験を良くしたい、多店舗化に合わせてデータを一元管理したい、会計サービスと連携したいといった、具体的なご相談が中心になります。
特に多店舗展開を目指しているオーナー様からは、「店舗ごとの売上データをリアルタイムで集約・比較したい」という声が多く寄せられます。ユビレジは、複数店舗の売上管理や店舗間の比較分析をひとつの管理画面で可視化できます。本部やオーナーが各店舗へ足を運ばなくても現場の状況を即座に把握できる点が大きなメリットです。
飲食店の注文から会計、閉店後の売上確認まで
――飲食店では、ユビレジがどのようなシーンで活用されていますか?
ユビレジ担当者 注文から会計まで、幅広く使われています。ユビレジは先会計と後会計のどちらにも対応しており、レシートに呼び出し番号を印字する機能もあります。
閉店後の売上は、日付が変わるタイミングで自動的に算出されます。その後、複数店舗の売上や保留伝票、現金在高、未送信データを確認し、翌日のお釣りや日報を用意するなど、店舗ごとに必要な作業へ進められます。
接客スタイルで選ぶユビレジ ハンディとQRオーダー&決済
――「ユビレジ ハンディ」と「ユビレジ QRオーダー&決済」は、それぞれどんな接客スタイルやお店のタイプに向いていますか?
ユビレジ担当者 ユビレジ ハンディは、オーダーミスなくスムーズに注文を受けつつ、お客様とコミュニケーションをとってお店のおすすめ(売り)をしっかり伝えたい店舗に向いています。

ユビレジ QRオーダー&決済は、お客様自身のスマートフォンから注文・決済ができる店内モバイルオーダー・決済システムです。お客さまにとって快適なオーダー体験を提供したい店舗に加え、客単価を上げる取り組みや、多言語対応によるインバウンド需要の取り込みを考えている店舗にも適しています。
ユビレジ QRオーダー&決済は、Google 翻訳により200以上の言語に対応した自動翻訳オプション「多言語自動翻訳」を備えています。
お店側の設定は一切発生せず、普段通りにメニューを日本語で登録するだけで、システムがお客様のスマートフォンの言語設定を自動判別し、最適な言語で表示をします。

また、食事が終わった後は、「ページ転送機能」を使って、LINEの友だち登録、アンケート、クーポン、公式サイトなど、店舗が案内したいページを表示できます。注文を受けて終わるだけでなく、再来店に向けた施策にも使っていただけます。
オーダーの際にお客様が読み取るQRコード※の発行方法は、会計後に自動で切り替わる「固定QR」と、お客様のご来店のたびに発行する「都度発行」方式から選べます。大きなテーブルがある店や席の配置を自由に変える店では都度発行を使うなど、店舗のオペレーションに合わせて設定できます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
導入前に整理しておきたい店舗の運用と通信環境
――ユビレジの導入にあたって、店舗ではどのような準備をしておくとよいでしょうか?
ユビレジ担当者 まず、何人で、どのようなオペレーションの店をつくるのか、理想や構想をあらかじめ決めておくことが重要です。運用のイメージが見えてくると、おのずと必要なレジの構成や周辺機器も決めやすくなります。
ユビレジでは、必要な機能だけを伺ってプランをご提案するのではなく、オーナー様がどのような店をつくり、どのようにお客様に喜んでいただきたいかを一緒に考えています。構想がまだ固まっていない段階でも、ぜひお気軽に専任担当へお話しください。
なお、実際に機器を使うための準備としては、クラウドPOSレジを動かすネット環境が必要です。利用するオプションによっては光回線をご用意いただいた方がスムーズになる可能性もありますので、通信環境も含めて丁寧にご案内いたします。
既存レジからの移行とスタッフの操作習得をサポート
――既存レジから切り替えるとき、つまずきやすいのはどのような点ですか。
ユビレジ担当者 営業中の店舗では、現在使っているレジがあり、切り替えのためだけにお店を休めないといった事情があります。日々の業務を止めずにいかにスムーズにレジを切り替えられるかが、多くの店舗で一番の悩みどころです。
ユビレジでは、当日の切り替えに不安がある場合は、ご希望に応じて事前の現地調査も行っています。その点もぜひ頼っていただければと思います。
――新規開業の場合はどうでしょうか。
ユビレジ担当者 新規開業では、メニュー登録や機器の設置など、営業を始めるまでの準備に不安を感じる方が多いです。ユビレジでは設定レクチャーや電話講習をしっかりご用意しています。設定を店舗に丸投げすることなく、伴走しながら確実に稼働まで導きますので、安心してご準備いただけます。
――ITに不慣れなスタッフや新人には、どのように操作を覚えてもらえばよいですか。
ユビレジ担当者 専任担当によるデモや機能説明の機会を設けておりますので、わからない点があれば何度でもご相談ください!
ITに不慣れなスタッフがいる現場でも無理なく定着できるよう、サポートオプションも豊富に揃えておりますので、店舗ごとの状況に合わせてご活用いただければと思います。
価格だけで決めない、サポートまで含めたPOSレジ選び
――導入前後のサポートで、行き違いを防ぐには何を伝えればよいでしょうか。
ユビレジ担当者 「店舗でどこまでのサポートを求めているか」「何を実現したいのか」「今は何がわからない段階なのか」をぜひご相談ください。
課題や実現したいことが整理しきれていなくても構いません。現状を率直にご共有していただければ、必要な機器やサポート等をご提案させていただきます。
――他社のPOSレジと比較するとき、価格以外では何を確認すべきですか。
ユビレジ担当者 機能や価格だけでなく、導入後に現場のスタッフが滞りなく使えるかを確認していただきたいです。
実際、初期費用や機能を最低限に抑えて導入をしたものの、使い始めてからサポート不足や外部サービスとの連携機能が足りないと気づく場合があります。また、決済手数料が思ったより高かったり、法改正に伴う税率変更の追加開発が必要だったりすることもあります。
ユビレジでは、レジは店舗の「インフラ」であり、経営の「土台」だと考えています。レジは導入して終わりではなく、叶えたいオペレーションや起こり得るトラブルを想定し、少し長い目で導入計画を立てる必要があります。
導入の際は、ぜひ、実際に使うスタッフにも画面や動作を試してもらうことをおすすめしています。
ユビレジが向いている店舗と導入前の確認点
――ユビレジは、どのような店舗に向いていますか。
ユビレジ担当者 レジの導入準備から稼働、その後の運用まで相談しながら進めたい店舗です。目指している店舗体験をきちんとお客さまへ届けたい方にも合います。
機能が増えるほどシステムは複雑になりがちですが、ユビレジは15年以上にわたりクラウドPOSレジを開発してきた経験を生かし、使いやすさを磨いてきました。困りごとを相談できるサポート体制も含め、有償アカウントの継続率は99.4%、導入アカウントは42,000となっています。ぜひお気軽にご相談いただければと思います。
※有償アカウント継続率は2026年5月時点の数値で、月次単位で算出。導入アカウント数も2026年5月時点。
――導入前に、特に確認してほしいことはありますか。
ユビレジ担当者 希望するオペレーションで、そもそもレジを活用するかを確認していただければと思います。
ユビレジは、会計業務を中心に据えたクラウドPOSシステムです。そのため、予約管理や勤怠管理、キャッシュレス決済などの機能だけを単体で導入することはできません。
1社のシステムだけで全業務を完結させたい店舗には向かない場合もありますが、ユビレジの強みは「POSレジを軸に、各種外部サービスと柔軟に連携できること」です。自店舗の運用に合わせて最適なツールを自由に組み合わせたい店舗におすすめです。
POSレジを選ぶときは現場スタッフの声も大切に
――最後に、これからPOSレジの導入や見直しを検討している店舗オーナーへメッセージをお願いします。
ユビレジ担当者 レジをどのように活用し、その先にどのようなお店をつくりたいのか、理想をぜひイメージしてみてください!
その際は、店長やスタッフなど、実際にレジを操作する方の意見を事前に聞いてみることも大切です。
ユビレジでは、理想の店舗オペレーションを一緒に創り上げることはもちろん、POSレジの導入ガイドや店舗運営のノウハウ資料もWebサイトで提供しています。まだ情報を集めている段階でも、店舗運営を良くする方法からお力添えできますので、ぜひご活用ください。
まとめ:ユビレジ担当者に聞いた使いやすさと導入支援
今回のインタビューでは、「カンタンがいちばん」を掲げるユビレジの操作性と、専任担当が提案から導入まで一貫して対応する体制について伺いました。
飲食店では、スタッフが注文を受ける「ユビレジ ハンディ」と、お客様自身のスマートフォンで注文・決済を行う「ユビレジ QRオーダー&決済」を用意しており、お店の運用に合わせて組み合わせが可能です。
ユビレジは、複数店舗の売上データをリアルタイムで集約・分析できるだけでなく、予約管理や勤怠管理、キャッシュレス決済といった外部サービスとも柔軟に連携できます。店舗の用途に合わせて必要な機能を組み合わせることで、業務効率化を推進します。
お店ごとの課題やスタッフの使いやすさに合わせて、最適な機能やプランは変わります。まずは現場の声を聞きながら、自店にぴったりの活用法をユビレジの担当者と一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

